JPH0223084Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0223084Y2 JPH0223084Y2 JP1984128719U JP12871984U JPH0223084Y2 JP H0223084 Y2 JPH0223084 Y2 JP H0223084Y2 JP 1984128719 U JP1984128719 U JP 1984128719U JP 12871984 U JP12871984 U JP 12871984U JP H0223084 Y2 JPH0223084 Y2 JP H0223084Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush
- motor
- end bracket
- resin
- commutator
- Prior art date
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- Expired
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
この考案はモータ、特に直流モータの構造の簡
易化改良に関するものである。
易化改良に関するものである。
第1図は従来の装置を示すもので、図におい
て、1は直流モータのエンドブラケツト、2は環
状のブラシ保持板、3は負側ブラシ保持器、3a
はブラシ保持部、3bはスプリング取付部、4は
負側ブラシ、5はブラシスプリング、6は整流
子、7は絶縁板、8は正側ブラシ保持器、8aは
ブラシ保持部、9はブラシ保持部、10は正側リ
ード線、11は界磁コイル、12は負側リード
線、13はコイル14を有する電機子、15は回
転軸、16はスリーブベアリング、17は界磁コ
イル11を図示しないポールに巻装し、固定子を
構成する筒状の継鉄で、その印篭部17aにエン
ドブラケツト1の開口部分が螺着される。
て、1は直流モータのエンドブラケツト、2は環
状のブラシ保持板、3は負側ブラシ保持器、3a
はブラシ保持部、3bはスプリング取付部、4は
負側ブラシ、5はブラシスプリング、6は整流
子、7は絶縁板、8は正側ブラシ保持器、8aは
ブラシ保持部、9はブラシ保持部、10は正側リ
ード線、11は界磁コイル、12は負側リード
線、13はコイル14を有する電機子、15は回
転軸、16はスリーブベアリング、17は界磁コ
イル11を図示しないポールに巻装し、固定子を
構成する筒状の継鉄で、その印篭部17aにエン
ドブラケツト1の開口部分が螺着される。
次に上述の動作について説明する。上記モータ
が機関始動用に用いられる際には、電源より界磁
コイル11を介し、正側リード線10→正側ブラ
シ9→整流子6→電機子コイル14→整流子6→
負側ブラシ4→負側リード線12→ブラシ保持板
2→エンドブラケツト1→アースの閉回路を形成
し、界磁コイル11及び電機子コイル14に電流
が流れてモータが起動し、機関を始動させる。
が機関始動用に用いられる際には、電源より界磁
コイル11を介し、正側リード線10→正側ブラ
シ9→整流子6→電機子コイル14→整流子6→
負側ブラシ4→負側リード線12→ブラシ保持板
2→エンドブラケツト1→アースの閉回路を形成
し、界磁コイル11及び電機子コイル14に電流
が流れてモータが起動し、機関を始動させる。
ところで従来の構成では、ブラシの支持機構と
してブラシ保持板等を要し、構造が複雑で高価に
なる欠点があつた。
してブラシ保持板等を要し、構造が複雑で高価に
なる欠点があつた。
この考案は上述のような従来のものの欠点を解
消するためになされたもので、エンドブラケツト
とブラシ装置とを樹脂モールドで一体構成するこ
とにより、構造簡単なモータを得ようとするもの
である。
消するためになされたもので、エンドブラケツト
とブラシ装置とを樹脂モールドで一体構成するこ
とにより、構造簡単なモータを得ようとするもの
である。
以下この考案の一実施例を図について説明す
る。第2図乃至第4図において、20は直流モー
タのエンドブラケツトで、中央突出部20aの内
周面にスリーブベアリング16が埋込まれ、大径
筒部20bにブラシ保持枠壁21a,21bが一
体に樹脂モールドで形成されている。このエンド
ブラケツト20は熱硬化性合成樹脂材からなる耐
熱性、電気絶縁性の繊維強化合成樹脂材(FRP)
で構成される。22は正側ブラシで、エンドブラ
ケツト20の内周に嵌着された絶縁材からなる環
状の当て板23に設けられたスリツト23aから
ピグテール22aが軸方向に導出され、界磁コイ
ル11に接続される。24はエンドブラケツト2
0の内周面とブラシ22との間に挿入されたブラ
シばねで、ブラシ22を整流子6の表面に押しつ
けている。負側ブラシは上記正側ブラシと同構成
になされ、そのピグテールは継鉄17の内周面に
溶接等により接地接続される。その他の構成は第
1図のものと同様なので説明を省略する。
る。第2図乃至第4図において、20は直流モー
タのエンドブラケツトで、中央突出部20aの内
周面にスリーブベアリング16が埋込まれ、大径
筒部20bにブラシ保持枠壁21a,21bが一
体に樹脂モールドで形成されている。このエンド
ブラケツト20は熱硬化性合成樹脂材からなる耐
熱性、電気絶縁性の繊維強化合成樹脂材(FRP)
で構成される。22は正側ブラシで、エンドブラ
ケツト20の内周に嵌着された絶縁材からなる環
状の当て板23に設けられたスリツト23aから
ピグテール22aが軸方向に導出され、界磁コイ
ル11に接続される。24はエンドブラケツト2
0の内周面とブラシ22との間に挿入されたブラ
シばねで、ブラシ22を整流子6の表面に押しつ
けている。負側ブラシは上記正側ブラシと同構成
になされ、そのピグテールは継鉄17の内周面に
溶接等により接地接続される。その他の構成は第
1図のものと同様なので説明を省略する。
以上の構成によれば、ブラシ22はエンドブラ
ケツト20に一体に形成されたブラシ保持枠体2
1a,21bにより保持されるため、従来のもの
で必要としたブラシ保持板等を省略できる。なお
上記構成において、当て板23を設ける代りに、
第5図に示す金属製の箱形枠体25をブラシ保持
枠体21a,21b間に嵌合固定してこれにブラ
シ22を挿入し、そのピグテール22aをスリツ
ト25aから引き出すようにしてもよい。このよ
うにすると耐熱性が向上する。
ケツト20に一体に形成されたブラシ保持枠体2
1a,21bにより保持されるため、従来のもの
で必要としたブラシ保持板等を省略できる。なお
上記構成において、当て板23を設ける代りに、
第5図に示す金属製の箱形枠体25をブラシ保持
枠体21a,21b間に嵌合固定してこれにブラ
シ22を挿入し、そのピグテール22aをスリツ
ト25aから引き出すようにしてもよい。このよ
うにすると耐熱性が向上する。
以上のようにこの本考案によれば、回転軸を支
承するエンドブラケツトとブラシ保持装置とを樹
脂モールド材で一体に構成したので、使用部品点
数が少なくなり、組立ても簡単となり、モータの
製造コスト並びに重量を低減することができる。
承するエンドブラケツトとブラシ保持装置とを樹
脂モールド材で一体に構成したので、使用部品点
数が少なくなり、組立ても簡単となり、モータの
製造コスト並びに重量を低減することができる。
第1図は従来のモータの要部断面図、第2図は
この考案の一実施例を示す要部断面図、第3図は
第2図−線において矢印方向に見た断面図、
第4図はエンドブラケツトの内部の一部を示す斜
視図、第5図はこの考案の他の実施例において使
用される箱形枠体を示す斜視図である。 図において、6は整流子、11は界磁コイル、
13は電機子、14は電機子コイル、15は回転
軸、16はスリーブベアリング、17は継鉄、2
0はエンドブラケツト、20aは中央突出部、2
0bは大径筒部、21a,21bはブラシ保持枠
壁、22はブラシ、22aはピグテール、23は
当て板、23aはスリツト、24はブラシばね、
25は箱形枠体、25aはスリツトである。尚、
図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
この考案の一実施例を示す要部断面図、第3図は
第2図−線において矢印方向に見た断面図、
第4図はエンドブラケツトの内部の一部を示す斜
視図、第5図はこの考案の他の実施例において使
用される箱形枠体を示す斜視図である。 図において、6は整流子、11は界磁コイル、
13は電機子、14は電機子コイル、15は回転
軸、16はスリーブベアリング、17は継鉄、2
0はエンドブラケツト、20aは中央突出部、2
0bは大径筒部、21a,21bはブラシ保持枠
壁、22はブラシ、22aはピグテール、23は
当て板、23aはスリツト、24はブラシばね、
25は箱形枠体、25aはスリツトである。尚、
図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ブラシを有するモータにおいて、モータのエ
ンドブラケツトをほぼ椀状に樹脂で形成し、そ
の中央突出部を回転軸の支承部とし、その大径
筒部の内面にブラシを収納する保持枠壁を一体
に形成したことを特徴とするモータ。 (2) 樹脂は繊維強化合成樹脂であることを特徴と
する実用新案登録請求の範囲第1項記載のモー
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12871984U JPS6143756U (ja) | 1984-08-24 | 1984-08-24 | モ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12871984U JPS6143756U (ja) | 1984-08-24 | 1984-08-24 | モ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6143756U JPS6143756U (ja) | 1986-03-22 |
JPH0223084Y2 true JPH0223084Y2 (ja) | 1990-06-22 |
Family
ID=30687343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12871984U Granted JPS6143756U (ja) | 1984-08-24 | 1984-08-24 | モ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6143756U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH051972Y2 (ja) * | 1986-07-18 | 1993-01-19 | ||
JPH0750855Y2 (ja) * | 1991-05-17 | 1995-11-15 | 三菱電機株式会社 | モータ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4355253A (en) * | 1981-02-27 | 1982-10-19 | Briggs & Stratton Corp. | Combination end bell and brush holder for a dynamoelectric machine |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57195350U (ja) * | 1981-06-05 | 1982-12-10 |
-
1984
- 1984-08-24 JP JP12871984U patent/JPS6143756U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4355253A (en) * | 1981-02-27 | 1982-10-19 | Briggs & Stratton Corp. | Combination end bell and brush holder for a dynamoelectric machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6143756U (ja) | 1986-03-22 |