JPS5943686Y2 - 整列巻線用巻枠 - Google Patents
整列巻線用巻枠Info
- Publication number
- JPS5943686Y2 JPS5943686Y2 JP14399579U JP14399579U JPS5943686Y2 JP S5943686 Y2 JPS5943686 Y2 JP S5943686Y2 JP 14399579 U JP14399579 U JP 14399579U JP 14399579 U JP14399579 U JP 14399579U JP S5943686 Y2 JPS5943686 Y2 JP S5943686Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- core
- frame
- aligned
- round bar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
- Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は細線を完全整列に巻線するための電気機器の巻
線用巻枠の構造に関する。
線用巻枠の構造に関する。
従来普通に用いられるこの種巻枠は第1図に示す通りで
ある。
ある。
同図において、1は巻枠の巻芯であり、鋼で作られ、図
示のように四分割されている。
示のように四分割されている。
巻芯1の中心円孔に芯枠4が挿通され、更に芯枠4には
巻芯1の両側から鍔片2が挿通されて該両側端面に接触
せしめられる。
巻芯1の両側から鍔片2が挿通されて該両側端面に接触
せしめられる。
第2図はこれらの巻芯1と鍔片2の各複数個を共通1個
の芯枠4の周りに順次重ねて組立て・た状態を示す。
の芯枠4の周りに順次重ねて組立て・た状態を示す。
このような状態にして各巻芯1の上に細線(0,25〜
0.45 @ )を巻回する。
0.45 @ )を巻回する。
巻芯1の四つの角(カド)に溝3が設けられ、ソノ上に
最下層の巻線が施される。
最下層の巻線が施される。
この溝を設ける理由は巻芯1の上に多層に巻回された巻
線を鍔片2が取除かれた後も安定に保持するためである
。
線を鍔片2が取除かれた後も安定に保持するためである
。
即ち溝3がない巻線では鍔片2を取除くと巻線コイルが
バラバラになり、後の作業に支障を来たすからである。
バラバラになり、後の作業に支障を来たすからである。
処で、このように巻芯10周面に銅線案内用の溝3を設
けることは手間の掛かる作業であるばかりでなく、特に
巻芯1の四つの角にR即ち丸味がついていることの故に
加工がゴ層面倒になり、作業性が非常に悪い欠点がある
。
けることは手間の掛かる作業であるばかりでなく、特に
巻芯1の四つの角にR即ち丸味がついていることの故に
加工がゴ層面倒になり、作業性が非常に悪い欠点がある
。
本考案は上記従来の欠点を取除くことを目的とするもの
であり、その要旨は巻芯の四つの角には各々半円以上の
単なる凹所を設けておき、この凹所に別に用意した所定
の溝付きの丸棒を差込んで結合した構造に存する。
であり、その要旨は巻芯の四つの角には各々半円以上の
単なる凹所を設けておき、この凹所に別に用意した所定
の溝付きの丸棒を差込んで結合した構造に存する。
本考案の1実施例を示す第3図において、鋼製の巻芯5
は前記の巻芯1と同様に四個に分割されルカ、その四つ
の角に半円以上の凹所、例えば円の273は巻芯胴体に
残るような凹所が設けられる。
は前記の巻芯1と同様に四個に分割されルカ、その四つ
の角に半円以上の凹所、例えば円の273は巻芯胴体に
残るような凹所が設けられる。
その各凹所に予め別途作られた鋼製の丸棒6を図示矢印
のように軸方向に挿入する。
のように軸方向に挿入する。
丸棒6の周面には所定のピンチで溝切り加工が施されて
いる。
いる。
これを作るとき実際には1本の長い丸棒の周面に溝切り
加工を施して後、所定の寸法で順次切断して行くことが
望ましい。
加工を施して後、所定の寸法で順次切断して行くことが
望ましい。
このような構造によれば、丸棒に溝切りすることも、ま
た四角形巻芯の四つの角に半円以上の凹所を設けること
も共に簡単な作業であるから、前記従来の四角形の四つ
の角に直接溝切りした巻芯に比べて作業性が極めて良い
。
た四角形巻芯の四つの角に半円以上の凹所を設けること
も共に簡単な作業であるから、前記従来の四角形の四つ
の角に直接溝切りした巻芯に比べて作業性が極めて良い
。
巻芯5を図示のように四つ切りにする作業と丸棒6を四
つ角の凹所に挿入する作業との先後関係は何れでもよい
が、挿入を先にすると後の四つ切り作業時に丸棒の角が
若干の突起物となって邪魔になり又はこれを損傷する恐
れもあるので四つ切りを先にする方が稍望ましい。
つ角の凹所に挿入する作業との先後関係は何れでもよい
が、挿入を先にすると後の四つ切り作業時に丸棒の角が
若干の突起物となって邪魔になり又はこれを損傷する恐
れもあるので四つ切りを先にする方が稍望ましい。
その後の作業は巻芯5の周りに巻線を施し、次に鍔片2
を取外すし、芯枠4を引抜き、その後巻芯5を巻線コイ
ルから引離す。
を取外すし、芯枠4を引抜き、その後巻芯5を巻線コイ
ルから引離す。
さきに巻芯5(又は1)を四つ切りにしたのはこのコイ
ルから引離すときその作業が容易に行えるようにするた
めである。
ルから引離すときその作業が容易に行えるようにするた
めである。
かくしてコイルだけが製品として残る。本考案によれば
、従来のこの種巻枠に比して巻線整列用の溝加工の作業
性が極めて良くなる効果がある。
、従来のこの種巻枠に比して巻線整列用の溝加工の作業
性が極めて良くなる効果がある。
第1図は従来の巻枠の分解斜視図、第2図はその組立後
の平面図、第3図は本考案による巻枠巻芯及びその1部
素材の斜視図である。 1.5・・・・・・巻芯、2・・・・・・鍔片、3・・
・・・・溝部、4・・・・・・芯枠、6・・・・・・溝
付き丸棒。
の平面図、第3図は本考案による巻枠巻芯及びその1部
素材の斜視図である。 1.5・・・・・・巻芯、2・・・・・・鍔片、3・・
・・・・溝部、4・・・・・・芯枠、6・・・・・・溝
付き丸棒。
Claims (1)
- 四角形巻芯の四つの角に各々半円以上の凹所を設け、こ
の凹所に所定のピンチで溝切りした丸棒が挿入されてい
る構造の整列巻線用巻枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14399579U JPS5943686Y2 (ja) | 1979-10-19 | 1979-10-19 | 整列巻線用巻枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14399579U JPS5943686Y2 (ja) | 1979-10-19 | 1979-10-19 | 整列巻線用巻枠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5663010U JPS5663010U (ja) | 1981-05-27 |
JPS5943686Y2 true JPS5943686Y2 (ja) | 1984-12-26 |
Family
ID=29375203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14399579U Expired JPS5943686Y2 (ja) | 1979-10-19 | 1979-10-19 | 整列巻線用巻枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5943686Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4583798B2 (ja) * | 2004-04-15 | 2010-11-17 | トヨタ自動車株式会社 | 回転電機のコイル、回転電機およびコイルの製造方法 |
JP2012188251A (ja) * | 2011-03-11 | 2012-10-04 | Nitto Denko Corp | フィルム巻取用巻芯及びそれを用いたフィルム巻回体 |
-
1979
- 1979-10-19 JP JP14399579U patent/JPS5943686Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5663010U (ja) | 1981-05-27 |
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