JP2000132233A - 無人搬送車 - Google Patents

無人搬送車

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JP2000132233A
JP2000132233A JP10306908A JP30690898A JP2000132233A JP 2000132233 A JP2000132233 A JP 2000132233A JP 10306908 A JP10306908 A JP 10306908A JP 30690898 A JP30690898 A JP 30690898A JP 2000132233 A JP2000132233 A JP 2000132233A
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obstacle
sensor
vehicle
guided vehicle
automatic guided
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JP10306908A
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Nobutoshi Kajiya
宣敏 揖屋
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Toyota Industries Corp
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Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】障害物が先行する無人搬送車である場合には、
その停止車間距離を短くすることで搬送のサイクルタイ
ムを短縮させ、障害物が無人搬送車以外の場合には、障
害物と大きな間隔をおいて停止することによって安全性
を確保できる無人搬送車を提供する。 【解決手段】 有軌道台車Mにはその進行方向前側に障
害物センサ5が設けられ、障害物センサ5の下部にはエ
リアセンサ6が設けられている。エリアセンサ6は、ほ
ぼ車幅の間隔で帯状に一列に列設されてた複数のフォト
ダイオードを備えている。先行する有軌道台車Mの進行
方向後側には、車幅の間隔で帯状に延びる投光部7が設
けられ、エリアセンサ6は投光部7からの光を受光す
る。障害物センサ5が障害物を検知すると、コントロー
ラ8はエリアセンサ6からの出力信号によって障害物が
有軌道台車Mかそれ以外かを判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、障害物センサを備
えた無人搬送車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図5に示すように定められた軌道
50に沿って複数のステーションST1〜ST4を設
け、その軌道上を走行する複数の無人搬送車51,52
(以下、台車とする)が所定のステーションから他の所
定のステーションへ荷を搬送する搬送システムが提案さ
れている。
【0003】各台車51,52の前面には障害物センサ
53が装備されている。この障害物センサ53が台車5
1,52の前方にある障害物を検知すると、その検知信
号に基づいて台車51,52に装備された制御装置によ
って台車51,52は障害物に対して所定の間隔で停止
するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な障害物センサ53によって障害物を検知して、障害物
に対して一定の距離Lで停止する台車では、隣接するス
テーションST1,ST2の間隔が前記距離Lよりも短
い場合に問題がある。例えば、図5に示すように、ステ
ーションST1で台車51の荷の積み下ろしが行われて
いると、後方に位置する台車52がステーションST2
と対応する位置まで走行できず、台車52の荷の積み下
ろし作業ができなかった。そのため、前方の台車51が
移動するまでその後方の台車52の荷の積み下ろし作業
ができないので、搬送のサイクルタイムが余分にかかる
という問題が生じていた。また、1箇所のステーション
で荷の積み下ろし作業をする場合、その作業場の範囲が
台車の停止車間距離より狭いと、同時に2台の台車の積
み下ろし作業もできず不便であった。一方、障害物検知
に基づく停止時の障害物までの距離を短く設定すると、
障害物が台車以外のものである場合には安全を確保する
ために十分な距離が取れないことがあり、安全性が低下
する虞がある。
【0005】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的は障害物が先行する無人搬送車で
ある場合には、その停止車間距離を短くすることで搬送
のサイクルタイムを短縮させ、障害物が無人搬送車以外
の場合には、障害物と大きな間隔をおいて停止すること
によって安全性を確保できる無人搬送車を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め請求項1に記載の発明では、予め定められた走行経路
に沿って走行するとともに、進行方向前側に、進行方向
の走行経路上に存在する障害物を検知する障害物センサ
を備え、その検出信号に基づいて走行を停止させる制御
装置を備えた無人搬送車において、前記無人搬送車には
前記障害物センサが障害物を検知した際に、その障害物
が先行する無人搬送車か或いはそれ以外の障害物かを判
断する検知手段が備えられ、前記障害物が先行する無人
搬送車の場合には、それ以外の障害物の場合よりも障害
物との距離を短く取って停止するように制御する制御装
置を備えた。
【0007】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記検知手段は車幅方向に延びる帯
状の受光部であり、該受光部は先行する無人搬送車の後
部に備えられた投光部からの投光を受光する。
【0008】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の発明において、前記受光部は前記障害物センサより
も下部に位置している。 (作用)請求項1に記載の発明によれば、障害物センサ
に障害物が検知され、その際に検知手段によって走行経
路上の前方に位置する障害物が先行する無人搬送車か或
いはそれ以外であるかが判断される。その判断に基づい
て、障害物が無人搬送車であるならそれ以外の場合より
も障害物との距離を短く取って停止するように制御装置
によって無人搬送車の走行が制御される。
【0009】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の作用に加えて、前方を先行する無人搬送
車の後部に設けられた投光部から、後方を走行する無人
搬送車に設けられた受光部に光が投光される。障害物が
無人搬送車以外のものである場合には投光部からの光
は、一部が遮断された状態で受光部に受光される。
【0010】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
に記載の発明の作用に加えて、受光部は障害物センサよ
りも下部に設置され、例えば人の足や手押し車の荷台等
の検知がし易くなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を閉ループの軌道上
を走行する無人搬送車に具体化した一実施形態を図1〜
図3に従って説明する。
【0012】図2に示すように、この搬送システム1に
は、無人搬送車としての有軌道台車Mが複数台設けら
れ、有軌道台車Mは走行レール2によって形成された閉
ループの軌道V上を矢印A方向に無人で走行するように
なっている。走行経路としての軌道Vには荷の受け渡し
を行う第1〜第4ステーションST1〜ST4が設けら
れ、当該ステーションST1〜ST4にて有軌道台車M
は搬送すべき荷の受け渡し作業を行うようになってい
る。第1ステーションST1には有軌道台車Mの運行を
制御する地上制御盤3が設けられている。
【0013】地上制御盤3には地上側コントローラ4が
設けられ、地上側コントローラ4は図示しない通信手段
(例えばトロリー線)を介して搬送指示データや各有軌
道台車Mの位置データを有軌道台車Mに送るようになっ
ている。搬送指示データは、搬送作業を行う有軌道台車
Mを示す車両データ、有軌道台車Mが荷を受け取る搬送
元のステーションを示す搬送元データ及び有軌道台車M
が荷を受け渡す搬送先のステーションを示す搬送先デー
タ等からなる。また、位置データは各有軌道台車Mが走
行レール上のどの位置にいるのかを示すものである。
【0014】図1及び図3に示すように、有軌道台車M
の前面には障害物センサ5が左右2箇所に設けられ、そ
の設置高さは大人の腰のあたりに相当する1m程度とな
っている。障害物センサ5は障害物を検知すると、障害
物との距離に対応して2段階の信号を出力するようにな
っている。即ち、障害物に対して第1の所定距離となっ
た際に第1信号が出力され、さらに障害物との距離が第
1の所定距離より短い第2の所定距離となった際に第2
信号を出力する。上記した第1,第2の所定距離は予め
手動操作によって設定され、所定の範囲で任意の値に設
定可能となっている。本実施形態では第1の所定距離が
2mに、第2の所定距離は1mに設定されている。
【0015】障害物センサ5の下方には検知手段として
のエリアセンサ6が設けられている。エリアセンサ6は
複数のフォトダイオードを備えている受光部であり、フ
ォトダイオードはほぼ車幅の間隔で帯状に延びるように
一列に並んで形成されている。エリアセンサ6は例えば
手押し車や人の足等を検出できるように30〜40cmの
高さに設置されている。
【0016】エリアセンサ6には図示しないAND回路
が設けられており、各フォトダイオードはこのAND回
路に接続されている。そして、全てのフォトダイオード
に光が受光されている場合にはAND回路からハイ
(H)信号が出力され、少なくとも1箇所でもフォトダ
イオードが光を受光していない場合にはAND回路から
ロウ(L)信号が出力されるようになっている。
【0017】また、有軌道台車Mの後面には前面に設け
られたエリアセンサ6とほぼ同じ高さに投光部7が設け
られており、投光部7は複数の発光ダイオードがほぼ車
幅の間隔で帯状に延びるように一列に並んで形成されて
いる。そして、後方を走行する有軌道台車Mのエリアセ
ンサ6は、前方を走行する有軌道台車Mの投光部7に備
えられた発光ダイオードからの光を受光するようになっ
ている。
【0018】図1に示すように、有軌道台車Mには制御
装置としてのコントローラ8が設けられ、コントローラ
8には障害物センサ5、エリアセンサ6及び投光部7が
接続されている。コントローラ8には走行モータ9が接
続されており、走行モータ9はコントローラ8によって
制御され、有軌道台車Mの駆動輪10を駆動する。そし
て、コントローラ8は地上側コントローラ4から出力さ
れた搬送指示データに基づいて走行モータ9を制御する
ようになっている。有軌道台車Mは走行原点であるホー
ムポジションHPからどれだけ移動したかを検出する図
示しない検出手段(例えばロータリエンコーダ)を備え
ており、コントローラ8はその検出手段からの検出信号
に基づいて現在位置を演算し、地上側コントローラ4に
自身の現在位置を知らせる信号を送信する。
【0019】コントローラ8は有軌道台車Mと障害物と
の距離が2m以内となると出力される障害物センサ5か
らの第1の信号に基づいて有軌道台車Mを減速するよう
に制御し、その際にエリアセンサ6からの出力信号を入
力する。コントローラ8はこの信号がHかLによって障
害物が有軌道台車Mか或いはそれ以外かを判断するよう
になっている。即ち、コントローラ8にH信号が入力さ
れれば、障害物が先行する有軌道台車Mと判断し、コン
トローラ8はエリアセンサ6から第2信号を入力しても
その時点で停止制御をしない。そして、コントローラ8
は地上側コントローラ4から送られる先行する有軌道台
車Mの位置データを基にして停止制御を行う。本実施形
態では先行の有軌道台車Mとの最短距離が5cmの間隔で
停止するように制御する。また、コントローラ8にL信
号が入力されれば障害物を有軌道台車M以外のものと判
断し、エリアセンサ6から第2信号を入力した時点で停
止制御をする。
【0020】次に、上記のように構成された有軌道台車
Mの作用を説明する。走行中に有軌道台車Mは障害物と
の距離が第1の所定距離である2m以内となると、障害
物センサ5によってその障害物は検知され、障害物セン
サ5から第1信号がコントローラ5に出力される。コン
トローラ8はこの第1信号に基づいて走行モータ9を減
速制御し、有軌道台車Mは減速を開始する。この際に前
方に位置している有軌道台車Mの投光部7からの光が一
部遮断されてエリアセンサ6に受光されていると、この
エリアセンサ6からL信号がコントローラ8に出力され
る。このL信号を基に、コントローラ8によって障害物
が有軌道台車M以外のもの、例えば人や手押し車等であ
ると判断される。そして、有軌道台車Mと障害物である
人や手押し車等との距離が第2の所定距離である1mに
なると、障害物センサ5から第2信号がコントローラ8
に出力され、この第2信号に基づいてコントローラ8は
走行モータ9を停止制御し、有軌道台車Mは障害物に対
して1mの間隔を取って停止する。
【0021】また、コントローラ8が障害物センサ5か
ら第1信号を入力して有軌道台車Mが減速を開始した際
に、エリアセンサ6に設けられたフォトダイオードの全
てに光が受光されている場合には、エリアセンサ6から
コントローラ8にH信号が出力される。コントローラ8
はこのH信号によって障害物が前方に位置する有軌道台
車Mであると判断する。そして、このH信号がコントロ
ーラ8に入力されている状態ならば、コントローラ8は
障害物センサ5から出力された第2信号を入力してもそ
の時点で停止制御をせず、地上側コントローラ4からの
位置データを基に前方に位置する有軌道台車Mとの距離
が5cm以上の所定位置で停止するように制御する。
【0022】従って、例えば図2に示すようにステーシ
ョンST3とステーションST4とが隣接している場合
において、その両ステーションにそれぞれ有軌道台車M
を停止させることも可能となる。地上側コントローラ4
の搬送指示データによって先行する有軌道台車Mがステ
ーションST4に停止している場合において、この場合
も前方の有軌道台車Mとの距離が2mとなると有軌道台
車Mは減速を開始する。そして、障害物は有軌道台車M
であるので、後方を走行する有軌道台車Mはステーショ
ンST4に停止している有軌道台車Mとの距離が5cmと
なるまで接近可能となる。そして、地上側コントローラ
4からステーションST3に停止するように送られた搬
送指示データを基にしてコントローラ8によって有軌道
台車MはステーションST3に停止する。
【0023】従って、この実施の形態では以下のような
効果を得ることができる。 (1) エリアセンサ6によって障害物を有軌道台車M
か或いはそれ以外かを判断することができる。障害物が
先行する有軌道台車Mであるならば、障害物センサ5の
検出信号とは無関係に後方の有軌道台車Mはその車間距
離を詰めて停止できる構成となっているので、ステーシ
ョン間の間隔が狭くてもそれぞれのステーションに有軌
道台車Mを停止させることが可能である。従って、2台
同時に荷の積み下ろしができるので、搬送のサイクルタ
イムを短縮できる。
【0024】(2) エリアセンサ6によって障害物が
有軌道台車M以外のもの、例えば人や手押し車等である
場合には、有軌道台車Mはその障害物に対し1mの間隔
で停止するので、人等の安全を確保できる。
【0025】(3) 有軌道台車Mは車間距離を詰めて
停止できるので、有軌道台車Mが2台停止可能な作業幅
を有したステーションを設けることも可能である。 (4) エリアセンサ6は広く用いられているので簡単
に入手でき、また例えば個々のフォトダイオードを車幅
方向に一列に備え付ける必要がないので、容易に実施が
できる。
【0026】(5) 障害物が有軌道台車Mかそれ以外
かの判断に光を利用しているので、超音波等と比較して
その信号を前方に位置する有軌道台車Mから後方を走行
する有軌道台車Mのエリアセンサ6に確実に伝達でき
る。
【0027】(6) 投光部7からの光をエリアセンサ
6のフォトダイオードに向かって投光しているので、前
方の有軌道台車Mに反射板を設け、後方の有軌道台車M
に投受光部を設けた場合と比較して受光部が確実に光を
受光できる。
【0028】(7) エリアセンサ6は有軌道台車Mの
前面においてその下部に設置されているので、人や手押
し車等をより確実に検知することができる。なお、実施
の形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次の
ように変更してもよい。
【0029】○ エリアセンサ6の設置高さは30〜4
0cmに限定されない。即ち、人や手押し車等を検知でき
る位置に設けられていればよい。 ○ 検知手段は発光ダイオードからの光を受光するエリ
アセンサ6に限定されない。例えば、有軌道台車Mの前
面に光源を設け、後面に反射板を設けて前記光源からの
光を反射板に反射させてエリアセンサ6に受光させるも
のであってもよい。このようにしても、光の伝達は可能
である。
【0030】○ 有軌道台車Mは閉ループの軌道V上を
走行するものに限定されない。例えば、有軌道台車Mは
有端状のレール上を往復走行するものに応用してもよ
い。この場合、図4に示すように、有軌道台車Mの前面
にエリアセンサ6及び投光部7を設け、対向する有軌道
台車Mの後面にもエリアセンサ6及び投光部7を設け
る。そして、各有軌道台車Mは進行方向後側の投光部7
から投光する状態で走行する。このような、有軌道台車
Mが軌道上を往復移動するシャトル式のものであって
も、搬送のサイクルタイムを短縮でき、さらに安全性も
確保できる。
【0031】○ 投光部7は車幅方向に発光ダイオード
が複数列設されたものに限定されない。例えば、所定位
置に配設されるとともに投光範囲が車幅方向に往復動す
るサーチ式のものや車幅方向に延びる蛍光燈であっても
よい。
【0032】○ 受光部はフォトダイオードを列設した
エリアセンサ6に限定されない。例えば、各種イメージ
センサ、即ちMOS型撮像デバイスや電荷結合素子(C
CD)がライン状または帯状に配設されたものを用いて
投光部7からの光を検知してもよい。また、個々の受光
センサを多数設けてもよい。
【0033】○ 障害物センサ5は車幅方向に2箇所設
けたが、これに限らず、障害物センサ5は有軌道台車M
の車幅に合わせて所定の個数で設置してもよい。 ○ 走行経路は走行レール2を備えたものに限定されな
い。例えば、床面に敷設された電磁誘導線に沿って有軌
道台車Mが走行するものであってもよい。
【0034】○ 障害物センサ5が障害物を検知して第
1信号及び第2信号を出力する際の第1の所定距離及び
第2の所定距離は2m及び1mに限定されない。例え
ば、有軌道台車Mの走行速度が速い場合には第1の所定
距離を大きく設定し、走行速度が遅ければ第1の所定距
離を2mより小さく設定する。このようにすれば有軌道
台車Mを安全に停止させることができる。
【0035】前記各実施の形態から把握できる請求項記
載以外の技術的思想について、以下にその効果とともに
記載する。 (1) 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の発
明において、無人搬送車は閉ループの軌道上を走行す
る。この場合、センサの個数は少なくてすむ。
【0036】(2) 請求項1〜請求項3のいずれか一
項に記載の発明において、無人搬送車は有端状のレール
上を走行する。この場合、シャトル式の無人搬送システ
ムであっても搬送のサイクルタイムを短縮できるととも
に、人の安全性も確保できる。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1〜請求項3
に記載の発明によれば、障害物が先行する無人搬送車あ
る場合には、その停止車間距離を短くすることで搬送の
サイクルタイムを短縮させることができ、また障害物が
無人搬送車以外の場合には、障害物と大きな間隔をおい
て停止することによって安全性を確保できる。
【0038】請求項2に記載の発明によれば、無人搬送
車の進行方向に対して後部に設けられた投光部から、後
方を走行する無人搬送車の進行方向に対して前面に設け
られた受光部に向かって投光するので、反射板を用いる
場合と比較して受光部は無人搬送車とその他の障害物と
の違いを確実に識別できる。
【0039】請求項3に記載の発明によれば、受光部は
無人搬送車の前面の下部に設置されているので、例えば
人や手押し車等をより確実に検知できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施形態における有軌道台車の概略図。
【図2】 搬送システムを示す概略構成図。
【図3】 (a)は有軌道台車Mの摸式正面図(b)は
同じく摸式背面図。
【図4】 別例を示すシャトル式の有軌道台車Mの摸式
側面図
【図5】 従来におけるステーションと有軌道台車の関
係を示す摸式図。
【符号の説明】
5…障害物センサ、6…検知手段及び受光部としてのエ
リアセンサ、7…投光部、8…制御装置としてのコント
ローラ、M…無人搬送車としての有軌道台車、V…走行
経路としての軌道。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定められた走行経路に沿って走行す
    るとともに、進行方向前側に、進行方向の走行経路上に
    存在する障害物を検知する障害物センサを備え、その検
    出信号に基づいて走行を停止させる制御装置を備えた無
    人搬送車において、 前記無人搬送車には前記障害物センサが障害物を検知し
    た際に、その障害物が先行する無人搬送車か或いはそれ
    以外の障害物かを判断する検知手段が備えられ、前記障
    害物が先行する無人搬送車の場合には、それ以外の障害
    物の場合よりも障害物との距離を短く取って停止するよ
    うに制御する制御装置を備えた無人搬送車。
  2. 【請求項2】 前記検知手段は車幅方向に延びる帯状の
    受光部であり、該受光部は先行する無人搬送車の後部に
    備えられた投光部からの投光を受光する請求項1に記載
    の無人搬送車。
  3. 【請求項3】 前記受光部は前記障害物センサよりも下
    部に位置している請求項2に記載の無人搬送車。
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Cited By (4)

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