JPH0743580Y2 - 伸縮管継手ユニット - Google Patents

伸縮管継手ユニット

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JPH0743580Y2
JPH0743580Y2 JP1989084967U JP8496789U JPH0743580Y2 JP H0743580 Y2 JPH0743580 Y2 JP H0743580Y2 JP 1989084967 U JP1989084967 U JP 1989084967U JP 8496789 U JP8496789 U JP 8496789U JP H0743580 Y2 JPH0743580 Y2 JP H0743580Y2
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JP
Japan
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pipe
expansion
expansion joint
guide
joint
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JP1989084967U
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JPH0325094U (ja
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照夫 岡野
正躬 助川
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ニベックス株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、水道管や空調管等の配管接続に有用な伸縮管
継手ユニットに関するものである。
(従来の技術) 伸縮管継手は配管相互の接続箇所に介装して使用され、
内蔵されたベローズによって配管それ自体の熱伸縮を吸
収する。以下に、この伸縮管継手を用いた従来の配管構
造を第2図を参照して説明する。
伸縮管継手51は一対の接続用フランジ51a,51bの間に伸
縮自在なベローズ(図示省略)を有しており、その外筒
51cに設けられた脚板51dを壁面52に取り付けられてい
る。この伸縮管継手51の上側フランジ51aには上部配管5
3aが接続され、また下側フランジ51bには下部配管53bが
接続されている。
一方、同壁面52の伸縮管継手51よりも上方位置には、上
部配管53aを摺動自在に保持する上ガイド54aが、伸縮管
継手51と間隔をおいて同軸上に取り付けられている。ま
た、同壁面52の伸縮管継手51よりも下方位置には、下部
配管53bを摺動自在に保持する下ガイド54bが、伸縮管継
手51と間隔をおいて同軸上に取り付けられている。これ
ら上ガイド54aと下ガイド54bは各配管53a,53bに生じる
傾動を規制するもので、これにより接続部分の歪みや破
損が防止される。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来の配管構造では、伸縮管継手51,上ガイド54a及
び下ガイド54bを夫々位置決めしながらボルト等を用い
て壁面52に取り付ける必要があるため、これらの壁面52
への取り付け作業が極めて面倒で時間がかかる問題点が
ある。また、取付相手である壁面52が脆弱な場合には床
と天井との間に別途取付金具を架設する必要があり、作
業がより複雑化すると共に費用が割高になる問題点があ
る。
本考案は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、伸縮管継手を挟んだ配管相互の接続
を簡単に行える伸縮管継手ユニットを提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本考案は、配管相互の接続を
伸縮管継手を介して行うためのユニットであって、一対
の接続用フランジの間に伸縮自在なベローズを有し該ベ
ローズを外筒によって覆われた伸縮管継手と、配管夫々
をその軸方向変位が可能なように保持する2つの配管用
ガイドと、前記伸縮管継手の外筒と前記各配管用ガイド
の端部を支持するユニットベースとから成り、前記配管
用ガイドを前記伸縮管継手の軸方向両側に間隔をおいて
夫々配置し、且つ各配管用ガイドの配管保持中心を伸縮
管継手の軸線と一致させた、ことを特徴としている。
(作用) 本考案の伸縮管継手ユニットは、伸縮管継手と2つの配
管用ガイドとこれらを支持するユニットベースとが一体
化されているので、従来のように伸縮管継手と2つの配
管用ガイドを夫々位置決めしながら壁面等に取り付ける
必要がなく、またユニットベースを壁面等に取り付ける
必要がない。
(実施例) 第1図(a),(b)は本考案の一実施例を示すもの
で、第1図(a)は伸縮管継手ユニットの側面図、第1
図(b)は第1図(a)のI−I線拡大断面図である。
本実施例における伸縮管継手ユニット1は、伸縮管継手
10と、2つの配管用ガイド20,30と、これらを所定の位
置関係にて支持するユニットベース40とから構成されて
いる。
伸縮管継手10は、一対の接続用フランジ11,12と、該フ
ランジ11,12の間に介装された伸縮自在なベローズ(図
示省略)と、該ベローズを覆う外筒13と、該外筒13に設
けられた脚板14とから成る。各フランジ11,12にはガイ
ドピン11a,12aが周方向に間隔をおいて立設されてお
り、外筒13にはこれらガイドピン11a,12aが挿通される
ガイド溝13aが形成されている。この伸縮管継手10はそ
の脚板14をユニットベース40の中間部にボルトを用いて
固着され、さらに補強のために溶接されている。
上側の配管用ガイド20は、一組のガイド部21,22から成
り、各ガイド部21,22は、互いが平行な各一対の支持板2
1a,22aと、該各支持板21a,22aの間に回転自在に架設さ
れた一対のガイドローラ21b,21cと22b,22cを具備してい
る。各ガイドローラ21b,21c,22b,22cは中央が所定曲率
で窪んだ形状を有しており、ガイドローラ21b,21cの間
とガイドローラ22b,22cの間には後述する上部配管80の
外径に相当する略円形の通路が形成される。この配管用
ガイド20は、各ガイド部21,22のローラ間通路の中心が
伸縮管継手10の軸線と一致するようにその端部をユニッ
トベース40の上部に溶接され、伸縮管継手10の軸方向上
側に間隔をおいて配置されている。
下側の配管用ガイド30は、一組のガイド部31,32から成
り、各ガイド部31,32は、互いが平行な各一対の支持板3
1a,32aと、該各支持板31a,32aの間に回転自在に架設さ
れた一対のガイドローラ31b,31cと32b,32cを具備してい
る。各ガイドローラ31b,31c,32b,32cは中央が所定曲率
で窪んだ形状を有しており、ガイドローラ31b,31cの間
とガイドローラ32b,32cの間には後述する下部配管90の
外径に相当する略円形の通路が形成される。この配管用
ガイド30は、各ガイド部31,32のローラ間通路の中心が
伸縮管継手10の軸線と一致するようにその端部をユニッ
トベース40の上部に溶接され、伸縮管継手10の軸方向下
側に間隔をおいて配置されている。
ここで、上記伸縮管継手ユニット1の使用方法を第3図
(a)を参照して説明する。図中の60は天井、70は床、
80は上部配管、90は下部配管、100と110は天井60と床70
の夫々に配設された第2の配管用ガイドである。第2の
配管用ガイド110,110は上部配管80と下部配管90を夫々
摺動自在に保持するもので、第3図(b)に示すよう
に、テフロン製のガイドリング101,111と、該ガイドリ
ング101,111の外周を多点(図中は4点)で支持する保
持部材102,112と、該保持部材102,112を外周から緊締す
る締付部材103,113とから成る。
上記の伸縮管継手ユニット1を用いて上部配管80と下部
配管90の相互接続を行う場合には、該伸縮管継手ユニッ
ト1の上側の配管用ガイド20のローラ間通路に上部配管
80を挿入して、その端部を伸縮管継手10の上側の接続用
フランジ11に接続すると共に、下側の配管用ガイド20の
ローラ間通路に下部配管90を挿入して、その端部を伸縮
管継手10の下側の接続用フランジ12に接続すればよい。
このとき伸縮管継手ユニット1のユニットベース40は壁
面等に取り付ける必要はなく、該ユニット全体は、接続
用フランジ11,12への上部配管80と下部配管90の接続が
完了したところで配管途中に吊り下がった状態となる。
各配管用ガイド20,30は、上・下部配管80,90をその軸方
向変位が可能なように保持しているので、上・下部配管
80,90に生じた熱伸縮は伸縮管継手10に内蔵されたベロ
ーズによって吸収されることになる。また、上・下部配
管80,90の傾動は各配管用ガイド20,30によって規制さ
れ、これにより接続部分の歪みや破損が防止される。
このように、本実施例の伸縮管継手によれば、伸縮管継
手10と2つの配管用ガイド20,30とこれらを支持するユ
ニットベース40とが一体化されているので、従来のよう
に伸縮管継手と2つの配管用ガイドを夫々位置決めしな
がら壁面等に取り付ける面倒がなく、伸縮管継手を挟ん
だ配管相互の接続を極めて簡単に行ってその作業負担及
び時間を大幅に軽減できる。また、ユニットベース40を
壁面等に取り付ける必要がないので、接続すべき配管の
周囲に壁面等がない場合でも配管相互の接続が可能であ
り実用性が極めて高い。
第4図は本考案の他の実施例を示す伸縮管継手ユニット
の側面図である。本実施例と第1図に示した実施例との
相違点は、上側の配管用ガイド120を一対のガイドロー
ラ120b,120cを有する1つのガイド部121で構成すると共
に、下側の配管用ガイド130を一対のガイドローラ120b,
120cを有する1つのガイド部131で構成した点にある。
他の構成は第1図に示した実施例と同様であり、本実施
例の伸縮管継手ユニットでも第1図に示した実施例と同
様の作用,効果を得ることができる。
第5図は本実施例のさらに他の実施例を示す伸縮管継手
ユニットの側面図である。本実施例と第1図に示した実
施例との相違点は、配管用ガイド140,150として第3図
に示した第2の配管用ガイド100と同一構成のものを使
用し、これらを脚板141,151を用いてユニットベース40
に固着した点にある。他の構成は第1図に示した実施例
と同様であり、本実施例の伸縮管継手ユニットでも第1
図に示した実施例と同様の作用,効果を得ることができ
る。
尚、本考案のユニットには図示例以外の周知の伸縮管継
手が用いることが可能で、また配管用ガイドも上・下部
配管夫々をその軸方向変位が可能なように保持するもの
であれば種々のガイド構造が採用できる。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案によれば、伸縮管継手と2
つの配管用ガイドとこれらを支持するユニットベースと
が一体化されているので、従来のように伸縮管継手と2
つの配管用ガイドを夫々位置決めしながら壁面等に取り
付ける面倒がなく、伸縮管継手を挟んだ配管相互の接続
を極めて簡単に行ってその作業負担及び時間を大幅に軽
減できる。また、ユニットベースを壁面等に取り付ける
必要がないので、接続すべき配管の周囲に壁面等がない
場合でも配管相互の接続が可能であり実用性が極めて高
い。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b)は本考案の一実施例を示すもの
で、第1図(a)は伸縮管継手ユニットの側面図、第1
図(b)は第1図(a)のI−I線拡大断面図、第2図
は従来の配管構造を示す側面図、第3図(a)は第1図
(a)の伸縮管継手ユニットを使用した配管構造を示す
側面図、第3図(b)は第2の配管用ガイドの拡大断面
図、第4図,第5図は本考案の他の実施例を示す伸縮管
継手ユニットの側面図である。 1……伸縮管継手ユニット、10……伸縮管継手、20,30,
120,130,140,150……配管用ガイド、40……ユニットベ
ース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】配管相互の接続を伸縮管継手を介して行う
    ためのユニットであって、 一対の接続用フランジの間に伸縮自在なベローズを有し
    該ベローズを外筒によって覆われた伸縮管継手と、 配管夫々をその軸方向変位が可能なように保持する2つ
    の配管用ガイドと、 前記伸縮管継手の外筒と前記各配管用ガイドの端部を支
    持するユニットベースとから成り、 前記配管用ガイドを前記伸縮管継手の軸方向両側に間隔
    をおいて夫々配置し、且つ各配管用ガイドの配管保持中
    心を伸縮管継手の軸線と一致させた、 ことを特徴とする伸縮管継手ユニット。
JP1989084967U 1989-07-21 1989-07-21 伸縮管継手ユニット Expired - Lifetime JPH0743580Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989084967U JPH0743580Y2 (ja) 1989-07-21 1989-07-21 伸縮管継手ユニット

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0325094U JPH0325094U (ja) 1991-03-14
JPH0743580Y2 true JPH0743580Y2 (ja) 1995-10-09

Family

ID=31633805

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JP1989084967U Expired - Lifetime JPH0743580Y2 (ja) 1989-07-21 1989-07-21 伸縮管継手ユニット

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54104405U (ja) * 1977-12-29 1979-07-23
JPS61182492U (ja) * 1985-05-02 1986-11-14
JPS629787U (ja) * 1985-07-04 1987-01-21

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0325094U (ja) 1991-03-14

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