JPH0375048B2 - - Google Patents

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JPH0375048B2
JPH0375048B2 JP59277008A JP27700884A JPH0375048B2 JP H0375048 B2 JPH0375048 B2 JP H0375048B2 JP 59277008 A JP59277008 A JP 59277008A JP 27700884 A JP27700884 A JP 27700884A JP H0375048 B2 JPH0375048 B2 JP H0375048B2
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JP
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case
coil
insertion hole
iron core
output terminal
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JP59277008A
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JPS61149820A (ja
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Measuring Magnetic Variables (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は回転体等の被検出物体の原点や回転数
を電磁誘導にて生じる起電力にて検出する近接セ
ンサに関するものである。
〔背景技術〕
従来、この種の近接センサとしては第10図及
び第11図に示すものがあり、強磁性材金属を円
筒状に形成したケース1′にコイル9を巻回した
コイルボビン4を装着し、コイルボビン4の胴部
4cと両鍔部4a,4bを連通する挿通孔4dを
穿設し、この挿通孔4d内に検出面と反対の方向
より鉄心7を挿通し、鉄心7端部の鍔部4a側に
巾広の係止部7bを形成して鉄心7が挿通孔4d
から抜けることを防止し、この係止部7bと永久
磁石8とを当接させ固着してあり、コイル9の端
部をリード線10と接続して引き出していた。上
述の構成の従来例を回転体11の近傍に取付けた
図を第12図に示し、回転体11の側面を切欠い
て形成された凹部11aの部分を近接センサAが
検出し、電子回路装置21に信号を送出する。こ
こで、回転体11にも強磁性材金属が用いられ、
固定具20は近接センサAを動かないように固定
するものである。上述の近接センサAの動作を詳
述すると次のようになる。第13図のように凹部
11aがないところでは永久磁石8にて発生する
磁束は一定である。したがつてコイル9に起電力
が生じない。次に、第14図に示すように凹部1
1aが近接センサAの検知面側に近付いて来る
と、図中の凹部11a側の磁束に変化が生じてコ
イル9に起電力が発生し、第15図のように出力
端に正の電圧が発生する。そして、凹部11aと
鉄心7とが一直線の位置になると、一旦磁束の変
化がなくなり、出力端には出力が生じなくなる
が、凹部11aが遠ざかるにつれてコイル9には
逆極性の起電力が生じ、出力端には負の電圧が発
生する。この出力端に発生する電圧を検出すれば
回転体11の回転数を検出できるものである。ま
た、第12図に示した回転体11の凹部11aの
代わりに第16図に示す突部22を突設しても磁
束が変化するので凹部11aと同様の働きをし、
さらに第17図のように多数の突部22を突設し
て歯車状とすれば、第18図のような出力波形を
生じ、1回転以下の回転数まで検出できる。
しかし、上述の従来例にあつては、ケース1′
と永久磁石8との間にギヤツプがあるため磁束が
弱くなり、コイル9に発生する起電力が小さく効
率が悪い欠点を有しており、コイル9の端をケー
ス1′の検出面と反対側から引き出しているため、
ケース1′の長手方向の長さを短かくすることが
できず、コイルボビン4をケース1′内に装着し
たり、コイル9とリード線10とを半田付けする
作業が面倒であり、使用時の取付け時にも固定具
20等にて固定せねばならない欠点を有してい
た。
〔発明の目的〕
本発明は上述の問題点に鑑みて為されたもの
で、その目的とするところは、高感度であり小型
で組立て取付けの作業性が良い近接センサを提供
するにある。
〔発明の開示〕
(実施例 1) 第1図乃至第6図は第1の発明の実施例を示す
図であり、一側面を開口され一端面に円形の穴が
穿設された箱形の強磁性材のケース1と、棒状の
鉄心本体7a及び鉄心本体7a端部の径を巾広と
した係止部7bが形成された鉄心7と、コイル9
を巻回する胴部4c及び胴部4c両端に鍔部4
a,4bが形成され、鍔部4aを側方より凹設し
て凹部4eを形成し、該凹部4eから胴部4cを
介して鍔部4bまでを連通して挿入孔4dを穿設
し、鍔部4aの凹部4eの両端の上面には出力端
子5が取付けられたコイルボビン4と、永久磁石
8とから成り、コイルボビン4の挿通孔4dに鉄
心7の鉄心本体7aを凹部4e側より挿通し、鉄
心7の係止部7bと永久磁石8とが当接され凹部
4eに収納し、ケース1内にコイルボビン4を出
力端子5を開口部2側にして収納していわゆる樹
脂ポツテイングを施している。上述の本実施例の
組立後の状態を第2図、第4図及び第5図に示
す。ここで第3図のように出力端子5を短かくし
てリード線10を出力端子5に半田付けすること
でリード線10による出力の引き出しも可能であ
る。また、第1図中の破線で示すようにコイルボ
ビン4の鍔部4bの側面に位置決め用のピン6を
取付けても良い。
上述の構成の本実施例の動作に関しては従来例
と略同様であるが、本実施例では第6図に示すよ
うに永久磁石8とケース1とが当接しているた
め、図中矢印にて示すように回転体11間で形成
される磁束はすべて鉄心7を通すようにでき、従
来例のように永久磁石8とケース1との間のギヤ
ツプにて磁気抵抗が増加することがなく、効率の
よい起電力をコイル9に発生することができる。
また、出力端子5を開口部2から側方向に突出し
ているため、長手方向の長さを短かくすることが
可能となり小型とできる。さらに、ケース1を開
口面を有する箱状の形状としているのでコイルボ
ビン4の装着が容易となり、出力端子5を有して
いるため基板等への取付けが可能となる。
(実施例 2) 第7図乃至第9図は第2の発明の実施例を示す
図であり、実施例1の近接センサAをさらに高感
度とするためアンプブロツクを付加したものであ
る。第7図はアンプブロツクの分解図であり、
IC18や素子19等を装着しアンプ回路を形成
するプリント基板16と、このプリント基板16
を収納するプラスチツクケース12とからなり、
プリント基板16の四辺には出力端子及び電源端
子等の出力ピン15を突設し、この出力ピン15
をプラスチツクケース12の上面に穿設した孔1
3に挿通する。ここで、プリント基板16に穿設
された出力ピン孔17は実施例1の第2図に示す
ケース1の開口方向に突設した出力端子5を挿通
して半田付けして近接センサAとアンプとを接続
するためのものである。また、プラスチツクケー
ス12の上面に穿設された大型の穴14はいわゆ
る樹脂ポツテイングするための穴である。上述の
ようにして組立てられたアンプ付の近接センサ
A′を第8図及び第9図に示してある。この近接
センサA′の動作はコイル9に発生する起電力を
アンプに増巾することを除いては実施例1と同様
であるので説明は省略する。
〔発明の効果〕
第1の発明は一側面が開口され一端面に検出用
穴を穿設され箱形に形成された強磁性材のケース
と、コイルを巻回する胴部及び胴部を介して連通
した挿通孔が穿設されケース内に収納されるコイ
ルボビンと、該鍔部よりケースの開口方向に突設
されコイルの端を取付ける出力端子と、上記挿通
孔に検出面と反対の方向より挿通する棒状の差込
部及び差込部端部に差込部が挿通孔から抜けない
ように係止する係止部が形成された軟磁性材の鉄
心と、該鉄心の係止部とケースとの間に接触させ
装着される永久磁石とから成り、鉄心と永久磁石
とケースとが接触しており、回転体等の被検出物
体とで形成される磁束がすべて鉄心を通るように
できるので、コイルに発生する起電力を大きくす
ることができ、高感度となる。また、出力端子を
開口部から側方向に突出しているため、端方向の
長さを短かくできて小型となり、さらに直接に回
路基板に装着することができて近接センサの取付
けが容易となり、箱形のケースの一側面を開口し
ているので、近接センサの組立てを側方向からで
きるのでコイルボビン等の収納が容易となり、作
業性が良い効果を奏する。
第2の発明は出力端子からの出力を増巾するア
ンプブロツクをケースの開口部に装着し、該アン
プブロツクに出力ピンを突設しており、ケースの
開口部にアンプブロツクを装着するので、第1の
発明と同様の効果を奏する上に、アンプブロツク
を付加しているため、第1の発明よりさらに高感
度の近接センサとなる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の発明の実施例を示す分解斜視
図、第2図は同上の組立後の外観斜視図、第3図
は同上の出力をリード線にした外観斜視図、第4
図a,bは同上の正面図及び側面図、第5図は同
上の断面図、第6図は同上の動作説明図、第7図
は第2の発明の要部を示す分解斜視図、第8図は
同上の全体斜視図、第9図は同上の断面図、第1
0図a,bは従来例を示す正面図及び側面図、第
11図は同上の断面図、第12図は同上の取付け
説明図、第13図乃至第15図は同上の動作説明
図、第16図は他の回転体の形状を示す正面図、
第17図はさらに他の回転体の形状を示す正面
図、第18図は同上の動作説明図である。1はケ
ース、2は開口部、3は検出孔、4はコイルボビ
ン、5は出力端子、7は鉄心、7aは鉄心本体、
7bは巾広部、8は永久磁石、9はコイル、11
は回転体、12はプラスチツクケース、16はプ
リント基板、Aは近接センサである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一側面が開口され一端面に検出用穴を穿設さ
    れ箱形に形成された強磁性材のケースと、コイル
    を巻回する胴部及び胴部の両端に鍔部を形成され
    両鍔部間を胴部を介して連通した挿通孔を穿設さ
    れケース内に収納されるコイルボビンと、該鍔部
    よりケースの開口方向に突設されコイルの端を取
    付ける出力端子と、上記挿通孔に検出面と反対の
    方向より挿通する棒状の差込部及び差込部端部に
    差込部が挿通孔から抜けないように係止する係止
    部が形成された鉄心と、該鉄心の係止部とケース
    との間に接触させ装着される永久磁石とから成る
    近接センサ。 2 一側面が開口され一端面に検出用穴を穿設さ
    れ箱形に形成された強磁性材のケースと、コイル
    を巻回する胴部及び胴部の両端に鍔部を形成され
    両鍔部間を胴部を介して連通した挿通孔を穿設さ
    れケース内に収納されるコイルボビンと、該鍔部
    よりケースの開口方向に突設されコイルの端を取
    付ける出力端子と、上記挿通孔に挿通する棒状の
    差込部及び差込部端部に差込部が挿通孔から抜け
    ないように係止する係止部が形成された軟磁性材
    の鉄心と、該鉄心の係止部とケースとの間に接触
    させ装着される永久磁石と上記出力端子からの出
    力を増巾するアンプブロツクを上記ケースの開口
    部に装着し、該アンプブロツクに出力ピンを突設
    してあることを特徴とする近接センサ。
JP59277008A 1984-12-24 1984-12-24 近接センサ Granted JPS61149820A (ja)

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JP59277008A JPS61149820A (ja) 1984-12-24 1984-12-24 近接センサ

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JP59277008A JPS61149820A (ja) 1984-12-24 1984-12-24 近接センサ

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JPS61149820A JPS61149820A (ja) 1986-07-08
JPH0375048B2 true JPH0375048B2 (ja) 1991-11-28

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3844068B2 (ja) * 2002-06-21 2006-11-08 オムロン株式会社 検知コイル周辺部材の位置決め精度を高めた近接センサ
US9000914B2 (en) 2010-03-15 2015-04-07 Welch Allyn, Inc. Personal area network pairing
US8907782B2 (en) 2010-06-30 2014-12-09 Welch Allyn, Inc. Medical devices with proximity detection
US8957777B2 (en) 2010-06-30 2015-02-17 Welch Allyn, Inc. Body area network pairing improvements for clinical workflows

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JPS61149820A (ja) 1986-07-08

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