JP3857800B2 - 自転車用発電機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自転車のホーク等に取り付けられて、タイヤの回転から発電するようにした自転車用発電機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自転車用発電機は、マグネット、鉄心、コイル等からなる発電部を内部に収納し上端より回転ローラーを突出させたダイナモケースを、ダイナモケースを自転車に取り付けるダイナモホルダーに装着されたホルダー軸を中心に起倒自在にし、前記回転ローラを自転車のタイヤに接離するようになっている。
【0003】
このホルダー軸とダイナモケースの固定方法は、ダイナモケースがアルミ製の場合は、図6に示すように、中空円筒体に成型されたダイナモケース1の側面に挿入穴を設け、そこにホルダー軸2の基端フランジ部3を挿入し、ダイナモケースの内側から、その挿入部分を扁平にかしめる(図において4で示す)ことにより、両者1と2とを固定していた。同図で5は回転ローラ、6はダイナモケースの下端開放部を塞ぐキャップ、7は出力端子、8はダイナモホルダーである。
【0004】
かかるものは、ダイナモケース1の側面に挿入穴を設ける等、製作するのに多数の工数を必要とし、コストが高くなる要因となっていた。
【0005】
そこで、ダイナモケースを合成樹脂で製作したものが考えられ、この場合は、実公平2−16947号公報にみられるような固定方法が知られている。即ち、中空円筒体に成型されたダイナモケースの側面に、突出部を一体形成し、この突出部に側面よりホルダー軸の基端部を非回転状態に挿入し、ホルダー軸に抜け止め用のネジ型ピンの挿入ネジ穴を設け、そこにネジ型ピンを突出部の下方よりねじ込むことにより、ホルダー軸をダイナモケースに固定していた。
【0006】
かかるものは、ホルダー軸にネジ型ピンの挿入ネジ穴を設けなければならず、やはり製作するのに多数の工数を必要としていた。また突出部にホルダー軸の基端部を非回転状態に挿入するのであるが、この挿入部分に高い寸法精度が必要で、精度が低いと、ホルダー軸のがたつきが生じやすい等の問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、製作が簡単で、且つホルダー軸をがたつきなくダイナモケースに固定できる自転車用発電機を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、発電部を内部に収納し上端より回転ローラーを突出させたダイナモケースを合成樹脂製とし、このダイナモケースを、水平なホルダー軸を中心に起倒自在にして前記回転ローラーを自転車のタイヤに接離させるもので、ダイナモケースの側面より下方が開放した中空の取付ケースを一体形成し、垂直部と垂直部の下端より水平方向に屈折された水平部とから構成され、垂直部に前記ホルダー軸を固着した取付金具を具え、前記取付ケースには、取付金具を取付ケース内に下方より挿入する際、ホルダー軸を突出させるための開口を設けると共に、前記垂直部の両サイドが挿入される縦溝を形成し、且つ取付ケースの上面より前記水平部に当接するボスを垂設し、該ボスにネジ止めされる取付ケースの下方開放部を塞ぐキャップを介して、取付ケースに取付金具を固着したものである。
【0009】
かかる構成により、取付金具をがたつきなく取付ケース内に挿入でき、取付金具に固着されたホルダー軸は、キャップを取付ケースに装着する際にがたつきなく合成樹脂製ダイナモケースに固定でき、組立や製作が容易になる。
【0010】
ここで前記取付ケースの下方開放部と前記ダイナモケースの下方開放部を共通のキャップで塞ぐようにすれば、部品の削減ができ、一層組立易くなる。
【0013】
また、取付金具の水平部には、ダイナモケース内側壁に嵌合する嵌合部を形成すれば、取付金具を取付ケースやダイナモケースの下方開放部より挿入する際の位置決めが容易になる。
【0014】
また、前記発電部を構成するコイルの一端を前記取付金具の水平部に鉄心を介して電気的に接触させれば、車体アースを容易にとることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明を一実施例として示した図1乃至図5に基づき説明する。10は下方が開放した合成樹脂製のダイナモケースで、その内部には、マグネット11、鉄心12、13、コイルボビン14に巻かれたコイル15等からなる発電部が内装されている。この発電部の構成については、例えば実公平1−22379号公報(H02K5/22)にもみられるように周知のものである。ダイナモケース10の上端には、回転ローラ16が突出され、この回転ローラ16の軸にマグネット11が固着されている。17はダイナモケース10の下端開放部を塞ぐキャップ、18はキャップ17から突出した出力端子で、コイル15の一端が電気的に接続されている。
【0016】
19はダイナモケース10を自転車のホーク(図示せず)に取り付けるダイナモホルダーで、そこに枢支されたホルダー軸20にて、ダイナモケース10が起倒自在になっており、回転ローラ16を自転車のタイヤに接離させる。ホルダー軸20の周囲には、ダイナモケースを常時回転ローラ16がタイヤに接する方向(倒れる方向)に付勢するばね21が巻装されている。
【0017】
次に本発明の要旨であるホルダー軸20とダイナモケース10の固定方法に関し説明する。ダイナモケースの側面には、下方が開放した中空の取付ケース22が一体に成型されており、この取付ケース22のホルダー軸20側の側面にはホルダー軸を突出させるために開口23が形成されている。また、取付ケース23の対向する内側壁には、図2に示すように一対の縦溝24が形成され、また取付ケースの上面よりボス25が垂設されている。
【0018】
26は取付金具で、その垂直部27にホルダー軸20が図5に示すようにかしめ固着28されている。取付金具26は垂直部27の下端より水平方向に水平部29が屈折成型されている。この水平部29にはダイナモケースの内側壁と嵌合する嵌合部30が形成されている。
【0019】
そこで、ホルダー軸20を固着した取付金具26を取付ケース22やダイナモケース10の下方開口部よりこれらケース22、10内に挿入する。この際、取付金具の垂直部27の両サイドが前記取付ケース内側壁に形成した縦溝24内をスライドして所定の深さまで挿入される。この位置に置いて、水平部29が前記ボス25の下端に当接する。また水平部29の嵌合部30がダイナモケース10の内側壁に嵌合する。従って取付金具26を挿入する際の位置決めが容易に行える。
【0020】
またコイル15の他端は、コイルボビン14と鉄心12の間に挟持されているが、この鉄心12に水平部29が当接する。これにより取付金具26を介して車体アースを取っている。
【0021】
このように取付金具26を所定の深さまで挿入した後で、ダイナモケース10と取付ケース22の下方開口部を共通のキャップ17にて塞ぐ。そして、キャップ17の下方よりネジ31を前記ボス25にねじ込んでゆくことにより、取付金具26を前記ボス25にキャップ17と共に固定する。32は水平部29に設けたネジ挿入穴である。
【0022】
このことにより、取付金具26即ちホルダー軸20は、このネジ31によりがたつきなく固定され、またキャップ17も同時に装着できる。また上述のように車体アースも同時にとれる。
【0023】
【発明の効果】
本発明(請求項1の発明)によれば、ホルダー軸をあらかじめ固着した取付金具を取付ケースに挿入してキャップを介して固定することにより、ホルダー軸にネジ穴を加工する必要もなく、製作が容易になると共に、ホルダー軸をキャップを装着する際にがたつきなく合成樹脂製ダイナモケースに固定できる。
また取付金具を、ホルダー軸を固着した垂直部と垂直部の下端より水平方向に屈折された水平部とから構成し、取付ケース内側壁に、垂直部の両サイドが挿入される縦溝を形成すると共に、取付ケースの上面より水平部に当接するボスを垂設し、このボスに前記キャップをネジ止めすることにより、取付金具をがたつきなく取付ケース内に挿入でき、またキャップを介してがたつきなく取付ケース内に固定できる。
【0024】
また請求項2の発明のように、前記取付ケースの下方開放部と前記ダイナモケースの下方開放部を共通のキャップで塞ぐようにすれば、部品の削減ができ、一層組立易くなる。
【0026】
また請求項3の発明のように、取付金具の水平部には、ダイナモケース内側壁に嵌合する嵌合部を形成すれば、取付金具を取付ケースやダイナモケースの下方開放部より挿入する際の位置決めが容易になる。
【0027】
また、請求項4の発明のように、前記発電部を構成するコイルの一端を前記取付金具の水平部に鉄心を介して電気的に接触させれば、車体アースを容易にとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自転車用発電機の一部破断した正面図である。
【図2】同発電機の一部破断した平面図である。
【図3】本発明に使用される取付金具の正面図である。
【図4】同取付金具の側面図である。
【図5】図3において、A−A線に基づく断面図である。
【図6】従来の自転車用発電機を示す一部破断した正面図である。
【符号の説明】
16 回転ローラー
10 ダイナモケース
20 ホルダー軸
22 取付ケース
26 取付金具
17 キャップ
31 ネジ
27 垂直部
29 水平部
24 縦溝
25 ボス
30 嵌合部
15 コイル
12 鉄心

Claims (4)

  1. 発電部を内部に収納し上端より回転ローラーを突出させたダイナモケースを合成樹脂製とし、該ダイナモケースを、水平なホルダー軸を中心に起倒自在にして前記回転ローラーを自転車のタイヤに接離させるものにおいて、ダイナモケースの側面より下方が開放した中空の取付ケースを一体形成し、垂直部と垂直部の下端より水平方向に屈折された水平部とから構成され、垂直部に前記ホルダー軸を固着した取付金具を具え、前記取付ケースには、取付金具を取付ケース内に下方より挿入する際、ホルダー軸を突出させるための開口を設けると共に、前記垂直部の両サイドが挿入される縦溝を形成し、且つ取付ケースの上面より前記水平部に当接するボスを垂設し、該ボスにネジ止めされる取付ケースの下方開放部を塞ぐキャップを介して、取付ケースに取付金具を固着してなる自転車用発電機。
  2. 前記取付ケースの下方開放部と前記ダイナモケースの下方開放部を共通のキャップで塞いでなる請求項1記載の自転車用発電機。
  3. 前記取付金具の水平部には、ダイナモケース内側壁に嵌合する嵌合部を形成してなる請求項1記載の自転車用発電機。
  4. 前記発電部を構成するコイルの一端を前記取付金具の水平部に鉄心を介して電気的に接触させてなる請求項1記載の自転車用発電機。
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