JPH0745192Y2 - 練り製品の加熱温度適否判定処理装置 - Google Patents

練り製品の加熱温度適否判定処理装置

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JPH0745192Y2
JPH0745192Y2 JP1991027025U JP2702591U JPH0745192Y2 JP H0745192 Y2 JPH0745192 Y2 JP H0745192Y2 JP 1991027025 U JP1991027025 U JP 1991027025U JP 2702591 U JP2702591 U JP 2702591U JP H0745192 Y2 JPH0745192 Y2 JP H0745192Y2
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kneaded
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弘 星野
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Frontier Engineering Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は蒲鉾などの練り製品をこ
れに通電することによってジュール熱により加熱するよ
うにした練り製品の連続加熱装置において、加熱終了後
の練り製品の温度を検出し、この温度の検出結果に基づ
いて、後工程の搬路を選択するようにした練り製品の加
熱温度適否判定処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】蒲鉾等の練り製品は、通常魚肉を調味料
と共にすり潰して形成したペーストを、それぞれの製品
に応じた形状に成形した後に、製品つまり食品としての
保形と殺菌を行なうために加熱している。この加熱のた
めに近年では、電極間に練り製品を配置して、電極間で
練り製品に通電することにより、製品の中にジュール熱
を発生させて練り製品を加熱するようにしている。この
ような加熱装置においては、電極をベルト状に形成し、
成形された後の練り製品を加熱しながら、搬送するよう
にした加熱装置が開発されている。これにより、練り製
品を連続的に加熱することができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このように製品を搬送
しながら加熱する場合において、練り製品に対する加熱
開始つまり搬送開始から、加熱終了までの間に練り製品
が所望の温度にまで加熱される必要がある。練り製品と
して必要な加熱温度は、各々の練り製品に供給される通
電電力によって設定されることになるので、各々の練り
製品に対して所定の電力が供給されるように制御してい
る。しかし、加熱終了後の各々の練り製品が所望の加熱
条件となって加熱されたか否かの判断を容易に行なうこ
とができないという問題点がある。
【0004】本考案は、連続加熱装置から加熱終了後の
練り製品が搬出されたときに、自動的に練り製品の温度
を検出すると共に、その検出結果により練り製品の後行
程への搬出経路を選択できる練り製品の加熱温度適否判
定処理装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本考案は、それぞれベルト状となった第1搬送用電極
と第2搬送用電極とを有する練り製品の連続加熱装置本
体の搬出端部に隣接させて、当該搬出端部にまで搬送さ
れた加熱終了後の練り製品の温度を測定する温度センサ
ーを前記搬出端部に向けて進退移動自在な往復動部材に
取付け、当該往復動部材は、前記温度センサーによって
検出された加熱終了後の練り製品の温度が所定の温度に
まで達していなかった場合と達していた場合とでは異な
る位置に当該練り製品を移動するものであることを特徴
とする練り製品の加熱温度適否判定処理装置である。
【0006】
【作用】練り製品は第1搬送用電極と第2搬送用電極と
を有する連続加熱装置本体により、搬送されながらジュ
ール熱により加熱される。連続加熱装置本体の搬出端部
まで練り製品が搬送されると、この搬出端部では往復動
部材に取付けられた温度センサーが加熱終了後の練り製
品の中に進入して、練り製品の温度が検出される。これ
により、加熱終了後の練り製品が連続加熱装置において
所定の温度にまで加熱されていたか否かが検知され、
定の温度まで上昇している場合には、往復動部材によっ
て練り製品が後行程の搬入路まで搬送され、所定の温度
まで上昇していない場合には、その練り製品が除去され
る。
【0007】
【実施例】以下、本考案を実施例に基づいて詳細に説明
する。図1〜図4は本考案の練り製品の温度検出装置の
一実施例を示す図であり、まず、本考案の温度検出装置
が用いられた練り製品の連続加熱装置本体について説明
する。図1は練り製品の連続加熱装置を示す平面図であ
り、図示する場合には、練り製品Pは蒲鉾であり、これ
の加熱が行なわれる。図2に示されるように、練り製品
Pは、所定の形状の板Qの上に、ペーストを盛り付けて
形成されている。この練り製品を所定の間隔毎に搬送す
るために、ベルトコンベア11が設けられており、この
コンベア11は表面が水平となっている。このベルトコ
ンベア11の一方側に隣接させて、回転中心がそれぞれ
垂直方向を向いた2つのローラ12、13が相互に所定
の間隔を隔てて回転自在に配置されている。これらのロ
ーラ12、13には、ループ状となったベルト状の第1
搬送電極14が掛け渡されている。
【0008】ベルトコンベア11の他方側には、前述し
たローラ12、13に対応する位置に、ローラ12a、
13aが回転自在に配置されており、これらのローラ1
2a、13aには、第2搬送用電極14aが掛け渡され
ている。そして、それぞれの搬送用電極14、14aに
は、図示しない電源から電力が供給されるようになって
いる。それぞれのローラは矢印で示す方向に回転し、両
搬送用電極は矢印で示す方向に移動する。
【0009】第1搬送用電極14の図1における右方に
は、図3及び図4に示されるように供給ロール20が着
脱自在に設けられており、この供給ロール20には透水
性フィルム21が巻き付けられている。この透水性フィ
ルム21は、例えばセロファン、紙、布、不織布等のよ
うに水分を吸収する性質を有する薄膜であれば、どのよ
うなものでも良く、通常、親水性フィルム、吸水性フィ
ルム、或いは保水性フィルム等とも言われる種々のフィ
ルム材や膜材を用いることができる。この明細書におい
ては、これらのフィルムを総称して、透水性フィルムと
述べている。この透水性フィルムの幅は、搬送用電極1
4、14aの幅とほぼ同様に設定されている。
【0010】供給ロール20から繰り出された透水性フ
ィルム21は、ガイドローラ22〜26によって案内さ
れて、巻き取りロール27に巻き取られることになる。
巻き取りロール27には図示しない駆動源が連結されて
おり、第1搬送用電極14の搬送速度に同期した速度で
透水性フィルム21は、第1搬送用電極14に接触した
状態で搬送される。同様に、第2搬送用電極14aに
も、この表面に接触した状態で搬送される透水性フィル
ム21aが配置されている。この透水性フィルム21a
を搬送するための部材は、透水性フィルム21を搬送す
るための部材と同様に構成されている。
【0011】図4に示されるように、ガイドローラ23
は、給水槽29内に設けられており、この給水槽29内
には、水が収容されている。したがって、透水性フィル
ム14には、この中を通過するときに、水分が供給され
る。ただし、この給水手段としての給水槽29に代え
て、スプレイ等により水分を透水性フィルム14に吹き
付けるようにしても良い。
【0012】図2には上述した練り製品の連続加熱装置
本体の搬出端部が示されている。この搬出端部30は、
ベルトコンベア11が掛け渡されたローラ15を前述し
たローラ13、13aの位置よりも左方向に突き出して
設置することにより、ベルトコンベア11自体で形成さ
れている。この搬出端部30に隣接して、この上にまで
搬送された練り製品を加熱装置本体における練り製品の
搬送方向に対してほぼ直角の方向に搬送するためのコン
ベア31が、図1に示されるように設けられている。
【0013】このコンベア31に対して搬出端部30を
介して反対側には、搬出端部30上の練り製品Pをコン
ベア31に向けて搬送するためのプッシャー32が往復
動部材として配置されている。このプッシャー32はシ
リンダー33のロッド34に固定されており、このプッ
シャー32には加熱終了後の練り製品Pである蒲鉾と一
体となった板Qの部分に当接する押圧片35が取付けら
れている。更に、このプッシャー32には、練り製品P
の中に端面から進入して加熱終了後の練り製品の温度を
検出する温度センサー36が取付けられている。この温
度センサー36は、例えば熱電対式の温度センサーによ
り構成されており、練り製品Pである蒲鉾を搬出ステー
ジ30からコンベア31に向けて移動させるために、プ
ッシャー32をシリンダ33により前進移動させると、
まず温度センサー36が蒲鉾の端面から内部に進入し
て、蒲鉾の温度が検出される。引き続きプッシャー32
が前進すると、蒲鉾はコンベア31に搬送される。この
コンベア31により、蒲鉾は包装機にまで搬送される。
【0014】温度センサーにより検出した練り製品の温
度が所定の温度に達していなかった場合には、その練り
製品をコンベア31に送らないで、他の保持台に向けて
練り製品を排除するようにしたり、その練り製品に対し
てマークを付するようにして、練り製品が包装機にまで
搬送される前に、その練り製品を排除するようにしても
良い。
【0015】図示する場合には、搬出端部30から練り
製品Pをコンベア31にまで搬送するためのプッシャー
32に温度センサー36を取付けるようにしているが、
このプッシャー32とは別の往復動部材に温度センサー
36を取付けるようにしても良い。たとえば、搬出端部
30の上方にこれに向けて進退移動自在となった往復動
部材に温度センサー36を取付けるようにしても良い。
【0016】図5は本考案の他の実施例に係る練り製品
の温度検出装置を示す。この場合における練り製品の連
続加熱装置本体は、図1に示された搬送用電極14、1
4aの表面が垂直となっているのに対して、2つの搬送
用電極44、44aはそれぞれ表面が水平となってい
る。したがって、これらの搬送用電極44、44aが掛
け渡されたローラ42、43、42a、43aも、それ
ぞれの回転中心が水平となっている。この場合には、図
1に示されたように、ベルトコンベア11を使用するこ
となく、2つの搬送用電極44、44aのみによって練
り製品Pの搬送を行なうようにしている。第1搬送用電
極44の上流端には、搬入用コンベア45によって練り
製品Pが搬入される。
【0017】この場合には、電極44、44aにより練
り製品が搬送されるようになっているので、搬送用電極
44とは別の部材により搬出端部30が形成されてい
る。この搬出端部30には、図1に示された場合と同様
に、プッシャー32が設けられているが、このプッシャ
ー32には押圧片35は設けられていない。これは、図
5に示される加熱装置により加熱される練り製品には、
図2に示されたように板Qが一体となっていないためで
ある。したがって、搬出ステージ30からコンベア31
に加熱終了後の練り製品を移動するときには、まず温度
センサー36が練り製品の内部に進入し、次いでプッシ
ャー32自体によって練り製品Pは押されて、コンベア
31にまで練り製品は移動する。図5に示される加熱装
置においても、温度センサー36を搬出ステージ30の
上方から温度センサー36を進退移動させるようにして
も良い。
【0018】
【考案の効果】以上のように、本考案によれば、それぞ
れベルト状となった2つの搬送用電極を有し、これらに
より連続的に練り製品を加熱するようにした練り製品の
加熱装置において、次々と加熱を終了した練り製品の温
度を温度センサーにより自動的に検出することができる
ばかりではなく、その検出温度の適否によって異なる搬
送位置に振り分けられるので、練り製品の生産効率が大
幅に向上することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案にかかる練り製品の加熱温度適否判定
処理装置の平面図である。
【図2】 図1に示した装置の搬出部を示す斜視図であ
る。
【図3】 図1に示された透水性フィルムに対する給水
手段を示す斜視図である。
【図4】 図3の断面図である。
【図5】 本考案にかかる練り製品の加熱温度適否判定
処理装置の他の実施例を示す正面側断面図である。
【符号の説明】
14、14a…搬送用電極、30…搬出端部、32…プ
ッシャー、36…温度センサー、P…練り製品。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれベルト状となった第1搬送用電極
    と第2搬送用電極とを有する練り製品の連続加熱装置本
    体の搬出端部に隣接させて、当該搬出端部にまで搬送さ
    れた加熱終了後の練り製品の温度を測定する温度センサ
    ーを前記搬出端部に向けて進退移動自在な往復動部材に
    取付け、当該往復動部材は、前記温度センサーによって
    検出された加熱終了後の練り製品の温度が所定の温度に
    まで達していなかった場合と達していた場合とでは異な
    る位置に当該練り製品を移動するものであることを特徴
    とする練り製品の加熱温度適否判定処理装置。
JP1991027025U 1991-04-22 1991-04-22 練り製品の加熱温度適否判定処理装置 Expired - Fee Related JPH0745192Y2 (ja)

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JPH0728708B2 (ja) * 1987-02-27 1995-04-05 株式会社スワーク 密封包装食品製造装置
JP2572242B2 (ja) * 1987-10-22 1997-01-16 株式会社スワーク 食品の製造方法およびその装置
DE3820528A1 (de) * 1988-06-16 1989-12-21 Bayer Ag Mittel zur insekten- und milbenabwehr

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