JP2879949B2 - 回転センサの製造方法 - Google Patents

回転センサの製造方法

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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は例えば車両の走行速度を検出するために使用
される発電式回転センサの製造方法に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
先ず従来の発電式回転センサの構造について第4図を
基にして説明する。すなわち1は不図示の変速機の出力
軸に設けられた歯車と噛合されて、その出力軸の回転が
伝達されるピニオンであって、このピニオン1は、樹脂
製の非磁性材料であるハウジング2によって回転自在に
支持されている回転軸3の一端に取付けられている。こ
の回転軸3の他端には、スリーブ4を介して周方向に
N、S極が交互に着磁されたマグネットロータ5が固定
されているものである。このマクネットロータ5の側方
には、中央部6からポール部7が前記N、S極の一方極
に対応するように放射状に延びかつ前記中央部6が検出
コイル8の一端に磁気結合された第1のヨークプレート
9と、前記検出コイル8の他端に中央部が磁気結合され
た第2のヨークプレート10をそのポール部11が放射状に
延びて前記N、S極の他方極に対応するように配設して
なるセンサ本体12を配置すると共に、このセンサ本体12
は、前記ハウジング2の端部に形成した凹部13内に嵌着
収容せしめているものである。14は前記センサ本体12の
側面に固着される電気コネクタであって、この電気コネ
クタ14の成形時において、その内部に接触子15がインサ
ート成形されているものである。従ってこの電気コネク
タ14を、センサ本体12の側面に固定した後、上記接触子
15と前記検出コイル8から支出される信号出力端子16と
を半田付け手段により接続し、その後、上記センサ本体
12周面と電気コネクタ14の周面にかけて、樹脂のインサ
ート成形17によりモールドして、回転センサを製造して
いるものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、かかる従来構造の回転センサにあっては、
センサ本体12と別部材である電気コネクタ14を別工程に
よってインサート成形しているために、その電気コネク
タの製造工程及びその部品管理が必要である。またその
電気コネクタの取付後、信号出力端子16と接触子15とを
半田付け手段により接続しなければならないので、その
接続工程が必要となることは勿論のこと、接続信頼性の
点でも問題が生じる。さらに従来例においては電気コネ
クタ14をセンサ本体12に適宜取付手段で固着する構造で
あるので、その固着面における防水性の信頼性が問題と
なるものであった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明ではかかる従来の問題点に着目してなされたも
ので、上記構成のセンサ本体の周縁に形成される電気コ
ネクタ部を、インサート成形手段によりそのセンサ本体
と一体に成形することにより、回転センサ構成部品の減
少と組立工数の削減を可能ならしめ、さらにはセンサ本
体の防水性の向上と、検出コイルと接触子との電気的接
続の信頼性を高めることができる回転センサの製造方法
を提供することにある。
〔実 施 例〕
以下に本発明を第1図及び第3図に示す実施例に基い
て詳細に説明するが、本発明においては、従来例で示し
たセンサ本体12に電気コネクタをインサート成形するこ
とに特長を有するものであって、そのセンサ本体12の構
造は従来例と変りないので、その同一構造部分は従来例
で付した符号を付してその構造説明は省略する。
すなわち、第1図(イ),(ロ)は本実施例の要部で
あるセンサ本体12を示すものであって、このセンサ本体
12は、第2図に示す如く第1のヨークプレート9と、第
2のヨークプレート10と、この第1のヨークプレート9
と第2のヨークプレート10との間にボビン20に巻回され
る検出コイル8との組合せ体からなっている。さらに上
記ボビン20にはそのボビン20の側面に突出するターミナ
ル21がインサート成形されており、このターミナル21の
一端は、コイル8の端末8′が接続されている。このよ
うに構成されているセンサ本体12において先ずターミナ
ル21を第1図(イ)に示す如くL字状に折り曲げた後、
このセンサ本体12をインサート成形機内にセットし、そ
の成形機によって上記センサ本体12と一体のコネクタ22
をインサート成形するものである。
このようにして本実施例にあっては、センサ本体12と
一体に構成すべきコネクタ22は、センサ本体12を埋め込
むインサート成形により構成されるものでるから、従来
のコネクタ部品を用いる構成に比して部品管理が容易で
あり、しかもインサート成形により、センサ本体12の防
水性が著しく向上されるという特長が得られる。さらに
従来のように、コネクタ部品に設けられている接続子15
と、コイル8の信号出力端子16とを半田付けしなければ
ならないという半田付け作業が省けるため、その作業性
が向上されると共に、電気的接続の信頼性も向上される
という特長が得られる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明は、非磁性材料によって形成され
たハウジング2の一端に凹部13を形成し、該凹部13内
に、周方向にNS極が交互に形成されかつ回転軸3の一端
に固着されたマグネットロータ5を装着し、該マグネッ
トロータ5の側方に、中央部6からポール部7が前記NS
極の一方極に対応するように放射状に延びかつ前記中央
部6が検出コイル8の一端に磁気結合された第1のヨー
クプレート9を配設し、前記検出コイルの他端に中央部
が磁気結合された第2のヨークプレート10をそのポール
部11が放射状に延びて前記NS極の他方の対応するように
配設し、前記検出コイル8の信号出力端子21に接続され
る接触子15を内蔵する電気コネクタ14を前記検出コイル
8の中心軸と直交する方向に形成した回転センサの製造
方法において、前記検出コイル8に接続すべき信号出力
端子21は、直線形状にしてかつ前記検出コイルの軸方向
と平行となるように接続して、前記第1及び第2のヨー
クプレートを前記検出コイルに被着した後、前記信号出
力端子21を直角に折曲し、更にその後、前記信号出力端
子21の周囲にそれを内蔵する電気コネクタ22を、インサ
ート成形法により形成する回転センサの製造方法である
から、これによれば、従来例で必要としていたコネクタ
部品の製造及びそのコネクタ部品のセンサ本体への組立
作業、さらには信号出力端子21とコネクタ接続子15との
接続作業が省けることから回転センサの製造工程が簡素
化され、しかもコイルへの電気的接続の信頼性が向上さ
れる。さらに上記インサート成形法の採用により、各ヨ
ークプレート、検出コイル等の周辺部がモールドされ、
その結果防水性、防湿性に優れた回転センサが提供でき
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)及び(ロ)はセンサ本体の側面及び斜視
図、第2図はセンサ本体の分解斜視図、第3図は完成さ
れた回転センサの断面説明図、第4図は従来例の説明図
である。 21……信号出力端子 22……インサート成形コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01P 1/00 - 3/80 G01D 5/245

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非磁性材料によって形成されたハウジング
    (2)の一端に凹部(13)を形成し、該凹部(13)内
    に、周方向にNS極が交互に形成されかつ回転軸(3)の
    一端に固着されたマグネットロータ(5)を装着し、該
    マグネットロータ(5)の側方に、中央部(6)からポ
    ール部(7)が前記NS極の一方極に対応するように放射
    状に延びかつ前記中央部(6)が検出コイル(8)の一
    端に磁気結合された第1のヨークプレート(9)を配設
    し、前記検出コイルの他端に中央部が磁気結合された第
    2のヨークプレート(10)をそのポール部(11)が放射
    状に延びて前記NS極の他方に対応するように配設し、前
    記検出コイル(8)の信号出力端子(21)に接続される
    接触子(15)を内蔵する電気コネクタ(14)を前記検出
    コイル(8)の中心軸と直交する方向に形成した回転セ
    ンサの製造方法において、前記検出コイル(8)に接続
    すべき信号出力端子(21)は、直線形状にしてかつ前記
    検出コイルの軸方向と平行となるように接続して、前記
    第1及び第2のヨークプレートを前記検出コイルに被着
    した後、前記信号出力端子(21)を直角に折曲し、更に
    その後、前記信号出力端子(21)の周囲にそれを内蔵す
    る電気コネクタ(22)を、インサート成形法により形成
    したことを特徴とする回転センサの製造方法。
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