JPH074589Y2 - カレントセンサ - Google Patents

カレントセンサ

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JPH074589Y2
JPH074589Y2 JP3746390U JP3746390U JPH074589Y2 JP H074589 Y2 JPH074589 Y2 JP H074589Y2 JP 3746390 U JP3746390 U JP 3746390U JP 3746390 U JP3746390 U JP 3746390U JP H074589 Y2 JPH074589 Y2 JP H074589Y2
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JP
Japan
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winding
current sensor
bobbin
core
lead wire
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP3746390U
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JPH03128863U (ja
Inventor
敏夫 角田
康次 芝野
邦彦 横浜
義昭 大林
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Hosiden Corp
Original Assignee
Hosiden Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、磁界を検出するカレントセンサに関する。
〈従来の技術〉 従来のカレントセンサは、リング状のコアに巻線を数百
〜数千回もトロイダル巻されて構成されている。この巻
線の巻回には、トロイダル巻線機が用いられる。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、従来のカレントセンサの製造に用いられ
るトロイダル巻線機の構造は、非常に複雑であった。こ
れは、リング状のコアに巻線を直接巻回するカレントセ
ンサの構造に起因している。
本考案は上記事情に鑑みて創案されたもので、複雑な巻
線機を用いなくても巻線の巻回作業が容易なカレントセ
ンサを提供することを目的としている。
〈課題を解決するための手段〉 本考案に係るカレントセンサは、リード線の周囲に形成
される磁界を検出するカレントセンサであって、前記リ
ード線が挿通されるループ状のコアと、複数個に分割可
能であり、かつ前記コアの一辺に回転自在に支持される
ボビンと、このボビンの巻付部に巻回される巻線とを有
している。
〈作用〉 カレントセンサは、コアの中にリード線を挿通して用い
られ、当該リード線からの漏電等を周囲に発生した磁界
によって検出する。
〈実施例〉 以下、図面を参照して本考案に係る一実施例を説明す
る。
第1図は本考案の一実施例に係るカレントセンサの一部
破断正面図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3図
は樋状部材の斜視図、第4図はこのカレントセンサへの
巻線の巻回作業を示す説明図である。
本実施例に係るカレントセンサは、リード線の周囲に形
成される磁界を検出するカレントセンサであって、前記
リード線が挿通されるループ状のコア10と、2つの樋状
部材21からなり、かつ前記コア10の長辺に回転自在に支
持されるボビン20と、このボビン20の巻付部22に巻回さ
れる巻線30とを有している。
コア10は、略ロ字形状に形成された複数枚のパーマロイ
板11を積層したものを絶縁性樹脂12でカバーして構成さ
れている。
ボビン20は、第3図に示すような樋状部材21を2つ組み
合わせることによって構成される。この樋状部材21は、
ボビン20をいわば半割りにしたものであって、中心には
凹溝211が、両端には半円状の半円壁212が形成されてい
る。さらに、半円壁212の外側には半円ギア213が設けら
れている。また、当該樋状部材21の接合面には、組み合
わせの際に位置がずれないように位置決め用ボス215及
びこれに対応する穴216が設けられている。
かかる樋状部材21を2つ組み合わせると、半円壁212の
間の曲面214が巻付部22となり、凹溝211が組み合わさっ
て貫通孔23となり、半円壁212が組み合わさって規制壁2
4となる。さらに、半円ギア213が組み合わさってギア部
25となる。かかるボビン20は、前記貫通孔23にコア10の
長辺を挿通して回転自在に支持される。
次に、本実施例に係るカレントセンサの組立手順につい
て説明する。
略ロ字形状に形成されたパーマロイ板11を複数枚積層し
たものを絶縁性樹脂12でカバーしてコア10となす。かか
るコア10の長辺に2つの樋状部材21を組み合わせてボビ
ン20を回転自在に支持させる。
かかるコア10を巻線機40にセットする。当該巻線機40
は、コア10を固定するチャック部41と、ボビン20を回転
させる回転部42と、巻線30を予め巻回収納しておき、ボ
ビン20の回転に伴って巻線30を繰り出す巻線収納部43と
を有している。
回転部42は、前記ギア部25に噛合する合計6個(第4図
では3個のみが示されている)のギア421と、このギア4
21を回転駆動する図外のモータと、前記ギア421をギア
部25に対して接離移動させる図外の接離機構とを有して
いる。かかるギア421は、左右両側のギア部25に3個ず
つ、120゜間隔でセットされている。
巻線収納部43は、回転可能に支持されたドラム状のもの
であって、巻線30が巻回状態で収納されている。なお、
当該巻線収納部43は、所定以上のテンションが巻線30に
加えられて初めて巻線30が繰り出されるように構成され
ている。
回転部42によるボビン20の回転に伴って、巻線30が巻線
収納部43から繰り出され、巻付部22に巻回される。巻線
30を所定回数だけ巻回してカレントセンサの組み立てが
終了する。
このようにして組み立てられたカレントセンサは、コア
10の中にリード線を挿通して用いられ、当該リード線か
らの漏電等を周囲に発生した磁界によって検出する。
なお、上記実施例では、ボビン20は2つの樋状部材21か
ら構成されると説明したが、本考案がこれに限定される
わけではなく、複数の部材を組み合わせることによって
コア10の一辺に回転自在に支持されるように構成されて
いればよい。
また、ボビン20に巻線30を巻回してカレントセンサの組
み立てが終了した後、コア10とボビン20との間に樹脂等
を充填してボビン20をコア10に固定してもよい。
〈考案の効果〉 半考案に係るカレントセンサは、コアに回転自在に支持
されたボビンに巻線を巻回するように構成されているの
で、ボビンを回転させ、この回転に伴って巻線を巻回す
ることができる。従って、巻線の巻回作業に複雑な構造
の巻線機を用いる必要がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るカレントセンサの一部
破断正面図、第2図は第1図のA-A線断面図、第3図は
樋状部材の斜視図、第4図はこのカレントセンサへの巻
線の巻回作業を示す説明図である。 10……コア、20……ボビン、22……巻付部、30……巻
線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リード線の周囲に形成される磁界を検出す
    るカレントセンサにおいて、前記リード線が挿通される
    ループ状のコアと、複数個に分割可能であり、かつ前記
    コアの一辺に回転自在に支持されるボビンと、このボビ
    ンの巻付部に巻回される巻線とを具備したことを特徴と
    するカレントセンサ。
JP3746390U 1990-04-06 1990-04-06 カレントセンサ Expired - Lifetime JPH074589Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3746390U JPH074589Y2 (ja) 1990-04-06 1990-04-06 カレントセンサ

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JP3746390U JPH074589Y2 (ja) 1990-04-06 1990-04-06 カレントセンサ

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Publication Number Publication Date
JPH03128863U JPH03128863U (ja) 1991-12-25
JPH074589Y2 true JPH074589Y2 (ja) 1995-02-01

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