JPH0644306Y2 - 時計用小型モ−タ - Google Patents

時計用小型モ−タ

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Publication number
JPH0644306Y2
JPH0644306Y2 JP9248985U JP9248985U JPH0644306Y2 JP H0644306 Y2 JPH0644306 Y2 JP H0644306Y2 JP 9248985 U JP9248985 U JP 9248985U JP 9248985 U JP9248985 U JP 9248985U JP H0644306 Y2 JPH0644306 Y2 JP H0644306Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
core
coil core
drive
stator
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP9248985U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS622372U (ja
Inventor
哲郎 鈴木
Original Assignee
株式会社精工舎
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社精工舎 filed Critical 株式会社精工舎
Priority to JP9248985U priority Critical patent/JPH0644306Y2/ja
Publication of JPS622372U publication Critical patent/JPS622372U/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Electromechanical Clocks (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、時計の駆動に用いられる時計用小型モータに
関するものである。
(従来の技術) 従来より、永久磁石ロータと、このロータを駆動するス
テータと、このステータの両端部に連結されるコイルコ
アと、このコイルコアに巻回される駆動コイルとで構成
される時計用小型モータが知られており、駆動コイルは
一般にはコイルボビンに巻回される。
時計用小型モータを構成する各部品は非常に小さな部品
であるが、小型化が特に要求される場合にはコイルボビ
ンを介在させずに駆動コイルを直接的にコイルコアに巻
回することがある。このような場合に駆動コイルの両端
の拡がりを規制するために板状(フランジ状)のコイル
枠が使用される。
このようなコイル枠を使用した第1の例としては、板状
のコイル枠をコイルコアの両側から挟み込んで駆動コイ
ルを巻線したものがあり、また第2の例としては、コイ
ル枠の内側面に舌片を形成してこの舌片をコイルコアに
当接させてその上から駆動コイルを巻回したもの(例え
ば実公昭55-38093号公報)などがある。
(考案が解決しようとする問題点) しかし従来の第1の例では、駆動コイルの巻き効率は改
良されるが、薄板のコイル枠は、コイルコアに挟み込み
圧入されるために取付けの安定性が悪く、それが巻線作
業を行ない難くしており、またコイル枠が圧入する時に
コイルコアを変形させる恐れもあった。
また、第2の例によっても、コイル枠は、駆動コイルを
一部巻回するまでは安定に位置保持ができないため、や
はりコイル巻回の作業性に劣る問題を有していた。
そこで本考案の目的は、上記実状に鑑み、コイル枠の取
付け安定性に優れ、駆動コイルの巻回作業を効率的に行
なうことができる時計用小型モータを提供することにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案では、コイルコア3
がその両端部近傍で同方向に屈成されてコ字状に形成し
てあり、駆動コイル4の巻回位置を規定するための1組
のコイル枠5のそれぞれは、コイル巻回時に駆動コイル
4の両端面が当接する平板状の側板51とその外側面に一
体に突設してある二叉状部52とからなっている。側板51
には、コイル枠5をコイルコア3に径方向より挿入可能
とする切欠部が設けてある。側板51の外側面に形成して
ある二叉状部52は、コイルコア3の屈成部32の内側より
当該屈成部に圧着可能に形成してある。
(作用) コイル枠5をコイルコア3に取り付けるには、側板51の
切欠部51aをコイルコア3の直線部31に合わせて径方向
(側方)より挿入し、その後でコイル枠5を外側へ向け
て移動させると、側板51の外側面の二叉状部52がコイル
コア3の屈成部32に圧着することになる。
(実施例) 以下、本考案の詳細を添付図面に示す好適な一実施例に
そって説明する。
第1図に示すように、本考案の時計用小型モータは、永
久磁石ロータ1と、このロータを駆動する平板状のステ
ータ2と、このステータの両端部に連結される断面円形
のコイルコア3と、このコイルコアに直接的に巻回され
る駆動コイル4と、この駆動コイルの両端部の拡がりを
規制すべくコイルコア3に装着されている1対のコイル
枠5とからなっている。
ステータ2には、ロータ1を取り囲みロータ1に対する
ステータ磁極を構成するための透孔21が形成してある。
コイルコア3は、断面円形の棒材より形成したものであ
り、その両端部近傍で同方向に直角に屈折してコ字状に
形成されている。駆動コイル4が巻回される部分は直線
部31に形成され、その両端の屈折部32にはさらに連結片
33が形成されている。連結片33は、ステータ2に連結す
るためにプレス成形により平坦に潰してある。
つぎに、駆動コイル4の巻回位置およびその両端部の拡
がりを規制するためのコイル枠5について説明する。
第1図および第2図示のように、コイル枠5は、コイル
巻回時に駆動コイル4の両端面が当接する平板状の側板
51とその外側面に一体に突設してある二叉状部52とから
なっている。
側板51には、コイル巻回前にコイルコア3の直接部31に
径方向(側方)から装着するための切欠部51aが形成し
てある。
側板51の外側面に一体に突出形成してある二叉状部52
は、側板51をコイルコア3の直線部31に径方向から挿入
した後でコイル枠5を外側へスライドさせたときに、コ
イルコア3の屈成部31の内側より当該屈成部に圧着可能
に形成してある。すなわち、二叉状部52の溝53は外側に
向けて開口している一方、その溝幅は部片54の間でコイ
ルコア3の径に等しいか、それよりもやや小幅に形成し
てある。これによりコイル枠5は、二叉状部52の部片54
の間でコイルコア3の屈成部32に圧着し摩擦的に保持さ
れることになる。また、溝53の底面55は、屈成部32の内
側面にフィットするように屈成部32の曲率に対応した曲
面に形成してある。
したがってコイル枠5をコイルコア3に取り付けるに
は、この側板51の切欠部51aをコイルコア3の直線部31
に合わせて第1図下方より挿入し、その後でコイル枠5
を外側へ向けて移動させると、側板51の外側面の二叉状
部52の溝53がコイルコア3の屈成部32に圧着することに
なる。これにより、コイル枠5はコイルコア3に固定さ
れる。
このようにしてコイル枠5をコイルコア3に固定した後
で、駆動コイル4が直線部31に直接的に巻回される。
(考案の効果) 本考案の構成によれば、コイル枠のコイルコアに対する
取付けが容易であり、しかもその取付け安定性に優れて
いるから、駆動コイルの巻回作業を円滑に行なうことが
でき、時計用小型モータの製造組立が容易になる。ま
た、コイル枠の位置保持をコイルコアの屈折部を利用し
て行なっているので、コイル枠を取付けるときに、小さ
な部品であり強度の点で弱いコイルコアの直線部を曲げ
ることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る時計用小型モータの平面図、第2
図はコイル枠の拡大斜視図、第3図はコイルコアにコイ
ル枠を取付けた状態の拡大側面図である。 1……ロータ、2……ステータ、3……コイルコア、31
……直線部、32……屈成部、4……駆動コイル、5……
コイル枠、51……側板、51a……切欠部、52……二叉状
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】永久磁石ロータと、このロータを駆動する
    ステータと、このステータの両端部に連結される断面円
    形のコイルコアと、このコイルコアに巻回される駆動コ
    イルと、この駆動コイルの両端部の拡がりを規制すべく
    上記コイルコアに装着される1対のコイル枠とからな
    り、 上記コイルコアは、その両端部近傍で同方向に屈成され
    てコ字状に形成してあり、 上記両コイル枠のそれぞれは、上記コイルコアに径方向
    よりの挿入を許容する切欠部を有しかつ上記駆動コイル
    の両端面が当接する側板と、この側板の外側面に形成し
    てありかつ上記コイルコアの屈成部の内側より当該屈成
    部に圧着可能な二叉状部とからなっている ことを特徴とする時計用小型モータ。
JP9248985U 1985-06-19 1985-06-19 時計用小型モ−タ Expired - Lifetime JPH0644306Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9248985U JPH0644306Y2 (ja) 1985-06-19 1985-06-19 時計用小型モ−タ

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JP9248985U JPH0644306Y2 (ja) 1985-06-19 1985-06-19 時計用小型モ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS622372U JPS622372U (ja) 1987-01-08
JPH0644306Y2 true JPH0644306Y2 (ja) 1994-11-14

Family

ID=30649333

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JP9248985U Expired - Lifetime JPH0644306Y2 (ja) 1985-06-19 1985-06-19 時計用小型モ−タ

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