JP2000000868A - 射出成形機のノズルタッチ力調整方法 - Google Patents

射出成形機のノズルタッチ力調整方法

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    • B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1777—Nozzle touch mechanism

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノズルタッチ力をセンサーを移動させること
なく変化させることができる射出成形機のノズルタッチ
力調整方法を提供する。 【解決手段】 射出ユニット移動用モータ１７により、
送りネジ１２を回転して可動ナット１３を移動し、圧縮
バネ２３を介して射出ユニット２を前進し、射出ノズル
５が金型３にタッチした後の圧縮バネ２３のたわみ量を
センサー１９で検出し、その後、設定されたタイマー１
８ａの経過後に送りネジ１２の回転を停止させること
で、ノズルタッチ力をタイマー１８ａの設定により可変
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形機におい
て、射出ユニットを移動して射出ノズルを金型に圧接さ
せる際のノズルタッチ力を調整する方法に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来、射出ノズルを、モータにより圧縮
バネを介して射出ユニットを前進して金型に圧接させる
場合、射出ユニットを圧縮バネが所定量たわんだ位置で
保持することによってノズルタッチ力を発生させてい
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法では、ノズ
ルタッチ力を変化させたい場合、センサーの位置を動か
すことによって圧縮バネのたわみ量を変える必要があ
る。そのため、タッチ力の調整に時間がかかり、タッチ
力の強さを再現させることが難しいという問題があっ
た。
【０００４】本発明は、ノズルタッチ力をセンサーを移
動させることなく変化させることができる射出成形機の
ノズルタッチ力調整方法を提供することを課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を次
のようにして解決した。すなわち、射出ユニット移動用
モータにより、送りネジを回転して可動ナットを移動
し、圧縮バネを介して射出ユニットを前進し、射出ノズ
ルが金型にタッチした後の圧縮バネのたわみ量をセンサ
ーで検出し、その後、設定されたタイマーの経過後に送
りネジの回転を停止させることで、ノズルタッチ力をタ
イマーの設定により可変とした。
【０００６】なお、射出ノズルが金型にタッチした後の
圧縮バネのたわみ量をセンサーで検出し、その後、送り
ネジを逆転させて設定されたタイマーの経過後に送りネ
ジの回転を停止させることで、ノズルタッチ力をタイマ
ーの設定により可変としてもよい。
【０００７】これにより、本発明では、ノズルタッチ力
を調整する際に、従来のようにセンサーを移動させるこ
となく、所定のたわみ量をセンサーが検出した後、設定
タイマー分遅れて送りネジの回転を停止させるのみでよ
いので、ノズルタッチ力の調整が容易となる
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例に基づき図面を参照して説明する。図１は本発明によ
る射出成形機のノズルタッチ力調整方法の実施に使用す
るノズルタッチ装置の全体構成図である。
【０００９】同図に示すように、射出成形機は、射出ノ
ズル５、射出シリンダ６等からなる射出ユニット２と、
金型３、固定プラテン４等からなる型締ユニット１と、
前記射出ユニット２の射出ノズル５を金型３に対してタ
ッチさせる方向と離間する方向とに駆動すると共に前記
射出ノズル５を所定のタッチ力で前記金型３に当接保持
するノズルタッチ装置１０とを備えている。
【００１０】前記ノズルタッチ装置１０は、固定プラテ
ン４の下部に取り付けられた支持装置１１に一端が回転
可能かつ軸方向移動不能に軸受けされ、射出ユニット２
の下部に取り付けられたブラケット２５と後述するプレ
ート２１の貫通穴２６，２７を通り、射出ユニット２の
下部の図示していない機台に取り付けられた支持装置１
１ａに他端が回転可能かつ軸方向移動不能に軸受けされ
ている送りネジ１２と、送りネジ１２に螺合している可
動ナット１３と、可動ナット１３を固定しているプレー
ト２０と、プレート２０に一端が固定されブラケット２
５の貫通穴２４を通り、他端がプレート２１に固定され
ている２本のジク２２と、ブラケット２５とプレート２
１間にジク２２にガイドされた状態で挿入されている圧
縮バネ２３とを備えている。
【００１１】前記送りネジ１２は、その支持装置１１側
に固定されているギヤ１４を、モータ１７によりギヤ１
５を介して駆動することによって回転される。モータ１
７は、ブレーキ１６により、停止時は回転しないよう保
持される。
【００１２】前記圧縮バネ２３のたわみ量を検出するセ
ンサー１９がジク２２に対して直角方向にブラケット２
５に支持されて設けられている。このセンサー１９の信
号は制御装置１８に入力され、制御装置１８はモータ１
７およびブレーキ１６を駆動する。なお、制御装置１８
にはタイマー１８ａが設けられている。
【００１３】次に、上述したノズルタッチ装置１０の動
作について説明する。
【００１４】モータ１７のブレーキ１６を解放し、モー
タ１７を回転させるとギヤ１５，１４により送りネジ１
２が回転し、可動ナット１３と共に射出ユニット２が移
動する。射出ノズル５が金型３にタッチし、さらにモー
タ１７を回転させると、射出ユニット２とブラケット２
５は停止し、可動ナット１３、プレート２０、ジク２
２、プレート２１が一体となって前進するため、圧縮バ
ネ２３が圧縮され、この反力により射出ノズル５は金型
３に押し付けられる。
【００１５】前記ブラケット２５の停止にともないセン
サー１９の移動も停止する。このセンサー１９により、
プレート２１の位置を検出し、その時点での圧縮バネ２
３のたわみ量を検出する。なお、このたわみ量は基準値
で、予めセンサー１９の位置を調整して定められてい
る。
【００１６】圧縮バネ２３のたわみ量をセンサー１９で
検出した後、制御装置１８のタイマー１８ａ経過後、モ
ータ１７を停止しブレーキ１６を作動させることによ
り、所定のノズルタッチ力が発生する。
【００１７】射出ノズル５の押し付け力を変化させたい
場合は、制御装置１８のタイマー１８ａの設定を変えて
圧縮バネ２３のたわみ量を調整する。
【００１８】上記実施例では、射出ノズル５が金型３に
タッチした後の圧縮バネ２３のたわみ量をセンサー１９
で検出し、その後、設定されたタイマー１８ａの経過後
に送りネジ１２の回転を停止させることで、ノズルタッ
チ力をタイマー１８ａの設定により可変としているが、
射出ノズル５が金型３にタッチした後の圧縮バネ２３の
たわみ量をセンサー１９で検出し、その後、送りネジ１
２を逆転させて設定されたタイマー１８ａの経過後に送
りネジ１２の回転を停止させることで、ノズルタッチ力
をタイマー１８ａの設定により可変としてもよい。
【００１９】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、次のような効果を得ることができる。すな
わち、ノズルタッチ力を変化させたい場合は、センサー
の位置を動かさず、タイマーでバネのたわみ量を変える
だけであるので、タッチ力の調整が簡単にでき、タッチ
力の強さを再現させることが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による射出成形機のノズルタッチ力調整
方法の実施に使用するノズルタッチ装置の全体構成図で
ある。
【符号の説明】
１ 型締ユニット ２ 射出ユニット ３ 金型 ４ 固定プラテン ５ 射出ノズル ６ 射出シリンダ １０ ノズルタッチ装置 １１、１１ａ 支持装置 １２ 送りネジ １３ 可動ナット １４、１５ ギャ １６ ブレーキ １７ モータ １８ 制御装置 １８ａ タイマー １９ センサー ２０、２１ プレート ２２ ジク ２３ バネ ２４、２６、２７ 貫通穴 ２５ ブラケット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 射出ユニット移動用モータ（１７）によ
    り、送りネジ（１２）を回転して該ネジ（１２）に螺合
    されている可動ナット（１３）を移動し、該ナット（１
    ３）の移動により圧縮バネ（２３）を介して射出ユニッ
    ト（２）を前進し、射出ノズル（５）を金型（３）に圧
    接させてノズルタッチ力を発生させる方法において、 射出ノズル（５）が金型（３）にタッチした後の圧縮バ
    ネ（２３）のたわみ量をセンサー（１９）で検出し、そ
    の後、設定されたタイマー（１８ａ）の経過後に送りネ
    ジ（１２）の回転を停止させることで、ノズルタッチ力
    をタイマー（１８ａ）の設定により可変としたことを特
    徴とする射出成形機のノズルタッチ力調整方法。
  2. 【請求項２】 射出ユニット移動用モータ（１７）によ
    り、送りネジ（１２）を回転して該ネジ（１２）に螺合
    されている可動ナット（１３）を移動し、該ナット（１
    ３）の移動により圧縮バネ（２３）を介して射出ユニッ
    ト（２）を移動し、射出ノズル（５）を金型（３）に圧
    接させてノズルタッチ力を発生させる方法において、 射出ノズル（５）が金型（３）にタッチした後の圧縮バ
    ネ（２３）のたわみ量をセンサー（１９）で検出し、そ
    の後、送りネジ（１２）を逆転させて設定されたタイマ
    ー（１８ａ）の経過後に送りネジ（１２）の回転を停止
    させることで、ノズルタッチ力をタイマー（１８ａ）の
    設定により可変としたことを特徴とする射出成形機のノ
    ズルタッチ力調整方法。
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