JPS608525Y2 - タイマ−モ−タ−用コイル - Google Patents
タイマ−モ−タ−用コイルInfo
- Publication number
- JPS608525Y2 JPS608525Y2 JP13882278U JP13882278U JPS608525Y2 JP S608525 Y2 JPS608525 Y2 JP S608525Y2 JP 13882278 U JP13882278 U JP 13882278U JP 13882278 U JP13882278 U JP 13882278U JP S608525 Y2 JPS608525 Y2 JP S608525Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- bobbin
- cover
- wire
- lead
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は一定時限経過後にスイッチを入切作動させる
ように構成されるタイマーにおいて、その駆動源として
用いられるタイマーモーター更に詳しくはそのタイマー
モーター用のコイルに関するものである。
ように構成されるタイマーにおいて、その駆動源として
用いられるタイマーモーター更に詳しくはそのタイマー
モーター用のコイルに関するものである。
この種のタイマーモーターはその使用目的上、全体を小
型軽量に製造せねばならない要求がある。
型軽量に製造せねばならない要求がある。
その為にコイルは小さいボビンに非常に細くて切れ易い
コイル線を巻き付けて構成され、更にコイルの端部とこ
れと電源とを結ぶ為のリード線との接続はコイルの表面
上において行なわれている。
コイル線を巻き付けて構成され、更にコイルの端部とこ
れと電源とを結ぶ為のリード線との接続はコイルの表面
上において行なわれている。
このような構造のものは先ずリード線の露出部とコイル
の表面との絶縁を図らねばならない為、コイル巻き上後
先ずその表面に絶縁テープを巻付け、次にリード線の露
出部をそこに位置させ、それにコイル線の自由端を電気
的に接続させ、次にその接続部を含む状態でコイルの外
周にビニールテープを巻き付け、接続部を機械的にコイ
ルに対し固定している。
の表面との絶縁を図らねばならない為、コイル巻き上後
先ずその表面に絶縁テープを巻付け、次にリード線の露
出部をそこに位置させ、それにコイル線の自由端を電気
的に接続させ、次にその接続部を含む状態でコイルの外
周にビニールテープを巻き付け、接続部を機械的にコイ
ルに対し固定している。
しかしこのような作業は、タイマーモーター用というそ
の用途上コイルが小さい為に非常にやりづらい問題点が
ある。
の用途上コイルが小さい為に非常にやりづらい問題点が
ある。
また上記のような構成のものにあっては、最終のテープ
巻が弱い力でなされるとリード線に外力が加わった場合
にコイル線が接続部付近で断線してしまう危険性がある
。
巻が弱い力でなされるとリード線に外力が加わった場合
にコイル線が接続部付近で断線してしまう危険性がある
。
そこでこれを防ぐ為に上記のテープ巻きがきつく行なわ
れる。
れる。
しかしそのテープ巻がきつくなければなる程コイルに対
する外圧が増し、内部でのレアーショートなどの故障を
引き起こす問題がある。
する外圧が増し、内部でのレアーショートなどの故障を
引き起こす問題がある。
そこで本考案は上記の問題点を除くようにしたもので、
組立を簡易迅速に行なうことができ、更に組立後の状態
においてはコイル線を外力がいっさいかからない状態に
保持できて、コイル線の断線事故を未然に防止できるよ
うにしたタイマーモーター用コイルを提供しようとする
ものである。
組立を簡易迅速に行なうことができ、更に組立後の状態
においてはコイル線を外力がいっさいかからない状態に
保持できて、コイル線の断線事故を未然に防止できるよ
うにしたタイマーモーター用コイルを提供しようとする
ものである。
以下本願の実施例を示す図面について説明する。
第1図に示されたタイマーモーター用コイル1において
、2はボビンで、耐熱性と絶縁性の良好な樹脂材料(−
例としてナイロン)で形成されている。
、2はボビンで、耐熱性と絶縁性の良好な樹脂材料(−
例としてナイロン)で形成されている。
3はボビン2の鍔部一部を延出させて形成した張出部、
4は張出部3と一部に形成された支持部を夫々示す。
4は張出部3と一部に形成された支持部を夫々示す。
5はピン状のリード子で、コイルボビン2の軸線方向に
向けて配設されており、張出部3、支持部4によって固
定的に持されている。
向けて配設されており、張出部3、支持部4によって固
定的に持されている。
またこのリード子5は導電性の良好な金属材料で形成さ
れており、その一方の露出部5aは次に述べるコイル線
の接続部に、他方の露出部5bは電源の接続端子となっ
ている。
れており、その一方の露出部5aは次に述べるコイル線
の接続部に、他方の露出部5bは電源の接続端子となっ
ている。
5はコイル線で、−例として3/100〜4110−の
太さでかつ絶縁被覆がなされた銅線が用いられる。
太さでかつ絶縁被覆がなされた銅線が用いられる。
またその巻始め及び巻終りの端末6aw6bはリード子
5゜5における接続部5a、5aに巻き付け、更に半田
付されている。
5゜5における接続部5a、5aに巻き付け、更に半田
付されている。
両巻始めの端6aは、図示はしないが周知の如くボビン
2の一部に形成された溝に通すことによって、ボビン2
に巻き重ねられた部分との絶縁性が保たれている。
2の一部に形成された溝に通すことによって、ボビン2
に巻き重ねられた部分との絶縁性が保たれている。
尚この絶縁手段はクロスオーバーテープを用いて行なっ
てもよい。
てもよい。
次に7はカバーで、ボビン2と同様の材料をもってボビ
ン2の外周及びリード子5の接続部5aを覆い尽す大き
さに形成されている。
ン2の外周及びリード子5の接続部5aを覆い尽す大き
さに形成されている。
次に第2図にはカバー7の内面の状態が示されている。
この図において、8はカバー7の一部に形成された支持
体で、凹状の支持部8aが穿設されている。
体で、凹状の支持部8aが穿設されている。
この支持部8aは第3図に明示されるように、リード子
5における接続部5aの端部5a′が嵌入するように形
成しである。
5における接続部5aの端部5a′が嵌入するように形
成しである。
尚このカバー7はボビン2に対し単に被せ付けるのみの
外、必要に応じてはその状態においてその全周あるいは
要部のみを接着あるいは溶着等の手段により接合させら
れる。
外、必要に応じてはその状態においてその全周あるいは
要部のみを接着あるいは溶着等の手段により接合させら
れる。
次に第3図は上記コイル1を用いたタイマーモーターの
一例を示すものである。
一例を示すものである。
尚このタイマーモーターの構造は公知のもので、10.
11は夫々金属材料(磁性材料)で形成された内ケース
及び外ケース、12.13はケースの一部を切り起こし
て形成された磁極片で、コイル1の位置決めをも行なう
ようにされている。
11は夫々金属材料(磁性材料)で形成された内ケース
及び外ケース、12.13はケースの一部を切り起こし
て形成された磁極片で、コイル1の位置決めをも行なう
ようにされている。
14.15は脅威樹脂材料で形成された軸受、16は回
転軸、17は回転軸16に固定されたロータで、フェラ
イト磁石で形成されている。
転軸、17は回転軸16に固定されたロータで、フェラ
イト磁石で形成されている。
18は回転軸16に定されたピニオン、19はクマトリ
コイルである。
コイルである。
以上のようにこの考案にあっては、リード子5は張出部
3に貫設させてそのリード子5における端部5a’は自
由端としであるから、コイルボビン2に巻かれたコイル
線6の端末をリード子5に接続する場合には、コイルボ
ビン2から離れた位置でしかも張出部3から自立する状
態のり−ド子5にコイル線6の端末をくるくると巻き付
けて接続できる特長がある。
3に貫設させてそのリード子5における端部5a’は自
由端としであるから、コイルボビン2に巻かれたコイル
線6の端末をリード子5に接続する場合には、コイルボ
ビン2から離れた位置でしかも張出部3から自立する状
態のり−ド子5にコイル線6の端末をくるくると巻き付
けて接続できる特長がある。
このことは、これがタイマーモーター用のコイルで非常
に小型のものでありまたコイル線6も極めて細いもので
あっても、上記のような端末処理作業を簡易迅速化させ
る上に大きな効果を示す。
に小型のものでありまたコイル線6も極めて細いもので
あっても、上記のような端末処理作業を簡易迅速化させ
る上に大きな効果を示す。
その上水考案にあっては、上記のような端末処理の後カ
バー7が被せられて完成されたコイル1をタイマーモー
ターへの組込の為に持ち歩いたりあるいはその組込作業
をする場合には、カバー7が上記のコイル線を覆ってこ
れに手が触れることを防止し、その断線事故を未然に防
ぐは勿論のこと、カバー7をコイルボビン5に固着させ
るだけで、カバーに形成された支持部8aがリード子5
における上記コイル線6が接続された側の端部5a′を
支持して、リード子5における上記コイル線6が巻付け
られた部分は両持状態で完全な固定状態に支持される特
長があり、これにより上記のような作業時にリード子5
に種々の衝撃力が加わったりしても、細いコイル線6が
リード子5に対する接続部付近で断線して、コイルが不
良品となってしまったりする事故を未然に防止できる効
果がある。
バー7が被せられて完成されたコイル1をタイマーモー
ターへの組込の為に持ち歩いたりあるいはその組込作業
をする場合には、カバー7が上記のコイル線を覆ってこ
れに手が触れることを防止し、その断線事故を未然に防
ぐは勿論のこと、カバー7をコイルボビン5に固着させ
るだけで、カバーに形成された支持部8aがリード子5
における上記コイル線6が接続された側の端部5a′を
支持して、リード子5における上記コイル線6が巻付け
られた部分は両持状態で完全な固定状態に支持される特
長があり、これにより上記のような作業時にリード子5
に種々の衝撃力が加わったりしても、細いコイル線6が
リード子5に対する接続部付近で断線して、コイルが不
良品となってしまったりする事故を未然に防止できる効
果がある。
更に本考案のコイル1にあっては、上記のような構成で
あるから、コイル線6の端末が接続されるリード子5と
ボビン2に巻かれたコイル線6の外表面との間隔を広く
とることができ、両者間の絶縁性を高く保持できる効果
もある。
あるから、コイル線6の端末が接続されるリード子5と
ボビン2に巻かれたコイル線6の外表面との間隔を広く
とることができ、両者間の絶縁性を高く保持できる効果
もある。
図面は本願の実施例を示すもので、第1図はコイルの分
解斜視図、第2図はカバーの底面図、第3図はタイマー
モーターの縦断面図。 1・・・・・・コイル、2・・・・・・ボビン、3・・
・・・・弧部、5・・・・・・リード子、5a′・・・
・・・端部、6・・・・・・コイル線、7・・・・・・
カバー、8a・・・・・・支持部。
解斜視図、第2図はカバーの底面図、第3図はタイマー
モーターの縦断面図。 1・・・・・・コイル、2・・・・・・ボビン、3・・
・・・・弧部、5・・・・・・リード子、5a′・・・
・・・端部、6・・・・・・コイル線、7・・・・・・
カバー、8a・・・・・・支持部。
Claims (1)
- 軸線方向に間隔を設けて形成した一対の鍔部を有スるコ
イルボビンにあっては上記一対の鍔部の間にコイル線を
巻回具備させてあり、更に該コイルボビンにおける一方
の鍔部の一部を半径方向外方に突出させてそこを張出部
としてあり、上記張出部にはコイルボビンの軸線方向に
向けて貫設させたピン状のリード子を備えると共に、上
記コイル線の端末は、該リード子のコイル線に近い側に
接続してあり、一方上記コイルボビンの外周及びリード
子の接続部を覆い尽くす大きさで、しかも上記ボビンに
対して固着可能に構成されたカバーを有し、更に上記カ
バーには、上記コイル線が接続しであるリード子の端部
を嵌め得るようにした凹状の支持部を具備させ、かつ、
その支持部の位置は、カバーを上記ボビンに固着させた
状態において、上記リード子におけるコイル線の端末が
接続された側の端部と対向する位置に形成されているこ
とを特徴とするタイマーモーター用コイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13882278U JPS608525Y2 (ja) | 1978-10-09 | 1978-10-09 | タイマ−モ−タ−用コイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13882278U JPS608525Y2 (ja) | 1978-10-09 | 1978-10-09 | タイマ−モ−タ−用コイル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5556454U JPS5556454U (ja) | 1980-04-16 |
JPS608525Y2 true JPS608525Y2 (ja) | 1985-03-26 |
Family
ID=29112347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13882278U Expired JPS608525Y2 (ja) | 1978-10-09 | 1978-10-09 | タイマ−モ−タ−用コイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS608525Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-10-09 JP JP13882278U patent/JPS608525Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5556454U (ja) | 1980-04-16 |
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