JPH0745013Y2 - 磁気センサー - Google Patents

磁気センサー

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JPH0745013Y2
JPH0745013Y2 JP1990043899U JP4389990U JPH0745013Y2 JP H0745013 Y2 JPH0745013 Y2 JP H0745013Y2 JP 1990043899 U JP1990043899 U JP 1990043899U JP 4389990 U JP4389990 U JP 4389990U JP H0745013 Y2 JPH0745013 Y2 JP H0745013Y2
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JP
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ring
terminal
terminal installation
cord
lead wire
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正直 太田
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オリエクス株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は車輪の回転速度等のスピード検出に用いる磁気
センサーに関する。
従来の技術 従来、航空機、自動車等では安全性を高めるブレーキ装
置として、急制動時に車輪の急激なロックを防止するア
ンチロック装置を用いている。このアンチロック装置は
停止距離を短縮化するため、自由な回転状態にある車輪
にブレーキを掛け、車体等の速度に対応させて車輪速度
を順次減速した後、車輪を完全にロックするものであ
る。減速時、車輪の回転速度は磁気センサーを用いて検
出し、タイヤと路面との間で起こるスリップの割合を一
定範囲に制限して、タイヤと路面間の摩擦係数が最大に
なるようにブレーキ液圧の制御を行なう。因みに、磁気
センサーは磁気変化による電磁誘導作用により車輪の回
転速度に比例した周波数の交流波形を発生する。
このような磁気センサーは、一般に永久磁石と柱状ヨー
クとを棒状に並べて配置した磁気部と、そのヨークの後
部に設けたボビン部と、それ等のコイルを巻回したボビ
ン部と永久磁石の前部を覆うシールド用金属ケースと、
そのシールド用金属ケースの外側に嵌めた取付用金属リ
ングと、その永久磁石の後部とコードの接続端部とを覆
う樹脂製の絶縁ボデー部とから成り、そのボデー部のシ
ールド用金属ケースが一部覆う前端部には更にOリング
を備えている。なお、Oリングは熱膨脹係数が大きく異
なる樹脂と金属の接合箇所に介在させることにより、内
部を気密状態に保ち、外気に含まれる水分や塵埃等の侵
入を防止するためのものである。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、このような磁気センサーはシールド用金
属ケースに含まれるヨーク側の部分と絶縁ボデー部に含
まれる永久磁石側の部分とを別々に製作し、その後両部
分を接合して一体に結合している。その際、コイルの各
リード線とコードの対応する各リード線とをそれぞれ接
続した後、シールド用金属ケースの一部を外側からかし
めてボデー部との結合を行なう。このため、各リード線
の接続箇所付近にたるみを与えなければならず、それ等
の収納が負担となって作業性が悪く、組立性に難点があ
る。しかも、シールド用金属ケースのかしめによってボ
デー部と結合するため、機械的強度が劣り、そこにOリ
ングを介在しても気密性に問題がある。
なお、ボデー部に穴を開けておき、両リード線を接続し
た後にその穴を樹脂で閉じるものもあるが、樹脂は冷却
により収縮するため、隙間ができ易く気密性が悪い。
本考案はこのような従来の問題点に着目してなされたも
のであり、組立性が良く、しかも機械的強度が大きく、
気密性が高く、電気的性能に優れた磁気センサーを提供
することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するための手段を、以下実施例に対応す
る第1図等を用いて説明する。
この磁気センサー10では永久磁石16と柱状ヨーク18とを
棒状に並べて配置し、そのヨーク18の前部20を除く箇所
を樹脂成形して覆い、そのヨーク18の被覆部をボビン部
22、その他の被覆部を両側にターミナル42、44をそれぞ
れ設置するターミナル設置部24に形成する。そして、そ
のターミナル設置部24の前部にボビン部22に巻回したコ
イル40の各リード線端部54等と対応するターミナル42、
44の前端部とを設置して接続するリード線・ターミナル
設置溝34、36をそれぞれ有し、それ等の接続箇所より後
方に胴方向に巡るリング状の緩衝溝38を有する胴方向に
突出した中央突出部28を設け、そのターミナル設置部24
の中央部にターミナル42、44をそれぞれ支持するターミ
ナル支持部29、30を設け、そのターミナル設置部24の後
部に各ターミナル42、44の後端部とコード12の対応する
リード線端部73等との接続箇所間に介在する離隔部32を
設ける。
又、コイル40を巻回したボビン部22とターミナル設置部
24の少なくとも中央突出部28を含む前側部分をシールド
用金属ケース56で覆い、そのシールド用金属ケース56の
外側に補強用金属リング68を嵌め、その補強用金属リン
グ68の位置をリング状緩衝溝38の直近の外側に決定す
る。
又、補強用金属リング68の付近に更にOリング70を嵌め
て、その補強用金属リング68より後方に位置するシール
ド用金属ケース56の一部、Oリング70、ターミナル設置
部24の一部をコード12の接続端部72と共に樹脂成形して
覆いボデー部80を形成する。
又、上記コード12の接続端部72の外側にOリング76を嵌
め、更に絶縁ブッシュ74を嵌めて、それ等のOリング76
と絶縁ブッシュ74の少なくとも一部をも樹脂成形して覆
いボデー部を形成すると良い。
作用 上記のように構成し、ボビン部22を除く被覆部を両側に
ターミナルを設置するターミナル設置部に形成し、その
ターミナル設置部の中央部にターミナル42、44をそれぞ
れ支持するターミナル支持部24を設けると、組立工程に
おいてターミナル42、44の設置時期やそのターミナル4
2、44に対するコイル40、コード12の各リード線端部5
4、73等の接続時期、更には接続方法等をそれぞれ適切
に個別的に決定できる。
又、コイル40を巻回したボビン部22とターミナル設置部
24の少なくとも中央突出部28を含む前側部分をシールド
用金属ケース56で覆い、そのシールド用金属ケース56の
外側に補強用金属リング68を嵌め、その補強用金属リン
グ68の位置をリング状緩衝溝38の直近の外側に決定し、
その補強用金属リング68の付近に更にOリング70を嵌め
て、その補強用金属リング68より後方に位置するシール
ド用金属ケース56の一部、Oリング70、ターミナル設置
部24の一部をコード12の接続端部72と共に樹脂成形して
覆いボデー部80を形成すると、組立の最終工程で、シー
ルド用金属ケース56の一部と、先に補強用金属リング68
とシールド用金属ケース56とのコーナー部に装着したO
リング70、コード12の各リード線端部73等と接続した各
ターミナル42、44の後端部50、52等を含めて樹脂成形す
るため、シールド用金属ケース56に含まれるヨーク18等
の前側部分とボデー部80に含まれる永久磁石16等の後側
部分を容易に、しかも強固に一体結合して機械的強度を
増し、気密性を高めることができる。その上、補強用金
属リング68の温度変化による膨張、収縮を緩衝溝38の内
部のリング状空間により吸収して、気密性を維持でき
る。
又、ターミナル設置部24の前部にコイル40の各リード線
端部54等と対応するターミナル42、44の前端部46等とを
設置して接続するリード線・ターミナル設置溝34、36を
それぞれ有し、それ等の接続箇所より後方にリング状緩
衝溝38を有する中央突出部28を設け、そのターミナル設
置部24の後部に各ターミナル42、44の後端部50、52とコ
ード12の対応するリード線端部73等との接続箇所間に介
在する離隔部32を設けて、補強用金属リング68より後方
を樹脂成形して覆いボデー部80を形成すると、樹脂成形
時にコイル40の各リード線端部54等と対応するターミナ
ル42、44の前端部46等との接続箇所に成形圧力が及ばな
い。それ故、接続箇所が変形せず、断線が生じることも
ない。この点、各ターミナル42,44の後端部50、52とコ
ード12の対応するリード線端部73等との接続箇所には樹
脂成形圧力が及ぶが、それ等の接続箇所間には離隔部32
が介在するため、接続箇所の変形も小さくなり、変形し
ても短絡することがない。
又、コード12の接続端部72の外側にOリング76を嵌め、
更にその付近に絶縁ブッシュ74を嵌めて、それ等をも樹
脂加工して覆い、ボデー部80を形成すると、一層ボデー
部80の強度を大きくし、気密性を高めることができる。
実施例 以下、添付図面に基づいて、本考案の実施例を説明す
る。
第1図は本考案を適用した磁気センサーの内部構造を示
す正面図、第2図はその樹脂成形した磁気部の内部構造
を示す正面図である。図中、10はコード12と接続した磁
気センサーの本体、14はその中心に位置する樹脂成形し
た磁気部である。この磁気部14は柱状の永久磁石16と柱
状のヨーク18とを棒状に並べて配置し、磁石16のN極側
をヨーク18と接合した後、ヨーク18の前部20を除くその
他の箇所を全て樹脂成形により覆って一体結合する。そ
の際、樹脂成形によりヨーク18の被覆部をボビン部22、
その他の被覆部を左右の両側にターミナルをそれぞれ設
置するターミナル設置部24に形成する。
第3図は樹脂成形した磁気部の外観を示す平面図、第4
図はその右側面図、第5図は左側面図、及び第6図はA
−A線断面図である。図中、26はコイルの収納側壁を形
成する胴方向に突出したリング状の前側突出部、28はコ
イルの後側の収納側壁を形成し、コイルの各リード線端
部と対応するターミナルの前端部との接続箇所を設ける
胴方向に突出したリング状の中央突出部、29、30は2個
ずつ左右の両側に並んでそれぞれ前後に突出するターミ
ナル固定用の支持突起、32は両ターミナルの後端部同士
等の接触を防止する方形状の離隔板である。この中央突
出部28には前後の左右に並ぶ2個のターミナル固定用支
持突起29、30同士を結ぶ直線上の箇所に、各ターミナル
の前端部設置とコイルの対応するリード線端部設置用の
リード線・ターミナル設置溝34、36を設ける。そして、
各リード線・ターミナル接続箇所では溝幅を広げる。
又、中央突出部28を後述するシールド用金属ケースや取
付兼補強用金属リング等の支持台とするため、幅広にし
て強度を上げ、それ等の接続箇所より後方の金属リング
装着位置に胴方向に巡るリング状の緩衝溝38を設ける。
なお、ターミナル設置部24の前部に中央突出部28を設
け、中央部にターミナル固定用の支持突起29、30を配設
し、後部に離隔版32を設ける。
このような樹脂成形した磁気部14を用いて磁気センサー
10を組み立てるには、先ずボビン部22にコイル40を巻回
して装着し、ターミナル設置部24に2個のターミナル4
2、44をそれぞれ取り付ける(第7図、第8図参照)。
これ等のターミナル42、44はいずれも細長いL字状金属
板であり、中央に2個ずつ突起29、30をそれぞれ嵌める
各穴がある。各ターミナル42、44を所定位置に設置する
と、それ等の前端部46等はそれぞれ設置溝34、36の拡幅
箇所48等の内部に達し、各後端部50、52は離隔板32の両
側に達する。そこで、各ターミナル42、44の前端部46等
とコイル40を形成するリード線の対応する端部54等をそ
れぞれ拡幅箇所48等の内部で接続する。
次に、円筒状のシールド用金属ケース56を用いて、コイ
ル40を巻回したボビン部22とターミナル設置部24のほぼ
前半の部分を覆い、ヨーク18の前部20を前方穴から突出
する。そして、ケース56の前方穴付近を縁に沿ってかし
め、その部分58をヨーク突出部20の根元に密着させてレ
ーザー溶接し、更に後方穴付近を縁に沿って僅か外方に
広げ、その部分60を後述するボデー部との係止箇所とし
て用いる。
次に、そのシールド用金属ケース56の外側に、中央に固
着用穴62を有する舌状の取付部64をリング状の基部66か
ら突出した補強用金属リング68を嵌めてろう付けし、そ
の直後に更にOリング70を嵌める。その際、補強用金属
リング68の基部66の位置をリング状緩衝溝38の直近の外
側に決定すると、金属リング68の温度変化による膨脹、
収縮を内部のリング状空間で吸収できるため、気密性を
維持できる。なお、第1図及び第7図では取付兼補強用
金属リング68の基部66のみを示している。
次に、各ターミナル42、44の後端部50、52をコード12の
一端部72から突出する対応する各リード線の端部73等と
それぞれ接続する。尤も、コード12の接続端部72には前
以って円筒状の絶縁ブッシュ74を嵌めておく。この絶縁
ブッシュ74は前面側内面にOリング76を備え、外周面の
中央部に係止用に数本のリング状凹凸78を設けている。
このように磁気部14のボビン部22を除く被覆部を両側に
ターミナル42、44をそれぞれ設置するターミナル設置部
24に形成し、そのターミナル設置部24の中央部にターミ
ナル42、44をそれぞれ支持するターミナル固定用支持突
起29、30を設けると、組立工程において、各ターミナル
42、44の設置時期やそれ等のターミナル42、44に対する
コイル40、コード12の各リード線端部54、73等の接続時
期、更には接続方法等もそれぞれ適切に個別的に決定で
きることになる。
最後に、取付兼補強用金属リング68より後方に位置する
シールド用金属ケース56の一部、Oリング70、ターミナ
ル設置部24の一部をコード12の接続端部72まで樹脂成形
して覆い、ボデー部80を形成する。しかも、コード12の
接続端部72ではOリング76を含め、絶縁ブッシュ74の中
間部まで覆うようにする。なお、樹脂はシールド用金属
ケース56や絶縁ブッシュ74の内部まで充填する。但し、
シールド用金属ケース56の内部は中央突出部28によって
仕切られているため、樹脂はその中央突出部28より前側
部分には侵入しない。
このようにして組立ての最終工程でボデー部80を形成す
ると、第7図及び第8図からも明らかなようにシールド
用金属ケース56の一部と、先に取付兼補強用金属リング
68とシールド用金属ケース56のコーナー部に装着したO
リング70、コード12のリード線と接続した各ターミナル
42、44等を含めて樹脂成形するため、シールド用金属ケ
ース56に含まれるヨーク18等の前側部分とボデー部80に
含まれる永久磁石16等の後側部分を容易に、しかも強固
に一体結合して機械的強度を増し、気密性を高めること
ができる。
その上、補強用金属リング68の位置をリング状緩衝溝38
の直近の外側に決定し、その補強用金属リング68より後
方を樹脂成形すると、樹脂成形時にコイル40の各リード
線端部54等と対応するターミナル42、44の前端部46等と
の接続箇所にいずれも成形圧力が及ばない。それ故、接
続箇所が変形せず、断線も生じない。又、ターミナル設
置部24の後部に各ターミナル42、44の後端部50、52とコ
ード12の対応するリード線端部73等との接続箇所間に介
在する離隔部32を設けておくと、それ等の接続箇所には
当然樹脂成形圧力が及ぶが、離隔部32が介在するため、
接続箇所の変形も小さくなり、変形しても短絡すること
がない。従って、電気的性能が優れたものになる。
このような磁気センサー10を車輪速度センサーとして使
用する場合、補強用金属リング68の取付部64を用い、ヨ
ーク突出部20の平板状先端82を車輪軸に結合した歯車の
歯に接近させて取り付ける。すると、回転に伴ってヨー
ク18の内部を通る磁気が変化し、電磁誘導作用によりコ
イル40に車輪の回転速度に比例した周波数の交流電圧が
発生する。これをコード12を経て取り出し、車輪速度を
検出する。
考案の効果 以上説明した本考案によれば、樹脂成形により永久磁石
とヨークとを一体結合して磁気部を構成し、その磁気部
のボビン部を除く被覆部を両側にターミナルをそれぞれ
設置するターミナル設置部に形成し、そのターミナル設
置部の中央部にターミナルをそれぞれ支持するターミナ
ル支持部を設け、コイルを巻回したボビン部とターミナ
ル設置部の少なくとも中央突出部を含む前側部分をシー
ルド用金属ケースで覆い、そのシールド用金属ケースの
外側に補強用金属リングを嵌め、その補強用金属リング
の付近に更にOリングを嵌めて、その補強用金属リング
より後方を樹脂成形して覆いボデー部を形成するため、
組立性が良くなる。
又、ボデー部を形成する際に、補強用金属リングより後
方に位置するシールド用金属ケースの一部、Oリング、
ターミナル設置部の一部、コードの接続端部等を含めて
樹脂成形するため、シールド用金属ケースに含まれるヨ
ーク等の前側部分とボデー部に含まれる永久磁石等の後
側部分を容易に、しかも強固に一体結合して機械的強度
を増し、気密性を高めることができる。その上、補強用
金属リングの位置をリング状緩衝溝の直近の外側に決定
するため、補強用金属リングの温度変化による膨張、収
縮を内部のリング状空間で吸収して、気密性を維持でき
る。
又、ターミナル設置部の前部にコイルの各リード線端部
と対応するターミナルの前端部とを設置して接続するリ
ード線・ターミナル設置溝をそれぞれ有し、それ等の接
続箇所より後方にリング状緩衝溝を有する中央突出部を
設け、そのターミナル設置部の後部に各ターミナルの後
端部とコードの対応するリード線端部との接続箇所間に
介在する離隔部を設けるため、樹脂成形時にコイルの各
リード線端部と対応するターミナルの前端部との接続箇
所に成形圧力が及ばず、変形や断線が生じない。又、各
ターミナルの後端部とコードの対応するリード線端部と
の接続箇所に対しては樹脂成形圧力が及んでも、離隔部
が介在するので、変形も小さくなり、変形しても短絡す
ることがない。それ故、電気的性能が優れたものにな
る。
更に、コードの接続端部にOリング、絶縁ブッシュを装
着し、それ等を含めて樹脂成形によりボデー部を形成す
ると、一層ボデー部の強度を増し、気密性を高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用した磁気センサーの内部構造を示
す正面図、第2図はその樹脂成形した磁気部の内部構造
を示す正面図である。 第3図は同磁気部の外観を示す平面図、第4図はその右
側面図、第5図は左側面図、及び第6図はA−A線断面
図である。 第7図は第1図に対応する平面図、第8図は同様の左側
面図である。 10……磁気センサー、12……コード、16……永久磁石、
18……ヨーク、20……前部、22……ボビン部、24……タ
ーミナル設置部、28……中央突出部、29、30……ターミ
ナル固定用支持突起、32……離隔板、34、36……リード
線・ターミナル設置溝、38……リング状緩衝溝、40……
コイル、42、44……ターミナル、46……ターミナル前端
部、50、52……ターミナル後端部、54、73……リード線
端部、56……シールド用金属ケース、68……補強用金属
リング、70、76……Oリング、72……コード接続端部、
74……絶縁ブッシュ、80……ボデー部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】永久磁石と柱状のヨークとを棒状に並べて
    配置し、そのヨークの前部を除く箇所を樹脂成形して覆
    い、そのヨークの被覆部をボビン部、その他の被覆部を
    両側にターミナルをそれぞれ設置するターミナル設置部
    に形成し、そのターミナル設置部の前部にボビン部に巻
    回したコイルの各リード線端部と対応するターミナルの
    前端部とを設置して接続するリード線・ターミナル設置
    溝をそれぞれ有し、それ等の接続箇所より後方に胴方向
    に巡るリング状の緩衝溝を有する胴方向に突出した中央
    突出部を設け、そのターミナル設置部の中央部にターミ
    ナルをそれぞれ支持するターミナル支持部を設け、その
    ターミナル設置部の後部に各ターミナルの後端部とコー
    ドの対応するリード線端部との接続箇所間に介在する離
    隔部を設け、そのコイルを巻回したボビン部とターミナ
    ル設置部の少なくとも中央突出部を含む前側部分をシー
    ルド用金属ケースで覆い、そのシールド用金属ケースの
    外側に補強用金属リングを嵌め、その補強用金属リング
    の位置をリング状緩衝溝の直近の外側に決定し、その補
    強用金属リングの付近に更にOリングを嵌めて、その補
    強用金属リングより後方に位置するシールド用金属ケー
    スの一部、Oリング、ターミナル設置部の一部をコード
    の接続端部と共に樹脂成形して覆いボデー部を形成する
    ことを特徴とする磁気センサー。
  2. 【請求項2】上記コードの接続端部の外側にOリングを
    嵌め、更にその付近に絶縁ブッシュを嵌めて、それ等の
    Oリングと絶縁ブッシュの少なくとも一部をも樹脂成形
    して覆いボデー部を形成することを特徴とする第1項記
    載の磁気センサー。
JP1990043899U 1990-04-24 1990-04-24 磁気センサー Expired - Lifetime JPH0745013Y2 (ja)

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