JPH0132325Y2 - - Google Patents

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JPH0132325Y2
JPH0132325Y2 JP10346080U JP10346080U JPH0132325Y2 JP H0132325 Y2 JPH0132325 Y2 JP H0132325Y2 JP 10346080 U JP10346080 U JP 10346080U JP 10346080 U JP10346080 U JP 10346080U JP H0132325 Y2 JPH0132325 Y2 JP H0132325Y2
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JP
Japan
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coil
stator
coil bobbin
core
wound
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JP10346080U
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JPS5726814U (ja
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Landscapes

  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、時計用小型同期モータに関するもの
である。
従来の典型的な時計用小型同期モータは、駆動
コイルが巻回されたコイルボビンの中空孔に磁性
材で形成したコイル芯を挿通し、永久磁石ロータ
と磁気的に結合するステータを、コイル芯のコイ
ルボビンからの突出端部に連結することによつて
構成されていた。コイル芯に近い部分はコイルの
ターン数を最もかせぐことができる部分である
が、上記構成によると、その部分にコイルボビン
の筒部の肉厚が介在することになる。そのためコ
イルの所望のターン数を得るのにコイルの外径が
大きくなつてしまう。そこでウオツチの分野で
は、例えば実開昭52−144339号公報のように、コ
イル芯に直接コイルを巻回し、コイルの両端部を
一対のコイル枠によつて規制するようにしてい
る。コイル芯に直接コイルを巻回するといつて
も、実際にはコイル巻回時にコイル芯のエツジに
よつてコイルが断線するのを防止するために、コ
イル芯の外周面には絶縁テープが巻回され、その
上からコイルが巻回されている。そのため、この
改良された公知技術によると、コイルの外形を小
さくするのには有効であるが、その反面でコイル
を巻回するための工程が増え、またコイル枠が不
安定なためにコイル巻回の作業性が悪くなる欠点
を生じていた。
そこで本考案は、時計用小型同期モータにおい
て、コイルボビンをモータの磁気回路の構成要素
として使用することによつて上記従来の欠点を除
去することを目的とするものである。
以下、本考案の好適な一実施例を図面を参照し
て説明する。
第1図において、磁性材にて形成されているス
テータ1は、平面コ字形をなし、その中途に永久
磁石ロータRを収容しそれを磁気的に回転駆動す
るするためのノツチ付円孔2を有している。この
ステータ1は、本来は左右一組の2部材からなる
ものであるが、この実施例では狭幅部1a,1a
を解して一体に繋つている。狭幅部1a,1aの
部分は磁気抵抗が高いので、ステータ1はこの部
分で磁気的に二つに分断されているように作用す
る。ステータ1の端部3,4は、コイルボビン5
にそのつば部6の外側で連結している。
そこでコイルボビン5の構造について詳細に説
明する。
コイルボビン5は、軟磁性粉末を混合したプラ
スチツクにて一体に形成されたものであつて、駆
動コイル9が巻回される芯部8は中実に形成され
ている。つば部6の外側に形成されている連結部
は、互いに対向的に形成された連結片7,7によ
つて構成され、両連結片7,7がステータ1の端
部3,4をその両面側よりサンドイツチ状に弾着
するようになつている。
このように構成した本考案による時計用小型モ
ータは、コイルボビン自体をモータの磁気回路の
構成要素として使用しているから、部品点数の合
理化が計れる。磁芯を兼用するコイルボビンの芯
部はプラスチツクの柔らかい性質を有していの
で、コイルをそれに直接巻回してもコイル断線の
心配がない。したがつて従来のような絶縁テープ
によるコイル保護が不要であるから、製造組立の
工程が少なくて済む。勿論、コイルの外径を大き
くすることなく所望のコイルターン数を得ること
ができる。またモータの磁気回路にプラスチツク
磁性材料を使用した場合は若干の磁気効率の低下
は免れないが、本考案ではステータの端部をその
両面側からサンドイツチ状に挾着する連結片にて
連結しているので、コイルの発生する磁束を効率
良くステータに導くことができ、それによつて磁
気効率の低下を最小限にとどめることができる。
その他、従来においてステータとコイル芯との連
結に採用されているネジ止めやスポツト溶接など
を省略することが可能であり、それに伴つて時計
用小型同期モータの組立を合理化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の平面図、第2図は
第1図−線断面図である。 1……ステータ、5……コイルボビン、6……
つば部、7……連結片、8……芯部、9……駆動
コイル、R……永久磁石ロータ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 軟磁性粉末を混合したプラスチツクにてコイル
    ボビンが一体に形成してあり、 上記コイルボビンは、駆動コイルが巻回される
    中実の芯部と、その両端部に形成されたつば部
    と、各つば部の外側面に形成された連結部とから
    なり、 上記連結部は、永久磁石ロータと磁気的に結合
    するステータの端部をその両面より挾着するよう
    に、相対向して突出形成された二つの連結片によ
    つて構成されている ことを特徴とする時計用小型同期モータ。
JP10346080U 1980-07-22 1980-07-22 Expired JPH0132325Y2 (ja)

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JPS5726814U JPS5726814U (ja) 1982-02-12
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JPH04142239A (ja) * 1990-09-28 1992-05-15 Koyo Autom Mach Co Ltd ラベリングマシン
JP4587930B2 (ja) * 2005-10-13 2010-11-24 ソニー株式会社 ボビン、トリガコイル、トリガコイルの製造方法、フラッシュユニット及びフラッシュユニットの製造方法
JP2007281217A (ja) * 2006-04-07 2007-10-25 Seiko Epson Corp 磁心

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JPS5726814U (ja) 1982-02-12

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