JPS609722Y2 - ピツクアツプセンサ - Google Patents

ピツクアツプセンサ

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Publication number
JPS609722Y2
JPS609722Y2 JP16865479U JP16865479U JPS609722Y2 JP S609722 Y2 JPS609722 Y2 JP S609722Y2 JP 16865479 U JP16865479 U JP 16865479U JP 16865479 U JP16865479 U JP 16865479U JP S609722 Y2 JPS609722 Y2 JP S609722Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
yoke
permanent magnet
tip
magnetic flux
Prior art date
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Expired
Application number
JP16865479U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5686555U (ja
Inventor
真佐樹 広田
Original Assignee
矢崎総業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 矢崎総業株式会社 filed Critical 矢崎総業株式会社
Priority to JP16865479U priority Critical patent/JPS609722Y2/ja
Publication of JPS5686555U publication Critical patent/JPS5686555U/ja
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、回転数等の検出に好適なピックアップセンサ
、特に非接触型の磁気センサに関する。
従来のピックアップセンサには、その典型例トして第1
a図ないし第1a図に示すセンサが提案されている。
第1a図のセンサは、回転検出用ロータ14に対面して
この検出用ロータ14の半径方向が長手方向と一致して
位置するヨーク2と、このヨーク2に同心的に位置しボ
ビン6に巻かれて出力コイルを形成する巻線4と、検出
用ロータ14とは反対側に位置しヨーク2と同軸上に設
けられた磁石8とから戒り、これらの要素はたとえば樹
脂等のケース10に収容されている。
第1a図のような型式のセンサは、ヨーク2を通過させ
る磁束を多くするため、磁石8を大きなものにする必要
があり、磁石8の長さを長くしなければならない。
そのため、センサ自体が大きくなる欠点を有している。
第1b図に示すセンサは、第1a図のセンサ構造に加え
てヨーク2および巻線4を包囲する閉磁用ケース12が
備えられている。
この第1b図のセンサは閉磁用ケース12にて閉磁回路
を形成しているが、第1a図のセンサとは大差はなく、
閉磁用ケース12の取付スペースの分だけボビン6およ
び巻線4が小さく出力レベルが減少する。
また、第1a図のセンサと同様、磁石8の長さを長くし
なければならないため、形状が大きくなり、さらに、セ
ンサ先端に磁性体粉が付着することによりセンサの出力
特性が低下するという欠点を有している。
第1c図のセンサは、巻線4の心材として磁石8を採用
した例、すなわちヨーク2の代りに磁石8を使った例を
示している。
この型式の場合、磁石8を心材と兼用しているため、外
部の磁性体の遠近による磁束の変化量、すなわち磁束の
変化に伴なう誘導起電力のレベル差があまりなく、この
センサを信号源とする受信機に高精度のものが要求され
るという欠点を有している。
第1d図のセンサは、第1c図のセンサに閉磁用ケース
12を設けたもので、第1b図および第1c図に示す型
式のセンサと同様の欠点を有している。
本考案は上記欠点を克服した回転検出用センサを目的と
し、本考案によれば、小型かつ高出力特性を有するセン
サが提供される。
以下、第2図に例示した本考案の好適な一実施例につい
て詳述する。
本考案によるセンサは、第2図に示すように、従来のセ
ンサに比べて永久磁石8を検出用ロータと対面するセン
サ先端に配置し、巻線4が保持されるボビン6の中央孔
を貫通しているヨークを、永久磁石8の側で鍔状に形成
し、その反対の側に閉磁板16を取り付けるようにした
構造としている。
この構造は、ヨーク2および閉磁板16を絶縁用樹脂コ
ーティングすることにより、ボビン6を無くし、直接ヨ
ーク2上に巻線4を巻けることも可能な構造である。
永久磁石8の径はセンサの検出すべき検出用ロータの先
端幅と一致するよう形成される。
これにより、センサの出力特性は最大となる。
したがって、センサは同一寸法のケース10で、ただ磁
石8の径を変えることにより各種特性のセンサを作るこ
とができる。
断面T状のヨーク2は永久磁石8よりの漏洩磁束をより
少なくするのに有効であり、ボビン6内を貫通する部分
、またはヨークを樹脂コーティングした後の巻線が巻か
れる部分の径は、必要磁束に応じて決定される。
閉磁板16はヨーク2と加締等によって結合され、漏洩
磁束をより少なくするのに有効である。
なお、ヨーク2の端部には配線板18がねじ20によっ
て固定され、巻線4の端線はこの配線板18を中継端子
としてリード線22に接続されている。
次に本考案によるセンサを従来例と比較して説明する。
従来型式のセンサは、第3a図に示すように、先端極面
の径dが制限されており、相手ロータの先端幅りに比較
して小さく、D>dという場合がほとんどである。
そのため、センサの出力波形は、出力レベルが低く、波
形の現われる間隔が広くなり、しかも波形整形後の出力
パルスはデユーティ比が非常に小さいので、このセンサ
の受信側の回路にデユーティ比を50%にする回路、た
とえばモノマルチバイブレータを付加する必要がある。
しかし、この付加回路はロータの先端幅が変われば、そ
れに応じて変更する必要がある。
本考案によるセンサは、永久磁石8の径をロータの先端
幅に合致させである(すなわちD=d)ので、波形整形
後に得られる出力パルスはデユーティ比50%のものが
無調整で得られ、したがって受信側の回路は一種類に統
一できるのである。
また本考案によるセンサは、先端極面が永久磁石である
ため、特に磁気開放回路において有効な特性を有する。
すなわち、従来例を示す第4a図に見られるように、従
来型式のセンサでは漏洩磁束が多く、このため巻線内を
貫く磁束の変化量が少なくなり、したがってセンサの出
力レベルも小さいのに対し、本考案によるセンサでは、
第4b図に示すように、漏洩磁束が大幅に減少しており
、有効に磁束変化を感磁することができるという特性を
有している。
【図面の簡単な説明】
第1a図ないし第1d図は従来のセンサの断面を示す図
、第2図は本考案によるセンサの断面を示す図、第3a
図は従来のセンサの出力特性を示す図、第3b図は本考
案によるセンサの出力特性を示す図、第4a図は従来の
センサの漏洩磁束を示す図、第4b図は本考案によるセ
ンサの漏洩磁束を示す図である。 2・・・・・・ヨーク、4・・・・・・巻線、6・・・
・・・ボビン、8・・・・・・磁石、10・・・・・・
ケース、12・・・・・・閉磁用ケース、14・・・・
・・検出用ロータ、16・・・・・・閉磁板、18・・
・・・・配線板、20・・・・・・ねじ、22・・・・
・・リード線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 永久磁石、ヨーク、および出力巻線を包含するピックア
    ップセンサにおいて、前記永久磁石を被検出物と対面す
    るセンサ先端に配置し、この永久磁石の径または幅を該
    被検出物の先端の径また幅とほぼ一致させ、前記ヨーク
    を前記永久磁石の側で鍔状に形成し、その反対側の端部
    に閉磁板を取付けたことを特徴とするピックアップセン
    サ。
JP16865479U 1979-12-07 1979-12-07 ピツクアツプセンサ Expired JPS609722Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16865479U JPS609722Y2 (ja) 1979-12-07 1979-12-07 ピツクアツプセンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16865479U JPS609722Y2 (ja) 1979-12-07 1979-12-07 ピツクアツプセンサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5686555U JPS5686555U (ja) 1981-07-11
JPS609722Y2 true JPS609722Y2 (ja) 1985-04-05

Family

ID=29679484

Family Applications (1)

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JP16865479U Expired JPS609722Y2 (ja) 1979-12-07 1979-12-07 ピツクアツプセンサ

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JPS5686555U (ja) 1981-07-11

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