JPH0746679Y2 - 目地材 - Google Patents

目地材

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JPH0746679Y2
JPH0746679Y2 JP3627590U JP3627590U JPH0746679Y2 JP H0746679 Y2 JPH0746679 Y2 JP H0746679Y2 JP 3627590 U JP3627590 U JP 3627590U JP 3627590 U JP3627590 U JP 3627590U JP H0746679 Y2 JPH0746679 Y2 JP H0746679Y2
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JP
Japan
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joint
groove
plates
concave groove
joint plates
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JP3627590U
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JPH03126960U (ja
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徹 田代
信博 高崎
能鷹 小宮
正美 西村
秀夫 岩井
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Fujita Corp
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Fujita Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はコンクリート壁面に凹溝を形成するための目地
材に関する。
(従来の技術) コンクリート壁面には、コンクリートの打継ぎ部分や、
或はデザイン上、構造上(ひび割れ防止対策、耐震対
策)から各種の凹溝が入れられることが多い。
このような凹溝は、従来、型枠板に目地板を釘を打ち込
むことで固定し、そして、コンクリート打設後、凹溝と
目地板との間に尖棒を差し込み、引き起こすようにして
目地板を凹溝から外すようにしている。
そして、第4図に示すように、目地板31としては、凹溝
33から外し易いようにテーパー面31Aを形成したものが
多く使われている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の方法では、目地板を取
り外す時に尖棒で引き起こすため、凹溝の角部が欠ける
問題があり、また、目地板の破損も多く、目地板を転用
できない等の問題があった。
更に、従来の方法では、目地板を釘で打ち込むことで型
枠に固定するので、目地板が外れたり、位置ずれを起こ
し易く、また、反対側に型枠を取り付けると、目地板が
外部から見えなくなり、凹溝の精度の確認を行なえない
問題があった。
本考案は前記事情に鑑み案出されたものであって、本考
案の目的は、凹溝や目地板を破損することなく簡単に目
地板を外すことができ、更には、目地板の外れや位置ず
れを防止でき、型枠組み立て完了後であっても外部から
目地板を確認できる目地材を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するための本考案を実施例に対応する図
面を参照して説明する。
本考案に係る目地材1は、形成すべく凹溝7の長手方向
に延出する長さを有する二つの目地板11と被覆材13から
なり、前記二つの目地板11の厚みは重ね合わせた時に凹
溝7の幅に対応する寸法で形成され、前記二つの目地板
11の幅は形成すべく凹溝7の深さよりも大きく形成さ
れ、前記二つの目地板11の向かい合う先端部分の少なく
とも一方には、凹溝7の縁部7Aに対応する目地板部分11
Aが該凹溝7内において、二つの目地板11の先端が互い
に接近する方向に揺動できる欠部15が設けられ、前記被
覆材13は前記欠部15を覆うように二つの目地板11に剥離
可能に取着されていることを特徴とする。
欠部15は、二つの目地板11の向かい合う先端部分の双方
に形成してもよく、また、二つの目地板11は、その基端
部分を厚み方向において型枠3で挟んで固定してもよ
い。
(作用) 各目地板11の基端を互いに離れる方向に揺動させると、
先端部分は欠部15を閉塞して接近し、先端部分の幅は凹
溝7の幅よりも縮小するので、目地板11は凹溝7から簡
単に外れる。
(実施例) 以下、実施例を図面に従って説明する。
第1図は目地材と型枠部分の断面図、第2図及び第3図
は使用状態の説明図を示す。
1は目地材、3は型枠、5はコンクリート壁面、7は形
成すべく凹溝で、目地材1は、二つの目地板11と被覆材
13からなる。
各目地板11は、凹溝7の長手方向に対応した長さで形成
されている。
各目地板11の厚みは、第2図に示すように、重ねあわせ
た時に、凹溝7の幅に対応する寸法で形成され、また、
各目地板11の幅は凹溝7の深さよりも大きく形成されて
いる。
各目地板11の向かい合う先端部分の双方には、凹溝7の
縁部7Aに対応する目地板部分11Aが該凹溝7内におい
て、各目地板11の先端が互いに接近する方向に揺動でき
るように欠部15が形成されている。
前記欠部15は傾斜面15Aで形成され、傾斜面15Aの長さは
凹溝7の深さに対応して形成されている。
前記被覆材13は前記欠部15を覆うように二つの目地板11
に剥離可能に取着され、実施例では、被覆材13として布
製ガムテームを使用している。
次に、目地材1を用いてコンクリート壁面5に凹溝7を
形成する場合について説明する。
まず、二つの目地板11を重ね合わせ、欠部15を覆うよう
に被覆材13を取着した目地材1を用意する。
次いで、凹溝7を形成すべく箇所にこの目地材1を位置
させ、目地材1を目地板11の厚み方向両側から型枠3に
より挟んで固定する。
次いで、反対側の型枠を組み付けた後、コンクリートを
打設し、コンクリートの硬化後、型枠3を取り外す。
次いで、第3図に示すように、各目地板11の基端の合わ
せ面を拡張させ、目地板11の基端を互いに離れる方向に
揺動させる。
この揺動により、先端部分は欠部15を閉塞して傾斜面15
Aが合わさり、先端部分の幅は凹溝7の幅よりも縮小す
るので、目地板11は凹溝7から簡単に外れる。尚、目地
板11を外した後、被覆材13は凹溝7から取り外す。
従って、本実施例によれば、凹溝7や目地板11を破損す
ることなく簡単に目地板11を外すことができる。
また、目地板11を型枠3で挟んで固定するようにしたの
で、目地板11の外れや位置ずれを防止でき、型枠組み立
て完了後であっても、外部から目地板11の位置を確認す
ることができる。
尚、実施例では、目地板11の双方に欠部15を形成した場
合について説明したが、欠部15は目地板11の一方に形成
しても同様である。
また、実施例では目地板11を型枠3により挟んで固定し
たが、目地板11を固定する構造は任意で、例えば型枠3
に凹部を形成しておき、この凹部に目地板11を予め嵌合
させるようにしてもよい。
(考案の効果) 以上の説明で明らかなように本考案によれば、凹溝や目
地板を破損することなく簡単に目地板を外すことがで
き、更には、目地板の外れや位置ずれを防止でき、型枠
組み立て完了後であっても外部から目地板を確認できる
目地材が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は目地材の断面図、第2図及び第3図は使用状態
の説明図、第4図は従来の目地板及び凹溝の断面図であ
る。 尚図中、1は目地材、3は型枠、5はコンクリート壁
面、7,33は凹溝、11,31は目地板、13は被覆材、15は欠
部である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 小宮 能鷹 東京都渋谷区千駄ヶ谷4丁目6番15号 フ ジタ工業株式会社内 (72)考案者 西村 正美 東京都渋谷区千駄ヶ谷4丁目6番15号 フ ジタ工業株式会社内 (72)考案者 岩井 秀夫 福岡県北九州市門司区大字伊川915―2 株式会社イワイ工業内

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンクリート壁面に凹溝を形成するための
    目地材であって、 形成すべく凹溝の長手方向に延出する長さを有する二つ
    の目地板と被覆材からなり、 前記二つの目地板の厚みは重ね合わせた時に凹溝の幅に
    対応する寸法で形成され、 前記二つの目地板の幅は形成すべく凹溝の深さよりも大
    きく形成され、 前記二つの目地板の向かい合う先端部分の少なくとも一
    方には、凹溝の縁部に対応する目地板部分が該凹溝内に
    おいて、二つの目地板の先端が互いに接近する方向に揺
    動できる欠部が設けられ、 前記被覆材は前記欠部を覆うように二つの目地板に剥離
    可能に取着されている、 ことを特徴とする目地材。
  2. 【請求項2】前記欠部は二つの目地板の向かい合う先端
    部分の双方に設けられていることを特徴とする請求項1
    記載の目地材。
  3. 【請求項3】前記二つの目地板は、その基端部分が厚み
    方向において型枠で挟まれて固定されることを特徴とす
    る請求項1記載の目地材。
JP3627590U 1990-04-04 1990-04-04 目地材 Expired - Lifetime JPH0746679Y2 (ja)

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JPH03126960U JPH03126960U (ja) 1991-12-20
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JP5362194B2 (ja) * 2007-07-13 2013-12-11 株式会社ミツマル 化粧型枠およびコンクリート構造物の製造方法
KR200447273Y1 (ko) * 2007-12-24 2010-01-13 주식회사 서영엔지니어링 유로폼 거푸집용 줄눈 성형장치
JP5456406B2 (ja) * 2009-08-06 2014-03-26 株式会社熊谷組 コンクリート体
JP7346861B2 (ja) * 2019-03-20 2023-09-20 株式会社大林組 目地形成材、セメント組成物及び目地形成方法

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