JPH0158748B2 - - Google Patents

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JPH0158748B2
JPH0158748B2 JP57017478A JP1747882A JPH0158748B2 JP H0158748 B2 JPH0158748 B2 JP H0158748B2 JP 57017478 A JP57017478 A JP 57017478A JP 1747882 A JP1747882 A JP 1747882A JP H0158748 B2 JPH0158748 B2 JP H0158748B2
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JP
Japan
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permanent magnet
magnetic flux
pole
rotor
permanent
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Fumio Tajima
Tsunehiro Endo
Kunio Myashita
Hiroshi Okuda
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/27Rotor cores with permanent magnets
    • H02K1/2706Inner rotors
    • H02K1/272Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis
    • H02K1/274Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets
    • H02K1/2753Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets the rotor consisting of magnets or groups of magnets arranged with alternating polarity
    • H02K1/276Magnets embedded in the magnetic core, e.g. interior permanent magnets [IPM]
    • H02K1/2766Magnets embedded in the magnetic core, e.g. interior permanent magnets [IPM] having a flux concentration effect

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、永久磁石回転子に係り、積層鉄心内
に永久磁石を配置した永久磁石回転子で、特に、
空隙磁束密度を高め、かつ電機子反作用脈動磁束
を抑制した構造の永久磁石回転子に関する。
〔従来の技術〕
積層鉄心内に永久磁石を配置した永久磁石回転
子の構造については、主に自己始動巻線を有する
構造について検討されている。
そのうち、永久磁石としてフエライト磁石を使
用したものでは、その磁石の残留磁束密度が低い
ため、一定の回転子寸法内では磁石断面積を多く
し、磁束量を多くする工夫がなされるものであ
る。
これについての従来例を、まず説明する。
ここで、第1図は、永久磁石モータの部分開披
断面図である。
同図に示すように固定子1は、ハウジング3の
内部に固定子鉄心4と固定子巻線5とを収納して
いる。
永久磁石回転子2は、シヤフト6上に、永久磁
石8を内蔵した積層鉄心7と、前記両者を固定す
るアルミダイカスト9からなり、エンドブラケツ
ト10、ベアリング11とによつて、固定子1に
たいして回転できるように支承されている。
第2図は、上述の永久磁石モータの回転子のう
ち、後述する本発明に係るものに最も近い従来例
の永久磁石回転子の断面図である。
この永久磁石回転子は、周方向に着磁した第1
の永久磁石81と、各別に分離して形成された、
外周積層鉄心71と内周積層鉄心72との間に配
置される第2の永久磁石82と、アルミダイカス
ト9、シヤフト6とで永久磁石回転子2が構成さ
れる。
なお、図示に係るものは、4極のものを例示
し、永久磁石は、それぞれ図中の矢印のように着
磁される。
ここで、永久磁石回転子2から固定子1に通る
磁束量の大半は、第1の永久磁石81によつて作
られ、第2の永久磁石82は、主に、内、外周積
層鉄心72,71間の磁束漏洩防止用に使われ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
この従来形の永久磁石モータにおいては、回転
子内磁石面積を表わす磁石長である。2×(l1
l2)が十分大きく取れず、したがつて、永久磁石
回転子2から固定子1への磁束量(空隙磁束量)
が少なく、小出力のモータとなる。
また、この種モータを、一般の正弦波商用電源
でなく、特に永久磁石回転子2の位置を検出し、
インバータなどで運転する、いわゆる永久磁石ブ
ラシレスモータとして運転する場合においては、
脈動磁束が大になるといつた改善すべき点があつ
た。
以下に、その原理を、第3図の動作説明図によ
り説明する。
第3図のcは、永久磁石回転子2の周方向展開
図で、固定子巻線を流れる電流による巻線起磁力
は、同図のaのように表わされ、それによつて、
磁束は同図のbのように生じ、同図c中に示す
φaのように流れる。
すなわち、このようなものでは、電機子電流の
変化によつて図示のごとく巻線起磁力が変化し、
さらに磁束φaが変化して脈動磁束となるが、上
記の構造では、永久磁石回転子内の脈動磁束を抑
制するものがないため、脈動磁束が大、すなわち
甚だしく生ずるようになり、それによつて、騒
音、損失(鉄損等)増加などを引き起していた。
本発明は、上記のような従来技術の問題を解消
し、界磁磁束量が大きくとれ、かつ、特に永久磁
石ブラシレスモータとして運転する場合の脈動磁
束を抑制しうる永久磁石回転子を提供することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は次のようにして達成される。以下、
本発明の内容を、その理解を容易にするため、第
4図の実施例の符号を引用して説明する。
すなわち、本発明は、回転子2Aの本体となる
積層鉄心7Aの内部に永久磁石を配置して、この
積層鉄心7Aを設定極数だけN極、S極に磁極化
する方式の永久磁石回転子において、 前記永久磁石は、積層鉄心7AのN極、S極の
間となるべき位置に配置される第1の永久磁石8
1Aと、これらの第1の永久磁石81A間に配置
される第2の永久磁石82Aよりなり、且つ第1
の永久磁石81Aは、その長手方向が回転子の半
径方向に向いて周方向に磁化され、一方、第2の
永久磁石82Aは、回転子2Aのシヤフト6A中
心から半径方向の外側に向けて逆V字形状に配置
されつつ、その磁化方向を逆V字の長手方向に対
し直角方向として、積層鉄心7Aのうち第1の永
久磁石81A間における該第1の永久磁石81A
と第2の永久磁石82Aで囲まれた外周側積層鉄
心71Aの部分で一磁極当りのN極、S極のそれ
ぞれを形成すると共に、この積層鉄心7Aに形成
された各N極、S極を自身の第2の永久磁石82
Aで2分し、この2分された磁極N−1,N−
2,S−1,S−2同士を第2の永久磁石82A
の逆V字の尖端外側位置にて、積層鉄心7Aの一
部をなすブリツジ部74を介して結合し、且つこ
のブリツジ部74は、積層鉄心組立時に分離しな
い機械強度を有すると共に、無負荷時に永久磁石
81A,82Aからの磁束を通したときには飽和
しないが、この永久磁石磁束の他に負荷時の固定
子側の巻線起磁力の磁束が加わると飽和する程度
の通路断面積となるように設定してなる。
〔作用〕
このような構成よりなる本発明によれば、積層
鉄心7Aに形成される各磁極N、S(ここで、符
号のN、SはN極、S極に対応させたものであ
る)は、磁極N、S間に配置される第1の永久磁
石81Aと、第1の永久磁石81A間に配置され
る逆V字形状の第2の永久磁石82Aとで囲まれ
る部分(ブリツジ部74を含む)で形成される
が、この場合、次の理由により、各磁極の有効磁
石面積(磁石長)を従来よりもはるかに大きくす
ることができる。すなわち、永久磁石回転子の半
径方向に配置される第1の永久磁石81Aが周方
向に磁化される他に、第2の永久磁石82Aがシ
ヤフト6A中心から半径方向に向けて逆V字形状
に配置され、且つその逆V字形を構成する第2の
永久磁石82Aは、長手方向と直角方向(回転子
のほぼ周方向)に磁化されることから、第2の永
久磁石82Aの各辺の磁石長l2が第1の永久磁石
81A同様に全て回転子の半径方向に延びて、こ
れらの磁束長l2を第1の永久磁石81Aの磁石長
l1とほぼ同じかそれ以上に設定できる。その結
果、各磁極N,Sのトータルの磁石長2×(l1
l2)を、回転子2Aを大きくすることなく従来よ
りもはるかに大きくすることができ、永久磁石回
転子から固定子への界磁磁束量(空隙磁束量)を
大幅に増加してモータの高出力化を図り得る。
また、本発明は、積層鉄心7Aに形成される各
磁極N,Sを自身の第2の永久磁石82Aで2分
し、この2分された磁極N−1,N−2,S−
1,S−2同士をブリツジ部74で結合すること
から、この永久磁石回転子2Aを永久磁石ブラシ
レスモータとして使用した場合にも、その運転時
に生じる脈動磁束を次のようにして抑制すること
ができる。
すなわち、永久磁石ブラシレスモータの負荷運
転時には、固定子巻線を流れる電流により巻線起
磁力が生じ、この磁束(脈動磁束)が永久磁石回
転子内を通ると、電機子反作用磁束となり、騒
音、損失(鉄損)増加の要因となることは既述し
た通りであるが、本発明では、 (イ)先ず、永久磁石回転子の各磁極N,Sに、半
径方向に延びる逆V字形状の第2の永久磁石82
Aが存在し、この第2の永久磁石82Aが固定子
側の巻線起磁力による磁束の通過をさまたげる役
割をなす。これは、永久磁石は自身の磁束を通す
反面、自身以外の外部磁束に対しては、常に透磁
率μがμ≒1程度で磁束を通しにくい性質を有し
ているためである。そのため、巻線起磁力による
磁束は、ブリツジ部74を通ろうする。
そして、(ロ)ブリツジ部74は、無負荷時に永久
磁石81A,82Aからの磁束を通したときには
飽和しないが、この永久磁石磁束の他に負荷時の
固定子側の巻線起磁力の磁束が加わると飽和する
程度の僅かな通路断面積となるように設定してい
るため〔換言すればブリツジ部74の厚み幅を(ロ)
の条件を満たす範囲で僅かな寸法に設定する〕、
このブリツジ部74の磁路抵抗は巻線起磁力によ
る磁束に対しては大きなものとなる。その結果、
ブリツジ部74を通る負荷運転時の巻線起磁力に
よる通過磁束も少なくし、上記(イ)、(ロ)の相乗作用
で脈動磁束を大幅に抑制することができる。
なお、ブリツジ部74の通路断面積(幅寸法)
を設定する上で、無負荷時(固定子巻線に電流が
ほとんど流れず巻線起磁力がほとんど生じていな
い状態)に永久磁石81A,82Aからの磁束を
通した時には、飽和しないような通路断面積を必
要最小限確保しているが、これは、無負荷、負荷
を問わず回転子側の永久磁石81A,82Aから
の磁束の一部を優先して通す磁路としての機能だ
けは確保しようとするもので、これによりブリツ
ジ部74も積層鉄心7Aの磁極の一部としての役
割をなす。換言すれば、このように設定しない
と、回転子側の永久磁石81A,82Aの磁束
で、ブリツジ部74の両端部分が飽和してしま
い、永久磁石磁束がブリツジ部74を通れなくな
つて、ブリツジ部74と固定子との間の空隙の磁
束分布に凹部が生じる不具合が起こる。
なお、この脈動磁束抑制原理は、後述の実施例
でも第5図に基づいて説明してあるので、参照さ
れたい。
〔実施例〕
次に、本発明に係る実施例を、第4図、第5図
により説明する。
ここで、第4図は、本発明の一実施例に係る永
久磁石回転子の断面図、第5図のa〜cは、その
動作説明図である。
まず、第4図において、7Aは、永久磁石回転
子2Aの本体となる積層鉄心で、積層鉄心7A内
には、設定極数に応じた数(本実施例では、4
個)の第1の永久磁石81Aが等間隔で配置さ
れ、この第1の永久磁石81A間に後述の第2の
永久磁石82Aが配置される。換言すれば、第1
の永久磁石81Aは、積層鉄鉄心7A内に形成す
べきN極、S極間にその長手方向を回転子の半径
方向に向け、且つ周方向に磁化された状態で配置
される。
第2の永久磁石82Aは、それぞれ2個の永久
磁石を図示のごとく回転子2Aのシヤフト6Aの
中心から半径方向外側に向けて、逆V字形状を呈
するよう配列し、且つ第1の永久磁石81A間の
領域で、外周側積層鉄心71Aと内周側積層鉄心
72A間にまたがるように配置される。また、第
2の永久磁石82Aはその磁化方向が長手方向と
直角方向に設定される。このように磁化されるこ
とで、第2の永久磁石82Aの各辺の磁石長(2
×l2)もすべて第1の永久磁石82Aの磁石長l1
同様に半径方向に延びる。永久磁石回転子2A
は、アルミダイカスト9A、鉄などの補強ピン1
2で補強される。73,74はブリツジ部であ
る。
積層鉄心7Aを構成する外周側積層鉄心71A
と内周側積層鉄心72Aとは切離されてはおらず
一体のものであり、永久磁石81A,82Aはフ
エライト磁石を用いている。
しかして、永久磁石81A,82Aは、図示矢
印のように磁化されることで、積層鉄心7Aの第
1の永久磁石81A間の領域における、この第1
の永久磁石81Aと第2の永久磁石82Aとで囲
む外周側積層鉄心71A側の部分のそれぞれを一
磁極当りのN極、S極とするもので、さらに各N
極、S極を自身の第2の永久磁石82Aで2分し
ている。符号のN−1,N−2は積層鉄心の各N
極を2分し、S−1,S−2は積層鉄心の各S極
を2分していることを表わしている。すなわち、
1磁極当り2個の要素(N極は、N−1,N−2
の要素で、S極は−1,S−2の要素)で構成さ
れる。そして、これらのN−1,N−2同士が、
及びS−1,S−2同士が僅かな厚み幅のブリツ
ジ部74によつて結合された構造となつている。
ここで、ブリツジ部74の材質は積層鉄心同様
のもので、またその厚み幅は、積層鉄心組立時に
分離しない機械強度を保つと共に、()無負荷
時(固定子巻線に電流がほとんど流れず巻線起磁
力もほとんど生じていない状態)に永久磁石81
A,82Aからの磁束を通したときには飽和しな
いが、()この永久磁石磁束の他に負荷時の固
定子側の巻線起磁力の磁束が加わると飽和する程
度の通路断面積となるように設定してなる。ここ
で、()のように条件設定したのは、発明の
〔作用〕の項でも述べたように固定子の巻線起磁
力の磁束に優先して永久磁石磁束を通過させよう
とするためで、ブリツジ部74も磁極の一部とし
て機能させるためである。すなわち、各磁極の永
久磁石81A,82Aによる磁束で、ブリツジ部
74の両端側部分が飽和しないようにし(飽和す
るのは負荷時に巻線起磁力の磁束が加わるときで
ある)、ブリツジ部74と固定子との間の空隙の
磁束分布に凹部が生ぜず一様の分布となるような
幅とするものである。
また、外周側積層鉄心71Aと内周側積層鉄心
72Aとの両者は、もう一方のブリツジ部73に
より結合されて一体となつている。
以上述べた構成によれば、永久磁石81A,8
2Aからの磁束は、大部分が各磁極の要素N−
1,N−2,S−1,S−2を介して固定子巻線
側に流れるが、その磁束の一部はブリツジ部74
を磁路として固定子巻線側に流れる。そして、回
転子内の各磁極の磁石面積を表わす磁石長2×
(l1+l2)は、第1、第2の各永久磁石を図示のご
とく回転子の半径方向に延びるように配置できる
ので、その磁石長を、従来例のものにたいし、は
るかに大きく取ることができ、同一寸法で、出力
の大きく取れるモータとすることができる。
第5図は、上記の永久磁石回転子に係る永久磁
石モータを、永久磁石ブラシレスモータとしてイ
ンバータ運転した場合の動作説明図である。
そして、aは巻線起磁力、bはその磁束を示
し、cは回転子の展開図である。
すなわち、従来例と同じ巻線起磁力である図示
aにたいして、その巻線起磁力による磁束を通す
磁路(ブリツジ部74)が、さきに述べたごとく
僅かで狭いために、bに示すごとく通過しようと
する巻線起磁力の磁束量が小さくなり、脈動磁束
が抑制される。
すなわち、巻線起磁力による脈動磁束は、第2
の永久磁石82Aの存在により、永久磁石82A
の存在領域では通過が抑制され(これは永久磁石
が自身の磁束に対しては磁束を通すが、自身以外
の磁束は通しにくい性質を有するためである)、
脈動磁束に係る磁束φaの磁路は同図のcに示す
ようにブリツジ部74となるが、ブリツジ部74
は永久磁石磁束の他に巻線起磁力が加わつた場合
には、磁気的に飽和するため、この巻線起磁力の
磁束に対しては、磁路中の磁気抵抗が大きくな
り、巻線起磁力による通過磁束量を少なくして、
脈動磁束は抑制される。
これにより、脈動磁束によつて生じる騒音、損
失などが低く押さえられるものである。
上記の実施例によれば、界磁磁束量が多く取
れ、したがつて出力の大きい永久磁石モータの提
供を可能とし、また、それを永久磁石ブラシレス
モータとして運転した場合には、騒音、脈動損失
の少ないものとすることができる。
規定の磁束量計算になる試算では、さきに述べ
た従来例のものにたいして、本実施例に係る構成
のものでは、30%程度、磁束量の大きいモータ
(約2.2KWのもの)とすることができた。
これは、さきにも述べたフエライト磁石を用い
たものに係るものであるが、一般の永久磁石材料
を用いても、従来例のものに比し顕著な効果を奏
することができる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、固定子と回転子
との間の空隙磁束密度を高め、、かつ電機子反作
用脈動磁束を抑制した構造の永久磁石回転子を提
供することができ、これにより、出力が大きく、
低騒音、低振動、低損失の永久磁石モータを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、永久磁石モータの部分開披断面図、
第2図は、その従来例に係る永久磁石回転子の断
面図、第3図のa〜cは、その動作説明図、第4
図は、本発明の一実施例に係る永久磁石回転子の
断面図、第5図のa〜cは、第4図の永久磁石回
転子に係る永久磁石モータをブラシレスモータと
してインバータ運転した場合の動作説明図であ
る。 2A……永久磁石回転子、6A……シヤフト、
7A……積層鉄心、71A……外周側積層鉄心、
72A……内周側積層鉄心、73,74……ブリ
ツジ部、81A……第1の永久磁石、82A……
第2の永久磁石。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転子2Aの本体となる積層鉄心7Aの内部
    に永久磁石を配置して、この積層鉄心7Aを設定
    極数だけN極、S極に磁極化する方式の永久磁石
    回転子において、 前記永久磁石は、前記積層鉄心7AのN極、S
    極の間となるべき位置に配置される第1の永久磁
    石81Aと、これらの第1の永久磁石81A間に
    配置される第2の永久磁石82Aよりなり、且つ
    前記第1の永久磁石81Aは、その長手方向が回
    転子の半径方向に向いて周方向に磁化され、一
    方、前記第2の永久磁石82Aは、回転子2Aの
    シヤフト6A中心から半径方向の外側に向けて逆
    V字形状に配置されつつ、その磁化方向を逆V字
    の長手方向に対し直角方向として、前記積層鉄心
    7Aのうち第1の永久磁石81A間における該第
    1の永久磁石81Aと前記第2の永久磁石82A
    で囲まれた外周側積層鉄心71Aの部分で一磁極
    当りのN極、S極のそれぞれを形成すると共に、
    この積層鉄心7Aに形成された各N極、S極を自
    身の第2の永久磁石82Aで2分し、この2分さ
    れた磁極N―1,N―2(S―1,S―2)同士
    を前記第2の永久磁石82Aの逆V字の尖端外側
    位置にて、積層鉄心7Aの一部をなすブリツジ部
    74を介して結合し、且つこのブリツジ部74
    は、積層鉄心組立時に分離しない機械強度を有す
    ると共に、無負荷時に永久磁石81A,82Aか
    らの磁束を通したときには飽和しないが、この永
    久磁石磁束の他に負荷時の固定子側の巻線起磁力
    の磁束が加わわると飽和する程度の通路断面積と
    なるように設定してなることを特徴とする永久磁
    石回転子。
JP57017478A 1982-02-08 1982-02-08 永久磁石回転子 Granted JPS58136258A (ja)

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