JP2828236B2 - 竪型電動式射出成形機のノズルタッチ機構 - Google Patents
竪型電動式射出成形機のノズルタッチ機構Info
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- JP2828236B2 JP2828236B2 JP4087625A JP8762592A JP2828236B2 JP 2828236 B2 JP2828236 B2 JP 2828236B2 JP 4087625 A JP4087625 A JP 4087625A JP 8762592 A JP8762592 A JP 8762592A JP 2828236 B2 JP2828236 B2 JP 2828236B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/1777—Nozzle touch mechanism
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は竪型電動式射出成形機の
ノズルタッチ機構に関するものである。
ノズルタッチ機構に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、電動式射出成形機におけるノズル
タッチ機構は、竪型の場合未だ確立された機構が存在し
ない。従って図４，図５に示す横型電動式射出成形機の
ノズルタッチ機構において、プラテン１０１に可塑化ユ
ニット先端のノズル１０２が前面を通過するのを検出す
る減速用センサ１０３を設け、モータ１０４によりシン
クロベルト１０５を介して回転されるボールねじ１０６
に螺合するボールナット１０７が固着されているプレー
ト１０８を、圧縮ばね１０９により射出ユニット１１０
の外側に圧接し、ノズルが金型にタッチして射出ユニッ
トが停止したあと、引続きボールねじを所定量回転して
プレート１０８を引込んで、圧縮したばね０９によりノ
ズルタッチ力を得るようになっている。そして調整ナッ
ト１１１によりばねの予圧縮量を変えることによりプリ
ロードの量を変えてタッチ力の調整を行い、モータ１０
４側に付属のブレーキ１１２によりタッチ力を維持して
いる。
タッチ機構は、竪型の場合未だ確立された機構が存在し
ない。従って図４，図５に示す横型電動式射出成形機の
ノズルタッチ機構において、プラテン１０１に可塑化ユ
ニット先端のノズル１０２が前面を通過するのを検出す
る減速用センサ１０３を設け、モータ１０４によりシン
クロベルト１０５を介して回転されるボールねじ１０６
に螺合するボールナット１０７が固着されているプレー
ト１０８を、圧縮ばね１０９により射出ユニット１１０
の外側に圧接し、ノズルが金型にタッチして射出ユニッ
トが停止したあと、引続きボールねじを所定量回転して
プレート１０８を引込んで、圧縮したばね０９によりノ
ズルタッチ力を得るようになっている。そして調整ナッ
ト１１１によりばねの予圧縮量を変えることによりプリ
ロードの量を変えてタッチ力の調整を行い、モータ１０
４側に付属のブレーキ１１２によりタッチ力を維持して
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べた横
型射出成形機のノズルタッチ機構は、センサ１０３の位
置が固定のため、ノズルタッチ位置が深い（奥にある）
場合、減速時期が早すぎて無駄な時間が多く、反対にノ
ズルタッチ位置が浅い（手前にある）場合には、完全に
減速される前にノズルタッチして、衝撃でノズルの先端
や金型のスプールブッシュを破損することがあるという
問題点を有し、更にボールねじ駆動用のベルトが破損し
た場合、ブレーキがモータ側にあるためノズルタッチ中
ではタッチ力がなくなってしまうという問題点がある。
型射出成形機のノズルタッチ機構は、センサ１０３の位
置が固定のため、ノズルタッチ位置が深い（奥にある）
場合、減速時期が早すぎて無駄な時間が多く、反対にノ
ズルタッチ位置が浅い（手前にある）場合には、完全に
減速される前にノズルタッチして、衝撃でノズルの先端
や金型のスプールブッシュを破損することがあるという
問題点を有し、更にボールねじ駆動用のベルトが破損し
た場合、ブレーキがモータ側にあるためノズルタッチ中
ではタッチ力がなくなってしまうという問題点がある。
【０００４】またばねの予圧縮量を変えてプリロード量
を変えるタッチ力の調整方法は、調整に時間を要するう
えノズルタッチしてからのばねの圧縮量が多いため時間
を要するという問題を有している。本発明は従来の技術
のこれらの問題点に鑑みなされたものであり、その目的
とするところは、減速位置調節が簡単にでき、更にノズ
ルタッチ力の調整が簡単にでき、しかもベルトが破損し
た場合にノズルタッチ力が無くならない竪型電動式射出
成形機のノズルタッチ機構を提供しようとするものであ
る。
を変えるタッチ力の調整方法は、調整に時間を要するう
えノズルタッチしてからのばねの圧縮量が多いため時間
を要するという問題を有している。本発明は従来の技術
のこれらの問題点に鑑みなされたものであり、その目的
とするところは、減速位置調節が簡単にでき、更にノズ
ルタッチ力の調整が簡単にでき、しかもベルトが破損し
た場合にノズルタッチ力が無くならない竪型電動式射出
成形機のノズルタッチ機構を提供しようとするものであ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明における竪型射出成形のノズルタッチ機構は、
ユニット取付台に下向きに取付けられ先端にノズルを有
する可塑化ユニットがモータ駆動のねじにより垂直移動
する竪形電動式射出成形機において、プラテン上にばね
により常時押付方向に付勢される軸方向移動可能な垂直
軸上端にノズルタッチ板を設け、該ノズルタッチ板とユ
ニット取付台の間に前記可塑化ユニット下降速度の減速
位置を調節する手段を設け、前記ノズルタッチ板とプラ
テンの間に前記ばねの圧縮量によりノズルタッチ力を調
整する手段を設け、該ノズルタッチ板上に前記垂直軸と
同心かつ回転可能に設けられた前記ねじの回転を前記モ
ータ停止時に阻止するかけ外し自在なブレーキ部材を設
けてなるものである。
に本発明における竪型射出成形のノズルタッチ機構は、
ユニット取付台に下向きに取付けられ先端にノズルを有
する可塑化ユニットがモータ駆動のねじにより垂直移動
する竪形電動式射出成形機において、プラテン上にばね
により常時押付方向に付勢される軸方向移動可能な垂直
軸上端にノズルタッチ板を設け、該ノズルタッチ板とユ
ニット取付台の間に前記可塑化ユニット下降速度の減速
位置を調節する手段を設け、前記ノズルタッチ板とプラ
テンの間に前記ばねの圧縮量によりノズルタッチ力を調
整する手段を設け、該ノズルタッチ板上に前記垂直軸と
同心かつ回転可能に設けられた前記ねじの回転を前記モ
ータ停止時に阻止するかけ外し自在なブレーキ部材を設
けてなるものである。
【０００６】
【作用】下端にノズルを有する可塑化ユニットが下向き
に固着されているユニット取付台を、モータによりボー
ルねじを介して下降させ、ノズルが金型にタッチする直
前に、ノズルタッチ板側に位置調節可能に取付けられた
ドッグがユニット取付台側に固着の近接スイッチに接近
した検知信号でモータを減速し、下降速度を低減して滑
らかにノズルタッチさせる。そしてノズルタッチ後もボ
ールねじを回転して、可塑化ユニットを支軸としてノズ
ルタッチ板，垂直軸をばねの力に抗して上昇させ、垂直
軸に位置調整可能に設けたドッグがプラテン側に固着の
近接スイッチに接近した検知信号で、モータを停止す
る。モータが停止すると同時にブレーキによりボールね
じの回転が阻止され、ばねによるノズルタッチ力が維持
される。
に固着されているユニット取付台を、モータによりボー
ルねじを介して下降させ、ノズルが金型にタッチする直
前に、ノズルタッチ板側に位置調節可能に取付けられた
ドッグがユニット取付台側に固着の近接スイッチに接近
した検知信号でモータを減速し、下降速度を低減して滑
らかにノズルタッチさせる。そしてノズルタッチ後もボ
ールねじを回転して、可塑化ユニットを支軸としてノズ
ルタッチ板，垂直軸をばねの力に抗して上昇させ、垂直
軸に位置調整可能に設けたドッグがプラテン側に固着の
近接スイッチに接近した検知信号で、モータを停止す
る。モータが停止すると同時にブレーキによりボールね
じの回転が阻止され、ばねによるノズルタッチ力が維持
される。
【０００７】
【実施例】実施例について図１〜図３を参照して説明す
る。図１の竪型電動式射出成形機のプラテン１には下面
に金型２８が固着され、上面に図２に示す二本のガイド
バー２Ａ，２Ｂが垂直に立設されており、このガイドバ
ーに沿ってユニット取付台３が垂直移動可能に設けられ
ている。ユニット取付台３にシリンダ１３の下端にノズ
ル２０を有する可塑化ユニット１０が下向きに固着さ
れ、プラテン１とユニット取付台３の間にＵ字形のノズ
ルタッチ板４がガイドバー２Ａ，２Ｂに沿って垂直移動
可能に設けられている。ノズルタッチ板４の下面には図
３に示すように上端にハウジング６を有する二本の垂直
軸５Ａ，５Ｂが固着されており、垂直軸５Ａ，５Ｂの下
端部はプラテン１に垂直に穿設された止まり穴１ａ内に
軸方向移動可能に嵌挿され、複数の皿ばね１４により常
時引込方向に付勢されて、下端面が穴底に圧接されてい
る。
る。図１の竪型電動式射出成形機のプラテン１には下面
に金型２８が固着され、上面に図２に示す二本のガイド
バー２Ａ，２Ｂが垂直に立設されており、このガイドバ
ーに沿ってユニット取付台３が垂直移動可能に設けられ
ている。ユニット取付台３にシリンダ１３の下端にノズ
ル２０を有する可塑化ユニット１０が下向きに固着さ
れ、プラテン１とユニット取付台３の間にＵ字形のノズ
ルタッチ板４がガイドバー２Ａ，２Ｂに沿って垂直移動
可能に設けられている。ノズルタッチ板４の下面には図
３に示すように上端にハウジング６を有する二本の垂直
軸５Ａ，５Ｂが固着されており、垂直軸５Ａ，５Ｂの下
端部はプラテン１に垂直に穿設された止まり穴１ａ内に
軸方向移動可能に嵌挿され、複数の皿ばね１４により常
時引込方向に付勢されて、下端面が穴底に圧接されてい
る。
【０００８】ハウジング６に垂直軸５Ａ，５Ｂと同心に
ボールねじ７Ａ，７Ｂの下端部が回転可能に支持されて
おり、ボールねじ７Ａ，７Ｂに螺合されるボールナット
１５Ａ，１５Ｂはユニット取付台３に固着されている。
更にノズルタッチ板４の下面にはモータ８が垂直かつ上
向きに固着されており、ノズルタッチ板４上に突出する
出力軸８ａにプーリ９が嵌着され、二本のボールねじ７
Ａ，７Ｂの下端部に嵌着されるプーリ１１Ａ，１１Ｂと
このプーリ９との間に、シンクロベルト１２が張設され
ている。
ボールねじ７Ａ，７Ｂの下端部が回転可能に支持されて
おり、ボールねじ７Ａ，７Ｂに螺合されるボールナット
１５Ａ，１５Ｂはユニット取付台３に固着されている。
更にノズルタッチ板４の下面にはモータ８が垂直かつ上
向きに固着されており、ノズルタッチ板４上に突出する
出力軸８ａにプーリ９が嵌着され、二本のボールねじ７
Ａ，７Ｂの下端部に嵌着されるプーリ１１Ａ，１１Ｂと
このプーリ９との間に、シンクロベルト１２が張設され
ている。
【０００９】ノズルタッチ板４の端部上に固着のブラケ
ット１６に、垂直方向のロッド１７の下端部が固着され
ており、ロッド１７の上端部はユニット取付台３に固着
のブラケット１８の貫通穴に軸方向移動可能に嵌挿さ
れ、ロッド１７にドッグ１９が取付位置調節可能に固着
されている。更にブラケット１８の側面には支え２１が
ロッド１７と平行かつ下向きに固着され、支え２１の下
端にドッグ１９に対応する減速位置検出用の近接スイッ
チ２２が固着されている。一方の垂直軸５Ｂには図３に
示すように中央部にねじ５ａが刻設されており、このね
じ５ａに粗調整用カラー２３が位置移動可能に螺合され
ている。
ット１６に、垂直方向のロッド１７の下端部が固着され
ており、ロッド１７の上端部はユニット取付台３に固着
のブラケット１８の貫通穴に軸方向移動可能に嵌挿さ
れ、ロッド１７にドッグ１９が取付位置調節可能に固着
されている。更にブラケット１８の側面には支え２１が
ロッド１７と平行かつ下向きに固着され、支え２１の下
端にドッグ１９に対応する減速位置検出用の近接スイッ
チ２２が固着されている。一方の垂直軸５Ｂには図３に
示すように中央部にねじ５ａが刻設されており、このね
じ５ａに粗調整用カラー２３が位置移動可能に螺合され
ている。
【００１０】そしてカラー２３外周にはねじ５ａより細
かいねじ２３ａが刻設されており、このねじ２３ａに微
細調整用のドッグ２４が位置移動可能に螺合され、プラ
テン１上に垂直に固着された支え２５の上端に、ドッグ
２４に対応する近接スイッチ２６が固着されている。更
にハウジング６内にはボールねじ７Ａ，７Ｂの回転を、
かけ外し自在に阻止する電磁ブレーキ２７が取付けられ
ており、電磁ブレーキ２７は例えば市販の小倉クラッチ
（株）製電磁クラッチ等を電磁ブレーキとして使用する
ことができ、モータ８の停止に連動してボールねじ７
Ａ，７Ｂにブレーキがかかるようになっている。
かいねじ２３ａが刻設されており、このねじ２３ａに微
細調整用のドッグ２４が位置移動可能に螺合され、プラ
テン１上に垂直に固着された支え２５の上端に、ドッグ
２４に対応する近接スイッチ２６が固着されている。更
にハウジング６内にはボールねじ７Ａ，７Ｂの回転を、
かけ外し自在に阻止する電磁ブレーキ２７が取付けられ
ており、電磁ブレーキ２７は例えば市販の小倉クラッチ
（株）製電磁クラッチ等を電磁ブレーキとして使用する
ことができ、モータ８の停止に連動してボールねじ７
Ａ，７Ｂにブレーキがかかるようになっている。
【００１１】続いて本実施例の作用について説明する。
モータ８によりプーリ９，１１Ａ，１１Ｂを介してボー
ルねじ７Ａ，７Ｂが同時に同一方向に回転されて、ユニ
ット取付台３が下降し、ユニット取付台３に固着の可塑
化ユニット１０先端のノズル２０が金型２８にノズルタ
ッチする手前で、近接スイッチ２２がドッグ１９に接近
して減速信号を出力する。この減速信号でモータ８の回
転が減速されて、ノズルタッチに支障のない遅い速度で
ノズル２０が金型にタッチして、ユニット取付台３の移
動が阻止されると、可塑化ユニットが支軸となって、ノ
ズルタッチ板４，垂直軸５Ａ，５Ｂが皿ばね１４の力に
抗して上昇する。
モータ８によりプーリ９，１１Ａ，１１Ｂを介してボー
ルねじ７Ａ，７Ｂが同時に同一方向に回転されて、ユニ
ット取付台３が下降し、ユニット取付台３に固着の可塑
化ユニット１０先端のノズル２０が金型２８にノズルタ
ッチする手前で、近接スイッチ２２がドッグ１９に接近
して減速信号を出力する。この減速信号でモータ８の回
転が減速されて、ノズルタッチに支障のない遅い速度で
ノズル２０が金型にタッチして、ユニット取付台３の移
動が阻止されると、可塑化ユニットが支軸となって、ノ
ズルタッチ板４，垂直軸５Ａ，５Ｂが皿ばね１４の力に
抗して上昇する。
【００１２】この垂直軸５Ｂの上昇で近接スイッチ２６
にドッグ２４が接近して、モータ８の停止指令を出力す
る。この停止指令でモータ８が停止すると同時に、電磁
ブレーキ２７によりボールねじ７Ａ，７Ｂの回転が阻止
され、皿ばね１４によるノズルタッチ力を維持する。そ
してこの皿ばね１４の圧縮量によって決まるタッチ力の
調整は、粗調整用カラー２３と微細調整用ドッグ２４と
により迅速かつ正確に調整でき、下降速度の減速位置は
ドッグ１９を移動することにより簡単に調整できる。
にドッグ２４が接近して、モータ８の停止指令を出力す
る。この停止指令でモータ８が停止すると同時に、電磁
ブレーキ２７によりボールねじ７Ａ，７Ｂの回転が阻止
され、皿ばね１４によるノズルタッチ力を維持する。そ
してこの皿ばね１４の圧縮量によって決まるタッチ力の
調整は、粗調整用カラー２３と微細調整用ドッグ２４と
により迅速かつ正確に調整でき、下降速度の減速位置は
ドッグ１９を移動することにより簡単に調整できる。
【００１３】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。ユニット取付台とプラ
テンの間にばねによりプラテンに押圧される垂直軸を有
するノズルタッチ板を移動可能に設け、ユニット取付台
とノズルタッチ板の間に可塑化ユニット下降速度の減速
位置を調節する手段を設け、ノズルタッチ板とプラテン
間にノズルタッチ力を調整する手段を設けて減速位置と
ノズルタッチ力の調整を行うようにしたので、それぞれ
ドッグ位置を変えることにより簡単かつ迅速に位置調節
及びタッチ力調整ができる。更にブレーキ部材により直
接ねじの回転を阻止するようにしたので、ベルト異常時
にノズルタッチ力をそのまま維持することができる。ま
たノズルタッチ力を圧縮量が小さい皿ばねにより付与す
るようにしたので、ノズルタッチからノズルタッチ力が
発生するまでの時間が短縮できる。
で、次に記載する効果を奏する。ユニット取付台とプラ
テンの間にばねによりプラテンに押圧される垂直軸を有
するノズルタッチ板を移動可能に設け、ユニット取付台
とノズルタッチ板の間に可塑化ユニット下降速度の減速
位置を調節する手段を設け、ノズルタッチ板とプラテン
間にノズルタッチ力を調整する手段を設けて減速位置と
ノズルタッチ力の調整を行うようにしたので、それぞれ
ドッグ位置を変えることにより簡単かつ迅速に位置調節
及びタッチ力調整ができる。更にブレーキ部材により直
接ねじの回転を阻止するようにしたので、ベルト異常時
にノズルタッチ力をそのまま維持することができる。ま
たノズルタッチ力を圧縮量が小さい皿ばねにより付与す
るようにしたので、ノズルタッチからノズルタッチ力が
発生するまでの時間が短縮できる。
【図１】本実施例の竪型電動式射出成形機の正面図であ
る。
る。
【図２】図１のＡ−Ａ線視切断図である。
【図３】タッチ力調整手段及びブレーキ部材の拡大断面
図である。
図である。
【図４】従来の横型電動式射出成形機の構成図である。
【図５】図４のノズルタッチ力調整部の拡大図である。
１ プラテン ３ ユニット
取付台 ４ ノズルタッチ板 ５Ａ，５Ｂ
垂直軸 ７Ａ，７Ｂ ボールねじ １０ 可塑化
ユニット １３ シリンダ １４ 皿ばね １５Ａ，１５Ｂ ボールナット ２０ ノズル １９，２４ ドッグ ２２，２６
近接スイッチ ２７ 電磁ブレーキ ２８ 金型
取付台 ４ ノズルタッチ板 ５Ａ，５Ｂ
垂直軸 ７Ａ，７Ｂ ボールねじ １０ 可塑化
ユニット １３ シリンダ １４ 皿ばね １５Ａ，１５Ｂ ボールナット ２０ ノズル １９，２４ ドッグ ２２，２６
近接スイッチ ２７ 電磁ブレーキ ２８ 金型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 富康 愛知県丹羽郡大口町下小口五丁目25番地 の１ オークマ株式会社内 (56)参考文献 特開 平２−214631（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−281404（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−147077（ＪＰ，Ａ) 実開 昭64−52716（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭58−89316（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B29C 45/00 - 45/84
Claims (1)
- 【請求項１】 ユニット取付台に下向きに取付けられ先
端にノズルを有する可塑化ユニットがモータ駆動のねじ
により垂直移動する竪形電動式射出成形機において、プ
ラテン上にばねにより常時押付方向に付勢され軸方向移
動可能な垂直軸上にノズルタッチ板を設け、該ノズルタ
ッチ板とユニット取付台の間に前記可塑化ユニット下降
速度の減速位置を調節する手段を設け、前記ノズルタッ
チ板とプラテンの間に前記ばねの圧縮量によりノズルタ
ッチ力を調整する手段を設け、該ノズルタッチ板上に前
記垂直軸と同心かつ回転可能に設けられた前記ねじの回
転を前記モータ停止時に阻止するかけ外し自在なブレー
キ部材を設けてなることを特徴とする竪型電動式射出成
形機のノズルタッチ機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4087625A JP2828236B2 (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 竪型電動式射出成形機のノズルタッチ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4087625A JP2828236B2 (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 竪型電動式射出成形機のノズルタッチ機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05253971A JPH05253971A (ja) | 1993-10-05 |
| JP2828236B2 true JP2828236B2 (ja) | 1998-11-25 |
Family
ID=13920162
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4087625A Expired - Fee Related JP2828236B2 (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 竪型電動式射出成形機のノズルタッチ機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2828236B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5914139A (en) * | 1996-10-08 | 1999-06-22 | Nissei Plastic Industrial Co., Ltd. | Electric motor injection apparatus for vertical injection molding machine |
| JP4524723B2 (ja) * | 2000-12-08 | 2010-08-18 | 株式会社ニイガタマシンテクノ | 竪型射出成形機の安全装置 |
| JP6084638B2 (ja) * | 2015-01-26 | 2017-02-22 | 株式会社日本製鋼所 | 竪型射出成形機 |
| JP6466723B2 (ja) * | 2015-01-27 | 2019-02-06 | 東洋機械金属株式会社 | 縦型射出成形機 |
| JP2018122507A (ja) * | 2017-01-31 | 2018-08-09 | 住友重機械工業株式会社 | 射出成形機 |
-
1992
- 1992-03-11 JP JP4087625A patent/JP2828236B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05253971A (ja) | 1993-10-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |