JPH0742998Y2 - 紐収納箱 - Google Patents

紐収納箱

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Publication number
JPH0742998Y2
JPH0742998Y2 JP1989114372U JP11437289U JPH0742998Y2 JP H0742998 Y2 JPH0742998 Y2 JP H0742998Y2 JP 1989114372 U JP1989114372 U JP 1989114372U JP 11437289 U JP11437289 U JP 11437289U JP H0742998 Y2 JPH0742998 Y2 JP H0742998Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
folding
cutting blade
cord
cutting
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989114372U
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English (en)
Other versions
JPH0353440U (ja
Inventor
誠 山口
宜保 増田
勝 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Inc
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Publication date
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Publication of JPH0353440U publication Critical patent/JPH0353440U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は紐等の内容物を収納し、かつ該内容物を適宜長
さ引き出し、切断する構成を備えた紐収納箱に関する。
[従来の技術] 従来から既に提案されているこの種の紐収納箱は、第7
図及び第8図に示すように、側板8上部の折込片9が箱
本体4内に折り込まれ、さらに背板1に一体に設けられ
た折込板2を介して内側天板3が箱本体4内に押込み封
止された後、正面板5に一体に設けられた折込板6を介
して、外側天板7が内側天板3上に重なるように箱本体
4内に押込み封止された構造となっている。また、箱本
体4内に収納された紐10は、その上部が内側天板3、外
側天板7に設けられた取出し孔3a,7aを通って外部へ引
き出されるようになっており、さらに該紐10を切断する
切断刃11は前記背板1と折込板2との間に挟圧保持され
た構成となっている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、従来の以上のような構成にあっては、天
板構造を内側天板3、外側天板7から成る二重構造とし
ており、これら2枚の板をいちいち手で折り込み、しか
も内容物である紐10を内側天板3、外側天板7の各取出
し孔3a,7aに通さなければならないので、組立て作業性
が非常に悪いという欠点があった。
本考案は上述した欠点に鑑みなされたもので、その目的
は組立て作業性の向上を図り、低コスト化を可能とする
紐収納箱を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するために本考案に係る紐収納箱は、側
板、正面板、側板、背板及び貼着板を順次連設し角筒状
に形成してなる箱本体と、該箱本体下部に連設される底
部構成板と、前記背板上部に連設される切断刃保持板
と、該切断刃保持板によって挟持固定されかつ該切断刃
保持板に設けたスリットを介して露出される切断刃と、
前記両側板上部に各々連設され円弧状切欠き部及び切込
みを有する折込板と、前記正面板上部に連設される天板
とを備え、角筒状に形成してなる前記箱本体上部に連設
される2枚の折込板をそれぞれ内側へ折り込み、その上
に前記切断刃保持板を折り重ねることにより、前記折込
板の円弧状切欠き部によって紐の取り出しのための取出
し孔が形成されると同時に、該取出し孔の周縁に、前記
折込板の切込みにより紐を係止するための係止部と、前
記切断刃により紐を切断するための切断部とが形成され
てなる構成としたものである。
[作用] 本考案にあっては、ブランクス部材を折り曲げ貼着する
だけの簡単な操作で組立て封緘でき、しかも従来のよう
な紐等の内容物を天板の取出し孔に通す作業が不要で、
内容物を折込板に設けた切込みに引っかけて固定するだ
けの作業となるので、組立て作業の機械化を可能とし、
組立て作業性の大幅な向上が図れ、低コスト化を達成で
きる。
[実施例] 以下、添付図面に従って本考案の実施例を詳述する。
第1図は本考案に係る紐収納箱の一実施例を示す展開平
面図、第2図〜第6図はそれぞれ同紐収納箱の組立過程
を示す要部斜視図である。
第1図から明らかなように、背板12の右方には折線15,1
6,17を介して側板18、正面板19、側板20が順に連設され
ており、かつ左方には折線13を介して貼着板14が連設さ
れている。前記背板12、側板18、正面板19、及び側板20
の下部にはそれぞれ折線21〜24を介して底部構成板25〜
28が連設されており、底部構成板25と27、26と28はそれ
ぞれ略同形状に構成されている。
一方、前記背板12の上部には折線29を介して切断刃保持
板30が連設されている。該切断刃保持板30の中央には切
断刃露出用の円形状のスリット30aが穿設されると共に
該スリット30aを通過する斜め折線30bが設けられてお
り、第2図〜第5図に示すように、前記斜め折線30bを
介して二つ折りされた切断刃保持板30によって切断刃37
を挟持固定する構成となっている。また、前記両側板1
8,20の上部には折線31,32を介して折込板33,34が連設さ
れている。該折込板33,34は第1図に明らかなように一
部が切欠かれた形状を成し、さらに中央に円弧状の切欠
き部33a,34aを有すると共に該切欠き部から延びる直線
状の切込み33b,34bが設けられている。また、前記正面
板19の上部には折線35を介して天板36が連設されてい
る。
次に組立方法について説明すると、まず背板12、側板1
8、正面板19及び側板20を縦折線を介して所定方向に折
り曲げていき、貼着板14を側板20の内側に貼着して胴部
を形成する(第2図参照)。なお、切断刃37は前述の如
く、斜め折線30bを介して二つ折りした切断刃保持板30
のスリット30aから露出するようにして挟持固定する。
次に底部構成板25〜28を内側に折り曲げ貼着して底部を
組み立てる。内容物である紐38を上部より(第3図参
照)、あるいは底部を組立てる前に底部から充填し、折
込板33,34を内側に折り曲げ、紐38の先端を折込板33,34
の切込み33b,34bに引っかけて固定する(第4図参
照)。さらに、切断刃保持板30を内側に折り曲げ天板36
を貼着して封緘すれば、紐収納箱の組立てが完成する
(第5図及び第6図参照)。
使用に際しては、天板36を開封し、紐38を所望の長さだ
け引き出して切断刃37に押圧切断するだけの簡単な操作
で行える。
このように本実施例構成の紐収納箱にあっては、ブラン
クス部材を折り曲げ貼着するだけの簡単な操作で組立て
封緘でき、しかも従来のような紐を天板に設けた取出し
孔に通す作業が不要で、紐を折込板に設けた切込みに引
っかけて固定するだけの作業となる。したがって、全体
として箱の組立て作業が容易に実施でき組立て作業を機
械化することができる。
なお、本考案は通常の紐だけでなく、紐状に縒られたも
のであれば何でも適用できる。
[考案の効果] 以上詳細に説明したように本考案に係る紐収納箱によれ
ば、ブランクス部材を折り曲げ、貼着するだけの簡単な
操作で組立て封緘でき、しかも内容物は折込板に設けた
切込みに引っかけて固定するだけでよく、従来のような
天板に設けた取出し孔に通す作業が不要となるので、組
立て作業の機械化を実現でき、組立て作業性を大幅に向
上し得るという効果を奏する。また、これによって低コ
スト化も可能となる。また、本考案の紐収納箱によれ
ば、折込板の円弧状切欠き部によって形成される紐を取
り出すための取出し孔と、折込板の切込みによって形成
される引き出した紐の先端を引っかけて係止するための
係止部と、引き出した紐を切断するための切断刃とが一
箇所に集中して設けられているので、使いやすく、ま
た、外観の形状もシンプルである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る紐収納箱の一実施例を示す展開平
面図、第2図乃至第6図はそれぞれ同紐収納箱の組立過
程を示す要部斜視図、第7図及び第8図はそれぞれ従来
例の構成を示す斜視図である。 12……背板、14……貼着板 18,20……側板、19……正面板 25,26,27,28……底部構成板 30……切断刃保持板 33,34……折込板、36……天板 37……切断刃、38……紐

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】側板、正面板、側板、背板及び貼着板を順
    次連設し角筒状に形成してなる箱本体と、該箱本体下部
    に連設される底部構成板と、前記背板上部に連設される
    切断刃保持板と、該切断刃保持板によって挟持固定され
    かつ該切断刃保持板に設けたスリットを介して露出され
    る切断刃と、前記両側板上部に各々連設され円弧状切欠
    き部及び切込みを有する折込板と、前記正面板上部に連
    設される天板とを備え、角筒状に形成してなる前記箱本
    体上部に連設される2枚の折込板をそれぞれ内側へ折り
    込み、その上に前記切断刃保持板を折り重ねることによ
    り、前記折込板の円弧状切欠き部によって紐の取り出し
    のための取出し孔が形成されると同時に、該取出し孔の
    周縁に、前記折込板の切込みにより紐を係止するための
    係止部と、前記切断刃により紐を切断するための切断部
    とが形成されてなることを特徴とする紐収納箱。
JP1989114372U 1989-09-29 1989-09-29 紐収納箱 Expired - Lifetime JPH0742998Y2 (ja)

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JP1989114372U JPH0742998Y2 (ja) 1989-09-29 1989-09-29 紐収納箱

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JP1989114372U JPH0742998Y2 (ja) 1989-09-29 1989-09-29 紐収納箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0353440U JPH0353440U (ja) 1991-05-23
JPH0742998Y2 true JPH0742998Y2 (ja) 1995-10-04

Family

ID=31662746

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JP1989114372U Expired - Lifetime JPH0742998Y2 (ja) 1989-09-29 1989-09-29 紐収納箱

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JP2008184162A (ja) * 2007-01-26 2008-08-14 Suruga Co Ltd 紐状体のホルダ
JP5407587B2 (ja) * 2009-06-26 2014-02-05 カシオ電子工業株式会社 梱包箱
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JPH0414365Y2 (ja) * 1986-10-09 1992-03-31

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JPH0353440U (ja) 1991-05-23

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