JPH057579Y2 - - Google Patents

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JPH057579Y2
JPH057579Y2 JP8710085U JP8710085U JPH057579Y2 JP H057579 Y2 JPH057579 Y2 JP H057579Y2 JP 8710085 U JP8710085 U JP 8710085U JP 8710085 U JP8710085 U JP 8710085U JP H057579 Y2 JPH057579 Y2 JP H057579Y2
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housing
coil
yoke
terminal
case
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JP8710085U
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案はマグネツトの磁束変化により生じる交
流を検出する発電式の回転検出装置に関するもの
である。
〔考案の背景〕
従来のこの種の回転検出装置としては、例えば
第6図に示すようなものがある。1は車両のトラ
ンスミツシヨンハウジングであつて、外周面ねじ
2を形成せしめた回転取出口3が突設され、この
回転取出口3には、端部にスリツト4が形成され
た中心孔5を有する回転取出用の出力回転軸6が
設けられている。一方7は発振式の回転センサで
あつて、この回転センサ7は、上記のスリツト4
に係止される突起8を有して、上記の中心孔5内
に挿入連結されるセンサ軸9を固着したロータ軸
12が、例えばアルミニウム等の非磁性材料から
なるケース10に、軸受け26を介して枢支され
ている。この軸受け26は鉄系焼結金属等の透磁
性材料からなり、その外周に一対のヨーク部材1
4aと14bとからなるヨーク14が圧入されて
いる。また前記のロータ軸12には保持部材27
を介して周方向にN極とS極とが交互に着磁され
ている環状のマグネツト13が、ヨーク14と対
設するようにして固定されている。そして上記の
回転軸6の回転に伴ないマグネツト13が回転す
ると、ヨーク14を介してコイル15を通過する
磁束が反転し、この結果コイル15に誘導起電力
が発生し、この誘導起電力を端子18より外部へ
取出すことによつて回転軸6の回転速度を電気的
に検出するものである。なお16はコイルボビ
ン、20はパツキン、21はワツシヤ、22はリ
テーナ、23はOリング、24はスラストスプリ
ング25の取付ピン、28はコネクタ19をケー
ス10に固着するための取付リング、29はコイ
ル15と端子18とを接続しているリード線であ
る。
しかしながら、このような従来の回転検出装置
にあつては、予め形成されているケース10内
に、コイル15及びヨーク14を嵌合固定する構
造となつているために、ケース10形状はコイル
15及びヨーク14が容易に嵌合できるように、
複雑形状とすることができない。またケース10
は金属であることからコイル15、リード線29
との絶縁を考慮しなければならない。さらにはコ
イル15及びヨーク14をケース10内に嵌合せ
しめる際に、そのケース10とコイル15及びヨ
ーク14との間にクリアランスが生じると、振動
等によりロータ軸12の中心軸線とヨーク14
a,14bの中心軸線とがずれ、このため出力波
形にバラツキが生じる等の問題点があつた。
〔考案の目的〕
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、回転検出装置のケースを樹脂成
形すると共に、このケースの成形時にコイル及び
ヨーク等をケース内に埋設することにより、コイ
ル、ヨークとケースとの結合性を高めて、検出精
度の信頼性を高めると共に、組立作業の省力化を
達成することができる回転検出装置を提供するこ
とを目的とするものである。
〔考案の実施例〕
以下に本考案を第1図乃至第5図に示す実施例
に基いて詳細に説明するが、本実施例における構
造と、従来例で示した構造との同一部分は従来例
で引用した符号を付して、その同一構造部分の説
明は省略する。
コイル15は、対設されるヨーク14aと14
bとの間に挾まれており、この双方ヨーク14a
と14bとはコイルボビン16にスポツト溶接で
固定されている。コイル15の巻線端末15′は
その強度向上のためより線となし、その先端は端
子18に半田付けされている。またコイル15の
外周には、絶縁テープ(図示せず)が巻かれてコ
イル15の補強がなされている。このようにして
両ヨーク14a及び14bとコイル15とを一体
に組合せた後、そのコイルボビン16に端子18
を取付け、さらにこの端子18にコイル端末1
5′を半田付けする。次いでこの端子18に予め
形成されているコネクタハウジング19を取付け
た後に、これらをインサート成形金型内にセツト
し、この金型内に樹脂をインサートすることによ
り、ヨーク14a,14bが埋設される樹脂製の
ハウジング30をコネクタハウジング19と一体
成形するものである。
本実施例は、ハウジング30をヨーク14とコ
イル15と一体にインサート成形したものであ
り、そのヨーク14はハウジング30内に埋設す
るようにしたものであるから、このヨーク14が
ハウジング30の筋材としての役目を兼ねハウジ
ング30の強度が増大される。31は上記ハウジ
ング30内にOリング23を介して嵌着されるケ
ースハウジングであり、このハウジング30内に
ローター13を収納してケースハウジング31を
嵌着した後、この両ハウジングの外側に短管32
を被着し、これを加締めることにより、両ハウジ
ングを一体に組付けることにより、回転検出装置
が完成される。
このように本実施例におけるハウジング30の
構成は、コイル15及びヨーク14を埋設するイ
ンサート成形によるものであるから、そのハウジ
ング30の成形時に、ハウジング30とコイル1
5、ヨーク14が一体成形でき、これにより、組
立工数が削減できる。またハウジング30と、コ
イル15、ヨーク14との密着性が高められ、こ
の結果小型化、性能向上、耐振性の向上、防水性
の向上が達成できる。さらには、ヨーク14はハ
ウジング30内に埋設されることから、このハウ
ジング30はヨーク14により補強でき、強度的
にも優れた回転検出装置が提供できる等の効果が
ある。
〔考案の概要〕
以上のように本考案は、環状をしたコイル15
が収容された磁性材料からなるヨーク14、前記
コイル15に連結する端子18及び該端子18が
収容されるコネクタハウジング19をインサート
成形して樹脂ハウジング30を作り、前記コイル
15の側面に位置する環状をした磁石13が固着
され、かつ回転数が測定される回転軸6と連結す
るロータ軸12が枢支されたケースハウジング3
1を、前記樹脂ハウジング30に装着したことを
特徴とする回転検出装置である。
〔考案の効果〕
従つて、この回転検出装置によれば、そのハウ
ジング30は、コイル15及びヨーク14を埋設
するインサート成形によるものであるからコイル
15、ヨーク14の組付工数が削減できるので、
製作経済性が高められ、コストが低廉できる効果
がある。またハウジング30とコイル15、ヨー
ク14との密着性が高められ、この結果性能向
上、耐振性の向上、防水性の向上が達成できる効
果がある。さらには、このハウジング30内にヨ
ーク14が埋設位置されることから、ハウジング
30の強度が増大し、強度的にも優れた回転検出
装置が提供できる効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案よりなる回転検出装置の実施例
を示した断面図、第2図はその右側面図、第3図
はその要部の説明図、第4図はその右側面図、第
5図はその左側面図、第6図は従来例の断面図で
ある。 14……ヨーク、15……コイル、18……端
子、19……コネクタハウジング、30……樹脂
ハウジング、31……ケースハウジング、32…
…短管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 環状をしたコイル15が収容された磁性材料か
    らなるヨーク14、前記コイル15に連結する端
    子18及び該端子18が収容されるコネクタハウ
    ジング19をインサート成形して樹脂ハウジング
    30を作り、前記コイル15の側面に位置する環
    状をした磁石13が固着され、かつ回転数が測定
    される回転軸6と連結するロータ軸12が枢支さ
    れたケースハウジング31を、前記樹脂ハウジン
    グ30に装着したことを特徴とする回転検出装
    置。
JP8710085U 1985-06-10 1985-06-10 Expired - Lifetime JPH057579Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8710085U JPH057579Y2 (ja) 1985-06-10 1985-06-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8710085U JPH057579Y2 (ja) 1985-06-10 1985-06-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61202077U JPS61202077U (ja) 1986-12-18
JPH057579Y2 true JPH057579Y2 (ja) 1993-02-25

Family

ID=30639009

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JP8710085U Expired - Lifetime JPH057579Y2 (ja) 1985-06-10 1985-06-10

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0743390B2 (ja) * 1990-04-02 1995-05-15 株式会社三ツ葉電機製作所 回転センサ

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Publication number Publication date
JPS61202077U (ja) 1986-12-18

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