JPH0747137B2 - 間隔板の製造装置 - Google Patents

間隔板の製造装置

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JPH0747137B2
JPH0747137B2 JP61186432A JP18643286A JPH0747137B2 JP H0747137 B2 JPH0747137 B2 JP H0747137B2 JP 61186432 A JP61186432 A JP 61186432A JP 18643286 A JP18643286 A JP 18643286A JP H0747137 B2 JPH0747137 B2 JP H0747137B2
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    • H01M50/40Separators; Membranes; Diaphragms; Spacing elements inside cells
    • H01M50/471Spacing elements inside cells other than separators, membranes or diaphragms; Manufacturing processes thereof
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、段ボール紙、積層構造の電池、積層構造の
熱交換器等の構成要素となる間隔保持構造を持つ間隔
板、特に間隔保持構造が樹脂により構成される間隔板の
製造装置に関するものである。
[従来の技術] 上記のような構成の間隔板は、セパレータ等とも称され
これまでも各種の積層構造の物品における構成要素とな
っている。適用される物品によって材料の相違はあるも
ののその構造は、フィルム或はシートといえる平板材の
片面に積層時に空間を保持する樹脂よりなるリブないし
は凸条を歯列状に形成したものである。こうした間隔板
の製造は、従来においては特開昭57−205966号公報や特
開昭54−7243号公報に開示されている装置や方法によっ
て行われてきた。即ち、リブとなる樹脂のモノフィラメ
ントをヒートシールで平板材に熱融着させたり、平板材
に粘性の高い接着性のある樹脂を直線的に塗着し硬化さ
せたりして製造されてきた。前者より後者の方が連続的
な製造に対応し易いこともあり、第5図に示すような装
置での製造が実用化されている。即ち、直線配列させた
複数のガンノズル25に粘性の高い接着性のある樹脂を圧
送し、ガンノズル25の配列方向に直角の方向に平板材26
を移動させて平板材26の上に樹脂を流下させ、これを硬
化させるのである。これによってガンノズル25の数と同
数のリブ27が平板材26の上面に一度に連続的に形成でき
るのである。
[発明が解決しようとする問題点] 上記した従来技術における特開昭57−205966号公報に開
示された方法及び装置ではリブを連続的に形成すること
が困難である。これに対し第5図によって示した従来技
術によればある程度のリブ27の連続的形成が可能である
が、ガンノズル25からの樹脂の吐出量の微小変動がリブ
27の断面形状を変えてしまい、寸法形状が一定したリブ
27を得ることが難しいばかりでなく、リブ27の形状が樹
脂の表面張力に依存するのでかまぼこ形となり、必要と
するリブ27の高さが樹脂の粘性を無闇に高くできないこ
ともあって、樹脂量を多くしても得難いといった問題点
がある。さらに装置の振動、空気流の作用を吐出中の樹
脂が受けるとリブ27が蛇行を生じたりするため、リブ27
のピッチの精度が保てないといった問題点も含んでい
る。
この発明はかかる従来の問題点を解消するためになされ
たもので、樹脂リブの寸法形状が安定していて、その形
状の設定に関する自由性も高い、高品質の間隔板を連続
的かつ高速で形成することのできる間隔板の製造装置を
得ることを目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る間隔板の製造装置は、円周方向に形成さ
れた複数の環状の成形溝を外周に有し、冷却機能を備え
た回転する転写ローラと、この転写ローラの各成形溝に
ホットメルトタイプの溶融した接着性の強い樹脂をノズ
ルによって供給する樹脂供給装置と、樹脂の供給された
転写ローラの外周面に転写用原紙を所定の速さで送る原
紙供給装置とを備え、その原紙供給装置は、転写ローラ
の外周面に転写用原紙を所定の長さだけ当て沿わし押圧
する複数のローラを有し、そのうちの転写ローラに転写
用原紙を最初に押し当てるローラを、成形溝内の溶融し
た樹脂の底側は半硬化し、表面側は未硬化状態にある位
置に設けるとともに、その転写ローラの少なくとも成形
溝部分に、潤滑剤の薄膜を塗布又はコーティングにより
形成したものである。
[作用] この発明においては、樹脂リブとなる溶融した樹脂を転
写ローラの円周方向に形成され所定の断面形状をもつ複
数の環状の成形溝に充填しその寸法形状を拘束しつつ、
転写ローラの外周面に転写用原紙を所定の早さで原紙供
給装置で送り、転写用原紙の片面に上記環状の成形溝の
寸法形状に符合した複列の樹脂リブを外乱を受けにくい
転写により連続的に形成することができる。そして、特
に原紙供給装置のローラにより転写ローラへ転写用原紙
をしっかり接触させることができるとともに、最初に転
写ローラに転写用原紙を押し当てるローラの位置によ
り、表面が転写用原紙への接着性を持つ半硬化状態で樹
脂リブを高速で転写用原紙に転写することができるう
え、成形溝部分の樹脂の剥離性を簡単に高くでき、転写
用原紙への樹脂リブの定着が良好なものとなる。
[実施例] 第1図から第4図はいずれも本発明の一実施例としての
間隔板製造装置を示したものである。図に示す実施例の
装置は、従来の製造装置が熱溶着或は、樹脂を吐出流下
して樹脂リブを形成するもので、後者はいわば流下方式
とも称することのできるものであるのに対し、樹脂リブ
を転写によって転写用原紙(必ずしも紙を示すものでは
なく、薄い剛性の低い紙様の平板材の総称としての呼び
名である)に形成するもので、この意味で転写方式の間
隔板製造装置と言うべきものであり、その基本的な構成
は、円周方向に形成され所定の断面形状をもつ複数の環
状の成形溝1を外周に設けた転写ローラ2と、この転写
ローラ2の環状の成形溝1にホットメルトタイプの溶融
した樹脂をガン・ノズル3によって供給する樹脂供給装
置4と、樹脂の供給された上記転写ローラ2の外周面に
転写用原紙Wを所定の早さで送る原紙供給装置5とであ
る。
第1図に示す実施例において、転写ローラ2は、水平に
軸支され、減速機6を介してモータ7により低速で定方
向に回転するようになっている。この転写ローラ2に
は、その外周に円周方向に連続する環状の成形溝1が中
心線方向に所定の間隔をおいて複列形成されている。環
状の成形溝1は形成すべき樹脂リブ8の断面形状と寸法
に一致する断面形状と寸法に形成されている。つまり従
来の流下方式のようにかまぼこ形の形状をとる必要は全
く無く、溝底側が拡開しない形状であれば間隔板の用途
等に最も適合し、ばりの出来にくい溝形状を選べば良
い。転写ローラ2における成形溝1の表面部分は四フッ
化エチレン等の非粘着性のある樹脂潤滑剤、又は二硫化
モリブデン等の個体潤滑剤が塗布又はコーティングされ
薄膜1Aが形成されている。薄膜1Aを構成しうる材料は、
PTFE塗料,FEP塗料,PFA塗料ETFE塗料等のフッ素樹脂塗料
又は、PPSやPESをベースレジンとしてこれにフッ素樹脂
粉を混入した変成フッ素塗料又は、ケイ素樹脂塗料さら
には、二硫化モリブデン,PbO,CaF,超微粉セラミックス
をシリコン樹脂等をバインダーとして構成したものや、
金,銀,鉛等の軟質金属である。二硫化モリブデンに関
してはスパッタリング法又は化学反応法で転写ローラ2
の表面にコーティングすれば良く、金,銀,鉛等の軟質
金属に関してはイオンプレーティング等により転写ロー
ラ2の表面にコーティングすれば良い。なお、転写ロー
ラ2のローラ本体部分には溶融樹脂を短時間で硬化させ
るべく冷却機能が付与されている。
樹脂供給装置4は、ホットメルトアップリケータ9とホ
ース10及びガン・ノズル3とからなる。ホットメルトア
ップリケータ9は、樹脂溶解炉にギアポンプを内蔵した
構成で、溶融樹脂をホース10を介しガン・ノズル3に圧
送する。上記ギアポンプは、SCR(回路制御装置)によ
り上記転写ローラ2の回転数に比例して溶融樹脂の汲出
しを行う。ホットメルトアップリケータ9にホース10で
接続されたガン・ノズル3は、転写ローラ2の上方の転
写ローラ2の回転軸上に各環状の成形溝1に各噴出口が
一対一に対応するよう転写ローラ2の機枠に固定され、
各噴出口に対応する環状の成形溝1に圧送されてくる溶
融樹脂を近傍位置から吐出する。なお、ホットメルトア
ップリケータ9に投入する樹脂は、ホットメルトタイプ
の接着性の強いエチレンビニルアセテートやAPP(ポリ
プロピレン生成時のカスを再生したもの)等で、ホット
メルトアップリケータ9はこれを120〜150℃に加熱しで
圧送するのである。原紙供給装置5は、ロール巻きの転
写用原紙Wを保持するアンリール11から転写ローラ2直
前までの送紙部の構成と、転写ローラ2部分の転写部の
構成と、転写ローラ2の後段の送り出し部の構成とに大
別できる。アンリール11は、ずれ検知装置12の信号で動
作するコントローラ13によって転写用原紙Wの進行方向
に対し直角方向に移動し、転写用原紙Wのセンタリング
を行う。また停止信号によりブレーキをかけ慣性による
回転で転写用原紙Wが送り過ぎにならないようにするこ
とができる。上記ずれ検知装置12は、エア,光電管等に
より転写用原紙Wの幅方向へのずれを検知し、コントロ
ーラ13を介して上記アンリール11を駆動させるものであ
る。送紙部の構成の後端は、転写ローラ2の上方に設け
られたガン・ノズル3の転写ローラ2の回転方向(図面
上時計回りの方向)に関して前方に設けられたガイドロ
ーラ14である。このガイドローラ14は、転写部に対応す
る転写ローラ2へ接線方向から転写用原紙Wを送り込む
もので、転写部の構成である押えローラ15とともに可動
構造となっている。この押えローラ15は、転写ローラ2
の外周に接触し、転写ローラ2に転写用原紙Wを押し当
てるローラであり、転写ローラ2の成形溝1内の溶融し
た樹脂の底側は転写ローラ2の冷却機能で半硬化し、表
面側は依然として接着性のある未硬化状態にある位置、
即ちガン・ノズル3より転写ローラ2の回転方向に若干
離れた位置に設けられている。転写部には転写ローラ2
の外周下端に圧接するもう一つの押えローラ16がある。
この押えローラ16とガン・ノズル3との間の中間位置に
転写ローラ2に接触して上記押えローラ15が配設されて
いる。ガイドローラ14と押えローラ16と転写ローラ2と
により転写用原紙Wに張力が付与され、転写用原紙Wが
転写ローラ2の外周のほぼ半分の範囲に密着することに
なる。押えローラ15は、回転スピードと溶融樹脂の硬化
スピードとのバランスによる転写用原紙Wの転写ローラ
2への最適な密着タイミングを確保する。もう一つの押
えローラ16は、転写用原紙Wを転写ローラ2との間に挟
み、転写ローラ2の回転力を転写用原紙Wに伝達し、転
写用原紙Wを送り出し方向に引っ張るものである。
送り出し部の構成は、上記押えローラ16の後方における
上部に配設されたセパレートローラ17である。これは、
転写ローラ2の回転に引きづられて転写ローラ2に巻き
着く転写用原紙Wを転写ローラ2の外周下端の後方にお
いて上側から押さえ、樹脂リブ8の転写された転写用原
紙Wの転写ローラ2からの剥離を円滑にし、転写用原紙
Wの送りをスムーズにするものである。
なお、図において18は、不良検知装置でセパレートロー
ラ17での剥離が悪く転写ローラ2の成形溝1に樹脂が残
った場合、これを検知しコントローラ19を介して樹脂供
給装置4及び転写用原紙Wの送りを停止させるもの、20
はスリッタで、転写の完了した転写用原紙Wの幅揃えと
一定幅の裁断を行うもの、21は補助ドライブローラで、
転写ローラ2からの転写用原紙Wの剥離の円滑化とスリ
ッタ20での裁断の円滑化と次工程への送り込みとを行う
もので、転写ローラ2との周速は常に同一である。さら
に22は切断装置、23は積上げ装置である。
第4図に示す実施例は、原紙供給装置5における前記押
えローラ16と送り出し部の構成をベルトコンベア24で構
成したもので、樹脂リブ8の転写の完了した転写用原紙
Wの保持が良好になる。
しかして、アンリール11に保持された転写用原紙Wは転
写ローラ2の回転によって引っ張られ、ずれや弛みのな
い状態で転写ローラ2の転写部分に巻き着くような状態
で密着する。転写ローラ2の各成形溝1には、樹脂供給
装置4から溶融樹脂が一定量ずつ連続的に充填され、溶
融樹脂が充填され成形溝1が溝形態でなくなった転写ロ
ーラ2の外周に連続的に転写用原紙Wが溶融樹脂の表面
が硬化しない時点で接線方向から円滑に密着してゆき、
転写用原紙Wへの転写による樹脂リブ8の形成が連続し
て行われる。成形溝1に充填された溶融樹脂は、転写ロ
ーラ2の冷却機能で逐次冷却されて転写用原紙Wへの転
写と並行して硬化し、成形溝1と断面形状の同じな樹脂
リブ8となって転写用原紙Wの片面に定着する。即ち、
転写ローラ2に転写用原紙Wを最初に押し当てる押えロ
ーラ15により、転写ローラ2の成形溝1内の溶融した樹
脂の底側は転写ローラ2の冷却機能で半硬化し、表面側
は依然として接着性のある未硬化状態にある時点で転写
用原紙Wへの転写が行なわれる。これにより溶融樹脂の
成形がその接着性との絶妙なタイミングで行なわれ、極
めて高速で転写用原紙Wへの樹脂リブ8の成形と定着が
行なわれる。樹脂リブ8の定着した転写用原紙Wは、す
でに間隔板と言って良いもので、セパレートローラ17,
補助ドライブローラ21によって転写ローラ2からその下
端部において順次引きはがされ、裁断されて後方に送ら
れる。
この転写方式の間隔板の製造装置の特長は、樹脂リブ8
の断面形状が自由に設定でき、その高さ寸法も樹脂の粘
性に依存することなく成形溝1によって規定できるこ
と、軽い溶融樹脂を成形溝1に充填してしまうので空気
流や振動等の外乱要件を受けず、精度の高い高品質の間
隔板が少ない樹脂材料で連続的に得られること、さらに
成形溝1の部分が接着性の高い樹脂に対し非粘着性を呈
し、転写用原紙Wへの樹脂の粘着が相対的に大となるの
で樹脂リブ8の定着が良好なものとなることである。成
形溝1の部分の剥離性が低下した時には、潤滑剤を塗布
すれば簡単に剥離性を向上させることができる。
[発明の効果] 以上、実施例による説明からも明らかなように本発明の
間隔板の製造装置は、樹脂リブとなる溶融した樹脂を転
写ローラの円周方向に形成され所定の断面形状をもつ複
数の環状の成形溝に充填しその寸法形状を拘束しつつ、
転写ローラの外周面に転写用原紙を所定の早さで原紙供
給装置で送り、転写用原紙の片面に上記環状の成形溝の
寸法形状に符合した複列の樹脂リブを外乱を受けにくい
転写により連続的に形成することができる。特に、転写
ローラに転写用原紙を最初に押し当てるローラにより、
転写ローラの成形溝内の溶融した樹脂の底側は転写ロー
ラの冷却機能で半硬化し、表面側は依然として接着性の
ある未硬化状態にある時点で転写用原紙への転写が行な
われるため、溶融樹脂の成形がその接着性との絶妙なタ
イミングで行なわれ、極めて高速に転写用原紙への樹脂
リブの成形と定着が行なわれる。また、成形溝部分の樹
脂の剥離性を簡単に高くでき、転写用原紙への樹脂リブ
の定着が良好なものとなる。そして、成形溝部分の剥離
性が低下しても容易に剥離性を回復させることができる
利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としての製造装置の構成を示
すシステム構成図、第2図は同じくその平面図、第3図
は同じくその転写ローラとガン・ノズルの関係を示す説
明図、第4図は同じく他の実施例を示す要部についての
システム構成図、第5図は従来例を示す斜視図である。
図において、1は成形溝、1Aは薄膜、2は転写ローラ、
3はガン・ノズル、4は樹脂供給装置、5は原紙供給装
置、8は樹脂リブ、9はホットメルトアップリケータ、
14はガイドローラ、15,16は押えローラ、17はセパレー
トローラ、24はベルトコンベア、Wは転写用原紙であ
る。なお、図中同一符号は、同一又は相当部分を示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円周方向に形成された所定の断面形状をも
    つ複数の環状の成形溝を外周に有し、冷却機能を備えた
    回転する転写ローラと、この転写ローラの上記各成形溝
    にホットメルトタイプの溶融した接着性の強い樹脂をノ
    ズルによって供給する樹脂供給装置と、樹脂の供給され
    た上記転写ローラの外周面に転写用原紙を所定の速さで
    送る原紙供給装置とを備え、上記原紙供給装置は、上記
    転写ローラの外周面に転写用原紙を所定の長さだけ当て
    沿わし押圧する複数のローラを有し、そのうちの上記転
    写ローラに上記転写用原紙を最初に押し当てるローラ
    を、上記成形溝内の溶融した樹脂の底側は半硬化し、表
    面側は未硬化状態にある位置に設けるとともに、上記転
    写ローラの少なくとも成形溝部分に潤滑剤の薄膜を塗布
    又はコーティングにより形成したことを特徴とする間隔
    板の製造装置。
  2. 【請求項2】薄膜が、フッ素樹脂塗料又は、フッ素樹脂
    粉を混入した変成フッ素塗料又は、ケイ素樹脂塗料で形
    成されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の間隔板の製造装置。
  3. 【請求項3】薄膜を形成している潤滑剤が、二硫化モリ
    ブデン,PbO,CaF2,超微粉セラミックスをシリコン樹脂等
    をバインダーとして構成したものであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の間隔板の製造装置。
  4. 【請求項4】薄膜が、二硫化モリブデンをスパッタリン
    グ法又は化学反応法で転写ローラの表面にコーティング
    して形成されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の間隔板の製造装置。
  5. 【請求項5】薄膜が、金,銀,鉛等の軟質金属をイオン
    プレーティング法等により転写ローラの表面にコーティ
    ングして形成されていることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の間隔板の製造装置。
JP61186432A 1986-08-08 1986-08-08 間隔板の製造装置 Expired - Lifetime JPH0747137B2 (ja)

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JPS6342766A JPS6342766A (ja) 1988-02-23
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