JPH0745767Y2 - レール走行車の衝突防止装置 - Google Patents
レール走行車の衝突防止装置Info
- Publication number
- JPH0745767Y2 JPH0745767Y2 JP6647989U JP6647989U JPH0745767Y2 JP H0745767 Y2 JPH0745767 Y2 JP H0745767Y2 JP 6647989 U JP6647989 U JP 6647989U JP 6647989 U JP6647989 U JP 6647989U JP H0745767 Y2 JPH0745767 Y2 JP H0745767Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- collision prevention
- traveling vehicle
- rail
- overhead traveling
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば工場あるいは倉庫などの建物の天井近
くに配設されたレールに沿って自走する天井走行車など
のレール走行車に関する。
くに配設されたレールに沿って自走する天井走行車など
のレール走行車に関する。
〔従来の技術〕 上記天井走行車を工場内等に導入する場合、多くは多数
台の天井走行車が導入され、しかもそれら多数台の天井
走行車が同時に運行している。その場合、天井走行車に
は他の天井走行車と衝突しないように運行するような衝
突防止のための装置を設ける必要がある。
台の天井走行車が導入され、しかもそれら多数台の天井
走行車が同時に運行している。その場合、天井走行車に
は他の天井走行車と衝突しないように運行するような衝
突防止のための装置を設ける必要がある。
従来、上記衝突防止装置として、天井走行車の前後端に
夫々受光器と投光器を設ける。先行する天井走行車は進
行方向に向かって後方へ光を投光しながら走行する。後
続の天井走行車の前端に設けられている受光器が前記先
行する天井走行車の投光された光を受光すると停止する
ように制御され、衝突を防止する。
夫々受光器と投光器を設ける。先行する天井走行車は進
行方向に向かって後方へ光を投光しながら走行する。後
続の天井走行車の前端に設けられている受光器が前記先
行する天井走行車の投光された光を受光すると停止する
ように制御され、衝突を防止する。
上記天井走行車はその走行しているレールから給電を受
けている。すなわち、レールに設けられているトロリか
ら集電子が給電を受け種々のモータ、センサーを稼動さ
れている。ところが、上記トロリと集電子が接触不良を
起こすと、天井走行車への給電が断たれてしまい走行を
停止してしまう。走行を停止してしまうだけでなく、上
記投光器も光を投光することをやめてしまい、後続の天
井走行車が先行の天井走行車からの投光がないために、
減速せずに定常スピードにて追突し、衝突した２台の天
井走行車のみならず、レール等が破損し、さらに天井走
行車が落下するといった危険な事態にもなっていた。
けている。すなわち、レールに設けられているトロリか
ら集電子が給電を受け種々のモータ、センサーを稼動さ
れている。ところが、上記トロリと集電子が接触不良を
起こすと、天井走行車への給電が断たれてしまい走行を
停止してしまう。走行を停止してしまうだけでなく、上
記投光器も光を投光することをやめてしまい、後続の天
井走行車が先行の天井走行車からの投光がないために、
減速せずに定常スピードにて追突し、衝突した２台の天
井走行車のみならず、レール等が破損し、さらに天井走
行車が落下するといった危険な事態にもなっていた。
上記課題を解決するために、本考案はレール走行台車の
衝突防止装置として、進行方向後方へ投光する投光器と
進行方向前方から受光する受光器とからなり、メイン電
源より給電される衝突防止センサーと、衝突防止センサ
ーのメイン電源からの給電状態を検知する検知手段と、
衝突防止センサーへの給電が断たれたときに投光器へ給
電を行う補助電源手段とからなるものを提供するもので
ある。
衝突防止装置として、進行方向後方へ投光する投光器と
進行方向前方から受光する受光器とからなり、メイン電
源より給電される衝突防止センサーと、衝突防止センサ
ーのメイン電源からの給電状態を検知する検知手段と、
衝突防止センサーへの給電が断たれたときに投光器へ給
電を行う補助電源手段とからなるものを提供するもので
ある。
以下、図面に基づいて本考案が適用される実施例を説明
する。
する。
（１）は本考案が適用される天井走行車であって、該天
井走行車（１）は天井の梁（２）にＵボルト（３）を介
して取付けられたハンガー（４）に支持されたレール
（５）に沿って走行自在な走行車本体（６）と、該走行
車本体（６）から昇降可能な昇降台（７）とから構成さ
れている。
井走行車（１）は天井の梁（２）にＵボルト（３）を介
して取付けられたハンガー（４）に支持されたレール
（５）に沿って走行自在な走行車本体（６）と、該走行
車本体（６）から昇降可能な昇降台（７）とから構成さ
れている。
上記走行車本体（６）はレール（５）を走行する駆動車
輪（８）と従動車輪（９）を有し、さらに駆動車輪
（８）を駆動させる走行モータ（10）を有している。ま
た、レール（５）側には上記走行モータ（10）と昇降モ
ータ（１）、衝突防止センサー（12）へ電力を供給する
ためのトロリ（13）と称する給電装置が設けられてい
て、天井走行車（１）側には上記トロリ（13）に当接摺
動する集電装置である集電孔（14）が設けられている。
輪（８）と従動車輪（９）を有し、さらに駆動車輪
（８）を駆動させる走行モータ（10）を有している。ま
た、レール（５）側には上記走行モータ（10）と昇降モ
ータ（１）、衝突防止センサー（12）へ電力を供給する
ためのトロリ（13）と称する給電装置が設けられてい
て、天井走行車（１）側には上記トロリ（13）に当接摺
動する集電装置である集電孔（14）が設けられている。
なお、天井走行車（１）のレール（５）上での横揺れを
防止するために、レール（５）の上下に設けられている
垂下部（15）を挟持転動するガイドローラ（16）が複数
設けられている。（17）はセンサーを示し、レール
（５）から垂設されている遮蔽板（18）が検知すること
で天井走行車（１）の位置情報を得ている。
防止するために、レール（５）の上下に設けられている
垂下部（15）を挟持転動するガイドローラ（16）が複数
設けられている。（17）はセンサーを示し、レール
（５）から垂設されている遮蔽板（18）が検知すること
で天井走行車（１）の位置情報を得ている。
また、走行車本体（６）の前後端には衝突防止センサー
（12）が設けられている。該衝突防止センサー（12）は
走行車本体（６）の前端に設けられている受光器（21）
と走行車本体（６）の後端に設けられている投光器（2
2）とからなるものである。投光器（22）は走行中に後
方へ向って光を投光し、後端の天井走行車（１）が上記
光を受光器（21）によって受光すると、図示しないCPU
を介して後続の天井走行車（１）の走行モータ（10）が
停止、衝突を防止する。
（12）が設けられている。該衝突防止センサー（12）は
走行車本体（６）の前端に設けられている受光器（21）
と走行車本体（６）の後端に設けられている投光器（2
2）とからなるものである。投光器（22）は走行中に後
方へ向って光を投光し、後端の天井走行車（１）が上記
光を受光器（21）によって受光すると、図示しないCPU
を介して後続の天井走行車（１）の走行モータ（10）が
停止、衝突を防止する。
第１図は本実施例の衝突防止センサー（12）の電気構成
図であり、レール（５）のトロリ（13）と、当接摺動し
ている集電子（14）が給電を受け、該集電子（14）を天
井走行車（１）内のメイン電源となる電源（23）に接続
することで、トロリ（13）に流れている200Vの電圧を24
Vに変換している。上記電源（23）は天井走行車（１）
内の全ての電気部品に給電を行うものである。該電源
（23）から、衝突防止センサー（13）のうち受光器（2
1）は何の部材・装置も介さずに給電されている。一方
残る投光器（22）は電源（23）との接続回路中に検知手
段となるリレー（24）を設ける。該リレー（24）は上記
接続回路中に電源が流れているか否かを検知しているも
のであり、本実施例の場合、上記接続回路中に電流が流
れている際には後述するリレー接点（25）は開いてい
て、電流が流れていない際にはリレー接点（25）が閉じ
るように構成されている。該リレー接点（25）は補助電
源手段となるバッテリー（26）と接続されていて電源
（23）からの給電が中断している投光器（22）にバッテ
リ（26）から給電を行うようになっている。なお、（2
7）は充電器であって電源（23）が断していない時にバ
ッテリ（26）の充電を行うものである。
図であり、レール（５）のトロリ（13）と、当接摺動し
ている集電子（14）が給電を受け、該集電子（14）を天
井走行車（１）内のメイン電源となる電源（23）に接続
することで、トロリ（13）に流れている200Vの電圧を24
Vに変換している。上記電源（23）は天井走行車（１）
内の全ての電気部品に給電を行うものである。該電源
（23）から、衝突防止センサー（13）のうち受光器（2
1）は何の部材・装置も介さずに給電されている。一方
残る投光器（22）は電源（23）との接続回路中に検知手
段となるリレー（24）を設ける。該リレー（24）は上記
接続回路中に電源が流れているか否かを検知しているも
のであり、本実施例の場合、上記接続回路中に電流が流
れている際には後述するリレー接点（25）は開いてい
て、電流が流れていない際にはリレー接点（25）が閉じ
るように構成されている。該リレー接点（25）は補助電
源手段となるバッテリー（26）と接続されていて電源
（23）からの給電が中断している投光器（22）にバッテ
リ（26）から給電を行うようになっている。なお、（2
7）は充電器であって電源（23）が断していない時にバ
ッテリ（26）の充電を行うものである。
以上の構成から天井走行車（１）は以下説明するような
動作をする。
動作をする。
先ず、複数台の天井走行車（１）が走行していて、第２
図において先行車（1a）はその進行方向において後方に
向って投光器（22）が光を投光している。後続車（1b）
の受光器（21）は上記先行車（1a）の投光器（22）から
の光を検知すると、後続車（1b）の走行モータ（10）が
停止して衝突を防止するように構成されている。上記動
作中に先行車（1a）の集電子（14）がレール（５）のト
ロリ（13）と接触不良から非常停止してしまったり、電
源（23）の故障から電源が断してしまい、投光器（22）
が投光しなくなる事が発生することがある。
図において先行車（1a）はその進行方向において後方に
向って投光器（22）が光を投光している。後続車（1b）
の受光器（21）は上記先行車（1a）の投光器（22）から
の光を検知すると、後続車（1b）の走行モータ（10）が
停止して衝突を防止するように構成されている。上記動
作中に先行車（1a）の集電子（14）がレール（５）のト
ロリ（13）と接触不良から非常停止してしまったり、電
源（23）の故障から電源が断してしまい、投光器（22）
が投光しなくなる事が発生することがある。
この時、投光器（22）の接続回路中のリレー（24）が回
路中に電流が流れていない事を検知すると、リレー接点
（25）が接続されて、投光器（22）の投光を直ちに再開
して、衝突を防止している。
路中に電流が流れていない事を検知すると、リレー接点
（25）が接続されて、投光器（22）の投光を直ちに再開
して、衝突を防止している。
以上の説明で明らかなように本考案に従ったレール走行
車の衝突防止装置によれば、メイン電源からの給電が断
たれて走行を停止した場合であっても、投光器は投光を
中断することがなく、後続車が衝突するのを防止するこ
とが出来る。
車の衝突防止装置によれば、メイン電源からの給電が断
たれて走行を停止した場合であっても、投光器は投光を
中断することがなく、後続車が衝突するのを防止するこ
とが出来る。
第１図は本考案に係る天井走行車の衝突防止装置の電気
構成図、第２図は複数の天井走行車が走行している例
図、第３、４図は夫々天井走行車の正面、側面図であ
る。 （１）…天井走行車 （５）…レール （12）…衝突防止センサー （21）…受光器 （22）…投光器 （23）…電源 （24）…リレー （26）…バッテリ
構成図、第２図は複数の天井走行車が走行している例
図、第３、４図は夫々天井走行車の正面、側面図であ
る。 （１）…天井走行車 （５）…レール （12）…衝突防止センサー （21）…受光器 （22）…投光器 （23）…電源 （24）…リレー （26）…バッテリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０５Ｄ 1/02 Ｚ
Claims (1)
- 【請求項１】レールに沿って走行するレール走行車の衝
突防止装置であって、進行方向後方へ投光する投光器と
進行方向前方から受光する受光器とからなり、メイン電
源より給電される衝突防止センサーと、衝突防止センサ
ーのメイン電源からの給電状態を検知する検知手段と、
衝突防止センサーへの給電が断たれたときに投光器へ給
電を行う補助電源手段とからなることを特徴とするレー
ル走行車の衝突防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6647989U JPH0745767Y2 (ja) | 1989-06-07 | 1989-06-07 | レール走行車の衝突防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6647989U JPH0745767Y2 (ja) | 1989-06-07 | 1989-06-07 | レール走行車の衝突防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH037181U JPH037181U (ja) | 1991-01-23 |
| JPH0745767Y2 true JPH0745767Y2 (ja) | 1995-10-18 |
Family
ID=31599238
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6647989U Expired - Lifetime JPH0745767Y2 (ja) | 1989-06-07 | 1989-06-07 | レール走行車の衝突防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0745767Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5707833B2 (ja) * | 2010-10-04 | 2015-04-30 | 村田機械株式会社 | 搬送車及び搬送システム |
-
1989
- 1989-06-07 JP JP6647989U patent/JPH0745767Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH037181U (ja) | 1991-01-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |