JPH0740535B2 - チヨ−クコイル及びその製造方法 - Google Patents

チヨ−クコイル及びその製造方法

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JPH0740535B2
JPH0740535B2 JP60275342A JP27534285A JPH0740535B2 JP H0740535 B2 JPH0740535 B2 JP H0740535B2 JP 60275342 A JP60275342 A JP 60275342A JP 27534285 A JP27534285 A JP 27534285A JP H0740535 B2 JPH0740535 B2 JP H0740535B2
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JP
Japan
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choke coil
core
conductive plate
lead wire
plate member
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JP60275342A
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JPS62134913A (ja
Inventor
勝美 佐々木
義信 楠田
千廣 川口
筆男 福永
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は各種電子機器等に使用するチョークコイル及び
その製造方法に関するものである。
従来の技術 従来より、糸巻き形コアを使用したチョークコイルに
は、端子の形状の形状によりアキシャルリード型のもの
や、金属片電極等を使用したリードレス型のものがあ
り、これらは各種電子機器のプリント基板に装着されて
広く使用されている。
ところで、アキシャルリード型のチョークコイルは、第
4図にしめすように、糸巻き形コア1の両端に設けられ
た鍔部2にリード線3を樹脂4にて固定し、コアの胴部
5に巻き線6を施し、その巻き線6の端部7を前記リー
ド線3に巻き付けて半田付けし、全体を樹脂8にて一体
に固めて形成される。また、前記樹脂8はローラー等に
て塗布される。
以上のようにして製作されるアキシャルリード型のチョ
ークコイルはコア1の中心軸9を中心とした工法にて製
作できるため一貫生産が容易であり、安価に製造するこ
とが可能である。
また、第5図に示すようなリードレス型のチョークコイ
ルは、糸巻き形コア10に、これとは別に設けられた金属
片電極11をマウントし、前記糸巻き形コア10の胴部12に
巻き線13を施し、この巻き線の端部14を前記電極11に溶
接にて接続し、その後樹脂15にて一体に成型したもので
ある。
発明が解決しようとする問題点 前記したように、アキシャルリード型のチョークコイル
は一貫生産が可能であるが、リードレス型のチョークコ
イルはその形状上一貫生産が困難であった。従って、両
タイプのチョークコイルを同一の製造設備にて一貫生産
することはできなかった。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため、本発明のチョークコイルは
以下のように構成した。
即ち、巻き線が巻回されるコアの鍔部に隙間を設けて導
電性板状部材を配置し、その導電性板状部材にリード線
を立設するとともにそのリード線を鍔部に接合し、導電
性板状部材の外側面が表出するようにコアを外装材で被
覆する構成とした。
作用 上記したように構成することにより導電性板状部材の両
側にリード線を形成したものを用いればアキシャルリー
ド型のチョークコイルが完成でき、また、このように構
成されたアキシャルリード型のチョークコイルより外側
のリード線を除去すればリードレス型のチョークコイル
が完成できる。また、導電性板状部材の片側にのみリー
ド線を設けたものを用いてリードレス型のチョークコイ
ルを得ることもでき、アキシャルリード型のチョークコ
イルとリードレス型のチョークコイルの製造工程の大部
分を共用することができ、共に一貫生産が可能となる。
更に、導電性板状部材とコアの間に隙間を設けたことに
よって、導電性板状部材に渦電流が発生するのを防止で
きるとともに熱膨張係数の違いなどによって発生する熱
応力を緩和することができる。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例のチョークコイルの断面図で
あり、図において21は糸巻き状に形成されたコアであ
り、その両端部には鍔部22が形成されている。23は円盤
状の導電性板状部材でありその両側には内側リード線24
と外側リード線25が形成されており、内側リード線24は
前記コア21の鍔部に導電性樹脂26にて固定されている。
更に導電性板状部材23は鍔部22に隙間を設けて配置され
ている。前記コア21の胴部27の外周に巻回された巻き線
28の端部29は前記内側リード線24に巻き付けられ半田付
けされている。その後、前記導電性板状部材23の外側の
面23a並びに外側リード線25を表出させた状態で樹脂30
によって全体を被覆する。
以上のようにしてアキシャルリード型のチョークコイル
が完成する。
又、リードレス型のチョークコイルは前記したアキシャ
ルリード型のチョークコイルより外側リード線25を切除
することによって容易に得ることができる。
従って、本実施例によればアキシャルリード型のチョー
クコイルとリードレス型のチョークコイルを同一の製造
工程にて製造することができる。
また、共にコア21の中心軸31を中心とした工法にて製作
できるため一貫生産が容易であり、安価に製造すること
が可能である。
更に、本実施例では、導電性板状部材23と鍔部22の間に
隙間を設けているので、巻き線28に発生する磁界によっ
て導電性板状部材23に渦電流を発生する事を抑制できる
のでチョークコイルのQ値の劣化を防止でき、損失を小
さくする事ができる。また、導電性板状部材23と鍔部22
の隙間に樹脂30を介在させているので、外部からの熱や
あるいは自己発熱による熱によって鍔部22と導電性板状
部材23の間に熱応力が生じても緩和する事ができ、チョ
ークコイルの耐久性を向上させる事ができる。さらに、
リード線24に巻き線28の両端を巻回しているので、巻き
線28とリード線24の接合強度を強くする事ができるとと
もに、巻き線28の結線作業性を向上させる事ができる。
また、第3図のように内側リード線32しか有しない導電
性板状部材33を用いてリードレス型のチョークコイルを
製造する際にも上記したアキシャルリード型のチョーク
コイルとその製造工程の大部分を共用することができ極
めて有用なるものである。
発明の効果 以上の説明にて明らかになったように本発明によれば、
巻き線が巻回されるコアの鍔部に隙間を設けて導電性板
状部材を配置し、その導電性板状部材にリード線を立設
するとともにそのリード線を鍔部に接合し、導電性板状
部材の外側面が表出するようにコアを外装材で被覆した
事によって、アキシャルリード型チョークコイルと、リ
ードレス型チョークコイルが同一の製造設備を共用して
製造することができ、また、共に一貫生産が可能となり
その効果は大なるものがある。
更に、導電性板状部材と鍔部の間に隙間を設けたことに
よって、導電性板状部材に渦電流が発生するのを抑制で
き、それによる損失を小さくする事ができる。加えて、
導電性板状部材と鍔部の間に発生する熱応力も前記隙間
に設けられた外装材によって吸収されるので、耐久性が
向上する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明のチョークコイルの製造方法にて製造し
たアキシャルリード型チョークコイルの断面図、第2図
は第1図のアキシャルリード型チョークコイルより外側
リード線を切除して得たリードレス型チョークコイルの
斜視図、第3図は内側リード線のみを形成した導電性板
状部材の斜視図、第4図は従来のアキシャルリード型の
チョークコイルの断面図、第5図は従来のリードレス型
のチョークコイルの断面図である。 21……コア、22……鍔部 23……導電性板状部材 24……内側リード線、25……外側リード線 26……導電性樹脂、27……胴部 28……巻き線、29……端部 30……樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福永 筆男 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭56−161311(JP,U) 実開 昭60−45407(JP,U) 実開 昭59−61513(JP,U)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両側に鍔部を有したコアと、前記コアの胴
    部に巻回された巻き線と、前記鍔部に隙間を設けて配置
    された導電性板状部材と、前記導電性板状部材に立設さ
    れるとともに前記鍔部に接合された前記リード線と、前
    記導電性板状部材の外側面を表出させるように前記コア
    を被覆する外装材とを備えた事を特徴とするチョークコ
    イル。
  2. 【請求項2】導電性板状部材の両側にリード線を設け、
    コアの両側に設けられた鍔部との間に隙間を設けて前記
    導電性板状部材を配置するとともに前記リード線の一方
    を前記鍔部に接続し、前記コアに巻き線を施し、その後
    前記導電性板状部材の外側面を表出させた状態で全体を
    外装材にて被覆成型し、前記リード線の他方に切除加工
    を施す事を特徴とするチョークコイルの製造方法。
JP60275342A 1985-12-06 1985-12-06 チヨ−クコイル及びその製造方法 Expired - Lifetime JPH0740535B2 (ja)

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JPS62134913A JPS62134913A (ja) 1987-06-18
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