JPH0745464Y2 - パレット供給装置 - Google Patents
パレット供給装置Info
- Publication number
- JPH0745464Y2 JPH0745464Y2 JP1988031699U JP3169988U JPH0745464Y2 JP H0745464 Y2 JPH0745464 Y2 JP H0745464Y2 JP 1988031699 U JP1988031699 U JP 1988031699U JP 3169988 U JP3169988 U JP 3169988U JP H0745464 Y2 JPH0745464 Y2 JP H0745464Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- car
- holding
- container
- fixed position
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、物品を収納したコンテナ等の箱形容器を例え
ばかご型状の台車の内部に積み込んだり下ろしたりする
時に、この台車を所定の位置に自動的にセット可能な装
置に関するものである。
ばかご型状の台車の内部に積み込んだり下ろしたりする
時に、この台車を所定の位置に自動的にセット可能な装
置に関するものである。
従来は、物流等において、所望の物品が入ったコンテナ
を複数個まとめて搬送する際,例えばコンベヤ等により
運ばれてくるコンテナを例えば車輪を有するかご車型パ
レットのごとき台車上に複数積み付ける作業がある。こ
のとき、かご車型パレットをその作業場所に運び、か
つ、保持固定し、所要の作業が終了した後、かご車型パ
レットをこの作業場所から移動し、次のパレットを同じ
作業場所に設置するが、このようなパレット交換作業
は、従来においてはすべて人手によつて行なつていた。
を複数個まとめて搬送する際,例えばコンベヤ等により
運ばれてくるコンテナを例えば車輪を有するかご車型パ
レットのごとき台車上に複数積み付ける作業がある。こ
のとき、かご車型パレットをその作業場所に運び、か
つ、保持固定し、所要の作業が終了した後、かご車型パ
レットをこの作業場所から移動し、次のパレットを同じ
作業場所に設置するが、このようなパレット交換作業
は、従来においてはすべて人手によつて行なつていた。
上述のように、従来は例えばかご型状の台車の移動を人
手により行つていたのではパレット交換に時間がかかり
作業処理能力が悪く、特に、コンテナの重量が重い場合
には取扱いが困難であり、上述のように、作業者にかか
る負担がかなり大きく、重労働でかつ非能率的であると
いう問題点に加え、特に機械によるコンテナの積み下ろ
しの場合は、パレット位置決めを正確にする必要がある
ため、作業者が機械の前に立つことになり、安全面から
見ても好ましくなかった。
手により行つていたのではパレット交換に時間がかかり
作業処理能力が悪く、特に、コンテナの重量が重い場合
には取扱いが困難であり、上述のように、作業者にかか
る負担がかなり大きく、重労働でかつ非能率的であると
いう問題点に加え、特に機械によるコンテナの積み下ろ
しの場合は、パレット位置決めを正確にする必要がある
ため、作業者が機械の前に立つことになり、安全面から
見ても好ましくなかった。
本考案は上記問題点を解決し、かご型状の台車等を安全
かつ正確に所定の位置に導入、/送り出すことの出来る
装置を提供することを目的とするものである。
かつ正確に所定の位置に導入、/送り出すことの出来る
装置を提供することを目的とするものである。
本考案のかかる目的は、自由に方向変更できる車輪を具
備し、物品を載置して床面上を移動自在なかご車型パレ
ットを、物品の積み込み又は積み降ろしのために定位置
に導入及び該定位置から送り出し可能な搬送台と、前記
定位置に送りこまれた前記かご車型パレットを保持する
位置決め装置とを有したパレット供給装置であって、 前記搬送台は、該搬送台の最も高い所に位置し且つ前記
かご車型パレットを水平に保持する前記定位置に向かっ
て床面から傾斜するパレット供給側の上り斜面及び該定
位置から前記床面に向かって傾斜するパレット排出側の
下り斜面を有しており、すくなくとも前記パレットの車
輪に対応した軌道路と、パレット下端に係合して該パレ
ットが前記上り斜面を登るように保持する上り用係合手
段ならびに前記下り斜面にてパレット保持をしかつ該下
り斜面の下方端近傍にてパレット保持を解除可能に構成
された下り用係合手段を有しこれらの係合手段を前記軌
道路に沿って移動可能な動力伝達部材と、該動力伝達部
材を駆動する駆動手段と、前記かご車型パレットを前記
定位置に略一致した位置で該パレットの下り斜面側への
移動を係止可能にし、その後該係止を解除可能にする位
置決めストッパとを備えており、前記位置決め装置は前
記定位置に対応して前記かご車型パレットが通過する一
方の側面に架台が配置されており、前記架台に軸支され
て略水平に開閉自在な前後の位置決めアームを備え、前
記位置決めアームがパレット通過経路に張り出すように
回転して前記かご車型パレットの外枠の前側および後方
側を押さえてパレット位置決めをする垂直プレートを有
していると共に、前記位置決めアームがパレット通過経
路から退くように回転してパレット移動を許容するよう
に構成されたパレット供給装置により達成することがで
きる。
備し、物品を載置して床面上を移動自在なかご車型パレ
ットを、物品の積み込み又は積み降ろしのために定位置
に導入及び該定位置から送り出し可能な搬送台と、前記
定位置に送りこまれた前記かご車型パレットを保持する
位置決め装置とを有したパレット供給装置であって、 前記搬送台は、該搬送台の最も高い所に位置し且つ前記
かご車型パレットを水平に保持する前記定位置に向かっ
て床面から傾斜するパレット供給側の上り斜面及び該定
位置から前記床面に向かって傾斜するパレット排出側の
下り斜面を有しており、すくなくとも前記パレットの車
輪に対応した軌道路と、パレット下端に係合して該パレ
ットが前記上り斜面を登るように保持する上り用係合手
段ならびに前記下り斜面にてパレット保持をしかつ該下
り斜面の下方端近傍にてパレット保持を解除可能に構成
された下り用係合手段を有しこれらの係合手段を前記軌
道路に沿って移動可能な動力伝達部材と、該動力伝達部
材を駆動する駆動手段と、前記かご車型パレットを前記
定位置に略一致した位置で該パレットの下り斜面側への
移動を係止可能にし、その後該係止を解除可能にする位
置決めストッパとを備えており、前記位置決め装置は前
記定位置に対応して前記かご車型パレットが通過する一
方の側面に架台が配置されており、前記架台に軸支され
て略水平に開閉自在な前後の位置決めアームを備え、前
記位置決めアームがパレット通過経路に張り出すように
回転して前記かご車型パレットの外枠の前側および後方
側を押さえてパレット位置決めをする垂直プレートを有
していると共に、前記位置決めアームがパレット通過経
路から退くように回転してパレット移動を許容するよう
に構成されたパレット供給装置により達成することがで
きる。
以下、図面に例示した本考案の好ましい実施例を詳細に
説明する。
説明する。
(実施例) 第1図は、かご型状の台車、すなわち一方の側面が開放
され、かつ、3方の側面が閉鎖されているかご車型パレ
ツトに3個のコンテナを1段として5段に積む場合の実
施例を示すものである。
され、かつ、3方の側面が閉鎖されているかご車型パレ
ツトに3個のコンテナを1段として5段に積む場合の実
施例を示すものである。
まず始めに積付装置全体について説明する。この積付装
置は、四隅に支柱を有する門型フレーム26を備え、その
一側にはコンテナ30の輸送用のコンベヤ25が設けられ、
他の一側にはかご車型パレット6を輸送するパレット供
給装置7が隣接してコンベヤ25に平行となるように設置
されている。
置は、四隅に支柱を有する門型フレーム26を備え、その
一側にはコンテナ30の輸送用のコンベヤ25が設けられ、
他の一側にはかご車型パレット6を輸送するパレット供
給装置7が隣接してコンベヤ25に平行となるように設置
されている。
コンベヤ25には、連続して輸送されてきたコンテナ30を
1個ずつ切り離して門型フレーム26内に送り込む切出し
装置1及び上下コンテナを積み重ねた時にコンテナに収
容された物品を押しつぶすごとく嵌合しないようにする
ために、場合によりその方向を180度変えることのでき
る反転装置2が設けられている。この反転装置2はコン
テナ30をコンベヤ25から持ち上げることができる構造と
なっており、その反転の指示は、例えば、コンテナ30の
側面に設けたバーコード表示を読み取る検出装置によっ
て適宜行うことができる。
1個ずつ切り離して門型フレーム26内に送り込む切出し
装置1及び上下コンテナを積み重ねた時にコンテナに収
容された物品を押しつぶすごとく嵌合しないようにする
ために、場合によりその方向を180度変えることのでき
る反転装置2が設けられている。この反転装置2はコン
テナ30をコンベヤ25から持ち上げることができる構造と
なっており、その反転の指示は、例えば、コンテナ30の
側面に設けたバーコード表示を読み取る検出装置によっ
て適宜行うことができる。
門型フレーム26内には、コンベヤ25から送り込まれてく
るコンテナ30を整列させるための、特に第2図a、bに
詳細に示された整列装置3、特に第3図から明らかなよ
うに数個のコンテナ30を同時に把持して積み込むことの
できる把持装置5及び門型フレーム26の四本の支柱に設
けたレールによつて上下に摺動可能に案内されることに
より上記把持装置5を上下する昇降装置4が設けられて
いる。
るコンテナ30を整列させるための、特に第2図a、bに
詳細に示された整列装置3、特に第3図から明らかなよ
うに数個のコンテナ30を同時に把持して積み込むことの
できる把持装置5及び門型フレーム26の四本の支柱に設
けたレールによつて上下に摺動可能に案内されることに
より上記把持装置5を上下する昇降装置4が設けられて
いる。
第2図を用いて説明すると、整列装置3はコンベヤ25に
対して直角方向に2列に設けられた適宜面積を有するロ
ーラコンベヤ11、13を備え、コンベヤ11及び13の間でか
つコンベヤ25の延長上にはコンベヤ搬送面から出没可能
でかつフリーローラを有したストッパ12が設けられ、ま
た、同じくコンベヤ13の後端にはエアシリンダ10により
上下してコンテナ30をコンベヤ13とコンベヤ11とに仕分
けするポツプアツプホイール10aが設けられている。な
お、ポップアップホイール10aはコンベヤ30が自走でき
るようにベース板10bによって適宜傾斜するよううに設
けられており、さらにこのベース板10bがエアシリンダ1
0の力によりガイド10cに沿って移動(矢印A方向)する
ように構成されている。
対して直角方向に2列に設けられた適宜面積を有するロ
ーラコンベヤ11、13を備え、コンベヤ11及び13の間でか
つコンベヤ25の延長上にはコンベヤ搬送面から出没可能
でかつフリーローラを有したストッパ12が設けられ、ま
た、同じくコンベヤ13の後端にはエアシリンダ10により
上下してコンテナ30をコンベヤ13とコンベヤ11とに仕分
けするポツプアツプホイール10aが設けられている。な
お、ポップアップホイール10aはコンベヤ30が自走でき
るようにベース板10bによって適宜傾斜するよううに設
けられており、さらにこのベース板10bがエアシリンダ1
0の力によりガイド10cに沿って移動(矢印A方向)する
ように構成されている。
昇降装置4は第3図に示すように四角な枠型をなす門型
フレームと、下記に説明する把持装置5を保持して所望
の高さにもち上げるためのフレーム4Aとから成り、この
フレーム4Aは、例えば、モータによつて駆動され、その
四隅がフレーム26の四本の支柱に設けられたレールによ
って安定に水平に保持され、上下に案内されるようにな
っている。
フレームと、下記に説明する把持装置5を保持して所望
の高さにもち上げるためのフレーム4Aとから成り、この
フレーム4Aは、例えば、モータによつて駆動され、その
四隅がフレーム26の四本の支柱に設けられたレールによ
って安定に水平に保持され、上下に案内されるようにな
っている。
把持装置5は、かご車型パレット位置決め装置8の方向
に突出した3本の保持アーム27を有するフレーム4Aを介
して昇降装置4に保持された支持フオーク27Aを備え、
この支持フオーク27Aはエアシリンダ14によって保持ア
ーム27を昇降装置4から水平に出没させるように(第3
図に想像線で示す。)昇降装置4のフレーム4Aに沿って
移動できる。各保持アーム27は、支持フォーク27Aに保
持されたエアシリンダ15に連結されたリンク棒15aに動
作せしめられる複数の回転フック16を備えている。第3A
図から明らかなように、この回転フツク16は、一端が保
持アーム27の下面に回動自在に保持され、かつ、他端が
リンク棒15aの孔15bに係合したクランク軸16aに固定さ
れている。このクランク軸16aは更に、保持アーム27と
一体的に形成されていて、その側壁をなす差込み部28の
内面に固定された支持部材28Aに、この部材に設けられ
た穴28Bを介して支承されていて、エアシリンダ15によ
ってリンク棒15aが第3A図の矢印方向へ押された際に、
クランク軸16aを回動せしめ、回転フツク16をコンテナ
側へ突出させるようになっている。第3A図に示すよう
に、保持アーム27の上側には、コンテナ30の上縁30aに
当接する当接部材40を備えた押え板17a、17b、17cがそ
れぞれ設けられており、これらの押え板17a、17b、17c
は、それぞれ保持アーム27の上面に隣接するようにばね
45によって負荷されている。すなわち、これらの押え板
17a、17b、17cには、ロツド41が固定されており、この
ロツドが保持アーム27の差込み部28の内側から突出した
突出部42の穴43を通って下方に延びており、この突出部
42の下側にフランジ44を備えていて、このフランジと突
出部42との間にばね45が配置されている。
に突出した3本の保持アーム27を有するフレーム4Aを介
して昇降装置4に保持された支持フオーク27Aを備え、
この支持フオーク27Aはエアシリンダ14によって保持ア
ーム27を昇降装置4から水平に出没させるように(第3
図に想像線で示す。)昇降装置4のフレーム4Aに沿って
移動できる。各保持アーム27は、支持フォーク27Aに保
持されたエアシリンダ15に連結されたリンク棒15aに動
作せしめられる複数の回転フック16を備えている。第3A
図から明らかなように、この回転フツク16は、一端が保
持アーム27の下面に回動自在に保持され、かつ、他端が
リンク棒15aの孔15bに係合したクランク軸16aに固定さ
れている。このクランク軸16aは更に、保持アーム27と
一体的に形成されていて、その側壁をなす差込み部28の
内面に固定された支持部材28Aに、この部材に設けられ
た穴28Bを介して支承されていて、エアシリンダ15によ
ってリンク棒15aが第3A図の矢印方向へ押された際に、
クランク軸16aを回動せしめ、回転フツク16をコンテナ
側へ突出させるようになっている。第3A図に示すよう
に、保持アーム27の上側には、コンテナ30の上縁30aに
当接する当接部材40を備えた押え板17a、17b、17cがそ
れぞれ設けられており、これらの押え板17a、17b、17c
は、それぞれ保持アーム27の上面に隣接するようにばね
45によって負荷されている。すなわち、これらの押え板
17a、17b、17cには、ロツド41が固定されており、この
ロツドが保持アーム27の差込み部28の内側から突出した
突出部42の穴43を通って下方に延びており、この突出部
42の下側にフランジ44を備えていて、このフランジと突
出部42との間にばね45が配置されている。
更に、把持装置5がコンテナを把持し得る位置にあるか
否かを確認するために、少なくとも1つの保持アーム27
に、押え板17aの当接部材40がコンテナ30の上縁30aに係
合して、保持アーム27がコンテナ30を把持可能な位置に
あることを検知するセンサ46を備えている。この場合、
センサ46は、差込み部28の内側に突出して設けられてい
て、ロツド41の下端に設けられた遮へい板47がセンサ46
の間を通った際に、押え板17a、17b、17cと保持アーム2
7の回転フツク16との間にコンテナ30の上縁30aを把持し
うる把持可能位置に保持アーム27が位置していることを
検知して、エアシリンダ15を作動させる信号を出力し、
エアシリンダを作動させ、かつ、リンク棒15aを介して
回動せしめられた回転フツク16がコンテナの上縁30aを
ばねの力によって押え板17a、17b、17cに押し付けて、
これを把持するように昇降装置4を上昇させる。
否かを確認するために、少なくとも1つの保持アーム27
に、押え板17aの当接部材40がコンテナ30の上縁30aに係
合して、保持アーム27がコンテナ30を把持可能な位置に
あることを検知するセンサ46を備えている。この場合、
センサ46は、差込み部28の内側に突出して設けられてい
て、ロツド41の下端に設けられた遮へい板47がセンサ46
の間を通った際に、押え板17a、17b、17cと保持アーム2
7の回転フツク16との間にコンテナ30の上縁30aを把持し
うる把持可能位置に保持アーム27が位置していることを
検知して、エアシリンダ15を作動させる信号を出力し、
エアシリンダを作動させ、かつ、リンク棒15aを介して
回動せしめられた回転フツク16がコンテナの上縁30aを
ばねの力によって押え板17a、17b、17cに押し付けて、
これを把持するように昇降装置4を上昇させる。
なお、中央の保持アーム27は両側に、回転フツク16及び
クランク軸16aから成る把持手段を有している。すなわ
ち、第3A図に示す保持アームが背中合わせにされた構造
となっている。
クランク軸16aから成る把持手段を有している。すなわ
ち、第3A図に示す保持アームが背中合わせにされた構造
となっている。
一方、パレツト供給装置7には、第7図に示すように、
かご車型パレツト6を積込位置に輸送するパレツト供給
機構である搬送台29及びこのパレツト6を積込位置に固
定するパレツト位置決め装置8が設けられている。
かご車型パレツト6を積込位置に輸送するパレツト供給
機構である搬送台29及びこのパレツト6を積込位置に固
定するパレツト位置決め装置8が設けられている。
パレツト供給装置7の搬送台29は、かご車型パレツト6
の車輪を案内する一対の軌道路7aを備え、軌道路7aの間
にはかご車型パレツト6の下部を引っ掛けてこれを積込
位置(定位置)に輸送する第1及び第2のプッシャピン
18a、18b、並びに排出位置に輸送するストッパピン19が
枢着されたフレキシブルな動力伝達部材であるチェーン
20及びエアシリンダ等の駆動手段よりなつている。な
お、チェーン20は例えば搬送台29のほぼ中央下側に設け
られたエアシリンダ21につなげられており、適宜往復可
能に構成されている。なお、駆動伝達部材はチェーンに
限定されるものではなく、第1及び第2のプッシャピン
を適宜間隔を保って取り付けた板状又は棒状の部材をエ
アシリンダで往復させるようにしてもよい。
の車輪を案内する一対の軌道路7aを備え、軌道路7aの間
にはかご車型パレツト6の下部を引っ掛けてこれを積込
位置(定位置)に輸送する第1及び第2のプッシャピン
18a、18b、並びに排出位置に輸送するストッパピン19が
枢着されたフレキシブルな動力伝達部材であるチェーン
20及びエアシリンダ等の駆動手段よりなつている。な
お、チェーン20は例えば搬送台29のほぼ中央下側に設け
られたエアシリンダ21につなげられており、適宜往復可
能に構成されている。なお、駆動伝達部材はチェーンに
限定されるものではなく、第1及び第2のプッシャピン
を適宜間隔を保って取り付けた板状又は棒状の部材をエ
アシリンダで往復させるようにしてもよい。
また、パレツト供給装置7には、かご車型パレツト6を
所定位置に固定する位置決め装置8が設けられ、このパ
レツト位置決め装置8は第11図に示す架台70の両側に取
り付けられた2つの位置決めアーム31(片側のみ図示)
がエアシリンダ24によつて回転するように構成され、か
ご車型パレツト6の、例えば支柱の中段部位にアーム31
の先端の垂直プレート32が係合して該パレット6を挟み
込むように所定位置に正確に位置決め固定する。
所定位置に固定する位置決め装置8が設けられ、このパ
レツト位置決め装置8は第11図に示す架台70の両側に取
り付けられた2つの位置決めアーム31(片側のみ図示)
がエアシリンダ24によつて回転するように構成され、か
ご車型パレツト6の、例えば支柱の中段部位にアーム31
の先端の垂直プレート32が係合して該パレット6を挟み
込むように所定位置に正確に位置決め固定する。
垂直プレート32は上述のように位置決めアーム31の先端
に垂直面を備えたプレート状の部材であり、例えば第1
図、第7図、第11図に示すごとく上下に二つ並んだ構成
であり、この垂直面にてパレット6に側面を押さえるよ
うにしてパレットの位置決めする。
に垂直面を備えたプレート状の部材であり、例えば第1
図、第7図、第11図に示すごとく上下に二つ並んだ構成
であり、この垂直面にてパレット6に側面を押さえるよ
うにしてパレットの位置決めする。
プッシャピン18a、18bは第1図および第7図に示すよう
に、パレット供給側の上り斜面に配置されており第8図
に示すように、例えば三角形状の2つの係合部50の一頂
点をピン51に固定し、このピン51を支持板52に枢着した
もので、第9図に示すように後方からパレツト6の前方
下部6aが当たった場合、ピン51を支軸として三角形の係
合部50が矢印A方向に倒れてパレツトを前方へ送り出す
ことができるが、パレット6が通過した後ピンストッパ
53により倒れ角を制限されていた係合部50はその自重に
より、逆方向(矢印B方向)に回転して立ち上ってかご
車型パレット6の後方下部6bを保持し停止させるように
なっているが、パレットの型式によっては前方下部に係
止するような場合もある。
に、パレット供給側の上り斜面に配置されており第8図
に示すように、例えば三角形状の2つの係合部50の一頂
点をピン51に固定し、このピン51を支持板52に枢着した
もので、第9図に示すように後方からパレツト6の前方
下部6aが当たった場合、ピン51を支軸として三角形の係
合部50が矢印A方向に倒れてパレツトを前方へ送り出す
ことができるが、パレット6が通過した後ピンストッパ
53により倒れ角を制限されていた係合部50はその自重に
より、逆方向(矢印B方向)に回転して立ち上ってかご
車型パレット6の後方下部6bを保持し停止させるように
なっているが、パレットの型式によっては前方下部に係
止するような場合もある。
また、搬送台29にはさらに位置決めストツパ22、かご車
型パレツト6が勝手に飛び出さないように支持する前部
ストツパ23が設けられている。さらに、チエーン20には
かご車型パレツト6を送り出すときにこのかご車型パレ
ット6が下り斜面を必要以上に勢いよく自走しないよう
にする自走防止用ストツパピン19が取り付けられてい
る。このストッパピン19は、例えば第10図に示すように
三角状の2つの係合部60をピン61に固定し、このピン61
を支持板62に枢着し、さらに係合部60の一頂点からピン
61と平行に張り出した支軸63に軸支されたガイドローラ
64を備えた構造になっている。なお、第1図には搬送台
29までパレット6を搬送する予備搬送機構29aが設けら
れている場合を示してある。
型パレツト6が勝手に飛び出さないように支持する前部
ストツパ23が設けられている。さらに、チエーン20には
かご車型パレツト6を送り出すときにこのかご車型パレ
ット6が下り斜面を必要以上に勢いよく自走しないよう
にする自走防止用ストツパピン19が取り付けられてい
る。このストッパピン19は、例えば第10図に示すように
三角状の2つの係合部60をピン61に固定し、このピン61
を支持板62に枢着し、さらに係合部60の一頂点からピン
61と平行に張り出した支軸63に軸支されたガイドローラ
64を備えた構造になっている。なお、第1図には搬送台
29までパレット6を搬送する予備搬送機構29aが設けら
れている場合を示してある。
以下、本考案のパレット供給装置7を用いた第1図に示
す積付装置の全体の動作及び作用を説明する。
す積付装置の全体の動作及び作用を説明する。
コンテナ30はコンベヤ25上を連続して輸送されてくる。
コンテナ30の側面にはコンテナ30の積込み時の向きを指
示する例えばバーコード表示が施されている。また、切
出し装置1によって1個ずづに分けられたコンテナ30
は、前進して反転装置2に達し、そこで必要に応じて反
転される。
コンテナ30の側面にはコンテナ30の積込み時の向きを指
示する例えばバーコード表示が施されている。また、切
出し装置1によって1個ずづに分けられたコンテナ30
は、前進して反転装置2に達し、そこで必要に応じて反
転される。
反転装置2を通つた1番目のコンテナ30は、ローラコン
ベヤ13のローラから上方に突出する多数の小さいホイー
ルが並んだポツプアツプホイール10a上を直進し、この
とき引っ込んでいるストツパ12の上を通つてローラコン
ベヤ11上に進入する。そこでコンテナ30はローラコンベ
ヤ11の各ローラの回転により第2図aの右側矢印のよう
に向きを変えるが、この動きはコンテナ30の一方の側面
を支える(第2図では進行方向に対して左側)とともに
コンテナ底面の前面寄りの部分とローラーコンベヤ11と
の摩擦力によって生じる左方向への回転力によって向き
を変えて、ローラコンベヤ11により搬送されて固定スト
ッパ12aによって(a)の場所に位置決めされる。2番
目のコンテナ30は1番目のコンテナ30と同様に必要に応
じて反転装置で反転されたのち、ポツプアツプホイール
10a上を直進し、そのときすでにコンベヤ搬送面から突
出しているストッパ12に達したとき、エアシリンダ10が
作動することによりポツプアツプホイール10aが下降
し、コンテナ30はローラコンベア13上に乗り移り、第2
図aの左側矢印のようにその搬送方向が急激に変更した
後、1番目のコンテナ30とは90度向きが異なった状態で
ローラ13の回転により搬送され、固定ストッパ12aによ
り(c)点まで運ばれて停止する。3番目のコンテナ30
も2番目のコンテナ30と同様にして(b)点まで運ばれ
る。このようにして1段分の3個のコンテナが整列装置
3上に整列する。なお、コンテナ30の整列順序は、スト
ッパ12の動作タイミングを適宜変えることによって、ロ
ーラコンベヤ13側とローラコンベヤ11側とを逆にするこ
とができる。
ベヤ13のローラから上方に突出する多数の小さいホイー
ルが並んだポツプアツプホイール10a上を直進し、この
とき引っ込んでいるストツパ12の上を通つてローラコン
ベヤ11上に進入する。そこでコンテナ30はローラコンベ
ヤ11の各ローラの回転により第2図aの右側矢印のよう
に向きを変えるが、この動きはコンテナ30の一方の側面
を支える(第2図では進行方向に対して左側)とともに
コンテナ底面の前面寄りの部分とローラーコンベヤ11と
の摩擦力によって生じる左方向への回転力によって向き
を変えて、ローラコンベヤ11により搬送されて固定スト
ッパ12aによって(a)の場所に位置決めされる。2番
目のコンテナ30は1番目のコンテナ30と同様に必要に応
じて反転装置で反転されたのち、ポツプアツプホイール
10a上を直進し、そのときすでにコンベヤ搬送面から突
出しているストッパ12に達したとき、エアシリンダ10が
作動することによりポツプアツプホイール10aが下降
し、コンテナ30はローラコンベア13上に乗り移り、第2
図aの左側矢印のようにその搬送方向が急激に変更した
後、1番目のコンテナ30とは90度向きが異なった状態で
ローラ13の回転により搬送され、固定ストッパ12aによ
り(c)点まで運ばれて停止する。3番目のコンテナ30
も2番目のコンテナ30と同様にして(b)点まで運ばれ
る。このようにして1段分の3個のコンテナが整列装置
3上に整列する。なお、コンテナ30の整列順序は、スト
ッパ12の動作タイミングを適宜変えることによって、ロ
ーラコンベヤ13側とローラコンベヤ11側とを逆にするこ
とができる。
次に第4図及び第5図に基づいてコンテナ30のかご車型
パレット6への積込作業を説明する。前述のように、整
列装置3上に3個のコンテナ30が整列すると、これらの
コンテナ30は把持装置5によつて積込作業が行われる。
この積込作業は、まず把持装置5が昇降装置4により整
列装置3上のコンテナ30の上に下降する(第5図a)。
パレット6への積込作業を説明する。前述のように、整
列装置3上に3個のコンテナ30が整列すると、これらの
コンテナ30は把持装置5によつて積込作業が行われる。
この積込作業は、まず把持装置5が昇降装置4により整
列装置3上のコンテナ30の上に下降する(第5図a)。
そして、保持アーム27の上部に設けられた押え板17a、1
7b、17cがコンテナ30の上端に当たると、押え板17a、17
b、17cは停止(第4図b及び第5図b)、保持アーム27
のみ更にばねの力に抗して下降し、一定距離下降した時
に、押え板17a、17b、17cと保持アーム27との間の位置
ずれをセンサ46が検出して停止する。そして、エアシリ
ンダ15が作動すると、このエアシリンダ15を介してクラ
ンク軸16aを回転せしめ保持アーム27の内部に設けられ
た回転フック16がその軸線の周りに水平に回転して保持
アーム27からコンテナの側に突出する(第4図c)。コ
ンテナ30はその上端にフランジ状に張り出した上縁30a
を備えたものであるので、把持装置5が上昇する際に上
記ばねの力によって回転フツク16と押え板17a、17b、17
cとの間に上縁30aを上下から挟持する。なお、保持アー
ム27の両側の押え板17a、17c及び回転フック16は、第4
図に示すように片側(内側)に突出する構造であるが、
中央の保持アーム2の押え板17b及び回転フック16は、
前述したように両側に張り出す構造であるので、押え板
17bは隣合う両側のコンテナ30の張り出した上縁30aを同
時に押さえ、かつ、回転フック16は1つのリンク棒15a
によって両側のコンテナの上縁を下側から狭持すること
ができる。
7b、17cがコンテナ30の上端に当たると、押え板17a、17
b、17cは停止(第4図b及び第5図b)、保持アーム27
のみ更にばねの力に抗して下降し、一定距離下降した時
に、押え板17a、17b、17cと保持アーム27との間の位置
ずれをセンサ46が検出して停止する。そして、エアシリ
ンダ15が作動すると、このエアシリンダ15を介してクラ
ンク軸16aを回転せしめ保持アーム27の内部に設けられ
た回転フック16がその軸線の周りに水平に回転して保持
アーム27からコンテナの側に突出する(第4図c)。コ
ンテナ30はその上端にフランジ状に張り出した上縁30a
を備えたものであるので、把持装置5が上昇する際に上
記ばねの力によって回転フツク16と押え板17a、17b、17
cとの間に上縁30aを上下から挟持する。なお、保持アー
ム27の両側の押え板17a、17c及び回転フック16は、第4
図に示すように片側(内側)に突出する構造であるが、
中央の保持アーム2の押え板17b及び回転フック16は、
前述したように両側に張り出す構造であるので、押え板
17bは隣合う両側のコンテナ30の張り出した上縁30aを同
時に押さえ、かつ、回転フック16は1つのリンク棒15a
によって両側のコンテナの上縁を下側から狭持すること
ができる。
昇降装置4が作動すると、整列装置3上で整列された3
つのコンテナ30を両側から把持して把持装置5は所要の
高さまでの上昇し(第4図d)、次いでエアシリンダ14
の作動により保持アーム27が水平に前進してパレツト6
内へ進入する(第5図c)。把持装置5が十分前進する
と、昇降装置4はわずかに下降し、コンテナ30がパレッ
ト内に下ろされると回転フック16が上縁30aからわずか
に離れ、回転フック16と上部押さえ17による上縁30aの
把持が解除され、次いでエアシリンダ15により回転フッ
ク16を回転してコンテナ30から外す。そして保持アーム
27は後退する。なお、最初の積込みでない場合でかつコ
ンテナ同士を積み重ねる場合には、パレット内では既に
積み込まれているコンテナ30と位置を合わせながら下降
する必要があるが、この動作は把持装置5のあらかじめ
設定された一定の上昇及び前進ストロークによって設定
でき容易に所望の積込みを行うことができる。
つのコンテナ30を両側から把持して把持装置5は所要の
高さまでの上昇し(第4図d)、次いでエアシリンダ14
の作動により保持アーム27が水平に前進してパレツト6
内へ進入する(第5図c)。把持装置5が十分前進する
と、昇降装置4はわずかに下降し、コンテナ30がパレッ
ト内に下ろされると回転フック16が上縁30aからわずか
に離れ、回転フック16と上部押さえ17による上縁30aの
把持が解除され、次いでエアシリンダ15により回転フッ
ク16を回転してコンテナ30から外す。そして保持アーム
27は後退する。なお、最初の積込みでない場合でかつコ
ンテナ同士を積み重ねる場合には、パレット内では既に
積み込まれているコンテナ30と位置を合わせながら下降
する必要があるが、この動作は把持装置5のあらかじめ
設定された一定の上昇及び前進ストロークによって設定
でき容易に所望の積込みを行うことができる。
このようにして、第1段分のコンテナ30が把持装置5に
より積み込まれた後に第2段のコンテナ30が同様の工程
を経て輸送されてくることになるが、コンテナ同士を直
接重ねる場合には、上段のコンテナ30は前の段のコンテ
ナ内に深く嵌まり込まれないようにコンテナ保管時とは
それぞれ向きを反対にする必要があるので、前記反転装
置2がこの動作モードに対応することによって後続の三
個のコンテナ30の向きを適宜変えるようになっている。
より積み込まれた後に第2段のコンテナ30が同様の工程
を経て輸送されてくることになるが、コンテナ同士を直
接重ねる場合には、上段のコンテナ30は前の段のコンテ
ナ内に深く嵌まり込まれないようにコンテナ保管時とは
それぞれ向きを反対にする必要があるので、前記反転装
置2がこの動作モードに対応することによって後続の三
個のコンテナ30の向きを適宜変えるようになっている。
次にかご車型パレット6(第6図においてはA及びBで
示す)のセットについて説明する。1段目のコンテナ30
が上記のように整列装置3上に置かれる前に、既に門型
フレーム26の別の側にはパレツトAが待機している。こ
のパレツトA,Bは第1図及び第5図に示すように中仕切
板9を備えたものとすることもできる。最初、人手又は
第1図に示すパレツト補助供給機構29aによりパレツト
Aに続いてパレットBを後ろからパレツト供給装置7に
押し込む(第6図a)。このとき第1プツシヤピン18a
が上記したように動作してパレットBの後部下端に引っ
掛かることによりパレットBは待機状態にセットされ
る。そこで、パレツトAへのコンテナ30の積込みが終わ
ったときに位置決め装置8のエアシリンダ24が動作して
位置決めアーム31が開くように回転し(第11図の破線で
示す位置)、かかる後に、チェーン20につなげられたエ
アシリンダ21が作動すると、チエーン20が前進してパレ
ツトAはプツシヤピン18bにより押し出されてストッパ
ピン19に保持されつつ前進して行き、出口に設けられた
前部ストツパ23の直前においてストッパピン19はそのガ
イドローラ64が走行テーブル7bに形成されたへこみ7cに
落ち込むことにより、下方に引っ込むことでパレットA
は前部ストッパ23に当接保持されて停止する。一方、こ
のとき後方に待機していたパレツトBはプツシヤピン18
aにより押されて積込位置に達し、位置決めストツパ22
によって停止された後、位置決め装置8のエアシリンダ
24が作動して位置決めアーム31が閉じるように回転し
(第11図の実線で示す状態)、パレツトBを両側から確
実に挟み込むことにより正確な位置決めを行い、積込み
の準備が完了する(第6図c)。
示す)のセットについて説明する。1段目のコンテナ30
が上記のように整列装置3上に置かれる前に、既に門型
フレーム26の別の側にはパレツトAが待機している。こ
のパレツトA,Bは第1図及び第5図に示すように中仕切
板9を備えたものとすることもできる。最初、人手又は
第1図に示すパレツト補助供給機構29aによりパレツト
Aに続いてパレットBを後ろからパレツト供給装置7に
押し込む(第6図a)。このとき第1プツシヤピン18a
が上記したように動作してパレットBの後部下端に引っ
掛かることによりパレットBは待機状態にセットされ
る。そこで、パレツトAへのコンテナ30の積込みが終わ
ったときに位置決め装置8のエアシリンダ24が動作して
位置決めアーム31が開くように回転し(第11図の破線で
示す位置)、かかる後に、チェーン20につなげられたエ
アシリンダ21が作動すると、チエーン20が前進してパレ
ツトAはプツシヤピン18bにより押し出されてストッパ
ピン19に保持されつつ前進して行き、出口に設けられた
前部ストツパ23の直前においてストッパピン19はそのガ
イドローラ64が走行テーブル7bに形成されたへこみ7cに
落ち込むことにより、下方に引っ込むことでパレットA
は前部ストッパ23に当接保持されて停止する。一方、こ
のとき後方に待機していたパレツトBはプツシヤピン18
aにより押されて積込位置に達し、位置決めストツパ22
によって停止された後、位置決め装置8のエアシリンダ
24が作動して位置決めアーム31が閉じるように回転し
(第11図の実線で示す状態)、パレツトBを両側から確
実に挟み込むことにより正確な位置決めを行い、積込み
の準備が完了する(第6図c)。
このように、パレツト位置決め装置8へのかご車型パレ
ツト6の供給と排出とが連続的かつ同時に行えるので、
時間のロスを少なくでき能率化を増進することができる
とともに、作業者の負担を軽減でき、かつ、作業者が把
持装置5の前面に立つことが無く安全性を高めることが
できる。
ツト6の供給と排出とが連続的かつ同時に行えるので、
時間のロスを少なくでき能率化を増進することができる
とともに、作業者の負担を軽減でき、かつ、作業者が把
持装置5の前面に立つことが無く安全性を高めることが
できる。
積込みが終わると、位置決めストッパ22下方へ作動する
ので排出移動可能となり、その後、かご車型パレツト6
は排出位置に輸送される。その際、上記したように押し
出されたパレットA(第6図参照)は自重により下り斜
面を移動するが、その移動速度が必要以上に加速しない
ようにチエーン20に取り付けえられたストツパピン19に
支えられて前進し、前部ストツパ23により停止される。
そして、前部ストッパ23のところに停止すると、図示し
ない足踏スイツチを作動することにより、前部ストツパ
23の係合を解除してパレットAの取出しを可能にすると
ともに、エアシリンダ21を作動してチエーン20を駆動し
てプツシヤピン18a、18b及びストッパピン19を元の位置
に戻す。また、昇降装置4などの駆動系については詳述
しないが、例えばモータやその動力を伝達する通常の手
段により構成されていることはもちろんである。
ので排出移動可能となり、その後、かご車型パレツト6
は排出位置に輸送される。その際、上記したように押し
出されたパレットA(第6図参照)は自重により下り斜
面を移動するが、その移動速度が必要以上に加速しない
ようにチエーン20に取り付けえられたストツパピン19に
支えられて前進し、前部ストツパ23により停止される。
そして、前部ストッパ23のところに停止すると、図示し
ない足踏スイツチを作動することにより、前部ストツパ
23の係合を解除してパレットAの取出しを可能にすると
ともに、エアシリンダ21を作動してチエーン20を駆動し
てプツシヤピン18a、18b及びストッパピン19を元の位置
に戻す。また、昇降装置4などの駆動系については詳述
しないが、例えばモータやその動力を伝達する通常の手
段により構成されていることはもちろんである。
さらに上記実施例は、本考案のパレット供給装置7を積
付け装置に適用した場合について述べたが、本考案は、
このような実施例に限られる物ではなく、例えば積付け
装置とは逆の作業を行う荷下ろし装置にも適用できるも
のであり、また、パレット供給装置7の単体としても広
範囲に使用できることはもちろんである。
付け装置に適用した場合について述べたが、本考案は、
このような実施例に限られる物ではなく、例えば積付け
装置とは逆の作業を行う荷下ろし装置にも適用できるも
のであり、また、パレット供給装置7の単体としても広
範囲に使用できることはもちろんである。
本考案のパレット供給装置によれば、一方の側面のみが
開放されたかご車型パレットを、物品の積み込み又は積
み降ろしのための所定の定位置に供給したり、又その定
位置から排出する作業を、複数のかご車型パレットに対
して同時に連続的に正確に行う事が出来、さらにパレッ
ト供給時には空パレットを上り斜面に対して上昇させ且
つ排出時にはパレット及び荷物の自重を利用して下り斜
面を降下させることから必要以上の動力を使うことなく
パレット供給・排出ができるので、パレット交換の時間
ロスを少なくでき又省エネルギ形態で作業能率を高める
ことができ、又、作業者の負担を軽減でき、かつ作業者
が把持装置等が動作する領域の前面に立つようなことが
なく安全性にも優れた効果を発揮することが出来る。特
に、自動積み付け装置等において本願考案の装置を用い
ることによって、自動積み付け装置に対するかご車型パ
レットの迅速な入れ替え配置ができるので、この積み付
け装置の能力を安全かつ充分発揮することができる。
開放されたかご車型パレットを、物品の積み込み又は積
み降ろしのための所定の定位置に供給したり、又その定
位置から排出する作業を、複数のかご車型パレットに対
して同時に連続的に正確に行う事が出来、さらにパレッ
ト供給時には空パレットを上り斜面に対して上昇させ且
つ排出時にはパレット及び荷物の自重を利用して下り斜
面を降下させることから必要以上の動力を使うことなく
パレット供給・排出ができるので、パレット交換の時間
ロスを少なくでき又省エネルギ形態で作業能率を高める
ことができ、又、作業者の負担を軽減でき、かつ作業者
が把持装置等が動作する領域の前面に立つようなことが
なく安全性にも優れた効果を発揮することが出来る。特
に、自動積み付け装置等において本願考案の装置を用い
ることによって、自動積み付け装置に対するかご車型パ
レットの迅速な入れ替え配置ができるので、この積み付
け装置の能力を安全かつ充分発揮することができる。
第1図は積付け装置を全容を示す斜視図。第2図a,bは
それぞれ整列装置の線図的平面図及び側面図。第3図は
把持装置の機能を示すための線図的破断斜視図。第3A図
は把持機構を説明するための一部切欠き断面図。第4図
a〜dは把持装置のコンテナの把持操作を示す説明図。
第5図a〜d把持装置によるコンテナ把持及び挿入操作
を示す説明図。第6図a〜cはパレツト供給装置の動作
を示す説明図。第7図はパレット供給装置を示す斜視
図。第8図はプッシャピンの斜視図。第9図はプッシャ
ピンンの動作を示す側面図。第10図はストッパピンを示
す斜視図。第11図はパレット位置決め装置の要部斜視
図。 1……切出し装置,2……反転装置,3……整列装置,4……
昇降装置,4A……フレーム,5……把持装置,6……パレツ
ト,7……パレツト供給装置,7a……軌道路,7b……走行テ
ーブル,7c……へこみ,8……パレツト位置決め装置,9…
…中仕切,10……エアシリンダ,10a……ポツプアツプホ
イール,10b……ベース板,10c……ガイド,11……ローラ
コンベヤ,12……ストツパ,12a……固定ストッパ,13……
ローラコンベヤ,14……エアシリンダ,15……エアシリン
ダ,15a……リンク棒,15b……リンク棒の孔,16……回転
フツク,16a……クランク軸,17a,17b,17c……押え板,18
a,18b……プツシヤピン,19……ストツパピン,20……チ
エーン,21……エアシリンダ,22……位置決めストツパ,2
3……前部ストツパ,24……エアシリンダ,25……コンベ
ヤ,26……門型フレーム,27……保持アーム,27A……支持
フオーク,28……差込み部,28A……支持部材,28B……支
持部材の穴,29……搬送台,29A……支持部材,29a……パ
レット供給補助機構,30……コンテナ,30a……コンテナ
の上縁,31……位置決めアーム,32……垂直プレート,40
……当接部材,41……ロツド,42……突出部,43……突出
部の穴,44……フランジ,45……ばね,46……センサ,47…
…遮へい板,50、60……係合部,51、61……ピン,52、62
……支持板,53……ピントッパ,63……支軸,64……ガイ
ドローラである。
それぞれ整列装置の線図的平面図及び側面図。第3図は
把持装置の機能を示すための線図的破断斜視図。第3A図
は把持機構を説明するための一部切欠き断面図。第4図
a〜dは把持装置のコンテナの把持操作を示す説明図。
第5図a〜d把持装置によるコンテナ把持及び挿入操作
を示す説明図。第6図a〜cはパレツト供給装置の動作
を示す説明図。第7図はパレット供給装置を示す斜視
図。第8図はプッシャピンの斜視図。第9図はプッシャ
ピンンの動作を示す側面図。第10図はストッパピンを示
す斜視図。第11図はパレット位置決め装置の要部斜視
図。 1……切出し装置,2……反転装置,3……整列装置,4……
昇降装置,4A……フレーム,5……把持装置,6……パレツ
ト,7……パレツト供給装置,7a……軌道路,7b……走行テ
ーブル,7c……へこみ,8……パレツト位置決め装置,9…
…中仕切,10……エアシリンダ,10a……ポツプアツプホ
イール,10b……ベース板,10c……ガイド,11……ローラ
コンベヤ,12……ストツパ,12a……固定ストッパ,13……
ローラコンベヤ,14……エアシリンダ,15……エアシリン
ダ,15a……リンク棒,15b……リンク棒の孔,16……回転
フツク,16a……クランク軸,17a,17b,17c……押え板,18
a,18b……プツシヤピン,19……ストツパピン,20……チ
エーン,21……エアシリンダ,22……位置決めストツパ,2
3……前部ストツパ,24……エアシリンダ,25……コンベ
ヤ,26……門型フレーム,27……保持アーム,27A……支持
フオーク,28……差込み部,28A……支持部材,28B……支
持部材の穴,29……搬送台,29A……支持部材,29a……パ
レット供給補助機構,30……コンテナ,30a……コンテナ
の上縁,31……位置決めアーム,32……垂直プレート,40
……当接部材,41……ロツド,42……突出部,43……突出
部の穴,44……フランジ,45……ばね,46……センサ,47…
…遮へい板,50、60……係合部,51、61……ピン,52、62
……支持板,53……ピントッパ,63……支軸,64……ガイ
ドローラである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 岡西 靖夫 神奈川県横浜市緑区あざみ野1―22―8 (72)考案者 谷 光明 神奈川県横浜市緑区美しが丘2―8 B― 302 (72)考案者 萩原 正春 神奈川県川崎市中原区小杉町3丁目8番地 (72)考案者 国井 邦夫 千葉県流山市流山2013 南流山壱番街2― 414 (72)考案者 松丸 勉 東京都江戸川区春江町5―23―12 (72)考案者 横矢 重治 千葉県船橋市飯山満町2―536―1―505 (72)考案者 横畑 則克 千葉県鎌ケ谷市中央2―2―2―304 (56)参考文献 特開 昭61−106326(JP,A) 特公 昭55−11460(JP,B2) 実公 昭58−29055(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】自由に方向変更できる車輪を具備し、物品
を載置して床面上を移動自在なかご車型パレット(6)
を、物品の積み込み又は積み降ろしのために定位置に導
入及び該定位置から送り出し可能な搬送台(29)と、前
記定位置に送りこまれた前記かご車型パレット(6)を
保持する位置決め装置(8)とを有したパレット供給装
置(7)であって、 前記搬送台(29)は、該搬送台(29)の最も高い所に位
置し且つ前記かご車型パレット(6)を水平に保持する
前記定位置に向かって床面から傾斜するパレット供給側
の上り斜面及び該定位置から前記床面に向かって傾斜す
るパレット排出側の下り斜面を有しており、すくなくと
も前記パレット(6)の車輪に対応した軌道路(7a)
と、パレット下端に係合して該パレットが前記上り斜面
を登るように保持する上り用係合手段(18a,18b)なら
びに前記下り斜面にてパレット保持をしかつ該下り斜面
の下方端近傍にてパレット保持を解除可能に構成された
下り用係合手段(19)を有しこれらの係合手段を前記軌
道路(7a)に沿って移動可能な動力伝達部材(20)と、
該動力伝達部材(20)を駆動する駆動手段(21)と、前
記かご車型パレット(6)を前記定位置に略一致した位
置で該パレットの下り斜面側への移動を係止可能にし、
その後該係止を解除可能にする位置決めストッパ(22)
とを備えており、 前記位置決め装置(8)は前記定位置に対応して前記か
ご車型パレット(6)が通過する一方の側面に架台(7
0)が配置されており、前記架台(70)に軸支されて略
水平に開閉自在な前後の位置決めアーム(31)を備え、
前記位置決めアーム(31)がパレット通過経路に張り出
すように回転して前記かご車型パレット(6)の外枠の
前側および後方側を押さえてパレット位置決めをする垂
直プレート(32)を有していると共に、前記位置決めア
ーム(31)がパレット通過経路から退くように回転して
パレット移動を許容するように構成されたパレット供給
装置(7)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988031699U JPH0745464Y2 (ja) | 1988-03-11 | 1988-03-11 | パレット供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988031699U JPH0745464Y2 (ja) | 1988-03-11 | 1988-03-11 | パレット供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01137917U JPH01137917U (ja) | 1989-09-20 |
JPH0745464Y2 true JPH0745464Y2 (ja) | 1995-10-18 |
Family
ID=31257750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988031699U Expired - Lifetime JPH0745464Y2 (ja) | 1988-03-11 | 1988-03-11 | パレット供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0745464Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5511460A (en) * | 1978-07-11 | 1980-01-26 | Hitachi Ltd | Apparatus for controlling management of elevator groups |
JPS5829055U (ja) * | 1981-08-21 | 1983-02-25 | 東芝テック株式会社 | 電気掃除機 |
JPS61106326A (ja) * | 1984-10-25 | 1986-05-24 | Furoomu:Kk | パレツト停止装置 |
-
1988
- 1988-03-11 JP JP1988031699U patent/JPH0745464Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01137917U (ja) | 1989-09-20 |
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