JPH08228464A - ブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ

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JPH08228464A
JPH08228464A JP3359395A JP3359395A JPH08228464A JP H08228464 A JPH08228464 A JP H08228464A JP 3359395 A JP3359395 A JP 3359395A JP 3359395 A JP3359395 A JP 3359395A JP H08228464 A JPH08228464 A JP H08228464A
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JP
Japan
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magnetic
stator
coupling portion
permanent magnet
brushless motor
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Pending
Application number
JP3359395A
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English (en)
Inventor
Yutaka Takada
豊 高田
Hiroshi Miyazawa
弘 宮沢
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ラジアルギャップ型ブラシレスモータにおい
て、比較的容易でしかも安価な方法により磁気回路効
率、モータ効率、モータ性能の向上をはかることのでき
るブラシレスモータを提供する。 【構成】軸受け26または上下ステータヨーク21,2
5を支持しているスリーブ27とは別に、上下ステータ
ヨーク21、25と磁気回路を構成する磁気的結合部2
3とを備える。 【効果】磁気回路中の磁気回路長が短くなり磁気抵抗が
減るとともに、磁気飽和が防止でき、鉄損が低減され、
磁気回路効率およびモータ効率を容易にしかも安価に向
上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラジアルギャップ型ブ
ラシレスモータに関する。
【0002】
【従来の技術】ラジアルギャップ型ブラシレスモータに
おいて、磁気回路効率、モータ性能、モータ効率の向上
をねらいとするものとしては、たとえば特開平1−19
8263号公報の3頁3欄に記載されているように、上
下2個のステータヨーク板間を軸受けハウジング部と一
体加工した軟磁性部材で磁気的に結合する構造としたも
【0003】のや、実開平5−84180号公報の
【0018】から
【0020】に記載されているように、上下2個のステ
ータヨーク板間を軟磁性体薄板の積層体部材で構成した
ものなどがある。
【0004】図8に、従来のラジアルギャップ型ブラシ
レスモータの断面図を示す。上下2個のステータヨーク
21,25間は、軸受け26がハウジングされている軟
磁性体からなるスリーブ27で磁気的に結合した構造で
ある。矢印で図示したループは、磁気回路を構成する磁
束の流れである。磁気回路に沿って磁束の流れをたどる
と、まず永久磁石13から発生する磁束は上側ステータ
ヨーク21の極歯21aから入り、ヨーク内部を通って
中心部の軸受け26がハウジングされているスリーブ2
7の端面に沿い、下側ステータヨーク25に入り、そし
て極歯25aから永久磁石13に戻るという磁気回路を
組む。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のブラシレスモータのステータ構造にあっては、上下
2個のステータヨーク間を、軸受けがハウジングされて
いる軟磁性体からなるスリーブを磁気的結合部とした構
造であるため、径が小さく磁束が集中して磁束密度が高
い場所となるスリーブ付近では、磁気飽和が起きやす
い。また、モータ中心付近にあるこのスリーブを磁気的
結合部としているので、永久磁石、ステータヨーク、ス
リーブで構成される磁気回路の磁気回路長が長く、磁気
抵抗が大きくなっている。さらに、モータ直径が大きく
なれば、この磁気回路の磁気回路長はもっと長くなる。
この磁気飽和の発生あるいは磁気回路長、磁気抵抗の増
大は、磁気回路効率の低下につながり、発生トルクや回
転数の低下あるいは消費電流の増加などにつながる。
【0006】そこで本発明は、このような問題点を解決
するもので、その目的とするところは、軸受けまたはス
テータヨークが支持されているスリーブと、上下ステー
タヨークと磁気的に結合して磁気回路を構成する磁気的
結合部とを備えた構成とすることで、比較的容易で安価
な方法により磁気回路効率、モータ効率、モータ性能の
向上をはかることのできるブラシレスモータを提供す
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のブラシレスモータは、多極着磁された永久
磁石回転子と、くし歯状からなる極歯を有した上下2個
のステータヨークと、このステータヨークに挟み込まれ
ステータを励磁するための円環状コイルと、永久磁石回
転子の極を検知し円環状コイルに流れる電流方向を切り
換えるためのセンサーを具備したブラシレスモータにお
いて、軸受けまたはステータヨークが支持されているス
リーブと、上下ステータヨークと磁気的に結合して磁気
回路を構成する磁気的結合部とを備えたことを特徴とす
る。また、本発明のブラシレスモータは、多極着磁され
た永久磁石回転子と、くし歯状からなる極歯を有した上
下2個のステータヨークと、このステータヨークに挟み
込まれステータを励磁するための円環状コイルと、永久
磁石回転子の極を検知し円環状コイルに流れる電流方向
を切り換えるためのセンサーを具備したブラシレスモー
タにおいて、軸受けまたはステータヨークが支持されて
いるスリーブと、上下ステータヨークと磁気的に結合し
て磁気回路を構成する磁気的結合部とを備え、前記磁気
的結合部材料の電気抵抗率がステータヨーク材料の電気
抵抗率と同等かそれ以上であるような軟磁性体材料を用
いることを特徴とする。また、本発明のブラシレスモー
タは、前記磁気的結合部の表面にスラスト方向に溝を付
けたことを特徴とする。また、本発明のブラシレスモー
タは、多極着磁された永久磁石回転子と、くし歯状から
なる極歯を有した上下2個のステータヨークと、このス
テータヨークに挟み込まれステータを励磁するための円
環状コイルと、永久磁石回転子の極を検知し円環状コイ
ルに流れる電流方向を切り換えるためのセンサーを具備
したブラシレスモータにおいて、軸受けまたはステータ
ヨークが支持されているスリーブと、上下ステータヨー
クと磁気的に結合して磁気回路を構成する磁気的結合部
とを備え、ステータヨークおよび前記磁気的結合部に設
けられた機械的固定手段により前記磁気的結合部を固定
したことを特徴とする。さらに、本発明のブラシレスモ
ータは、軸受けまたはステータヨークが支持されている
スリーブと、前記磁気的結合部との空間を非磁性体で支
持したことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明のブラシレスモータによれば、軸受けま
たはステータヨークを支持しているスリーブとは別に、
上下ステータヨークと磁気回路を構成する磁気的結合部
を設けたため、ステータヨーク中の磁束の流れは、この
磁気的結合部を通ることになる。このため磁気回路長が
短くなり、磁気回路中の磁気抵抗が減り磁気回路効率お
よびモータ効率が向上する。また本発明の構成による
と、この磁気的結合部の位置は、コイル体積や磁気回路
長に応じて自由に設定できる。したがってコイル体積も
磁気回路長も自由に調整することができ、設計の自由度
を上げることができる。
【0009】また、磁気的結合部材料の電気抵抗率がス
テータヨーク材料の電気抵抗率と同等かそれ以上である
ような軟磁性体材料を用いることにより、うず電流損が
低減され、磁気回路効率がさらに向上してモータ効率を
向上させることができる。
【0010】また、前記磁気的結合部の表面にスラスト
方向に溝を付けることにより、円周方向に対しては電気
抵抗が大きくなり、うず電流損が抑制される。このた
め、磁気回路効率が向上し、モータ効率を向上させるこ
とができる。
【0011】さらに、ステータヨークおよび前記磁気的
結合部に設けられた機械的固定手段によって磁気的結合
部が固定されているため、軸受けまたはステータヨーク
が支持されているスリーブと、前記磁気的結合部との空
間を非磁性体で支持して構成する必要がなく、比較的容
易で安価に短絡部材を構成することができる。
【0012】
【実施例】以下に本発明に基づいて説明する。
【0013】(実施例1)図1は、本発明の第1の実施
例を示すラジアルギャップ型ブラシレスモータの分解斜
視図であり、アウター型のロータ10とステータ20を
組み合わせて構成される。この例では説明上4極構造に
なっているが、16極や24極構造のモータでも同様に
構成される。
【0014】ロータ10はカップ状のケース12の内周
面に円筒状でラジアル方向に磁極数着磁された永久磁石
13を貼り付けるとともに、中心部にはシャフト11を
挿入固着して構成されている。永久磁石13はセグメン
トに分割された物を組み合わせてもよいし、シート状の
物を丸めて多極着磁したもの、あるいはリング状の物を
多極着磁したものでもよい。
【0015】ステータ20は、上側ステータヨーク21
と下側ステータヨーク25、磁気的結合部23を支持す
る非磁性リング22、励磁用の円環状コイル24、およ
びシャフト11を回転支持する軸受け26が入っている
スリーブ27により構成されている。
【0016】スリーブ27の下方には、モータの駆動回
路素子が実装された回路基板28があり、この回路基板
28には永久磁石の磁極を検出するためのホール素子を
用いた磁極検出器29がある。
【0017】軟磁性材料よりなるステータヨーク21、
25は、所望の形状に打ち抜いた後、くし歯状の極歯2
1aを折り曲げて成形されたものである。
【0018】前記ステータヨーク21と25との間に磁
気的結合部23が設けられており、この磁気的結合部2
3は、非磁性リング22を介して、軸受け26がハウジ
ングされているスリーブ27よりも離れた位置で、ステ
ータヨーク21,25と磁気的に結合する構造をとる。
この磁気的結合部23は、軟磁性材料からなるものであ
り、その材質としては、一般鋼板、電磁鋼板、珪素鋼板
等があげられるが、本実施例においては珪素鋼板を使用
している。また、本実施例においては磁気的結合部とし
てリング状部材を例にあげて説明しているが、必ずしも
リング状である必要はなく、分割された円弧状でもよ
い。
【0019】本発明の特徴は、軸受けが支持されている
スリーブ27で磁気回路を構成する従来の構造とは異な
り、磁気回路を構成する上下ステータヨーク21、25
の磁路の途中に磁気的に結合させる磁気的結合部23を
スリーブ27から離れた位置に設け、ステータヨーク中
の磁束の流れをこの磁気的結合部23の設置位置で通し
て磁気回路長を短くすることにある。磁気回路長が短く
なることにより、磁気回路中の磁気抵抗が減り磁気回路
効率およびモータ効率が向上する。この作用を従来の磁
気回路構造と対比させて詳細に説明する。
【0020】図2は磁気的結合部23を用いた本発明の
第1の実施例を示すモータの断面図である。矢印で図示
したループは、磁気回路を構成する磁束の流れである。
磁気回路に沿って磁束の流れをたどると、まず永久磁石
13から発生する磁束は上側ステータヨーク21の極歯
21aから入り、ヨーク内部を通って磁気的結合部23
の端面に沿い、下側ステータヨーク25に入り、そして
極歯25aから永久磁石13に戻るという磁気回路を組
む。この磁気的結合部23を用いた場合、磁束の流れ
は、上下ステータヨーク21、25と磁気的結合部23
で磁束は流れ、スリーブ27まで行くことはない。この
ため従来と比較して磁気回路長が短くなり、磁気回路中
の磁気抵抗が低減する。
【0021】また、磁束が集中するモータ軸中心部のス
リーブ27付近では、径が小さく、磁束が集中して磁束
密度が高い場所となるため、磁気飽和が発生しやすい。
磁気的結合部23を用いた場合、モータ軸の中心部に位
置するスリーブ径よりも磁気的結合部の径の方が大きい
ため、磁路の有効断面積が大きくなり飽和磁束量が大き
くとれ、磁気回路効率の向上になる。
【0022】(実施例2)この磁気的結合部23は磁束
が集中するところであることから、うず電流損やヒステ
リシス損からなる鉄損の発生が顕著になる。このうち、
うず電流損は、材料の厚み、飽和磁束密度、コイル電流
の切換周波数等に比例し、ヨーク材料の電気抵抗率に反
比例する。
【0023】本実施例では、これらの要素の中で比較的
材料の選択自由度が大きい電気抵抗率に注目し、磁気的
結合部23にステータヨーク材料の電気抵抗率と同等か
それ以上であるような電気抵抗率をもつ軟磁性体材料を
用いる。望ましくは、2倍以上の電気抵抗率をもつ軟磁
性体材料を用いる。電気抵抗率が2倍以下だと電気抵抗
率を大きくした効果は現れにくく、大きな効率向上は得
られない。しかし、あまり電気抵抗率を大きなものにす
ると、磁気特性の低下や加工しにくい問題がででくる。
そのため本実施例では、これらの面と入手のしやすさを
考え、磁気的結合部23にステータヨーク材料の4.7
倍の電気抵抗率をもつ3%珪素鋼を用いた。
【0024】第1の実施例および第2の実施例における
実験結果を以下に示す。表1は、本発明と従来例とのモ
ータ効率を比較したものである。なお、コイル仕様によ
って発生する磁束量も異なるため、アンペアターン数は
同一としている。
【0025】モータ仕様 モータ構造:アウターロータ型 16極ラジアルギャップ型ブラシレスモータ モータ外径:φ40mm モータ高さ: 8mm スリーブ27の材質: 一般鋼板 電気抵抗率=1.0×10-7(Ωm) 磁気的結合部23の材質: 3%珪素鋼 電気抵抗率=4.7×10-7(Ωm)
【0026】
【表1】
【0027】図3はトルクに対するモータ回転数の実験
結果である。また、図4はトルクに対するモータ電流の
実験結果である。磁気的結合部23を用いた本発明の磁
気回路構造のモータは、測定トルク領域においてモータ
回転数が10%増大、モータ電流は20%低減し磁気回
路効率が向上していることがわかる。
【0028】図5は、表1の実験結果をもとにエアーギ
ャップ長Gに対する磁気回路長Lの比L/Gに対するモ
ータ効率を示したものである。磁気回路長Lは、永久磁
石、ステータヨーク、磁気的結合部(従来例の場合はス
リーブ)で構成する磁気回路の長さである。L/Gが1
34以上の場合を考えると、エアーギャップ長Gが一定
で磁気回路長Lが大きくなった場合は、磁気回路中の磁
気抵抗が増加するためモータ効率は悪くなる。また、磁
気回路長Lが一定でエアーギャップ長Gが小さくなった
場合は、磁気回路中の磁気抵抗が減少することからモー
タ効率が向上する。しかし、このエアーギャップ長Gは
加工・組立精度の関係から限度がある。したがってL/
Gを134以下にすれば確実にモータ効率を向上させる
ことができる。
【0029】(実施例3)上下ステータヨーク21、2
5に挟まれた円環状コイル24により、周期的に電流方
向が切り換わると、スラスト方向に変化する磁束が生じ
るため、磁気的結合部23の円筒面には、それと直行し
た円周方向にうず電流が発生する。このうず電流損の発
生は、モータ効率の低下となる。
【0030】図6に示す第3の実施例では、磁気的結合
部23の円筒表面にスラスト方向に溝30を入れたもの
である。溝の形状は、磁気飽和に影響しない程度とす
る。このような磁気的結合部の溝形状30は、旋盤等で
容易に加工できるため、比較的容易に安価に実現でき
る。このスラスト方向の溝30により、うず電流が流れ
ようとする円周方向に対しては電気抵抗が大きくなり、
うず電流損が抑制され、効率の向上となる。
【0031】(実施例4)磁気的結合部23の取付は、
第1の実施例のように非磁性リング22により支持して
もよいが、図7に示す本発明の第4の実施例のように、
磁気的結合部23が設置される位置において、ステータ
ヨーク側21、25に凹部31を設け、磁気的結合部2
3を挿入固着してもよい。部品点数が削減され、簡単・
安価に実現することができる。なお、ステータヨーク2
1、25と磁気的結合部23との機械的固定手段は、こ
の方法に限らずカシメによる固定などでもよい。
【0032】以上、本発明ではアウターロータの実施例
について述べたが、永久磁石をステータヨークの内側に
配置したインナーロータ型のブラシレスモータにおいて
も同様に適用できる。
【0033】
【発明の効果】軸受けまたはステータヨークを支持して
いるスリーブとは別に、上下ステータヨークと磁気回路
を構成する磁気的結合部を設けたため、上下ステータヨ
ーク中の磁束は、磁気的結合部を通って流れ、磁気回路
長が短くなる。よって磁気抵抗が減り磁気回路効率が向
上することにより、モータ効率が向上し、低消費電流化
させることができる。そして、モータ軸の中心近くに位
置するスリーブ径よりも磁気的結合部の径の方が大きい
ため、磁路の有効断面積が大きくなり飽和磁束量が大き
くとれることから、磁気飽和が防止され磁気回路効率が
向上する。さらに、磁気的結合部の位置は、コイル体積
や磁気回路長に応じて自由に設定できるため、設計の自
由度を上げることができる。
【0034】また、磁束が集中して鉄損の発生が顕著に
なる磁気的結合部に、ステータヨーク材料の電気抵抗率
と同等かそれ以上であるような軟磁性体材料を用いてい
るので、うず電流損が低減され特に優れた磁気回路効
率、モータ効率の向上が得られる。
【0035】また、磁気的結合部の円筒表面にスラスト
方向に溝を入れると、うず電流が流れようとする円周方
向に対しては電気抵抗が大きくなるので、うず電流損が
抑制でき、磁気回路効率が向上し、モータ効率を向上す
ることができる。
【0036】また、磁気的結合部が設置される位置にお
いて、ステータヨークおよび磁気的結合部に設けられた
機械的な固定手段によって磁気的結合部が固定されてい
るので、比較的容易で安価に磁気的結合部を構成するこ
とができる。
【0037】さらに、本発明の構成によれば、アウター
ロータ型だけでなくインナーロータ型のラジアルギャッ
プ型ブラシレスモータでも適用することができ、モータ
効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のラジアルギャップ型ブラシレスモータ
の分解斜視図。
【図2】本発明の第1の実施例を示すモータの断面図。
【図3】本発明によるトルク対モータ回転数特性。
【図4】本発明によるトルク対モータ電流特性。
【図5】本発明によるL/G対モータ効率特性。
【図6】本発明の第3の実施例を示す磁気的結合部の斜
視図。
【図7】本発明の第4の実施例を示すモータの断面図。
【図8】従来のラジアルギャップ型ブラシレスモータの
断面図。
【符号の説明】
10 ロータ 11 シャフト 12 ケース 13 永久磁石 20 ステータ 21 上側ステータヨーク 21a 上側ステータヨークの極歯 22 非磁性リング 23 磁気的結合部 24 円環状コイル 25 下側ステータヨーク 25a 下側ステータヨークの極歯 26 軸受け 27 スリーブ 28 回路基板 29 磁極検出器 30 磁気的結合部のスラスト方向の溝 31 ステータヨーク側に設けた凹部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多極着磁された永久磁石回転子と、くし
    歯状からなる極歯を有した上下2個のステータヨーク
    と、このステータヨークに挟み込まれステータを励磁す
    るための円環状コイルと、永久磁石回転子の極を検知し
    円環状コイルに流れる電流方向を切り換えるためのセン
    サーを具備したラジアルギャップ型ブラシレスモータに
    おいて、軸受けまたはステータヨークが支持するスリー
    ブと、永久磁石側に近く上下ステータヨークと磁気的に
    結合して磁気回路を構成する磁気的結合部とを備えたこ
    とを特徴とするブラシレスモータ。
  2. 【請求項2】 多極着磁された永久磁石回転子と、くし
    歯状からなる極歯を有した上下2個のステータヨーク
    と、このステータヨークに挟み込まれステータを励磁す
    るための円環状コイルと、永久磁石回転子の極を検知し
    円環状コイルに流れる電流方向を切り換えるためのセン
    サーを具備したラジアルギャップ型ブラシレスモータに
    おいて、軸受けまたはステータヨークが支持するスリー
    ブと、永久磁石側に近く上下ステータヨークと磁気的に
    結合して磁気回路を構成する磁気的結合部とを備え、前
    記磁気的結合部材料の電気抵抗率がステータヨーク材料
    の電気抵抗率と同等かそれ以上であるような軟磁性体材
    料を用いることを特徴とするブラシレスモータ。
  3. 【請求項3】 前記磁気的結合部の表面にスラスト方向
    に溝を付けたことを特徴とする請求項1または請求項2
    記載のブラシレスモータ。
  4. 【請求項4】 多極着磁された永久磁石回転子と、くし
    歯状からなる極歯を有した上下2個のステータヨーク
    と、このステータヨークに挟み込まれステータを励磁す
    るための円環状コイルと、永久磁石回転子の極を検知し
    円環状コイルに流れる電流方向を切り換えるためのセン
    サーを具備したラジアルギャップ型ブラシレスモータに
    おいて、軸受けまたはステータヨークが支持するスリー
    ブと、永久磁石側に近く上下ステータヨークと磁気的に
    結合して磁気回路を構成する磁気的結合部とを備え、ス
    テータヨークおよび前記磁気的結合部に設けられた機械
    的固定手段により前記磁気的結合部を固定したことを特
    徴とするブラシレスモータ。
  5. 【請求項5】 軸受けまたはステータヨークが支持され
    ているスリーブと、前記磁気的結合部との空間を非磁性
    体で支持したことを特徴とする請求項1または請求項2
    記載のブラシレスモータ。
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