JPH0726856A - 昇降扉 - Google Patents
昇降扉Info
- Publication number
- JPH0726856A JPH0726856A JP17566393A JP17566393A JPH0726856A JP H0726856 A JPH0726856 A JP H0726856A JP 17566393 A JP17566393 A JP 17566393A JP 17566393 A JP17566393 A JP 17566393A JP H0726856 A JPH0726856 A JP H0726856A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door body
- endless
- door
- coil spring
- folding door
- Prior art date
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- Pending
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- Gates (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 折り畳み扉体を折り畳むときの力を軽減す
る。 【構成】 複数枚の扉パネル1を上下に平行に並べると
共に上下に隣り合う扉パネル1の上端と下端とをヒンジ
2にて回転自在に連結した折り畳み扉体Aを左右の支柱
4間に配設する。折り畳み扉体Aの最上部に位置する扉
パネル1の上端を支柱4の上部に水平な軸にて回転自在
に連結する。昇降手段として上下に長いエンドレス状の
無端索条28を支柱4に沿って配置する。無端索条28
を最下部の扉パネル1の下端に連結すると共に無端索条
28を回動駆動することにより折り畳み扉体Aを上下し
て開閉し得るようにする。左右の支柱4の上端間に架設
した横框5内にねじりコイルバネ30を内装すると共に
折り畳み扉体Aを折り畳むように無端索条28を駆動す
るときの折り畳み扉体Aの重量を軽減するように無端索
条28をねじりコイルバネ30にて付勢する。
る。 【構成】 複数枚の扉パネル1を上下に平行に並べると
共に上下に隣り合う扉パネル1の上端と下端とをヒンジ
2にて回転自在に連結した折り畳み扉体Aを左右の支柱
4間に配設する。折り畳み扉体Aの最上部に位置する扉
パネル1の上端を支柱4の上部に水平な軸にて回転自在
に連結する。昇降手段として上下に長いエンドレス状の
無端索条28を支柱4に沿って配置する。無端索条28
を最下部の扉パネル1の下端に連結すると共に無端索条
28を回動駆動することにより折り畳み扉体Aを上下し
て開閉し得るようにする。左右の支柱4の上端間に架設
した横框5内にねじりコイルバネ30を内装すると共に
折り畳み扉体Aを折り畳むように無端索条28を駆動す
るときの折り畳み扉体Aの重量を軽減するように無端索
条28をねじりコイルバネ30にて付勢する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガレージの入口、門扉
等に用いる昇降扉に関するものである。
等に用いる昇降扉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ガレージの入口の扉は所謂シャッ
ターと称されるものが一般的に用いられている。これは
開口の上方に巻き取りドラムを配置してあり、開口を開
閉する屈曲自在なシャッター本体を巻き取りドラムに巻
き取り巻き戻し自在に装着してある。そしてこのシャッ
ター本体を巻き取るときのシャッター本体の重量を軽減
するためにつるべ式の重りを装着している。
ターと称されるものが一般的に用いられている。これは
開口の上方に巻き取りドラムを配置してあり、開口を開
閉する屈曲自在なシャッター本体を巻き取りドラムに巻
き取り巻き戻し自在に装着してある。そしてこのシャッ
ター本体を巻き取るときのシャッター本体の重量を軽減
するためにつるべ式の重りを装着している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、つるべ式の
重りを装着するものの場合、重りの昇降経路等を確保し
なければ設置の制約を受けるという問題があった。本発
明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、本発明
の目的とするところは折り畳み扉体を折り畳むときの力
が軽減され、しかもこの構造をコンパクトにして設置に
制約を受けない昇降扉を提供するにある。
重りを装着するものの場合、重りの昇降経路等を確保し
なければ設置の制約を受けるという問題があった。本発
明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、本発明
の目的とするところは折り畳み扉体を折り畳むときの力
が軽減され、しかもこの構造をコンパクトにして設置に
制約を受けない昇降扉を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明昇降扉は、複数枚の扉パネル1を上下に平行に並
べると共に上下に隣り合う扉パネル1の上端と下端とを
ヒンジ2にて回転自在に連結して上下に折り畳み自在な
折り畳み扉体Aを形成し、左右に立設した支柱4間に上
記折り畳み扉体Aを配設し、折り畳み扉体Aの最上部に
位置する扉パネル1の上端を支柱4の上部に水平な軸に
て回転自在に連結し、昇降手段として上下に長いエンド
レス状の無端索条28を支柱4に沿って配置し、無端索
条28を最下部の扉パネル1の下端に連結し、無端索条
28を回動駆動することにより折り畳み扉体Aを上下し
て開閉し得るようにし、左右の支柱4の上端間に架設し
た横框5内にねじりコイルバネ30を内装すると共に折
り畳み扉体Aを折り畳むように無端索条28を駆動する
ときの折り畳み扉体Aの重量を軽減するように無端索条
28をねじりコイルバネ30にて付勢して成ることを特
徴とする。
本発明昇降扉は、複数枚の扉パネル1を上下に平行に並
べると共に上下に隣り合う扉パネル1の上端と下端とを
ヒンジ2にて回転自在に連結して上下に折り畳み自在な
折り畳み扉体Aを形成し、左右に立設した支柱4間に上
記折り畳み扉体Aを配設し、折り畳み扉体Aの最上部に
位置する扉パネル1の上端を支柱4の上部に水平な軸に
て回転自在に連結し、昇降手段として上下に長いエンド
レス状の無端索条28を支柱4に沿って配置し、無端索
条28を最下部の扉パネル1の下端に連結し、無端索条
28を回動駆動することにより折り畳み扉体Aを上下し
て開閉し得るようにし、左右の支柱4の上端間に架設し
た横框5内にねじりコイルバネ30を内装すると共に折
り畳み扉体Aを折り畳むように無端索条28を駆動する
ときの折り畳み扉体Aの重量を軽減するように無端索条
28をねじりコイルバネ30にて付勢して成ることを特
徴とする。
【0005】また横框5内にモータ23で回転駆動され
る回転軸21を架設し、横框5内で回転軸21にねじり
コイルバネ30を装着して回転軸21を回転付勢し、回
転軸21と上記無端索条28とを連動させて成ることを
特徴とすることも好ましい。
る回転軸21を架設し、横框5内で回転軸21にねじり
コイルバネ30を装着して回転軸21を回転付勢し、回
転軸21と上記無端索条28とを連動させて成ることを
特徴とすることも好ましい。
【0006】
【作用】上記構成によれば、昇降手段としての無端索条
28の回動で最下部の扉パネル1の下端を昇降させるこ
とにより、折り畳み扉体Aを折り畳んだり、展開したり
して左右の支柱4間の開口を開閉できる。折り畳み扉体
Aを折り畳むときねじりコイルバネ30にて無端索条2
8が付勢されているために折り畳み扉体Aの重量を軽減
して小さい動力で折り畳むことができる。このとき無端
索条28をねじりコイルバネ30で付勢するためにバネ
力がスムーズに働いて安定した動作をする。
28の回動で最下部の扉パネル1の下端を昇降させるこ
とにより、折り畳み扉体Aを折り畳んだり、展開したり
して左右の支柱4間の開口を開閉できる。折り畳み扉体
Aを折り畳むときねじりコイルバネ30にて無端索条2
8が付勢されているために折り畳み扉体Aの重量を軽減
して小さい動力で折り畳むことができる。このとき無端
索条28をねじりコイルバネ30で付勢するためにバネ
力がスムーズに働いて安定した動作をする。
【0007】
【実施例】図1に示すように左右に間隔を隔てて支柱4
を立設してあり、左右の支柱4の上端間に横框5を架設
してある。一対の支柱4と横框5とで囲まれる開口は上
下方向に折り畳み自在な折り畳み扉体Aで開閉自在にな
っている。この折り畳み扉体Aは横方向に長い複数枚の
扉パネル1をヒンジ2にて連結して上下方向に折り畳み
自在にしてある。本実施例の場合、扉パネル1は4枚の
扉パネル1a,1b,1c,1dにて形成されている。
4枚の扉パネル1a,1b,1c,1d間の各ヒンジ2
は順に逆折れする構造になっている。つまり、上のヒン
ジ2aと下のヒンジ2cは同じ方向に折れるようになっ
ており、中間のヒンジ2bは上記ヒンジ2a,2cと逆
方向に折れるようになっている。
を立設してあり、左右の支柱4の上端間に横框5を架設
してある。一対の支柱4と横框5とで囲まれる開口は上
下方向に折り畳み自在な折り畳み扉体Aで開閉自在にな
っている。この折り畳み扉体Aは横方向に長い複数枚の
扉パネル1をヒンジ2にて連結して上下方向に折り畳み
自在にしてある。本実施例の場合、扉パネル1は4枚の
扉パネル1a,1b,1c,1dにて形成されている。
4枚の扉パネル1a,1b,1c,1d間の各ヒンジ2
は順に逆折れする構造になっている。つまり、上のヒン
ジ2aと下のヒンジ2cは同じ方向に折れるようになっ
ており、中間のヒンジ2bは上記ヒンジ2a,2cと逆
方向に折れるようになっている。
【0008】左右の支柱4間に配設された折り畳み扉体
Aの最上部の扉パネル1aの上端の左右には軸取り付け
金具7を装着してあり、軸取り付け金具7には枢支軸8
を装着してある。左右の支柱4の内面側には取り付け板
9とレール部材10を装着してあり、取り付け板9の上
部には補助板11を取り付けてあり、取り付け板9から
レール部材10の下端まで至るようにガイドレール12
を設けてある。最上部の扉パネル1aの上端の枢支軸8
は上記取り付け板9及び補助板11に貫通させて回転自
在に取り付けてあり、必要に応じて軸受ベアリングにて
支持してある。枢支軸8で枢支する位置はガイドレール
12のセンターに対して側方にずれた位置に位置するよ
うにしてある。
Aの最上部の扉パネル1aの上端の左右には軸取り付け
金具7を装着してあり、軸取り付け金具7には枢支軸8
を装着してある。左右の支柱4の内面側には取り付け板
9とレール部材10を装着してあり、取り付け板9の上
部には補助板11を取り付けてあり、取り付け板9から
レール部材10の下端まで至るようにガイドレール12
を設けてある。最上部の扉パネル1aの上端の枢支軸8
は上記取り付け板9及び補助板11に貫通させて回転自
在に取り付けてあり、必要に応じて軸受ベアリングにて
支持してある。枢支軸8で枢支する位置はガイドレール
12のセンターに対して側方にずれた位置に位置するよ
うにしてある。
【0009】各ヒンジ2a,2b,2cの左右及び最下
部の扉パネル1dの左右の下端にはローラ取り付け金具
13を配置してあり、各ローラ取り付け金具13を扉パ
ネル1a,1b,1c,1dに夫々装着してある。ロー
ラ取り付け金具13には夫々ローラ軸14を装着してあ
り、ローラ軸14の先端にガイドローラ15を回転自在
に装着してある。このガイドローラ15は上から順にガ
イドローラ15a,15b,15c,15dとなってお
り、ガイドレール12に走行自在に挿入してある。
部の扉パネル1dの左右の下端にはローラ取り付け金具
13を配置してあり、各ローラ取り付け金具13を扉パ
ネル1a,1b,1c,1dに夫々装着してある。ロー
ラ取り付け金具13には夫々ローラ軸14を装着してあ
り、ローラ軸14の先端にガイドローラ15を回転自在
に装着してある。このガイドローラ15は上から順にガ
イドローラ15a,15b,15c,15dとなってお
り、ガイドレール12に走行自在に挿入してある。
【0010】ガイドレール12の上端は上記枢支軸8が
偏った方向にフック状に彎曲しており、このフック状に
彎曲した部分の上端にローラ収まり部12aを設けてあ
る。取り付け板9にはローラ収まり部12aの下方の位
置でローラ軸16を装着してあり、このローラ軸16の
先端に蹴り出しローラ17を回転自在に装着してある。
蹴り出しローラ17は扉パネル1の側端に当たり得る位
置に設けてある。ヒンジ2bの近傍に設けたローラ取り
付け金具13には側方に突出するようにロックピン18
を装着してあり、補助板11にはロックピン18が嵌合
するロック溝29を設けてある。またガイドレール12
には枢支軸8が偏った方向と逆の方向に開口せる折れ出
し口19を設けてあり、折れ出し口19の下に折れ出し
ガイド20を設けてある。
偏った方向にフック状に彎曲しており、このフック状に
彎曲した部分の上端にローラ収まり部12aを設けてあ
る。取り付け板9にはローラ収まり部12aの下方の位
置でローラ軸16を装着してあり、このローラ軸16の
先端に蹴り出しローラ17を回転自在に装着してある。
蹴り出しローラ17は扉パネル1の側端に当たり得る位
置に設けてある。ヒンジ2bの近傍に設けたローラ取り
付け金具13には側方に突出するようにロックピン18
を装着してあり、補助板11にはロックピン18が嵌合
するロック溝29を設けてある。またガイドレール12
には枢支軸8が偏った方向と逆の方向に開口せる折れ出
し口19を設けてあり、折れ出し口19の下に折れ出し
ガイド20を設けてある。
【0011】横框6内には水平に回転軸21を架設して
あり、回転軸21の一端は軸受22にて支持してある。
回転軸21の他端側にはモータ23を配置してあり、減
速機24を介してモータ23を回転軸21の他端側に連
結してあり、モータ23を駆動することにより回転軸2
1を回転駆動できるようになっている。回転軸21には
折り畳み扉体Aを折り畳むとき折り畳み扉体Aの重量を
軽減するためのねじりコイルバネ30を装着してある。
回転軸21の両端の近傍には夫々スプロケット25を装
着してあり、支柱4の下部の内側面にはプーリー取り付
け金具26を装着してあり、プーリー取り付け金具26
にプーリー27を回転自在に装着してある。エンドレス
の無端索条28は本実施例の場合、上部の略半周はチェ
ーン、残りの下部の半周はワイヤーとなっており、無端
索条28の上部をスプロケット25に掛けると共に無端
索条28の下部をプーリー27に掛けてあり、無端索条
28をガイドレール12の近傍に挿通してある。最下部
のガイドローラ15dを取り付けたローラ軸14の先端
には索条連結部31を設けてあり、無端索条28を索条
連結部31に連結してあり、無端索条28を駆動するこ
とにより最下部の扉パネル1dの下端を上下に昇降でき
るようになっている。
あり、回転軸21の一端は軸受22にて支持してある。
回転軸21の他端側にはモータ23を配置してあり、減
速機24を介してモータ23を回転軸21の他端側に連
結してあり、モータ23を駆動することにより回転軸2
1を回転駆動できるようになっている。回転軸21には
折り畳み扉体Aを折り畳むとき折り畳み扉体Aの重量を
軽減するためのねじりコイルバネ30を装着してある。
回転軸21の両端の近傍には夫々スプロケット25を装
着してあり、支柱4の下部の内側面にはプーリー取り付
け金具26を装着してあり、プーリー取り付け金具26
にプーリー27を回転自在に装着してある。エンドレス
の無端索条28は本実施例の場合、上部の略半周はチェ
ーン、残りの下部の半周はワイヤーとなっており、無端
索条28の上部をスプロケット25に掛けると共に無端
索条28の下部をプーリー27に掛けてあり、無端索条
28をガイドレール12の近傍に挿通してある。最下部
のガイドローラ15dを取り付けたローラ軸14の先端
には索条連結部31を設けてあり、無端索条28を索条
連結部31に連結してあり、無端索条28を駆動するこ
とにより最下部の扉パネル1dの下端を上下に昇降でき
るようになっている。
【0012】次に上記のように構成せる本発明昇降扉の
動作を説明する。図1、図4は折り畳み扉体Aを展開し
て開口を閉塞した状態である。この状態からモータ23
を駆動して無端索条28を介して扉パネル1dの下端を
上昇させると、折り畳み扉体Aが折り畳まれて開口が開
放される。開放状態からモータ23を上記と逆に駆動し
て無端索条28を介して扉パネル1dを下降させると、
折り畳み扉体Aが展開されて開口が閉塞される。
動作を説明する。図1、図4は折り畳み扉体Aを展開し
て開口を閉塞した状態である。この状態からモータ23
を駆動して無端索条28を介して扉パネル1dの下端を
上昇させると、折り畳み扉体Aが折り畳まれて開口が開
放される。開放状態からモータ23を上記と逆に駆動し
て無端索条28を介して扉パネル1dを下降させると、
折り畳み扉体Aが展開されて開口が閉塞される。
【0013】図4の状態から扉パネル1aの下端を上昇
させると、ヒンジ2aが折れ曲がってガイドローラ15
aが折れ出し口19から突出する。このとき枢支軸8が
ガイドレール12の中心に対して一方に偏っているた
め、ガイドローラ15aが折れ出し口19から外に飛び
出すように折れ曲がる。ガイドローラ15aが外に出る
と、扉パネル1a,1bがく字状に折れ曲がり、扉パネ
ル1a,1bが水平に近づくまでに扉パネル1a,1
b,1c,1dが上昇する。このときヒンジ2bはヒン
ジ2aとは逆折れする構造のためガイドローラ15bが
折れ出し口19から出ることがない。ガイドローラ15
bがガイドレール12の上端まで移動すると、図7に示
すようにガイドローラ15bが彎曲して偏ったローラ収
まり部12aに嵌合して止まり、この状態で扉パネル1
dがさらに上昇することにより、ヒンジ2cが折れて図
5に示すようにガイドローラ15cが折れ出し口19か
ら外に突出する。このときガイドローラ15bがローラ
収まり部12aに収まるため、ガイドローラ15cが外
に飛び出すように折れ曲がる。このとき折れ出し口19
の下方に折れ出しガイド20があるのでガイドローラ1
5cがガイドされてスムーズに外に出る。ガイドローラ
15cが外に出ると、扉パネル1c,1dがく字状に折
れ曲がり、扉パネル1c,1dが水平に近づいて停止さ
れる。扉パネル1cが水平に近づいたとき、ロックピン
18がロック溝29に嵌合する。ロックピン18がロッ
ク溝29に嵌合することにより、自重でガイドローラ1
5cがローラ収まり部12aから抜けないようにロック
され、図8に示すように扉パネル1a,1b,1c,1
dが水平に近い状態に維持される。扉パネル1dを最上
部まで移動させて開いたとき、モータ23が停止され、
開放状態が維持される。モータ23の開閉停止は図9に
示すようにチェーン28aのような無端索条28にドグ
33を取り付け、このドグ33をリミットスイッチ34
が検知してモータ23を入切りするようになっている。
させると、ヒンジ2aが折れ曲がってガイドローラ15
aが折れ出し口19から突出する。このとき枢支軸8が
ガイドレール12の中心に対して一方に偏っているた
め、ガイドローラ15aが折れ出し口19から外に飛び
出すように折れ曲がる。ガイドローラ15aが外に出る
と、扉パネル1a,1bがく字状に折れ曲がり、扉パネ
ル1a,1bが水平に近づくまでに扉パネル1a,1
b,1c,1dが上昇する。このときヒンジ2bはヒン
ジ2aとは逆折れする構造のためガイドローラ15bが
折れ出し口19から出ることがない。ガイドローラ15
bがガイドレール12の上端まで移動すると、図7に示
すようにガイドローラ15bが彎曲して偏ったローラ収
まり部12aに嵌合して止まり、この状態で扉パネル1
dがさらに上昇することにより、ヒンジ2cが折れて図
5に示すようにガイドローラ15cが折れ出し口19か
ら外に突出する。このときガイドローラ15bがローラ
収まり部12aに収まるため、ガイドローラ15cが外
に飛び出すように折れ曲がる。このとき折れ出し口19
の下方に折れ出しガイド20があるのでガイドローラ1
5cがガイドされてスムーズに外に出る。ガイドローラ
15cが外に出ると、扉パネル1c,1dがく字状に折
れ曲がり、扉パネル1c,1dが水平に近づいて停止さ
れる。扉パネル1cが水平に近づいたとき、ロックピン
18がロック溝29に嵌合する。ロックピン18がロッ
ク溝29に嵌合することにより、自重でガイドローラ1
5cがローラ収まり部12aから抜けないようにロック
され、図8に示すように扉パネル1a,1b,1c,1
dが水平に近い状態に維持される。扉パネル1dを最上
部まで移動させて開いたとき、モータ23が停止され、
開放状態が維持される。モータ23の開閉停止は図9に
示すようにチェーン28aのような無端索条28にドグ
33を取り付け、このドグ33をリミットスイッチ34
が検知してモータ23を入切りするようになっている。
【0014】図6に示す状態からモータ23を上記と逆
に駆動して扉パネル1dを下降させると、開口が閉じら
れる。扉パネル1dを下降させ始めると、扉パネル1
c,1dが回転して展開し、扉パネル1cが回転するこ
とによりロックピン18がロック溝29から抜ける。扉
パネル1c,1dが略平面状に展開されると、図5のよ
うにガイドローラ15cが折れ出し口19からガイドレ
ール12内に入り始めると共に扉パネル1cが蹴り出し
ローラ17に当たり、扉パネル1dが下方に引っ張れる
ことにより蹴り出しローラ17に当たったときの反力に
てガイドローラ15bがローラ収まり部12aから抜
け、ガイドローラ15b,15cがガイドレール12内
に入る。この状態からさらに下降させることにより扉パ
ネル1a,1bが平面状に展開されて開口が閉塞され
る。開口が折り畳み扉体Aで閉塞されると、リミットス
イッチ34によりモータ23が停止される。
に駆動して扉パネル1dを下降させると、開口が閉じら
れる。扉パネル1dを下降させ始めると、扉パネル1
c,1dが回転して展開し、扉パネル1cが回転するこ
とによりロックピン18がロック溝29から抜ける。扉
パネル1c,1dが略平面状に展開されると、図5のよ
うにガイドローラ15cが折れ出し口19からガイドレ
ール12内に入り始めると共に扉パネル1cが蹴り出し
ローラ17に当たり、扉パネル1dが下方に引っ張れる
ことにより蹴り出しローラ17に当たったときの反力に
てガイドローラ15bがローラ収まり部12aから抜
け、ガイドローラ15b,15cがガイドレール12内
に入る。この状態からさらに下降させることにより扉パ
ネル1a,1bが平面状に展開されて開口が閉塞され
る。開口が折り畳み扉体Aで閉塞されると、リミットス
イッチ34によりモータ23が停止される。
【0015】上記のように折り畳み扉体Aが開閉される
のであるが、折り畳み扉体Aを折り畳むとき、ねじりコ
イルバネ30に蓄積されたエネルギーで折り畳み扉体A
を軽く折り畳むことができ、モータ23にかかる負荷を
軽減できる。図10(a)は折り畳み扉体Aを展開して
開口を閉塞した状態であって、ねじりコイルバネ30に
蓄積されているエネルギーが最大の状態である。図10
(b)は折り畳み扉体Aの開閉途中の状態であって、ね
じりコイルバネ30に蓄積されているエネルギーが中間
の状態である。図10(c)は折り畳み扉体Aを折り畳
んで開口を開放した状態であって、ねじりコイルバネ3
0に蓄積されているエネルギーが最小の状態である。
のであるが、折り畳み扉体Aを折り畳むとき、ねじりコ
イルバネ30に蓄積されたエネルギーで折り畳み扉体A
を軽く折り畳むことができ、モータ23にかかる負荷を
軽減できる。図10(a)は折り畳み扉体Aを展開して
開口を閉塞した状態であって、ねじりコイルバネ30に
蓄積されているエネルギーが最大の状態である。図10
(b)は折り畳み扉体Aの開閉途中の状態であって、ね
じりコイルバネ30に蓄積されているエネルギーが中間
の状態である。図10(c)は折り畳み扉体Aを折り畳
んで開口を開放した状態であって、ねじりコイルバネ3
0に蓄積されているエネルギーが最小の状態である。
【0016】
【発明の効果】本発明は叙述のように左右の支柱の上端
間に架設した横框内にねじりコイルバネを内装すると共
に折り畳み扉体を折り畳むように無端索条を駆動すると
きの折り畳み扉体の重量を軽減するように無端索条をね
じりコイルバネにて付勢しているので、折り畳み扉体を
折り畳むときねじりコイルバネにて無端索条が付勢され
ているために折り畳み扉体の重量を軽減して小さい動力
で折り畳むことができるものであって、モータへの負荷
を軽減できると共に小型のモータで駆動するようにでき
るものであり、また停電時には手で折り畳み扉体を持ち
上げて開放することができるものであり、またねじりコ
イルバネを用いているため横框内にコンパクトに収納で
きて設置に場所を取らなく、設置に制約を受けることが
ないものであり、さらに無端索条をねじりコイルバネで
付勢するためにバネ力がスムーズに働いて安定した動作
をして騒音を低減できるものである。
間に架設した横框内にねじりコイルバネを内装すると共
に折り畳み扉体を折り畳むように無端索条を駆動すると
きの折り畳み扉体の重量を軽減するように無端索条をね
じりコイルバネにて付勢しているので、折り畳み扉体を
折り畳むときねじりコイルバネにて無端索条が付勢され
ているために折り畳み扉体の重量を軽減して小さい動力
で折り畳むことができるものであって、モータへの負荷
を軽減できると共に小型のモータで駆動するようにでき
るものであり、また停電時には手で折り畳み扉体を持ち
上げて開放することができるものであり、またねじりコ
イルバネを用いているため横框内にコンパクトに収納で
きて設置に場所を取らなく、設置に制約を受けることが
ないものであり、さらに無端索条をねじりコイルバネで
付勢するためにバネ力がスムーズに働いて安定した動作
をして騒音を低減できるものである。
【図1】本発明の一実施例の正面図である。
【図2】同上の平面図である。
【図3】同上の要部を拡大せる正面図である。
【図4】同上の側面図である。
【図5】同上の折り畳み扉体を途中まで開いた状態の側
面図である。
面図である。
【図6】同上の折り畳み扉体を開いた状態の側面図であ
る。
る。
【図7】同上の折り畳み扉体の折り畳み途中の要部を拡
大せる側面図である。
大せる側面図である。
【図8】同上の折り畳み扉体を折り畳んだ状態の要部を
拡大せる側面図である。
拡大せる側面図である。
【図9】同上のモータを停止する構造を示す正面図であ
る。
る。
【図10】(a)(b)(c)は同上のねじりコイルバ
ネの作用を説明する説明図である。
ネの作用を説明する説明図である。
A 折り畳み扉体 1 扉パネル 2 ヒンジ 4 支柱 5 横框 21 回転軸 23 モータ 28 無端索条 30 ねじりコイルバネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 隆宏 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 複数枚の扉パネルを上下に平行に並べる
と共に上下に隣り合う扉パネルの上端と下端とをヒンジ
にて回転自在に連結して上下に折り畳み自在な折り畳み
扉体を形成し、左右に立設した支柱間に上記折り畳み扉
体を配設し、折り畳み扉体の最上部に位置する扉パネル
の上端を支柱の上部に水平な軸にて回転自在に連結し、
昇降手段として上下に長いエンドレス状の無端索条を支
柱に沿って配置し、無端索条を最下部の扉パネルの下端
に連結し、無端索条を回動駆動することにより折り畳み
扉体を上下して開閉し得るようにし、左右の支柱の上端
間に架設した横框内にねじりコイルバネを内装すると共
に折り畳み扉体を折り畳むように無端索条を駆動すると
きの折り畳み扉体の重量を軽減するように無端索条をね
じりコイルバネにて付勢して成ることを特徴とする昇降
扉。 - 【請求項2】 横框内にモータで回転駆動される回転軸
を架設し、横框内で回転軸にねじりコイルバネを装着し
て回転軸を回転付勢し、回転軸と上記無端索条とを連動
させて成ることを特徴とする請求項1記載の昇降扉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17566393A JPH0726856A (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | 昇降扉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17566393A JPH0726856A (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | 昇降扉 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0726856A true JPH0726856A (ja) | 1995-01-27 |
Family
ID=16000052
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17566393A Pending JPH0726856A (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | 昇降扉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0726856A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002009816A1 (fr) | 2000-07-27 | 2002-02-07 | Tuyosi Matoba | Dispositif permettant d'abaisser et de porter a partir d'un emplacement sureleve |
CN102116127A (zh) * | 2011-01-10 | 2011-07-06 | 张瑞山 | 防盗自救逃生装置 |
JP2012062724A (ja) * | 2010-09-17 | 2012-03-29 | Lixil Corp | 窓装置 |
JP2019130065A (ja) * | 2018-01-31 | 2019-08-08 | 興研株式会社 | 内視鏡洗滌装置 |
-
1993
- 1993-07-15 JP JP17566393A patent/JPH0726856A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002009816A1 (fr) | 2000-07-27 | 2002-02-07 | Tuyosi Matoba | Dispositif permettant d'abaisser et de porter a partir d'un emplacement sureleve |
JP2012062724A (ja) * | 2010-09-17 | 2012-03-29 | Lixil Corp | 窓装置 |
CN102116127A (zh) * | 2011-01-10 | 2011-07-06 | 张瑞山 | 防盗自救逃生装置 |
JP2019130065A (ja) * | 2018-01-31 | 2019-08-08 | 興研株式会社 | 内視鏡洗滌装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010619 |