JPH0419986Y2 - - Google Patents

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JPH0419986Y2
JPH0419986Y2 JP10697185U JP10697185U JPH0419986Y2 JP H0419986 Y2 JPH0419986 Y2 JP H0419986Y2 JP 10697185 U JP10697185 U JP 10697185U JP 10697185 U JP10697185 U JP 10697185U JP H0419986 Y2 JPH0419986 Y2 JP H0419986Y2
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JP
Japan
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coil
cylindrical bobbin
wound
shaped groove
terminal
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JP10697185U
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JPS6219077U (ja
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  • Moving Of Heads (AREA)
  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、磁気記録装置に使用するボイスコイ
ルモータに関し、特に筒状ボビンに巻くコイルの
端部を確実に固定できるようにしたものである。
従来の技術 従来のボイスコイルモータは、例えば実公昭59
−43820号公報に示されるように可動コイルがE
型ヨークに嵌合され、コイルに電圧が印加される
と、可動コイルが電圧に応じて移動するようにな
つている。この可動コイルは、角型の筒状ボビン
の一段低い周面にコイルが数段重ねて巻かれ、コ
イルの両端部は筒状ボビンの一側部に設けた2つ
の端子にそれぞれ連結されている。
考案が解決しようとする問題点 従来のボイスコイルモータに使用する可動コイ
ルにおいては、コイルを偶数段重ねて筒状ボビン
に巻いた場合は、コイルの両端部が巻かれたコイ
ルの同一側に位置して、コイル端部をコイル用端
子に連結してもコイル端部の固定が不安定となる
ことはない。しかし、コイルを奇数段重ねて筒状
ボビンに巻いた場合は、コイルの両端部は互いに
巻かれたコイルの両側に離れて位置し、一方のコ
イル端部は巻かれたコイル面を横切つてコイル用
端子に連結される。このようにコイル端部がコイ
ル用端子に連結されると、そのコイル端部の固定
が不安定となり、問題があつた。
問題点を解決する手段 本考案のボイスコイルモータは、E型ヨークに
嵌合した可動コイルに電圧を印加することにより
可動コイルを移動させて、アームをその支軸を中
心に揺動するようになつている。可動コイルは、
筒状ボビンの一段低い低周面にコイルを巻いて形
成される。可動コイルは、それを磁気ヘツド等の
操作部へ取付ける取付け面に隣接する面に、一対
のコイル用端子が設けられる。巻かれたコイルの
一方の端部は、一方のコイル用端子に連結され、
コイルの他方の端部は筒状ボビンに設けたU字状
溝を経由して残りのコイル用端子に連結される。
作 用 上記手段のボイスコイルモータの一対のコイル
用端子に電圧を印加すると、E型ヨークに磁気回
路が生じているので、フレミング左手の法則によ
り可動コイルは力を受け、アームを揺動させる。
可動コイルのコイルの一方の端部はその近くの
コイル用端子に直接連結され、コイルの他方の端
部は筒状ボビンに設けたU字状溝を経由すること
によりコイルの巻き方向を変えて残りのコイル用
端子に連結されるので、コイルの両端とも確実に
固定される。
実施例 本考案のボイスコイルモータの実施例を第1〜
3図により説明する。
E型ヨーク1の両アウターヨーク1aのそれぞ
れの内側面に永久磁石2が取付けられ、センタヨ
ーク1bに可動コイル3が嵌合される。可動コイ
ル3は、角型の筒状ボビン4の外周にコイル5を
奇数段重ねて巻いたものであり、筒状ボビンはコ
イルを巻かれる外周面が一段低い低周面4aに形
成される。筒状ボビン4における磁気ヘツド7等
の操作部取付け面に隣接した面に、筒状ボビン4
に巻いたコイルの両端部をそれぞれ連結する端子
6が2つ並べて突設される。また、筒状ボビンの
操作部取付け面上であつて、端子6に近い部分に
直線状の切溝8が設けられ、後記するようにコイ
ルの端部が入り込むようになつている。
筒状ボビン4の操作部取付け面上であつて、端
子6を設けた側とは低周面4aをはさんだ関係位
置に、U字状溝9が設けられ、このU字状溝9の
両端は、低周面4a側に開口する。低周面4aに
巻いたコイル5の一方の端部がU字状溝9を経由
し、さらに切溝8を経由して一方の端子6に連結
されるようになつている。なおコイル5の他方の
端部は残りの端子6に近く、直接連結される。そ
して一対の端子6が、図示を省略した電源に接続
される。前記ではコイルの巻き方向を変えるため
U字状溝9を設けたが、その代りに、筒状ボビン
4の取付け面を切欠いで凹部を形成し、この凹部
にピンを設置してもよい。
筒状ボビン4における操作部取付け面に、アー
ム10が取付けられ、アーム10は先端に磁気ヘ
ツド7が設けられる。アーム10は支軸11の回
りに揺動可能とされる。
考案の効果 本考案のボイスコイルモータは、その可動コイ
ルが筒状ボビンの外周に奇数段重ねてコイルが巻
かれても、コイルの端部を筒状ボビンのU字状溝
を経由してコイルの巻き方向を変えてコイル用端
子に連結されるので、コイル端部の固定が確実と
なり、コイルの巻線がゆるんでボイスコイルモー
タの駆動に誤差や支障を生じることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のボイスコイルモータの斜視
図、第2図は可動コイルの正面図、第3図は可動
コイルの低面図である。 1……E型ヨーク、3……可動コイル、4……
筒状ボビン、5……コイル、6……端子、9……
U字状溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コイルを巻いた角型の筒状ボビンを、E型ヨー
    クのセンタヨークに嵌合し、コイルに電圧を印加
    することにより筒状ボビンをセンタヨークに沿つ
    て移動させるようにしたボイスコイルモータにお
    いて、筒状ボビンのコイルを巻く周面が一段低い
    低周面に形成され、筒状ボビンにおける磁気ヘツ
    ド等の操作部取付け面と隣接する面にコイル用の
    2つの端子を突設させ、筒状ボビンの前記取付け
    面上であつて低周面側に両端を開口するU字状溝
    が設けられ、コイルの一方の端部をU字状溝を経
    由してコイル用端子に連結させることを特徴とす
    るボイスコイルモータ。
JP10697185U 1985-07-15 1985-07-15 Expired JPH0419986Y2 (ja)

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JP10697185U JPH0419986Y2 (ja) 1985-07-15 1985-07-15

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JPS6219077U JPS6219077U (ja) 1987-02-04
JPH0419986Y2 true JPH0419986Y2 (ja) 1992-05-07

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