JPH0746502Y2 - 射出成形機のノズルタッチ機構 - Google Patents

射出成形機のノズルタッチ機構

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JPH0746502Y2
JPH0746502Y2 JP40607990U JP40607990U JPH0746502Y2 JP H0746502 Y2 JPH0746502 Y2 JP H0746502Y2 JP 40607990 U JP40607990 U JP 40607990U JP 40607990 U JP40607990 U JP 40607990U JP H0746502 Y2 JPH0746502 Y2 JP H0746502Y2
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JP
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fluid pressure
mounting plate
nozzle
pressure cylinder
injection
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裕士 佐藤
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Okuma Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電動式射出成形機のノ
ズルタッチ機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、射出成形機のノズルタッチ機構
は、図3に示すように射出台101のブラケット102
がばね103を介して移動可能に嵌合されるナット部材
104を、モータ105により回転されるボールねじ1
06により移動して、射出台101を固定プラテン側に
移動し、ノズルタッチした後もボールねじ106を回転
してばね103を圧縮し、この圧縮されたばね力により
ノズルタッチ押圧力を保持する構造が一般的に用いられ
ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の技術で述べたノ
ズルタッチ機構は、ノズルタッチしたあとばねを圧縮す
るために更に射出台を移動させる大きな力が必要でモー
タの容量が大きくなるという問題点を有している。本考
案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなさ
れたものであり、その目的とするところは、ノズルタッ
チ押圧力付与時の負荷をなくしてモータを小形化するこ
とのできるノズルタッチ機構を提供しようとするもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案における射出成形機は、固定プラテンに固着
のボールねじに螺合されブレーキモータにより回転され
るナットを有し可塑化シリンダ軸心方向に移動可能な流
体圧シリンダ取付板と、該流体圧シリンダ取付板に設け
られた可塑化シリンダ軸心方向の案内に沿って僅かに移
動可能に設けられた射出台と、前記流体圧シリンダ取付
板に設けられ前記射出台を固定プラテン側に押圧する複
数の流体圧シリンダ部材とを含んでなるものである。
【0005】
【作用】ブレーキモータを回転させて、固定プラテンに
固着のボールねじに螺合するナットを回転し、ばねを介
して射出台をシリンダ軸心方向固定プラテン側に移動す
る。そして射出台前板に固着の可塑化シリンダ先端ノズ
ルが金型に当接して射出台の移動が阻止されたあとも更
にナットが回転して流体圧シリンダ取付板が固定プラテ
ン側に移動すると、ばねの力に抗して流体圧シリンダ取
付板が射出台に接近し、リミットスイッチの信号でブレ
ーキモータが停止してブレーキがかかり、同時に流体圧
シリンダに流体圧が供給されて射出台を押圧し、ノズル
タッチ押圧力が発生する。
【0006】
【実施例】実施例について図1,図2を参照して説明す
る。電動式射出成形機において、固定プラテン1に左端
が固着された二本のボールねじ2に螺合されるナット3
は、流体圧シリンダ取付板9に固着の2個の軸受ハウジ
ング5に、複数の軸受6により回転可能に支持される中
空の駆動軸7の左端に固着されており、駆動軸7の右端
にプーリ8が嵌着されている。軸受ハウジング5の鍔部
5aの右側端面と取付板9の左端面との間の外周が案内
に形成されており、この案内に沿って射出台4が僅かに
移動可能に設けられている。射出台4は、複数のばね1
1により常時鍔5a側に付勢され、取付板9に固着され
る二個の流体圧シリンダ12のピストンロッド13によ
り射出台4を固定プラテン1側へ常時押圧するようにな
っている。更に鍔部5aの左端には取付金具を介してリ
ミットスイッチSL1が取つけられており、射出台4の
対応位置にドッグ10が取付けられている。更に取付板
9にはブレーキモータ14が固着されており、ブレーキ
モータ14の出力軸に嵌着されるプーリ15と前記プー
リ8の間にタイミングベルト16が張設されている。
【0007】射出台4の先端にノズル21を有する可塑
化シリンダ22の右端が固着されており、シリンダ22
に回転及び軸方向移動可能に嵌挿されるスクリュー23
は、右端部がシリンダ取付板9,前板4Aの穴を貫通し
て、右側に突出している。射出台4の前板4Aと後板4
Bの間にはスクリュー軸心に対して等距離かつ平行に、
二本のボールねじ24が回転可能に支持されている。一
方、ボールねじ2の右端にはガイドバー25が一体に設
けられており、ガイドバー25の右端部に射出台4の後
板4Bに穿設される案内穴が摺動可能に嵌挿されて、ブ
レーキモータ14の回転により射出台4がシリンダ軸心
方向に移動されるようになっている。ボールねじ24の
右端にはプーリ26が嵌着されており、後板4Bに固着
の射出用モータ27の出力軸に嵌着されるプーリ28と
プーリ26との間にタイミングベルト29が張設されて
いる。
【0008】ボールねじ24に螺合されるナット31
は、スクリュー取付板32に固着されており、スクリュ
ー取付板32のスクリュー軸心位置に固着される軸受ハ
ウジング33に、図示しない複数の軸受により回転可能
に支持される中間軸34の左端に、スクリュー23の右
端部が着脱可能に固着されている。更に中間軸34の右
端に固着の図示しないスプラインナットに嵌合されるス
プライン軸35は、後板4Bに固着の軸受ハウジング3
7に図示しない軸受により回転可能に支持されている。
スプライン軸35の右端にはプーリ36が嵌着されてお
り、射出台の後板4Bに固着の図示しない可塑化用モー
タのプーリとの間にタイミングベルトが張設されて、可
塑化モータの回転により、スプライン軸35,中間軸3
4を介してスクリュー23が回転されるようになってい
る。
【0009】続いて本実施例の作用について説明する。
ブレーキモータ14が回転されて、タイミングベルト1
6を介してナット3が回転され、射出台4が固定プラテ
ン側に移動されて、可塑化シリンダ22先端のノズル2
1が金型に接触すると、射出台4の移動が停止するが、
まだナット3が回転しているため、ばね11の力に抗し
て取付板9が移動する。そしてドッグ10がリミットス
イッチLS1から離れて、リミットスイッチから信号が
出力されると、この信号によりブレーキモータが停止さ
れてブレーキが作用し、同時に流体圧シリンダ12の後
室に圧油が供給されてピストンロッド13が前進し、ピ
ストンロッド13の先端が射出台4の右端面を押圧して
ノズル21が金型に所定の圧力で押し付けられる。
【0010】次いで射出用モータ27が回転して、ベル
ト29を介して二本のボールねじ24が同一速度で同一
方向に回転され、スクリュー取付板32が可塑化シリン
ダ側へ移動して、中間軸34を介してスクリュー23を
前進させ、シリンダ22内の溶融樹脂を金型内に射出す
る。このときノズルタッチ機構のトラブルでノズルが金
型より離れた場合にはドッグ10が再びリミットスイッ
チLS1に当接して異状信号を出力する。
【0011】
【考案の効果】本考案は上述のとおり構成されているの
で次に記載する効果を奏する。ブレーキモータが回転し
て、ばねを介して射出台が固定プラテン側に移動し、可
塑化シリンダ先端のノズルが金型に当接すると、射出台
が停止し、射出台停止後も流体圧シリンダ取付板が移動
して、ばねの力に抗して取付板が射出台の前後に接近す
ると、リミットスイッチから信号が出て、ブレーキモー
タが停止し、同時に流体圧シリンダによりノズルを金型
に押圧するようにしたので、ノズルタッチ駆動用ブレー
キモータは押圧力付与源としての役目から解放されるた
め、容量の小さな小形モータでよくなり安価となる。ま
た射出台まわりの重量が軽減されて移動時の応答性がよ
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の射出成形機のノズルタッチ機構の上
視図である。
【図2】押圧力付加用流体圧シリンダ回りを表す図1の
部分断面図である。
【図3】従来技術のノズルタッチ機構の側面図である。
【符号の説明】
1 固定プラテン 2 ボールねじ 3 ナット 4 射出台 4A 前板 4B 後板 9 流体圧シリンダ取付板 11 ばね 12 流体圧シリンダ 21 ノズル 22 可塑化シリンダ 23 スクリュー LS1 リミットスイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動式射出成形機のノズルを金型に押圧
    するノズルタッチ機構において、固定プラテンに固着の
    ボールねじに螺合されブレーキモータにより回転される
    ナットを有し可塑化シリンダ軸心方向に移動可能な流体
    圧シリンダ取付板と、該流体圧シリンダ取付板に設けら
    れた可塑化シリンダ軸心方向の案内に沿って僅かに移動
    可能に設けられた射出台と、前記流体圧シリンダ取付板
    に設けられ前記射出台を固定プラテン側に押圧する複数
    の流体圧シリンダ部材とを含んでなることを特徴とする
    射出成形機のノズルタッチ機構。
JP40607990U 1990-12-28 1990-12-28 射出成形機のノズルタッチ機構 Expired - Lifetime JPH0746502Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40607990U JPH0746502Y2 (ja) 1990-12-28 1990-12-28 射出成形機のノズルタッチ機構

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JP40607990U JPH0746502Y2 (ja) 1990-12-28 1990-12-28 射出成形機のノズルタッチ機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0494416U JPH0494416U (ja) 1992-08-17
JPH0746502Y2 true JPH0746502Y2 (ja) 1995-10-25

Family

ID=31883397

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JP40607990U Expired - Lifetime JPH0746502Y2 (ja) 1990-12-28 1990-12-28 射出成形機のノズルタッチ機構

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JP6211305B2 (ja) * 2013-05-22 2017-10-11 東洋機械金属株式会社 射出成形機

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JPH0494416U (ja) 1992-08-17

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