JPH0744046Y2 - 電子機器筺体 - Google Patents

電子機器筺体

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JPH0744046Y2
JPH0744046Y2 JP1988145985U JP14598588U JPH0744046Y2 JP H0744046 Y2 JPH0744046 Y2 JP H0744046Y2 JP 1988145985 U JP1988145985 U JP 1988145985U JP 14598588 U JP14598588 U JP 14598588U JP H0744046 Y2 JPH0744046 Y2 JP H0744046Y2
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JP
Japan
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side plate
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side plates
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敬三 猪崎
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Toshiba Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野〕 本考案は2つのケースから成る電子機器筐体に関し、特
にこの2つのケースの取付構造を改良した電子機器筐体
に関する。
(従来の技術) 上ケース、下ケースから成る電子機器筐体においてこの
両ケースの取付構造として種々のものがある。ここで
は、従来の取付構造を第4図、第5図を参照して変復調
装置の例をとって説明する。第4図において、変復調装
置(10)は第1のケース(11)と第2のケース(17)と
から構成される。第1のケース(11)の一端側内方には
溝(13),(13)が設けられ、他端側にはめねじ部(1
5)がモールド成形で一体に形成されている。一方、第
2のケース(17)には一端側に係合片(19),(19)他
端側にはねじ挿通部(21)がモールド成形にて一体に形
成されている。これら第2のケース(17)に第1のケー
ス(11)を取付けるには、第5図に示す如く溝(13),
(13)に係合片(19),(19)を係合させ(第5図
(a))、この係合部分を中心に回転させ(第5図
(b))、第2のケース(17)の合わせ面(17a)に第
1のケース(11)の合わせ面を当接させ、取付ねじ(2
3)を第2のケース側から螺合させて第2のケース(1
7)に第1のケース(11)を取付けて変復調装置(10)
を構成していた(第5図(c))。
ところで、変復調装置は例えば収納架のラックに固定さ
れて設置されることが多い。従って、仮に変復調装置の
回路保守を行うのに第2のケース(17)から第1のケー
ス(11)を取り外す場合、取付ねじ(23)が第2のケー
ス側から取付られているので、変復調装置をラックから
取外しせねばならず作業が煩しいという問題があった。
この問題を解決するために取付ねじの取付方向を第1の
ケース(11)側からとする構造も考えられる。しかし、
この種の構造ではラックの残された狭い空間の中に工具
をこじ入れて取付ねじを取外さねばならず、作業がしに
くいという問題があった。
(考案が解決しようとする課題) 上述したように、従来の電子機器筐体では第1のケース
及び第2のケースの一端側同士を係合させ、他端側を取
付ねじで締付固定するようにしていたので、電子機器内
部の点検を行うときに第2のケースから第1のケースを
取外すのに、いったん電子機器を被取付台(ラック)か
ら取外して作業スペースを確保しなければならないとい
う問題点があった。
本考案は、上記問題点を解決するためになされたもの
で、電子機器を被取付台に固定したまま取付け、取外し
作業のスペースの限られた所でも容易に両ケースの取付
け取外しができる電子機器筐体を提供することを目的と
する。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 本考案に係る電子機器筐体では第1のケースと、第1の
ケースに取付けられる第2のケースとから成り、第1の
ケースは第1の側板とこの第1の側板に連結した一対の
第2の側板とを有し、第1の側板には第1の係合溝およ
び係合片のうちいずれか一方が設けられ、第2の側板の
対向間隔は挟持可能な長さに限定され、第2の側板のそ
れぞれには互いに相反する方向に傾斜面の形成された係
合爪が設けられ、第2のケースは第3の側板とこの第3
の側板に連結した一対の第4の側板とを有し、第3の側
板には第1の係合溝および係合片のうちいずれか一方と
係合する他方が設けられ、第4の側板には第1のケース
の第2の側板を挟持して内方にたわませることにより、
係合爪と係合する第2の係合溝が設けられて構成されて
いる。
(作用) 上記したように、本考案に係る電子機器筐体では第1の
ケースの一対の第2の側板が挟持可能な間隔に構成さ
れ、かつこの第2の側板のそれぞれに係合爪が設けられ
ているので、第1のケースの第2の側板のそれぞれをつ
かんで対向間隔の狭まる方向にたわませることができ、
第2のケースに対して第1のケースを手指のみを使って
取付けることができる。
(実施例) 本考案の一実施例を図面を用いて説明する。なお、ここ
では電子機器筐体を変復調装置の例をとって説明する。
第1図において変復調装置(8)は第1のケース(5)
及び第2のケース(1)から構成されている。通常変復
調装置(8)は被取付台(図示せず)例えばラックに複
数設置して固定される。従ってここでは図示していない
が、第2のケース(1)が被取付台に固定される。第1
のケース(5)は、第1の側板(4a)とこの第1の側板
(4a)に連結した一対の第2の側板(4b),(4b)とを
有する。第1の側板(4a)には第1の係合溝(3a),
(3a)が設けられている。なお、第1の側板(4a)には
例えば図示しないが、機器のスイッチや表示体が挿入さ
れる窓(6)が複数穿設されている。また、第2の側板
(4b),(4b)はちょうど手指でつかむことのできる程
度の間隔で形成されている。さらに、側板(4b)の高さ
Lは手指で第2の側板(4b),(4b)を外方からつまん
で第2の側板(4b),(4b)の対向間隔をせばめること
のできる程度の長さに設定されている。この第2の側板
(4b),(4b)の他端側には係合爪(3),(3)が形
成されている。この係合爪(3)は互いに相反する方向
に傾斜面(3b)が形成されている。第2のケース(1)
は第3の側板(2a)とこの第3の側板(2a)に連結した
一対の第4の側板(2b),(2b)とを有する。第3の側
板(2a)には第1の係合溝(3a)と係合する係合片(1
a),(1a)が第3の側板(2a)と一体に形成されてい
る。また第4の側板(2b),(2b)には対向するように
第2の係合溝(1b),(1b)が形成されている。この第
2の係合溝(1b),(1b)は第2図に示す如くガイド部
(7a),(7a),当接部(7b)及び底板(7c)により構
成されている。
第1のケース(5)に第2のケース(1)を取付けるに
は第3図に示す如く、係合片(1a)を第1の係合溝(3
a)に係合させた後(第3図(a))、第2の側板(4
b),(4b)を手指でつまんでそれぞれの対向間隔をせ
ばめて係合爪(3)をたまわせ(第3図(b))、第2
のケース(1)の第2の係合溝(1b)に係合爪(3)を
係合させ固定する(第3図(c))。第2の係合溝(1
b)には第2図に示す如くガイド部(7a),(7a)が設
けられているので、係合片(1a)と第1の係合溝(3a)
とを係合した後、係合爪(3)はガイド部(7a),(7
a)に案内されてスムーズに第2の係合溝(1b)に取付
けられる。言い換えれば、一端側を正確に引掛けさえす
れば係合爪(3)をガイド部(7a)に沿って取付けるこ
とができる。また、取り外すときは第2の側板(4b),
(4b)をつまんで内方にたわませることにより可能とな
る。
このように本実施例では第1のケース(5)の第2の側
板(4b),(4b)を手指で挾みつけてつまむことにより
第2のケース(1)に第1のケース(5)を取付けたり
取り外したりでき、工具が不要となる。特に収納用のラ
ックに変復調装置(8)が固定されて設置される場合、
すなわち第2のケース(1)がラックに固定される場
合、本実施例では変復調装置(8)が固定された状態で
ラック内部に手の入るスペースさえ確保すれば第2のケ
ース(1)をラックに固定したままで、第1のケース
(5)を取外し取付けできる。よって、変復調装置
(8)の内部回路変更のために、第1のケース(5)の
取付け取外しを容易に行える。
また、第2の係合溝(1b)にはガイド部(7a),(7a)
が設けられているので、係合爪(3)はこのガイド部
(7a),(7a)に案内されて固定されるので、第1のケ
ース(5)を容易に取付けることができる。
なお、上記実施例では第1のケース(5)の第2の板
(4b),(4b)をたわませて、第2のケース(1)に取
付けるようにしたが、これに限定されるものでなく、第
2のケース(1)に側板及び係合爪を設けるようにして
も、上記実施例と同様の作用、効果を奏する。
また、上記実施例では電子機器筐体として変復調装置を
例にとって説明したが、その他の電子機器に適用しても
良い。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案に係る電子機器筐体では第
1のケースの一対の第2の側板を挟持可能な長さに設定
し、それぞれの側板に互いに相反する方向に傾斜面の形
成された係合爪を設けてあるので、上記側板を対向間隔
をせばめる方向にたわませることにより、第2のケース
に第1のケースを手指で容易に取付け取外したりでき
る。すなわち手指の入るスペースさえ確保できれば、第
1のケースを被取付台に固定したまま手指のみで第1の
ケース及び第2のケースの取付け取外しができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す分解斜視図、第2図は第
1図のA部分を拡大した斜視図、第3図は本実施例の組
立手順を表した側面図、第4図は従来例を示す斜視図、
第5図は従来例の組立手順を表した側面図である。 1……第2のケース、1a……係合片、1b……第2の係合
溝、2a……第3の側板、2b……第4の側板、3……係合
爪、3a……第1の係合溝、4a……第1の側板、4b……第
2の側板、5……第1のケース、8……変復調装置(電
子機器筐体)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のケースと、第1のケースに取付けら
    れる第2のケースとから成る電子機器筐体において、 前記第1のケースは第1の側板とこの第1の側板に連結
    した一対の第2の側板とを有し、前記第1の側板には第
    1の係合溝および係合片のうちいずれか一方が設けら
    れ、前記第2の側板の対向間隔は挟持可能な長さに設定
    され、第2の側板のそれぞれには互いに相反する方向に
    傾斜面の形成された係合爪が設けられ、 前記第2のケースは第3の側板とこの第3の側板に連結
    した一対の第4の側板とを有し、前記第3の側板には前
    記第1の係合溝および前記係合片のうちいずれか一方と
    係合する他方が設けられ、前記第4の側板には前記第1
    のケースの前記第2の側板を挟持して内方にたわませる
    ことにより、前記係合爪と係合する第2の係合溝が設け
    られることを特徴とする電子機器筐体。
JP1988145985U 1988-11-10 1988-11-10 電子機器筺体 Expired - Fee Related JPH0744046Y2 (ja)

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JPH0267679U JPH0267679U (ja) 1990-05-22
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