JPH0744044U - 回転センサ - Google Patents
回転センサInfo
- Publication number
- JPH0744044U JPH0744044U JP40705090U JP40705090U JPH0744044U JP H0744044 U JPH0744044 U JP H0744044U JP 40705090 U JP40705090 U JP 40705090U JP 40705090 U JP40705090 U JP 40705090U JP H0744044 U JPH0744044 U JP H0744044U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pole piece
- mounting bracket
- magnet
- bobbin
- sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車両の車輪の回転数等を測定するためのセン
サにおいて、取付ブラケットの車体取付面からポールピ
ースの先端までの寸法精度を向上させる。 【構成】 取付ブラケット1の上面にマグネット2とポ
ールピース3とを順次載置する。前記マグネット2及び
ポールピース3のまわりに、コイル5が巻回されたボビ
ン4を配置する。そして、これら取付ブラケット1,マ
グネット2,ポールピース3,ボビン4を樹脂モールド
によって形成されたボディ6により一体的に固定する。
これにより、マグネット2とポールピース3は取付ブラ
ケット1に直接的に固定された状態となるので、取付ブ
ラケットの車体取付面からポールピースの先端までの寸
法が他の部品によって影響されることなく一定となる。
サにおいて、取付ブラケットの車体取付面からポールピ
ースの先端までの寸法精度を向上させる。 【構成】 取付ブラケット1の上面にマグネット2とポ
ールピース3とを順次載置する。前記マグネット2及び
ポールピース3のまわりに、コイル5が巻回されたボビ
ン4を配置する。そして、これら取付ブラケット1,マ
グネット2,ポールピース3,ボビン4を樹脂モールド
によって形成されたボディ6により一体的に固定する。
これにより、マグネット2とポールピース3は取付ブラ
ケット1に直接的に固定された状態となるので、取付ブ
ラケットの車体取付面からポールピースの先端までの寸
法が他の部品によって影響されることなく一定となる。
Description
【0001】
本考案は、回転センサの構造に関し、特に車両用ホィールセンサに適したセン サの構造に関するものである。
【0002】
従来、この種のセンサとしては、例えば特開昭63−285414号公報に開 示されたものが公知である。この公報に開示されたセンサは、車体に取り付ける ための取付ブラケットと、ポールピース,ボビン等のセンサ素子が収容され、前 記取付ブラケットに固着されたケースとにより構成されている。この場合、ケー スの取付ブラケットへの固着は、取付ブラケットに穿設された穴にケースを圧入 し、さらに両者の間で樹脂成形部を一体に成形することによりなされている。
【0003】
ところで、車両の車輪の回転数を測定するためのホィールセンサにおいては、 センサ素子の1つであるポールピースの先端を車両の車輪と共に回転するロータ に対し高い位置精度で取り付けることが要求される。 しかしながら、上記した特開昭63−285414号公報に開示されたものに おいては、ポールピース,ボビン等のセンサ素子が、取付ブラケットに固着され るケース内に収容されているため、ケースに対するポールピースの取付位置のバ ラツキにより取付ブラケットの車体取付面からポールピースの先端までの寸法に バラツキが生じ、その結果、ポールピースの先端を車両の車輪と共に回転するロ ータに対し高い位置精度で取り付けることができない。 本考案は、取付ブラケットの車体取付面からポールピースの先端までの寸法精 度の向上を計り、ホィールセンサに適したセンサ構造を提供することを目的とす るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 このため本考案では、回転センサを、取付ブラケットと、該取付ブラケットの 上面に載置されたマグネットと、該マグネットの上面にその一端を当接させた状 態で載置されたポールピースと、該ポールピースのまわりに設けられ、コイルが 巻回されたボビンと、前記コイルの巻線に接続された出力線と、前記取付ブラケ ット,マグネット,ポールピース,ボビンを樹脂モールドにより一体的に固定す るボディ部とにより構成するようにしたものである。
【0005】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は図3のI−I断面図、図2は図1の左側面図、図3は本考案に係るセン サ構造の平面図、図4はその底面図である。
【0006】 図1,図2に示すように、ホィールセンサAは、ポールピース3,ボビン4等 からなるセンサ素子部と、該センサ素子部を車体Bに取り付けるための取付ブラ ケット1とにより構成されている。前記取付ブラケット1には、その上面にマグ ネット2が載置されており、該マグネット2の上面にはポールピース3がその一 端を当接させた状態で載置されている。マグネット2及びポールピース3のまわ りにはボビン4が配置されており、該ボビン4にはコイル5が巻回されている。 これら取付ブラケット1,マグネット2,ポールピース3,ボビン4のまわりに は、樹脂モールドによってボディ6が形成されており、これによりマグネット2 ,ポールピース3,ボビン4は取付ブラケット1に対し固定された状態とされて いる。ここで、ポールピース3の先端3aはボディ6から突出して設けられてお り、この先端3aによって外部の磁力線の変化を捉えることができるようにされ ている。そして、ポールピース3の先端3aによって捉えられた磁力線の変化は 、ボビン4に巻回された前記コイル5によって電気的な信号に変換される。
【0007】 図2ないし図4に示すように、前記取付ブラケット1の両端はボディ6から突 出して設けられており、この突出部7,8にはボルト穴7a,8aが穿設されて いる。そして、このボルト穴7a,8aにボルト9,10を挿通して車体Bに螺 着することより、ホィールセンサAを車体Bに取り付けることができるようにさ れている(図2)。上述したように、マグネット2,ポールピース3は取付ブラ ケット1の上面に順次載置されて設けられているので、ホィールセンサAを車体 Bに取り付けた状態において、取付ブラケット1の車体取付面11からポールピ ース3の先端3aまでの寸法lは、他の部品に影響されることなく一定となる。 従って、ホィールセンサAを、車両の車輪と共に回転するロータ(図示せず)に 対し高い位置精度で取り付けることができる。
【0008】 図1に示すように、ボディ6のうち前記取付ブラケット1の裏面側に位置する 部分には、外部と連通して空洞12が形成されている。この空洞12の奥所には 、前記コイル5の巻線の両端に設けられたオス型端子13,14(オス型端子1 4については図示せず)が配置されている。一方、出力線15には、その端部に メス型端子16が設けられており、該メス型端子16にはカプラー17が取り付 けられている。これにより、このカプラー17を前記空洞12に差し込めば、メ ス型端子16をオス型端子13,14に接続することができるので、コイル5の 巻線の両端を外部に簡単に引き出すことができる。そして、前記ポールピース3 によって捉えられ前記コイル5によって電気的な信号に変換された磁力線の変化 は、前記出力線15を介して図示しない測定装置に送出される。
【0009】
本考案では、取付ブラケットと、該取付ブラケットの上面に載置されたマグネ ットと、該マグネットの上面にその一端を当接させた状態で載置されたポールピ ースと、該ポールピースのまわりに設けられ、コイルが巻回されたボビンと、前 記コイルの巻線に接続された出力線と、前記取付ブラケット,マグネット,ポー ルピース,ボビンを樹脂モールドにより一体的に固定するボディ部とにより回転 センサを構成したことにより、取付ブラケットの車体取付面からポールピースの 先端までの寸法が他の部品に影響されることなく一定となるので、ホィールセン サに適したセンサ構造を提供することができるというすぐれた効果を有する。
【図1】図3のI−I断面図である。
【図2】図1の左側面図である。
【図3】本考案に係るセンサ構造の平面図である。
【図4】本考案に係るセンサ構造の底面図てある。
A ホィールセンサ 1 取付ブラケット 2 マグネット 3 ポールピース 4 ボビン 5 コイル 6 ボディ 13 オス型端子 15 出力線 16 メス型端子 17 カプラー
Claims (2)
- 【請求項1】 取付ブラケットと、該取付ブラケットの
上面に載置されたマグネットと、該マグネットの上面に
その一端を当接させた状態で載置されたポールピース
と、該ポールピースのまわりに設けられ、コイルが巻回
されたボビンと、前記コイルの巻線に接続された出力線
と、前記取付ブラケット,マグネット,ポールピース,
ボビンを樹脂モールドにより一体的に固定するボディ部
とからなる回転センサ。 - 【請求項2】 ボディ部が、コイルの巻線に接続された
出力端子を外部に露出するためのカプラー部を有するこ
とを特徴とする請求項1の回転センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40705090U JPH0744044U (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 回転センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40705090U JPH0744044U (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 回転センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0744044U true JPH0744044U (ja) | 1995-10-24 |
Family
ID=18516679
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP40705090U Pending JPH0744044U (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 回転センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0744044U (ja) |
-
1990
- 1990-12-28 JP JP40705090U patent/JPH0744044U/ja active Pending
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