JPH027244Y2 - - Google Patents

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JPH027244Y2
JPH027244Y2 JP6887684U JP6887684U JPH027244Y2 JP H027244 Y2 JPH027244 Y2 JP H027244Y2 JP 6887684 U JP6887684 U JP 6887684U JP 6887684 U JP6887684 U JP 6887684U JP H027244 Y2 JPH027244 Y2 JP H027244Y2
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JP
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enclosure
insulator
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resistant
engine
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JP6887684U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はエンジン等の防音エンクロージヤに関
する。
〔従来の技術〕
第1図及び第2図は、この種エンジンの防音エ
ンクロージヤの従前の例を示す。
第1図において、aはエンクロージヤ、zはエ
ンジンの排気管、bは伸縮継手、cはインシユレ
ータである。上記インシユレータcは耐熱用布等
の変形可能な耐熱材料からなりエンクロージヤa
と排気管zのフランジdとの間に介装されてエン
ジン室yと外部との間を隔てている。
また、第2図において、aはエンクロージヤ、
bは伸縮継手、zはエンジンの排気管、gは排気
出口管、cはインシユレータである。上記インシ
ユレータcは、外周がエンクロージヤaに固定さ
れた筒体c1の内周と排気出口管gの外周との間
及び排気出口管gに形成された上下フランジh,
eとの間に形成された空所にグラスウール等の不
燃性布からなる吸音材iを詰めてなる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら上記従来のものには下記不具合が
ある。第1図のものの場合は、インシユレータc
が変形可能な材料から成つているためその厚さを
大きく採れず防音効果が小さい。第2図のものの
場合は、構造が複雑で分解組立に手間が掛り整備
性が悪い。
本考案は上記に鑑みなされたもので、分解組立
が簡単で整備性が良く、かつ防音効果の大きい防
音エンクロージヤを提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記問題点を解決するため、耐熱板材
からなる内板及び外板の間に円環状の密閉空間を
形成し、該空間内にグラスウール等の吸音材を装
填して形成されたインシユレータを防音エンクロ
ージヤに装着したことを特徴としている。
〔実施例〕
以下第3図ないし第5図を参照して本考案の1
実施例につき説明すると、第3図は本考案に係る
インシユレータの単体断面図、第4図は該インシ
ユレータをエンジン用防音エンクロージヤに装着
したる図、第5図はエンジンの防音エンクロージ
ヤの全体断面図である。図において、10はイン
シユレータであり不燃性耐熱布からなる内板1と
外板2、及びグラスウール等の不燃耐熱糸からな
る防音材3より成り、該内板1と外板2との間の
環状の空所内に上記吸音材3を詰め、内、外板
1,2のフランジ部1a,2aを接合して円環状
に形成される。4はボルト穴である。
上記インシユレータ10をエンジンの防音エン
クロージヤに装着した状態を第4図及び第5図に
示す。図において5はエンクロージヤ、7はエン
ジン12の排気管、8は伸縮管、9は該排気管7
のフランジ7aと伸縮管8のフランジ8aとの間
に挾持された支持板である。上記インシユレータ
10はエンクロージヤ5の下面と支持板9の上面
との間に、上記伸縮管8に、その外周に一定の空
隙11を存して挾持され、その内、外板1,2を
ボルト6によりエンクロージヤ5及び支持板9に
固定することにより取付けられる。
上記インシユレータ10を取付けるには、該イ
ンシユレータ10を伸縮管8に嵌挿し、その下面
を支持板9に当接せしめてボルト13を締めると
共にその上面をエンクロージヤ5の下面に当接せ
しめ、第4図に示すように軸方向にある程度圧縮
した状態にてエンクロージヤ5と支持板9との間
に挾持せしめて、ボルト6を締める。
尚、エンジン12を防振支持する場合は、上記
インシユレータの内板1と伸縮管8との間に空隙
11を設けることにより、伸縮管8の動きを拘束
することなく(即ちエンジン12の防振機能を下
げることなく)エンクロージヤの防音機能を保持
することができる。
〔考案の効果〕
本考案は以上のように構成されており、本考案
によれば内板の外周と外板の内周との間に形成さ
れた円環状の密閉空間内に吸音材を装填するとい
う極めて簡単な構造で以つて防音効果が大きく、
かつ分解、組立が容易で整備性の良好なインシユ
レータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来のエンジン用防音エン
クロージヤの要部断面図である。第3図ないし第
5図は本考案の1実施例を示し、第3図はインシ
ユレータの単体断面図、第4図はインシユレータ
取付部の断面図、第5図はエンジン用エンクロー
ジヤの概略断面図である。 1……内板、2……外板、3……グラスウー
ル、5……エンクロージヤ、7……排気管、8…
…伸縮管、9……支持板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 不燃性耐熱布等の耐熱板材からなる内板と外板
    との間に円環状の密閉空間を形成し、該空間内に
    グラスフアイバー等の不燃耐熱糸からなる吸音材
    を装填して形成されたインシユレータを具え、該
    インシユレータの上下面をエンクロージヤの壁面
    及び該エンクロージヤの壁部を貫通する管に取付
    けられた支持板の板面に夫々ボルト等の締結部材
    により締着したことを特徴とする防音エンクロー
    ジヤ。
JP6887684U 1984-05-11 1984-05-11 防音エンクロ−ジヤ Granted JPS60180731U (ja)

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JP6887684U JPS60180731U (ja) 1984-05-11 1984-05-11 防音エンクロ−ジヤ

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JP6887684U JPS60180731U (ja) 1984-05-11 1984-05-11 防音エンクロ−ジヤ

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JPS60180731U JPS60180731U (ja) 1985-11-30
JPH027244Y2 true JPH027244Y2 (ja) 1990-02-21

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CN102733953B (zh) * 2012-07-12 2014-08-27 杰锋汽车动力系统股份有限公司 一种应用于发动机台架的隔声装置

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JPS60180731U (ja) 1985-11-30

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