JPH0721507B2 - 磁気センサ - Google Patents

磁気センサ

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JPH0721507B2
JPH0721507B2 JP62024338A JP2433887A JPH0721507B2 JP H0721507 B2 JPH0721507 B2 JP H0721507B2 JP 62024338 A JP62024338 A JP 62024338A JP 2433887 A JP2433887 A JP 2433887A JP H0721507 B2 JPH0721507 B2 JP H0721507B2
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JP
Japan
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yoke
case
magnetic
magnet
sensor
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP62024338A
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English (en)
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JPS63191084A (ja
Inventor
英敏 斉藤
昌宏 粂
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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  • Measuring Magnetic Variables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、自動車の車輪速度等を検出する磁気センサ
に関するものである。
[従来の技術] 従来より、自動車用の磁気センサとしては、電磁発電式
やホール素子などを応用した回転センサが知られてい
る。電磁発電式回転センサは、磁石、磁極および電圧発
生用コイルを、金属、樹脂などのケースに収めて一体化
したもので、歯車状の磁性回転体やあるいは磁石回転体
の近接によりセンサの磁極部分に磁束量の変化をもたら
し、巻線コイルの両端に交流電圧を発生させるものであ
る。
第3図は、従来の電磁発電式回転センサの概略構成を示
す断面図である。第3図に示す回転センサ1において、
非磁性体の金属からなるケース6内には磁石2が備えら
れており、該磁石2には、該磁石2の磁束を伝えるため
の磁極3が接合されている。磁極3のまわりには、ボビ
ン5が設けられ、ボビン5の周囲にはコイル4が設けら
れている。コイル4には、出力リード線7の端部が接続
されている。ケース6にはセンサを取付けるための非磁
性体からなるブラケット8が取付けられており、このブ
ラケット8により回転センサ1の磁極3の先端が磁性回
転体9(その一部のみを図示する)の外周部近傍に位置
するよう取付けられる。
磁石2から発せられた磁束は、磁極3を通り、磁極3と
対向して設けられている磁性回転体9の外周部の凹凸の
近接によってその磁束量が変調される。磁束量の時間に
対する変化の割合によって、コイル4の両端には、出力
電圧が発生し、その出力電圧の変動周波数から磁性回転
体の回転速度、ひいては車輪の回転速度を検出すること
ができる。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、この種の磁石を内部に有する磁気センサにお
いて検出感度を向上させる方法としては、磁石自身の形
状を大きくする以外に、検出端とは反対側の磁石の端面
にヨークを対向して設ける方法がある。この場合、ヨー
クはその厚みが厚くかつ面積が大きいほど検出感度向上
の効果が大きい。
しかしながら、単に大きなヨークを用いるとすると、セ
ンサ本体を保護するケースが大形化し、車体への取付け
が困難になるという問題を生じる。
それゆえに、この発明の目的は、センサ本体を大形化す
ることなく、感度を向上させた磁気センサを提供するこ
とにある。
[問題点を解決するための手段および作用] この発明の磁気センサでは、磁石の端面に対向するよう
第1のヨークをケース内部に設け、該第1のヨークの周
囲に位置するようケース外部に第2のヨークを設けてい
る。
したがって、磁石より発せられた磁束は、ケース外部の
第2のヨークおよびケース内部の第1のヨークにより集
められ、センサ本体のケースを大形化することなく、そ
の検出感度が向上する。
また、この発明による磁気センサでは、第2のヨークに
ボルト穴が形成されており、この穴を用いてセンサが取
付けられる構造をなしている。したがって、第2のヨー
クがセンサブラケットを兼用することができる。
[実施例] 第1図は、この発明の一実施例の概略構成を示す断面図
である。第1図において、ケース6の内部には、磁石2
が設けられており、該磁石2の一方の端面には磁極3が
密着して取付けられている。該磁極3の周囲にはボビン
5を介してコイル4が設けられている。
磁石2の他方の端面に対向するよう第1のヨーク10が設
けられており、該第1のヨーク10はケース6の内周面に
密着して設けられている。第1のヨーク10の周囲に位置
するケース6の外部には、第2のヨーク11が設けられて
おり、第2のヨーク11はケース6の外周面にろう付けし
て固定されている。なお、磁極3の軸方向における第1
のヨーク10の位置と第2のヨーク11の位置は、ほぼ同一
平面上となるように構成されている。このような位置関
係にすることによって、検出感度の向上をより有効なも
のにすることができる。
コイル4の両端には、コイル4内で発生した出力電圧を
外部に伝送するため出力リード線7がそれぞれ接続され
ている。ボビン5およびコイル4は、ケース6内に収納
されている。
第2のヨーク11には、センサ取付用のボルト穴が形成さ
れており、このボルト穴にボルトを通すことにより、回
転センサ1の磁極3の先端が、磁性回転体9の外周部近
傍に位置するよう取付けられる。このように、第1図の
実施例では、第2のヨーク11がセンサブラケットをも兼
用している。
この実施例を用いて、実際に検出感度を測定したとこ
ろ、第3図に示す従来の回転センサの場合に比べ、検出
感度の向上することが確認された。
第2図は、この発明の他の実施例の概略構成を示す断面
図である。第2図に示す磁気センサ21において、ケース
6内には磁石2が設置されており、該磁石2の一方の端
面には磁極3が接して取付けられており、磁極3の先端
には磁気抵抗素子12が設けられている。該磁気抵抗素子
12には、出力リード線7の端部が接続されている。
磁石2の他方に端面に対向するように第1のヨーク10
が、ケース6内にその外周面をケース6の内周面に接し
て設けられている。第1のヨーク10の周囲に位置するよ
うケース6の外部には第2のヨーク11が位置している。
ケース6は、第2のヨーク11との接合力を強めるため、
第2のヨーク11内に圧入されている。
この実施例において、第1のヨークおよび第2のヨーク
は、磁性の粉末合金から製作したものを用いた。また、
ケースの材質としてはSUS304を用いた。
この実施例のように、この発明は、電磁発電式のセンサ
のみならず、磁気抵抗素子やホール素子を備えた磁気感
応型の磁気センサにも応用され得るものである。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明の磁気センサでは、第1
のヨークをケース内部に設け、第2のヨークをケース外
部に設けることにより、ケースを大形化することなく、
その検出感度を向上させることができる。したがって、
従来と同程度の大きさのセンサであれば、その検出感度
を向上させることができ、また従来のセンサと同程度の
感度で許容される用途には、従来よりも小形のセンサを
提供することができる。
また、この発明による磁気センサでは、第2のヨークに
ボルト穴が形成されており、この穴を用いてセンサが取
付けられる構造をなしている。したがって、第2のヨー
クがセンサブラケットを兼用することができる。このこ
とは、ブラケットが第2のヨークを兼用していることを
示しており、したがって、外部の磁路として新たな部品
を追加する必要がないため、感度向上にセンサの大型化
を伴わないことを示している。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例の概略構成を示す断面図
である。第2図は、この発明の他の実施例の概略構成を
示す断面図である。第3図は、従来の回転センサの概略
構成を示す断面図である。 図において、1は回転センサ、2は磁石、3は磁極、4
はコイル、5はボビン、6はケース、7は出力リード
線、8はブラケット、9は磁性回転体、10は第1のヨー
ク、11は第2のヨーク、12は磁気抵抗素子、13はモール
ド材を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非磁性体からなるケース内部に、磁石を備
    える磁気センサにおいて、検出対象の回転体と該磁石と
    の間にあって、磁石から発生した磁束を伝播させる磁極
    を該磁石の一端面に接して有し、 第1のヨークを磁石の他の端面に対向するようにケース
    内部に設け、第2のヨークを該第1のヨークの周囲に位
    置するようにケース外部に設け、 前記第1のヨークと前記第2のヨークとがほぼ同一平面
    を形成するように配列され、 かつ、前記第2のヨークには取付用のボルト穴が形成さ
    れ、該ボルト穴にボルトを通すことによってセンサが取
    付けられることを特徴とする、磁気センサ。
  2. 【請求項2】前記第1のヨークおよび第2のヨークがそ
    れぞれケースの内周面および外周面に密着して設けられ
    ていることを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の
    磁気センサ。
  3. 【請求項3】前記第1のヨークおよび第2のヨークの少
    なくともいずれか一方が、粉末合金からなる磁性体であ
    ることを特徴とする、特許請求の範囲第1項または第2
    項記載の磁気センサ。
  4. 【請求項4】前記ケースが、前記第2のヨークに圧入さ
    れていることを特徴とする、特許請求の範囲第1項〜第
    3項のいずれか1項に記載の磁気センサ。
JP62024338A 1987-02-03 1987-02-03 磁気センサ Expired - Lifetime JPH0721507B2 (ja)

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JP62024338A JPH0721507B2 (ja) 1987-02-03 1987-02-03 磁気センサ

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JPS63191084A JPS63191084A (ja) 1988-08-08
JPH0721507B2 true JPH0721507B2 (ja) 1995-03-08

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JPH0714899Y2 (ja) * 1988-02-10 1995-04-10 株式会社ユニシアジェックス 電磁式回転センサ
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