JPH0546094U - アース構造 - Google Patents

アース構造

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JPH0546094U
JPH0546094U JP9523191U JP9523191U JPH0546094U JP H0546094 U JPH0546094 U JP H0546094U JP 9523191 U JP9523191 U JP 9523191U JP 9523191 U JP9523191 U JP 9523191U JP H0546094 U JPH0546094 U JP H0546094U
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JP
Japan
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wiring board
chassis
shield body
grounding
elastically
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9523191U
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English (en)
Inventor
裕規 古山
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
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Publication of JPH0546094U publication Critical patent/JPH0546094U/ja
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  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 配線基板12からシャーシ11に作業手間を
要さずに簡単かつ確実にアースをとることができるアー
ス構造の提供。 【構成】 配線基板12のシャーシ11へのアース構造
において、シールド体13が配線基板12の端部を弾接
的に挾持するクリップ部13aと、シャーシ11に弾性
的に圧接する圧接部13bとを備え、シールド体13に
より配線基板12に形成されたアースパターン12aと
シャーシ11とが接続されていることを特徴とするアー
ス構造。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はアース構造に関し、より詳細には、オーディオ等で配線基板から製品 のシャーシにアースを取る場合のアース構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、配線基板から製品のシャーシ(筐体)へのアース構造として、以下の手 段が取られていた。 (1) 配線基板とシャーシとをコードで接続してアースを取るアース構造。 本構造の概略を図4に示す。(a)図はシャーシ41とコード42との接続部 を示す側面図であり、(b)図は該接続部を示す平面図である。配線基板(図示 せず)とシャーシ41とを接続するコード42は、前記基板側とはハンダ付けに より接続され、シャーシ41とはシャーシ41に形成された切りおこし部41a と差し込み式で接続されている。 (2) ネジ止めにより、配線基板をシャーシに固定すると同時にアースを取 る構造。図5に本構造の概略側面図を示す。シャーシ51に設けられている配線 基板支持台51aに配線基板52がネジ53によりネジ止めされている。その際 ネジ止めされる位置は、図5に示したように、アースパターン52aが形成され ている配線基板52のコーナか縁部である。 (3) 配線基板とシャーシとをツメにより係止させ、該係止部をハンダ付け してアースをとる構造。図6(a)は本構造を概略的に示す側面図であり、(b )はツメ64a(63a)と配線基板62との係止部を示す平面図である。シャ ーシ61の両端に設置された配線基板台63、64の上面にツメ63a,64a が形成されており、ツメ63a,64aと配線基板62に設けられている係止孔 (図示せず)とが係合して配線基板62が配線基板台63、64に固定されてい る。そして、前記係止部をハンダ付けすることにより配線基板62がシャーシ6 1にアースされる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが上記(1)の構造では、コード42と配線基板との接続をハンダ付け で行なわなければならないので作業手間を要し、また、コード42は、その取付 けのために多少たるませる必要があるので、コード長が長くなって外部雑音の影 響を受けやすいという欠点があった。上記(2)の構造では、配線基板支持台5 1aにネジ溝を形成するのに作業手間およびコストがかかり、かつ、振動により ネジが緩むという欠点があった。上記(3)の構造では、ツメ63a,64aと 配線基板62との係止部をハンダ付けしてアースを取らなければならず、作業手 間を要するという欠点があった。 本考案は上記課題に鑑みなされたものであり、作業手間を要さずに簡単かつ確 実に配線基板からシャーシにアースを取ることができるアース構造を提供するこ とを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案に係るアース構造は、配線基板のシャーシへ のアース構造において、シールド体が前記配線基板の端部を弾接的に挾持するク リップ部と、前記シャーシに弾性的に圧接する圧接部とを備え、前記シールド体 により前記配線基板に形成されたアースパターンと前記シャーシとが接続されて いることを特徴としている。
【0005】
【作用】
上記した構成によれば、配線基板のシャーシへのアース構造において、シール ド体が前記配線基板の端部を弾接的に挾持するクリップ部と、前記シャーシに弾 性的に圧接する圧接部とを備え、前記シールド体により前記配線基板に形成され たアースパターンと前記シャーシとが接続されているので、前記配線基板からシ ャーシにアースを取る場合、前記シールド体の前記クリップ部により前記配線基 板の端部を挾持させるだけでよく、製品組立時の作業効率が大幅に向上する。ま た、前記シールド体は前記圧接部により前記シャーシと弾性的に圧接しているの で、振動に対して柔軟性を持つ。したがって、製品組立後に振動が加わっても前 記シールド体は前記シャーシに確実に圧接する。
【0006】
【実施例】
以下、本考案に係るアース構造の実施例を図面に基づいて説明する。 図1に第1実施例、図2に第2実施例、図3に第3実施例をそれぞれ示す。 図1において、12は配線基板を示しており、13はバネ性のある金属板を用 いて形成されたシールド体を示しており、シールド体13はクリップ部13aと 圧接部13bとから構成されている。配線基板12の周辺部上面にはアースパタ ーン12aが形成されており、アースパターン12aと密着するようにシールド 体13のクリップ部13aが配線基板12の端部を弾接的に挾持している。一方 、シールド体13の圧接部13bはシャーシ11に弾性的に圧接しており、シー ルド体13の前記挾持および前記圧接を通じて、配線基板12がシャーシ11に アースされる構造となっている。なお、本実施例では配線基板12の上面(片面 )にアースパターン12aが形成されている場合を示したが、下面(もう一方の 片面)にアースパターンが形成されていても良く、アースパターンは配線基板1 2の上面あるいは下面のどちらか一方に形成されていれば良い。また、シールド 体13の圧接部13bは曲げ加工により形成されるので、シャーシ11にアール 形状で無理なく圧接させることができる。
【0007】 以上の様に構成されてた本実施例に係るアース構造を用いれば、配線基板12 から製品のシャーシ11にアースを取る場合、シールド体13を配線基板12に 挾持させるだけでよく、従来のようにハンダ付けあるいはネジ止めをする必要が ないので、製品組立時の手間を大幅に削減することができ、作業効率を向上させ ることができる。また、配線基板12はほぼ定型化されているので、これら配線 基板12に対応してシールド体13も定型化しておけば、本実施例のアース構造 を多機種の製品に採用することができ、コストダウンを図ることができる。
【0008】 次に第2実施例を図2に基づいて説明する。 第2実施例のものが第1実施例のものと異なっている点は、シールド体23を 構成する圧接部23bが、図1に示した実施例のものと比べて、より広い面積で シャーシ11と圧接するような形状となっている点である。その他の構成につい ては第1実施例のものと同様に構成されている。本実施例に係るシールド体23 の圧接部23bは、図2に示したように、側面視台形形状に形成されている。
【0009】 次に第3実施例を図3に基づいて説明する。 第3実施例のものが第1実施例のものと異なっている点は、シールド体33の クリップ部33aにダボ33cが形成されている点であり、その他の構成につい ては第1実施例のものと同様に構成されている。ダボ33cの形成によりシール ド体33は、第1実施例のものに比べて、より強い圧接力で配線基板12を挾持 することができる。なお、シールド体33の挾持力を高めるには、ダボ33cの 形成以外にシールド体33のクリップ部33aに切り起こし部(図示せず)を設 けても良い。
【0010】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案に係るアース構造にあっては、配線基板のシャーシ へのアース構造において、シールド体が前記配線基板の端部を弾接的に挾持する クリップ部と、前記シャーシに弾性的に圧接する圧接部とを備え、前記シールド 体により前記配線基板に形成されたアースパターンと前記シャーシとが接続され ているので、前記配線基板から前記シャーシにアースを取る場合、前記配線基板 の端部に前記シールド体を挾持させるだけでよく、従来のようにハンダ付けある いはネジ止め作業をする必要がない。したがって、本考案に係るアース構造を用 いれば、製品組立時の作業効率を大幅に向上させることができる。また、前記シ ャーシはほぼ定型化されており、前記クリップ部および前記圧接部はある程度の 自由度を有しているところ、本考案に係るアース構造を多機種の製品に採用する ことができ、コストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るアース構造の第1実施例を示す要
部の側面図である。
【図2】本考案に係るアース構造の第2実施例を示す要
部の側面図である。
【図3】本考案に係るアース構造の第3実施例を示す要
部の側面図である。
【図4】従来のコードを用いて配線基板からシャーシに
アースを取る場合のコードとシャーシとの接続部分を示
す概略図であり、(a)は側面図、(b)は接続部分の
部分平面図である。
【図5】従来のネジ止めにより配線基板をシャーシにア
ースする場合を示す概略側断面図である。
【図6】従来の配線基板をツメによりシャーシに係止さ
せ、該係止部をハンダ付けすることでアースを取る場合
を示す図である。(a)は側断面図、(b)は係止部の
部分平面図である。
【符合の説明】
11 シャーシ 12 配線基板 12a アースパターン 13、23、33 シールド体 13a,23a,33a クリップ部 13b,23b,33b 圧接部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線基板のシャーシへのアース構造にお
    いて、シールド体が前記配線基板の端部を弾接的に挾持
    するクリップ部と、前記シャーシに弾性的に圧接する圧
    接部とを備え、前記シールド体により前記配線基板に形
    成されたアースパターンと前記シャーシとが接続されて
    いることを特徴とするアース構造。
JP9523191U 1991-11-20 1991-11-20 アース構造 Withdrawn JPH0546094U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9523191U JPH0546094U (ja) 1991-11-20 1991-11-20 アース構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9523191U JPH0546094U (ja) 1991-11-20 1991-11-20 アース構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0546094U true JPH0546094U (ja) 1993-06-18

Family

ID=14131990

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9523191U Withdrawn JPH0546094U (ja) 1991-11-20 1991-11-20 アース構造

Country Status (1)

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JP (1) JPH0546094U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6555742B2 (en) 1998-12-25 2003-04-29 Tyco Electronics Logistics Ag Earth ground terminal
WO2017014573A1 (ko) * 2015-07-21 2017-01-26 엘지이노텍 주식회사 접지 스프링, 기판 조립체 및 이를 포함하는 제어장치

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US6555742B2 (en) 1998-12-25 2003-04-29 Tyco Electronics Logistics Ag Earth ground terminal
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Effective date: 19960208