JPS6037704B2 - 電気機械転換機の製造方法 - Google Patents
電気機械転換機の製造方法Info
- Publication number
- JPS6037704B2 JPS6037704B2 JP50024324A JP2432475A JPS6037704B2 JP S6037704 B2 JPS6037704 B2 JP S6037704B2 JP 50024324 A JP50024324 A JP 50024324A JP 2432475 A JP2432475 A JP 2432475A JP S6037704 B2 JPS6037704 B2 JP S6037704B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator
- magnetic
- manufacturing
- electromechanical converter
- rotor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は特に電子時計に用いられた電気機械転換機に関
するものである。
するものである。
従来、時計の転換機において、永久磁石ロータを回転駆
動せしめるステータの最も一般的な構造は二本ステータ
で構成され、磁路中に相近接して空気層を持っている。
動せしめるステータの最も一般的な構造は二本ステータ
で構成され、磁路中に相近接して空気層を持っている。
この空気層は、ロータ磁極への駆動磁気回路の有効磁束
数を増すために重要な役割を果しているが、時計ム−ブ
メントへの組込み固定の面では、2体であることが原因
して衝撃により固定位値がずれてしまい、ステータの最
適調整が狂ってしまったり、両ステータを組合せたとき
に内径の大きさが加工のバラッキにり大きく違っていて
不都合が生じたり、あるいは、ステータ先端部の加工が
微妙であるといった諸欠点がある。また、最近はロータ
磁石の開発により磁石の保磁量が大きくなったので、ス
テー夕に空気層を設けなくとも一体型のステータで済む
ようになっている。
数を増すために重要な役割を果しているが、時計ム−ブ
メントへの組込み固定の面では、2体であることが原因
して衝撃により固定位値がずれてしまい、ステータの最
適調整が狂ってしまったり、両ステータを組合せたとき
に内径の大きさが加工のバラッキにり大きく違っていて
不都合が生じたり、あるいは、ステータ先端部の加工が
微妙であるといった諸欠点がある。また、最近はロータ
磁石の開発により磁石の保磁量が大きくなったので、ス
テー夕に空気層を設けなくとも一体型のステータで済む
ようになっている。
しかし、現在一体型のステータの場合は、ロ−夕磁極へ
の駆動磁束の影響を大きくするため、2本もののエアー
ギャップに当たる部分の幅を相当に小さくしなければな
らない、この幅は一般に25′10物舷以下であり、加
工能力の限度ぎりぎりである。その為、加工歩蟹り、加
工精度、ステータ性能のバラツキ、加工コストなどの点
で困難な問題が多い。これを解決する手段として、前記
ェァ−ギャップに当る部分に比較的に大きな幅となし、
その部分に機械的衝撃を加えて変形させ、該部分を塑性
変形させ磁気抵抗を増加させたものを本件出願人は先に
提案している。この場合機械的な変形を余義なくされる
ため強度的に不安定となる欠点がある。本発明は上記の
欠点を除去し、コストの安い品質的に安定したステータ
を得ることを目的としたものである。
の駆動磁束の影響を大きくするため、2本もののエアー
ギャップに当たる部分の幅を相当に小さくしなければな
らない、この幅は一般に25′10物舷以下であり、加
工能力の限度ぎりぎりである。その為、加工歩蟹り、加
工精度、ステータ性能のバラツキ、加工コストなどの点
で困難な問題が多い。これを解決する手段として、前記
ェァ−ギャップに当る部分に比較的に大きな幅となし、
その部分に機械的衝撃を加えて変形させ、該部分を塑性
変形させ磁気抵抗を増加させたものを本件出願人は先に
提案している。この場合機械的な変形を余義なくされる
ため強度的に不安定となる欠点がある。本発明は上記の
欠点を除去し、コストの安い品質的に安定したステータ
を得ることを目的としたものである。
以下図面に示す実施例により本発明を詳細に説明する。
この図において、符号1は一体型のステータで、このス
テー外ま略コの字型に形成し、その−部が磁心2を構成
している。前記ステータの中央には、図示しないロー夕
の全外周をとり囲む空隙3が形成されている。この空隙
3の形成により前記ステータ1には他より狭い幅をなす
2つの磁路部分4,5が形成される。前記滋路部分4,
5の幅は後加工やアフターサービスなどで多少力加えて
も変形しないように十分な幅になっている。6は前記磁
心2に着いたコオルであり、このコイル6はあらかじめ
ボビン7に巻き込まれ、このボビン7を磁心2に挿入さ
れる。
テー外ま略コの字型に形成し、その−部が磁心2を構成
している。前記ステータの中央には、図示しないロー夕
の全外周をとり囲む空隙3が形成されている。この空隙
3の形成により前記ステータ1には他より狭い幅をなす
2つの磁路部分4,5が形成される。前記滋路部分4,
5の幅は後加工やアフターサービスなどで多少力加えて
も変形しないように十分な幅になっている。6は前記磁
心2に着いたコオルであり、このコイル6はあらかじめ
ボビン7に巻き込まれ、このボビン7を磁心2に挿入さ
れる。
そして前記ステー夕1と磁心2の端部を連結板8により
連結し、磁気回路が構成される。以上の様な一体型のス
テータにおいて、狭い幅を成す2つの磁勝部分4,5に
通電等の手段により局部加熱を行い、前記ステータの材
料組織を変化させて、前記磁路部分4,5の磁気抵抗を
増大させる。
連結し、磁気回路が構成される。以上の様な一体型のス
テータにおいて、狭い幅を成す2つの磁勝部分4,5に
通電等の手段により局部加熱を行い、前記ステータの材
料組織を変化させて、前記磁路部分4,5の磁気抵抗を
増大させる。
これにより前記磁路部分の幅を従来より広くしても、駆
動電流によって十分磁気的に飽和させることになる。以
上の様に本発明によれば、従来のステータの細部(磁磯
部分4,5)を広くつくることができるため、加工性が
向上すると共に機械的な衝撃にも強くなり、モータの性
能として重要なロータ外周の穴部の真円度を損なう事な
く、更に組立、分解時にステータの形状を変化させる原
因を解消して、アフターサービスでの取扱いを容易にす
るといった種々の効果を有するものである。
動電流によって十分磁気的に飽和させることになる。以
上の様に本発明によれば、従来のステータの細部(磁磯
部分4,5)を広くつくることができるため、加工性が
向上すると共に機械的な衝撃にも強くなり、モータの性
能として重要なロータ外周の穴部の真円度を損なう事な
く、更に組立、分解時にステータの形状を変化させる原
因を解消して、アフターサービスでの取扱いを容易にす
るといった種々の効果を有するものである。
図面は本考案の一実施例を示す平面図である。
1…・・・ステータ、2・・・・・・滋心、3…・・・
空隙、4,5・…・・狭い幅の磁路、6・…・・コイル
。
空隙、4,5・…・・狭い幅の磁路、6・…・・コイル
。
Claims (1)
- 1 ステータにロータの全外周をとり囲む空隙を設けて
前記ステータの両磁極を一体的に形成し、前記空隙の形
成によつて他より狭い幅を構成し前記両磁極を連結する
2つの磁路部分の材料組織を、加熱により変化させて前
記磁路部分の磁気抵抗を増加することを特徴とする電気
機械転換機の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50024324A JPS6037704B2 (ja) | 1975-02-26 | 1975-02-26 | 電気機械転換機の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50024324A JPS6037704B2 (ja) | 1975-02-26 | 1975-02-26 | 電気機械転換機の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5199215A JPS5199215A (ja) | 1976-09-01 |
JPS6037704B2 true JPS6037704B2 (ja) | 1985-08-28 |
Family
ID=12134986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50024324A Expired JPS6037704B2 (ja) | 1975-02-26 | 1975-02-26 | 電気機械転換機の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6037704B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52103614A (en) * | 1976-02-26 | 1977-08-31 | Seikosha Kk | Motor |
JPS5441407A (en) * | 1977-09-07 | 1979-04-02 | Seikosha Kk | Method of heat treating integral stator |
EP2813904B1 (fr) * | 2013-06-10 | 2020-03-25 | ETA SA Manufacture Horlogère Suisse | Mouvement électronique comprenant un moteur horloger |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1396283A (en) * | 1971-05-20 | 1975-06-04 | Rca Corp | Synchronous motor |
-
1975
- 1975-02-26 JP JP50024324A patent/JPS6037704B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5199215A (ja) | 1976-09-01 |
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