JPH06300182A - 断熱管の支持構造 - Google Patents
断熱管の支持構造Info
- Publication number
- JPH06300182A JPH06300182A JP5081598A JP8159893A JPH06300182A JP H06300182 A JPH06300182 A JP H06300182A JP 5081598 A JP5081598 A JP 5081598A JP 8159893 A JP8159893 A JP 8159893A JP H06300182 A JPH06300182 A JP H06300182A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat insulating
- pipe
- joint
- insulating pipe
- insulating material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L59/00—Thermal insulation in general
- F16L59/14—Arrangements for the insulation of pipes or pipe systems
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Thermal Insulation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 断熱管の施工を容易にし、コストダウンを図
る。 【構成】 断熱管２１どうしの接合部の外周に断熱材２
２を施工してなる断熱管２３に、断熱材２２の外周を覆
うとともに断熱管２３を支持する部材９を設ける。 【効果】 単一の部材に、断熱材のカバー材としての機
能と断熱管を支持する機能とを持たせることができるた
め、管の施工が容易になる。
る。 【構成】 断熱管２１どうしの接合部の外周に断熱材２
２を施工してなる断熱管２３に、断熱材２２の外周を覆
うとともに断熱管２３を支持する部材９を設ける。 【効果】 単一の部材に、断熱材のカバー材としての機
能と断熱管を支持する機能とを持たせることができるた
め、管の施工が容易になる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、断熱管の支持構造に関
し、特に、通常の断熱材を使用したプレハブ断熱管や真
空断熱管などの断熱管の支持構造に関する。
し、特に、通常の断熱材を使用したプレハブ断熱管や真
空断熱管などの断熱管の支持構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、真空断熱管などのプレハブ断熱管
は、工場で単管を製作し、この単管を施工現場にて管接
合した後、接合部に部分的に断熱材を巻くなどの処置を
施している。そして、管が架空管の場合は、支持構造物
を用いて所定位置に設置している。以下に、詳細に説明
する。
は、工場で単管を製作し、この単管を施工現場にて管接
合した後、接合部に部分的に断熱材を巻くなどの処置を
施している。そして、管が架空管の場合は、支持構造物
を用いて所定位置に設置している。以下に、詳細に説明
する。
【０００３】図３の縦断面図および図４の図３における
Ａ部の拡大縦断面図に示したように、真空断熱管の単管
１は、外管２と内管３と端部材料４とで構成されてお
り、これらを気密溶接することにより、内外二重構造の
内部に真空断熱層５が形成されている。真空断熱層５
は、無機質の微粉末や繊維が充填され、真空状態とされ
ている。このとき、単管１の端部においては、単管どう
しを接合するために、内管３が外管２より長く形成され
ていて、図５に示したように、内管３どうしを、管が鋼
管である場合は溶接によって気密接合することにより、
管内を流れる流体が漏れないようにされている。そのた
め、単管の端部に200 mm〜500 mm程度の断熱材が施され
ていない領域６ができるので、接合後に、この領域６の
外周全体に断熱材７を施している。そして、この断熱材
７を保護し吸湿を防ぐ目的で、その外側にカバー材８を
取り付けている。管が架空管の場合は、管の側面を、図
示を省略した鞍のような支持構造で支持している。
Ａ部の拡大縦断面図に示したように、真空断熱管の単管
１は、外管２と内管３と端部材料４とで構成されてお
り、これらを気密溶接することにより、内外二重構造の
内部に真空断熱層５が形成されている。真空断熱層５
は、無機質の微粉末や繊維が充填され、真空状態とされ
ている。このとき、単管１の端部においては、単管どう
しを接合するために、内管３が外管２より長く形成され
ていて、図５に示したように、内管３どうしを、管が鋼
管である場合は溶接によって気密接合することにより、
管内を流れる流体が漏れないようにされている。そのた
め、単管の端部に200 mm〜500 mm程度の断熱材が施され
ていない領域６ができるので、接合後に、この領域６の
外周全体に断熱材７を施している。そして、この断熱材
７を保護し吸湿を防ぐ目的で、その外側にカバー材８を
取り付けている。管が架空管の場合は、管の側面を、図
示を省略した鞍のような支持構造で支持している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の方法では、単管どうしの接合と管の支持とが別々
に行われるため、それぞれの過程に作業または工事が必
要になり、施工のためのコストが高くなるという問題点
がある。
従来の方法では、単管どうしの接合と管の支持とが別々
に行われるため、それぞれの過程に作業または工事が必
要になり、施工のためのコストが高くなるという問題点
がある。
【０００５】本発明は上記問題を解決するもので、断熱
管の施工を容易にし、それによりコストダウンを図るこ
とを目的とするものである。
管の施工を容易にし、それによりコストダウンを図るこ
とを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明の断熱管の支持構造は、断熱管どうしの接合
部の外周に断熱材を施工してなる断熱管に、前記断熱材
の外周を覆うとともに前記断熱管を支持する部材を設け
たことを特徴とする。
に、本発明の断熱管の支持構造は、断熱管どうしの接合
部の外周に断熱材を施工してなる断熱管に、前記断熱材
の外周を覆うとともに前記断熱管を支持する部材を設け
たことを特徴とする。
【０００７】
【作用】上記構成により、断熱管どうしの接合部の外周
に断熱材を施工した断熱管に、断熱材の外周を覆うとと
もに断熱管を支持する部材を設けたことによって、この
単一の部材に、断熱材のカバー材としての機能と断熱管
を支持する機能とを持たせることができるため、施工が
容易になる。
に断熱材を施工した断熱管に、断熱材の外周を覆うとと
もに断熱管を支持する部材を設けたことによって、この
単一の部材に、断熱材のカバー材としての機能と断熱管
を支持する機能とを持たせることができるため、施工が
容易になる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例の断熱管の支持構造
を図１および図２を参照しながら説明する。図１は真空
断熱管を支持した状態を示す一部切り欠き断面図であ
り、図２は図１における支持部材の斜視図である。
を図１および図２を参照しながら説明する。図１は真空
断熱管を支持した状態を示す一部切り欠き断面図であ
り、図２は図１における支持部材の斜視図である。
【０００９】支持部材９は、上部カバー材10と、下部支
持カバー材11とで構成されている。上部カバー材10は、
支持しようとする真空断熱管の外径とほぼ同じ内径を有
する下向きの筒半体12に形成されていて、筒半体12はそ
の周方向の両縁に、水平方向の平坦な締結部13を全長に
わたって有している。下部支持カバー材11は、上部カバ
ー材10に対応する上向きの筒半体14および締結部15を有
する下部カバー材16と、この下部カバー材16の筒半体14
を下から支持する受け台17とで構成されている。受け台
17は、平板18の上に複数のリブ19が設けられたものであ
り、リブ19はそれぞれ下部カバー材16の筒半体14の曲線
に沿うように長さ調整されている。上部カバー材10およ
び下部カバー材16の締結部13, 15には、互いに重なり合
った時に対応する位置に、ボルトなどの締結部材を挿入
可能な穴20が一定間隔をおいて複数個設けられている。
持カバー材11とで構成されている。上部カバー材10は、
支持しようとする真空断熱管の外径とほぼ同じ内径を有
する下向きの筒半体12に形成されていて、筒半体12はそ
の周方向の両縁に、水平方向の平坦な締結部13を全長に
わたって有している。下部支持カバー材11は、上部カバ
ー材10に対応する上向きの筒半体14および締結部15を有
する下部カバー材16と、この下部カバー材16の筒半体14
を下から支持する受け台17とで構成されている。受け台
17は、平板18の上に複数のリブ19が設けられたものであ
り、リブ19はそれぞれ下部カバー材16の筒半体14の曲線
に沿うように長さ調整されている。上部カバー材10およ
び下部カバー材16の締結部13, 15には、互いに重なり合
った時に対応する位置に、ボルトなどの締結部材を挿入
可能な穴20が一定間隔をおいて複数個設けられている。
【００１０】真空断熱管を敷設するときは、図示したよ
うに、断熱管21どうしを接合し、その接合部の外周に断
熱材22を施工して真空断熱管23を構成するとともに、こ
の管23の接合部に支持部材９を設置する。すなわち、下
部支持カバー材11における下部カバー材16の上に、管接
合部の断熱材22の部分がくるように真空断熱管23を配置
し、その後、断熱材22を覆って上部カバー材10を配置す
る。そして、締結部13, 15どうしを位置合わせして、各
穴20にボルトなどを挿入し、上部カバー材10と下部カバ
ー材16とを締結する。また、組み上がった支持部材９を
地盤上などに設置する。これにより、支持部材９によっ
て、管接合部の断熱材22をカバーし、しかも真空断熱管
23を支持することができる。
うに、断熱管21どうしを接合し、その接合部の外周に断
熱材22を施工して真空断熱管23を構成するとともに、こ
の管23の接合部に支持部材９を設置する。すなわち、下
部支持カバー材11における下部カバー材16の上に、管接
合部の断熱材22の部分がくるように真空断熱管23を配置
し、その後、断熱材22を覆って上部カバー材10を配置す
る。そして、締結部13, 15どうしを位置合わせして、各
穴20にボルトなどを挿入し、上部カバー材10と下部カバ
ー材16とを締結する。また、組み上がった支持部材９を
地盤上などに設置する。これにより、支持部材９によっ
て、管接合部の断熱材22をカバーし、しかも真空断熱管
23を支持することができる。
【００１１】図示したように、支持部材９の下にさら
に、この支持部材９よりも長く構成されてその両端に垂
直方向のストッパー24を形成した台座25を設け、支持部
材９と台座25との間にすべりの良好な樹脂シート26を設
けてもよい。これにより、真空断熱管23が熱膨張したと
きに、管23を支持部材９とともに、樹脂シート26上を水
平方向にスライドさせて、熱膨張を逃がすことができ
る。このとき、過大なスライドの発生は、ストッパー24
により防止される。
に、この支持部材９よりも長く構成されてその両端に垂
直方向のストッパー24を形成した台座25を設け、支持部
材９と台座25との間にすべりの良好な樹脂シート26を設
けてもよい。これにより、真空断熱管23が熱膨張したと
きに、管23を支持部材９とともに、樹脂シート26上を水
平方向にスライドさせて、熱膨張を逃がすことができ
る。このとき、過大なスライドの発生は、ストッパー24
により防止される。
【００１２】上記は真空断熱管につき説明したが、通常
の断熱材を使用したプレハブ断熱管にも同様に適用でき
る。
の断熱材を使用したプレハブ断熱管にも同様に適用でき
る。
【００１３】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、単一の部
材で、断熱管どうしの接合部の断熱材をカバーし、しか
も断熱管を支持する構成としたことにより、部品数が減
少されるとともに、施工が容易になって、工期が短縮さ
れる。これによって、コストダウンが可能になる。ま
た、構造が簡略化されるため、メンテナンスも簡素化で
きる。
材で、断熱管どうしの接合部の断熱材をカバーし、しか
も断熱管を支持する構成としたことにより、部品数が減
少されるとともに、施工が容易になって、工期が短縮さ
れる。これによって、コストダウンが可能になる。ま
た、構造が簡略化されるため、メンテナンスも簡素化で
きる。
【図１】本発明の一実施例の断熱管の支持構造を説明す
る一部切り欠き断面図である。
る一部切り欠き断面図である。
【図２】図１の断熱管の支持構造において用いられる一
実施例の支持部材の斜視図である。
実施例の支持部材の斜視図である。
【図３】真空断熱管の構造を説明する縦断面図である。
【図４】図３の真空断熱管の部分拡大縦断面図である。
【図５】図３の真空断熱管の接合部を示した縦断面図で
ある。
ある。
９ 支持部材 21 断熱管 22 断熱材 23 真空断熱管（断熱管）
Claims (1)
- 【請求項１】 断熱管どうしの接合部の外周に断熱材を
施工してなる断熱管に、前記断熱材の外周を覆うととも
に前記断熱管を支持する部材を設けたことを特徴とする
断熱管の支持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5081598A JPH06300182A (ja) | 1993-04-08 | 1993-04-08 | 断熱管の支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5081598A JPH06300182A (ja) | 1993-04-08 | 1993-04-08 | 断熱管の支持構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06300182A true JPH06300182A (ja) | 1994-10-28 |
Family
ID=13750762
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5081598A Pending JPH06300182A (ja) | 1993-04-08 | 1993-04-08 | 断熱管の支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06300182A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101975313A (zh) * | 2010-09-30 | 2011-02-16 | 天津大学 | 海底管道止屈固定器及其安装方法 |
| CN102588710A (zh) * | 2008-05-29 | 2012-07-18 | 北京环能海臣科技有限公司 | 一种玻璃真空管作为隔热层的保温管套 |
| CN103939674A (zh) * | 2014-05-15 | 2014-07-23 | 闵国伟 | 盒式绝热滑动管托 |
| CN104406013A (zh) * | 2014-11-28 | 2015-03-11 | 江苏达诺尔半导体超纯科技有限公司 | 结构改进的保温套管 |
| CN104763861A (zh) * | 2015-04-02 | 2015-07-08 | 中航飞机股份有限公司西安飞机分公司 | 飞机高温导管隔热包覆方法 |
| JP2015525329A (ja) * | 2012-06-12 | 2015-09-03 | リゼガ エスエーＬｉｓｅｇａ Ｓｅ | 断熱パイプ台 |
| JP2018168869A (ja) * | 2017-03-29 | 2018-11-01 | 三和テッキ株式会社 | 配管支持装置 |
| CN110748736A (zh) * | 2019-10-12 | 2020-02-04 | 天津中航亿达科技有限公司 | 一种天然气管道抗冲击安全防护装置 |
-
1993
- 1993-04-08 JP JP5081598A patent/JPH06300182A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102588710A (zh) * | 2008-05-29 | 2012-07-18 | 北京环能海臣科技有限公司 | 一种玻璃真空管作为隔热层的保温管套 |
| CN101975313A (zh) * | 2010-09-30 | 2011-02-16 | 天津大学 | 海底管道止屈固定器及其安装方法 |
| JP2015525329A (ja) * | 2012-06-12 | 2015-09-03 | リゼガ エスエーＬｉｓｅｇａ Ｓｅ | 断熱パイプ台 |
| CN103939674A (zh) * | 2014-05-15 | 2014-07-23 | 闵国伟 | 盒式绝热滑动管托 |
| CN104406013A (zh) * | 2014-11-28 | 2015-03-11 | 江苏达诺尔半导体超纯科技有限公司 | 结构改进的保温套管 |
| CN104763861A (zh) * | 2015-04-02 | 2015-07-08 | 中航飞机股份有限公司西安飞机分公司 | 飞机高温导管隔热包覆方法 |
| JP2018168869A (ja) * | 2017-03-29 | 2018-11-01 | 三和テッキ株式会社 | 配管支持装置 |
| CN110748736A (zh) * | 2019-10-12 | 2020-02-04 | 天津中航亿达科技有限公司 | 一种天然气管道抗冲击安全防护装置 |
| CN110748736B (zh) * | 2019-10-12 | 2021-12-17 | 天津中航亿达科技有限公司 | 一种天然气管道抗冲击安全防护装置 |
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