JPH0742755A - 軸継手 - Google Patents
軸継手Info
- Publication number
- JPH0742755A JPH0742755A JP20572693A JP20572693A JPH0742755A JP H0742755 A JPH0742755 A JP H0742755A JP 20572693 A JP20572693 A JP 20572693A JP 20572693 A JP20572693 A JP 20572693A JP H0742755 A JPH0742755 A JP H0742755A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft side
- flange portion
- side flange
- leaf spring
- driving shaft
- Prior art date
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- Granted
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- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 組立て及び補修が簡単でコンパクトな軸継手
を提供する。 【構成】 原動軸側フランジ部2及び従動軸側フランジ
部4の裏面上に板バネ部材12a〜12d,14a〜1
4d,16a〜16d,18a〜18dが配置されてお
り、各板バネ部材の周方向の一端は原動軸側または従動
軸側のフランジ部2,4に取付けられており且つ周方向
の他端は隣接板バネ部材の周方向他端に接続されてお
り、これら板バネ部材の接続部に対応する原動軸側また
は従動軸側のフランジ部の位置には軸方向に貫通せる開
口部7a〜7d,9a〜9dが設けられており、上記原
動軸側及び従動軸側のフランジ部の開口部は対応する位
置に配置されており、これら対応する開口部を余裕をも
って軸方向に貫通せる回転力伝達ロッド10a〜10d
が配置されており、該回転力伝達ロッドの両端に上記原
動軸側及び従動軸側の板バネ部材接続部がそれぞれ取付
けられている。
を提供する。 【構成】 原動軸側フランジ部2及び従動軸側フランジ
部4の裏面上に板バネ部材12a〜12d,14a〜1
4d,16a〜16d,18a〜18dが配置されてお
り、各板バネ部材の周方向の一端は原動軸側または従動
軸側のフランジ部2,4に取付けられており且つ周方向
の他端は隣接板バネ部材の周方向他端に接続されてお
り、これら板バネ部材の接続部に対応する原動軸側また
は従動軸側のフランジ部の位置には軸方向に貫通せる開
口部7a〜7d,9a〜9dが設けられており、上記原
動軸側及び従動軸側のフランジ部の開口部は対応する位
置に配置されており、これら対応する開口部を余裕をも
って軸方向に貫通せる回転力伝達ロッド10a〜10d
が配置されており、該回転力伝達ロッドの両端に上記原
動軸側及び従動軸側の板バネ部材接続部がそれぞれ取付
けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は軸継手に関し、特に組立
て及び補修が簡単でコンパクトなフレキシブル軸継手に
関する。
て及び補修が簡単でコンパクトなフレキシブル軸継手に
関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】各種回
転力伝達機構において2つの回転軸の端部どうしが継手
により接続される。例えば、エンジンやモーターの出力
回転軸とポンプの入力回転軸とが継手により接続され
る。この場合、エンジンやモーターの出力回転軸とポン
プの入力回転軸とが十分に整列する様に注意深くエンジ
ンやモーター及びポンプの据え付けを行うことはかなり
の労力を要する。また、この様な整列に十分気を配って
据え付けを行っても、双方の回転軸間には幾分かの偏心
や偏角が残り、更にエンジンやモーターやポンプには作
動時に振動が発生するので、これらを継手部分で吸収す
るために、従来、バネやゴム等の可撓性部材を用いたフ
レキシブル継手が用いられている。
転力伝達機構において2つの回転軸の端部どうしが継手
により接続される。例えば、エンジンやモーターの出力
回転軸とポンプの入力回転軸とが継手により接続され
る。この場合、エンジンやモーターの出力回転軸とポン
プの入力回転軸とが十分に整列する様に注意深くエンジ
ンやモーター及びポンプの据え付けを行うことはかなり
の労力を要する。また、この様な整列に十分気を配って
据え付けを行っても、双方の回転軸間には幾分かの偏心
や偏角が残り、更にエンジンやモーターやポンプには作
動時に振動が発生するので、これらを継手部分で吸収す
るために、従来、バネやゴム等の可撓性部材を用いたフ
レキシブル継手が用いられている。
【0003】本発明の目的は、組立て及び補修が簡単な
軸継手を提供することにある。本発明の他の目的は、コ
ンパクトな軸継手を提供することにある。
軸継手を提供することにある。本発明の他の目的は、コ
ンパクトな軸継手を提供することにある。
【0004】本発明の更に別の目的は、振動伝達が少な
く回転力を滑らかに伝達することができる軸継手を提供
することにある。本発明の更に別の目的は、原動軸側と
従動軸側との間の偏心、偏角及び軸方向移動に対処でき
る軸継手を提供することにある。
く回転力を滑らかに伝達することができる軸継手を提供
することにある。本発明の更に別の目的は、原動軸側と
従動軸側との間の偏心、偏角及び軸方向移動に対処でき
る軸継手を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的を達成するものとして、原動軸側フランジ部と従動軸
側フランジ部とが対向配置されており、原動軸側フラン
ジ部の従動軸側フランジ部と対向する表面と反対側の裏
面上に複数の板バネ部材が周方向に沿って配置されてお
り、これら各板バネ部材の周方向の一端は原動軸側フラ
ンジ部に取付けられており、これら各板バネ部材の周方
向の他端は隣接板バネ部材の周方向他端に接続されてお
り、これら板バネ部材の接続部に対応する原動軸側フラ
ンジ部位置には軸方向に貫通せる開口部または切欠部が
設けられており、従動軸側フランジ部の原動軸側フラン
ジ部と対向する表面と反対側の裏面上に複数の板バネ部
材が周方向に沿って配置されており、これら各板バネ部
材の周方向の一端は従動軸側フランジ部に取付けられて
おり、これら各板バネ部材の周方向の他端は隣接板バネ
部材の周方向他端に接続されており、これら板バネ部材
の接続部に対応する従動軸側フランジ部位置には軸方向
に貫通せる開口部または切欠部が設けられており、上記
原動軸側フランジ部の開口部または切欠部と上記従動軸
側フランジ部の開口部または切欠部とは対応する位置に
配置されており、これら原動軸側フランジ部の開口部ま
たは切欠部及び従動軸側フランジ部の開口部または切欠
部の対応するものどうしを余裕をもって軸方向に貫通せ
る回転力伝達ロッドが配置されており、該回転力伝達ロ
ッドの一端には上記原動軸側板バネ部材接続部が取付け
られており他端には上記従動軸側板バネ部材接続部が取
付けられている、ことを特徴とする、軸継手、が提供さ
れる。
的を達成するものとして、原動軸側フランジ部と従動軸
側フランジ部とが対向配置されており、原動軸側フラン
ジ部の従動軸側フランジ部と対向する表面と反対側の裏
面上に複数の板バネ部材が周方向に沿って配置されてお
り、これら各板バネ部材の周方向の一端は原動軸側フラ
ンジ部に取付けられており、これら各板バネ部材の周方
向の他端は隣接板バネ部材の周方向他端に接続されてお
り、これら板バネ部材の接続部に対応する原動軸側フラ
ンジ部位置には軸方向に貫通せる開口部または切欠部が
設けられており、従動軸側フランジ部の原動軸側フラン
ジ部と対向する表面と反対側の裏面上に複数の板バネ部
材が周方向に沿って配置されており、これら各板バネ部
材の周方向の一端は従動軸側フランジ部に取付けられて
おり、これら各板バネ部材の周方向の他端は隣接板バネ
部材の周方向他端に接続されており、これら板バネ部材
の接続部に対応する従動軸側フランジ部位置には軸方向
に貫通せる開口部または切欠部が設けられており、上記
原動軸側フランジ部の開口部または切欠部と上記従動軸
側フランジ部の開口部または切欠部とは対応する位置に
配置されており、これら原動軸側フランジ部の開口部ま
たは切欠部及び従動軸側フランジ部の開口部または切欠
部の対応するものどうしを余裕をもって軸方向に貫通せ
る回転力伝達ロッドが配置されており、該回転力伝達ロ
ッドの一端には上記原動軸側板バネ部材接続部が取付け
られており他端には上記従動軸側板バネ部材接続部が取
付けられている、ことを特徴とする、軸継手、が提供さ
れる。
【0006】本発明の一態様においては、上記板バネ部
材が原動軸側フランジ部裏面または従動軸側フランジ部
裏面に対し略平行に配置されており、該板バネ部材の一
端の原動軸側フランジ部または従動軸側フランジ部への
取付けがボルト止めによりなされており、該板バネ部材
の他端どうしの接続及び上記板バネ部材接続部の上記回
転力伝達ロッドの一端または他端への取付けがボルト止
めによりなされている。
材が原動軸側フランジ部裏面または従動軸側フランジ部
裏面に対し略平行に配置されており、該板バネ部材の一
端の原動軸側フランジ部または従動軸側フランジ部への
取付けがボルト止めによりなされており、該板バネ部材
の他端どうしの接続及び上記板バネ部材接続部の上記回
転力伝達ロッドの一端または他端への取付けがボルト止
めによりなされている。
【0007】本発明の他の態様においては、上記各板バ
ネ部材の周方向の一端の原動軸側フランジ部または従動
軸側フランジ部への取付けと隣接板バネ部材の周方向の
一端の原動軸側フランジ部または従動軸側フランジ部へ
の取付けとが同一の位置でなされている。
ネ部材の周方向の一端の原動軸側フランジ部または従動
軸側フランジ部への取付けと隣接板バネ部材の周方向の
一端の原動軸側フランジ部または従動軸側フランジ部へ
の取付けとが同一の位置でなされている。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の具体的実
施例を説明する。
施例を説明する。
【0009】図1は本発明による軸継手の一実施例を示
す分解斜視図であり、図2は組立て状態の斜視図であ
り、図3はその部分断面図である。これらの図におい
て、2は原動軸側フランジ部であり、該フランジ部は不
図示の原動軸の端部にキー結合により取付けられる。
2’は原動軸回転中心である。4は従動軸側フランジ部
であり、該フランジ部は不図示の従動軸の端部にキー結
合により取付けられる。4’は従動軸回転中心である。
原動軸回転2’と従動軸回転中心4’とはほぼ合致して
いる。従って、原動軸側フランジ部2の従動側の端面
(表面)と従動軸側フランジ部4の原動側の端面(表
面)とは互いにほぼ平行である。
す分解斜視図であり、図2は組立て状態の斜視図であ
り、図3はその部分断面図である。これらの図におい
て、2は原動軸側フランジ部であり、該フランジ部は不
図示の原動軸の端部にキー結合により取付けられる。
2’は原動軸回転中心である。4は従動軸側フランジ部
であり、該フランジ部は不図示の従動軸の端部にキー結
合により取付けられる。4’は従動軸回転中心である。
原動軸回転2’と従動軸回転中心4’とはほぼ合致して
いる。従って、原動軸側フランジ部2の従動側の端面
(表面)と従動軸側フランジ部4の原動側の端面(表
面)とは互いにほぼ平行である。
【0010】原動軸側フランジ部2には、周方向に均等
に配置された4つの軸方向ネジ穴6a,6b,6c,6
dと周方向に均等に配置された4つの軸方向開口部7
a,7b,7c,7d(図には現われていない)とが形
成されている。これら8つのネジ穴または開口部の位置
は周方向に均等配分されている。同様に、従動軸側フラ
ンジ部4には、周方向に均等に配置された4つの軸方向
ネジ穴8a,8b,8c,8dと周方向に均等に配置さ
れた4つの軸方向開口部9a,9b,9c,9dとが形
成されている。これら8つのネジ穴または開口部の位置
は周方向に均等配分されている。そして、原動軸側フラ
ンジ部2の4つの軸方向ネジ穴6a,6b,6c,6d
と従動軸側フランジ部4の4つの軸方向ネジ穴8a,8
b,8c,8dとがそれぞれ軸方向に対応して位置して
おり、原動軸側フランジ部2の4つの軸方向開口部7
a,7b,7c,7dと従動軸側フランジ部4の4つの
軸方向開口部9a,9b,9c,9dとがそれぞれ軸方
向に対応して位置している。
に配置された4つの軸方向ネジ穴6a,6b,6c,6
dと周方向に均等に配置された4つの軸方向開口部7
a,7b,7c,7d(図には現われていない)とが形
成されている。これら8つのネジ穴または開口部の位置
は周方向に均等配分されている。同様に、従動軸側フラ
ンジ部4には、周方向に均等に配置された4つの軸方向
ネジ穴8a,8b,8c,8dと周方向に均等に配置さ
れた4つの軸方向開口部9a,9b,9c,9dとが形
成されている。これら8つのネジ穴または開口部の位置
は周方向に均等配分されている。そして、原動軸側フラ
ンジ部2の4つの軸方向ネジ穴6a,6b,6c,6d
と従動軸側フランジ部4の4つの軸方向ネジ穴8a,8
b,8c,8dとがそれぞれ軸方向に対応して位置して
おり、原動軸側フランジ部2の4つの軸方向開口部7
a,7b,7c,7dと従動軸側フランジ部4の4つの
軸方向開口部9a,9b,9c,9dとがそれぞれ軸方
向に対応して位置している。
【0011】原動軸側フランジ部2の軸方向開口部7
a,7b,7c,7dと従動軸側フランジ部4の軸方向
開口部9a,9b,9c,9dとの対応するものどうし
を軸方向に貫通して、回転力伝達ロッド10a,10
b,10c,10dがそれぞれ配置されている。該ロッ
ドには軸方向に貫通せるネジ穴が形成されている。
a,7b,7c,7dと従動軸側フランジ部4の軸方向
開口部9a,9b,9c,9dとの対応するものどうし
を軸方向に貫通して、回転力伝達ロッド10a,10
b,10c,10dがそれぞれ配置されている。該ロッ
ドには軸方向に貫通せるネジ穴が形成されている。
【0012】原動軸側フランジ部2の裏面上には、周方
向に沿って8つの円弧形状板バネ部材12a,12b,
12c,12d,14a,14b,14c,14dが配
置されている。これら板バネ部材は両端に開口を有し、
隣接するものどうしが開口を合致させて端部を重ねあわ
されている。そして、各板バネ部材の一端の開口は上記
原動軸側フランジ部2の軸方向ネジ穴と対応する位置に
配置されており、ボルトを該ネジ穴にねじ込むことによ
り板バネ部材が原動軸側フランジ部2に取付けられてい
る。また、各板バネ部材の他端の開口は隣接する板バネ
部材の他端の開口とともに上記回転力伝達ロッドと対応
する位置に配置されており、ボルトを該ロッドのネジ穴
にねじ込むことにより板バネ部材が回転力伝達ロッドの
原動軸側の端部に取付けられている。図示されている様
に、これらの取付けにはワッシャが介在せしめられてい
る。
向に沿って8つの円弧形状板バネ部材12a,12b,
12c,12d,14a,14b,14c,14dが配
置されている。これら板バネ部材は両端に開口を有し、
隣接するものどうしが開口を合致させて端部を重ねあわ
されている。そして、各板バネ部材の一端の開口は上記
原動軸側フランジ部2の軸方向ネジ穴と対応する位置に
配置されており、ボルトを該ネジ穴にねじ込むことによ
り板バネ部材が原動軸側フランジ部2に取付けられてい
る。また、各板バネ部材の他端の開口は隣接する板バネ
部材の他端の開口とともに上記回転力伝達ロッドと対応
する位置に配置されており、ボルトを該ロッドのネジ穴
にねじ込むことにより板バネ部材が回転力伝達ロッドの
原動軸側の端部に取付けられている。図示されている様
に、これらの取付けにはワッシャが介在せしめられてい
る。
【0013】従動軸側フランジ部4の裏面上には、周方
向に沿って8つの円弧形状板バネ部材16a,16b,
16c,16d,18a,18b,18c,18dが配
置されている。これら従動軸側の板バネ部材も、上記原
動軸側の板バネ部材と同様にして、従動軸側フランジ部
4及び回転力伝達部材への取付けがなされている。
向に沿って8つの円弧形状板バネ部材16a,16b,
16c,16d,18a,18b,18c,18dが配
置されている。これら従動軸側の板バネ部材も、上記原
動軸側の板バネ部材と同様にして、従動軸側フランジ部
4及び回転力伝達部材への取付けがなされている。
【0014】図3には、回転力伝達ロッド10aの近傍
の各部材の取付けの様子が示されている。図示されてい
る様に、回転力伝達ロッド10aは貫通せるフランジ部
開口部7a,9aの内径より小さい外径を有し、また原
動軸側フランジ部2及び従動軸側フランジ部4の裏面ど
うしの間隔より長い長さを有する。他の回転力伝達ロッ
ドについても同様である。
の各部材の取付けの様子が示されている。図示されてい
る様に、回転力伝達ロッド10aは貫通せるフランジ部
開口部7a,9aの内径より小さい外径を有し、また原
動軸側フランジ部2及び従動軸側フランジ部4の裏面ど
うしの間隔より長い長さを有する。他の回転力伝達ロッ
ドについても同様である。
【0015】以上の様な本実施例の軸継手は、図1に示
される様な構成部材を組立てることにより容易に製造さ
れる。
される様な構成部材を組立てることにより容易に製造さ
れる。
【0016】尚、板バネ部材としては、1枚の板バネか
らなるものを用いてもよいし、複数の板バネを貼合わせ
てなるものを用いることもできる。また、伝達すべき回
転力の大きさによっては、板バネ部材として金属製のも
のの他に軽量化に有利な強化プラスチック製のものを用
いることもできる。
らなるものを用いてもよいし、複数の板バネを貼合わせ
てなるものを用いることもできる。また、伝達すべき回
転力の大きさによっては、板バネ部材として金属製のも
のの他に軽量化に有利な強化プラスチック製のものを用
いることもできる。
【0017】本実施例において、原動軸側フランジ部2
が回転すると、その回転力は板バネ部材12a〜12
d,14a〜14dを介して回転力伝達ロッド10a〜
10dへと伝達され、該ロッドから板バネ部材16a〜
16d,18a〜18dを介して従動軸側フランジ部4
へと伝達される。
が回転すると、その回転力は板バネ部材12a〜12
d,14a〜14dを介して回転力伝達ロッド10a〜
10dへと伝達され、該ロッドから板バネ部材16a〜
16d,18a〜18dを介して従動軸側フランジ部4
へと伝達される。
【0018】各板バネ部材の曲げやねじれ等の変形に基
づき、原動軸側フランジ部2と従動軸側フランジ部4と
の間では、相対的に、 ・軸方向を中心とする回動、 ・軸方向の移動、 ・軸方向と直交する面内での移動、 ・原動軸回転中心2’と従動軸回転中心4’とを傾ける
様な回動、 がそれぞれ適宜の範囲内で可能である。
づき、原動軸側フランジ部2と従動軸側フランジ部4と
の間では、相対的に、 ・軸方向を中心とする回動、 ・軸方向の移動、 ・軸方向と直交する面内での移動、 ・原動軸回転中心2’と従動軸回転中心4’とを傾ける
様な回動、 がそれぞれ適宜の範囲内で可能である。
【0019】これにより、原動軸側フランジ部2と従動
軸側フランジ部4との間の振動伝達を抑制して回転力を
滑らかに伝達でき、原動軸側と従動軸側とで偏心、偏角
または軸方向移動が発生しても吸収することができる。
軸側フランジ部4との間の振動伝達を抑制して回転力を
滑らかに伝達でき、原動軸側と従動軸側とで偏心、偏角
または軸方向移動が発生しても吸収することができる。
【0020】尚、原動軸側フランジ部2と従動軸側フラ
ンジ部4との間隔は、作動中に生ずると予想される原動
軸側フランジ部2と従動軸側フランジ部4との上記相対
運動を妨げない様に設定されている。
ンジ部4との間隔は、作動中に生ずると予想される原動
軸側フランジ部2と従動軸側フランジ部4との上記相対
運動を妨げない様に設定されている。
【0021】また、原動軸側フランジ部2の各軸方向開
口部7a,7b,7c,7d及び従動軸側フランジ部4
の各軸方向開口部9a,9b,9c,9dの大きさは、
作動中に生ずると予想される原動軸側フランジ部2と従
動軸側フランジ部4との上記相対運動を妨げない様に余
裕をもって設定されている。これら開口部の代わりに、
フランジ部外方へと切欠いた切欠部を形成してもよい。
口部7a,7b,7c,7d及び従動軸側フランジ部4
の各軸方向開口部9a,9b,9c,9dの大きさは、
作動中に生ずると予想される原動軸側フランジ部2と従
動軸側フランジ部4との上記相対運動を妨げない様に余
裕をもって設定されている。これら開口部の代わりに、
フランジ部外方へと切欠いた切欠部を形成してもよい。
【0022】以上の実施例においては、板バネ部材12
a〜12d,14a〜14d,16a〜16d,18a
〜18dとしてただ1種類のものを使用すればよいの
で、構成部品の種類が少なくてすむ。そして、いずれか
の板バネ部材や回転力伝達ロッドが損傷した際には、該
当する部分のボルトを抜くことで容易に交換でき、補修
が簡単である。
a〜12d,14a〜14d,16a〜16d,18a
〜18dとしてただ1種類のものを使用すればよいの
で、構成部品の種類が少なくてすむ。そして、いずれか
の板バネ部材や回転力伝達ロッドが損傷した際には、該
当する部分のボルトを抜くことで容易に交換でき、補修
が簡単である。
【0023】また、以上の実施例においては、板バネ部
材を原動軸側フランジ部2及び従動軸側フランジ部4の
裏面側に取付けているので、原動軸側フランジ部2の表
面と従動軸側フランジ部4の表面とを最小限の距離まで
十分近接させて軸方向の寸法を小さくすることができ、
コンパクト化が可能である。
材を原動軸側フランジ部2及び従動軸側フランジ部4の
裏面側に取付けているので、原動軸側フランジ部2の表
面と従動軸側フランジ部4の表面とを最小限の距離まで
十分近接させて軸方向の寸法を小さくすることができ、
コンパクト化が可能である。
【0024】
【発明の効果】以上の様に、本発明によれば、組立て及
び補修が簡単な軸継手を提供することができ、コンパク
トな軸継手を提供することができる。更に、本発明によ
れば、振動伝達が少なく回転力を滑らかに伝達すること
ができる軸継手を提供することができ、原動軸側と従動
軸側との間の偏心、偏角及び軸方向移動に対処できる軸
継手を提供することができる。
び補修が簡単な軸継手を提供することができ、コンパク
トな軸継手を提供することができる。更に、本発明によ
れば、振動伝達が少なく回転力を滑らかに伝達すること
ができる軸継手を提供することができ、原動軸側と従動
軸側との間の偏心、偏角及び軸方向移動に対処できる軸
継手を提供することができる。
【図1】本発明による軸継手の一実施例を示す分解斜視
図である。
図である。
【図2】図1の軸継手の組立て状態の斜視図である。
【図3】図1の軸継手の部分断面図である。
2 原動軸側フランジ部 2’ 原動軸回転中心 4 従動軸側フランジ部 4’ 従動軸回転中心 6a〜6d ネジ穴 7a〜7d 開口部 8a〜8d ネジ穴 9a〜9d 開口部 10a〜10d 回転力伝達ロッド 12a〜12d 板バネ部材 14a〜14d 板バネ部材 16a〜16d 板バネ部材 18a〜18d 板バネ部材
Claims (3)
- 【請求項1】 原動軸側フランジ部と従動軸側フランジ
部とが対向配置されており、 原動軸側フランジ部の従動軸側フランジ部と対向する表
面と反対側の裏面上に複数の板バネ部材が周方向に沿っ
て配置されており、これら各板バネ部材の周方向の一端
は原動軸側フランジ部に取付けられており、これら各板
バネ部材の周方向の他端は隣接板バネ部材の周方向他端
に接続されており、これら板バネ部材の接続部に対応す
る原動軸側フランジ部位置には軸方向に貫通せる開口部
または切欠部が設けられており、 従動軸側フランジ部の原動軸側フランジ部と対向する表
面と反対側の裏面上に複数の板バネ部材が周方向に沿っ
て配置されており、これら各板バネ部材の周方向の一端
は従動軸側フランジ部に取付けられており、これら各板
バネ部材の周方向の他端は隣接板バネ部材の周方向他端
に接続されており、これら板バネ部材の接続部に対応す
る従動軸側フランジ部位置には軸方向に貫通せる開口部
または切欠部が設けられており、 上記原動軸側フランジ部の開口部または切欠部と上記従
動軸側フランジ部の開口部または切欠部とは対応する位
置に配置されており、これら原動軸側フランジ部の開口
部または切欠部及び従動軸側フランジ部の開口部または
切欠部の対応するものどうしを余裕をもって軸方向に貫
通せる回転力伝達ロッドが配置されており、該回転力伝
達ロッドの一端には上記原動軸側板バネ部材接続部が取
付けられており他端には上記従動軸側板バネ部材接続部
が取付けられている、ことを特徴とする、軸継手。 - 【請求項2】 上記板バネ部材が原動軸側フランジ部裏
面または従動軸側フランジ部裏面に対し略平行に配置さ
れており、該板バネ部材の一端の原動軸側フランジ部ま
たは従動軸側フランジ部への取付けがボルト止めにより
なされており、該板バネ部材の他端どうしの接続及び上
記板バネ部材接続部の上記回転力伝達ロッドの一端また
は他端への取付けがボルト止めによりなされている、請
求項1に記載の軸継手。 - 【請求項3】 上記各板バネ部材の周方向の一端の原動
軸側フランジ部または従動軸側フランジ部への取付けと
隣接板バネ部材の周方向の一端の原動軸側フランジ部ま
たは従動軸側フランジ部への取付けとが同一の位置でな
されている、請求項1または2に記載の軸継手。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5205726A JP2648083B2 (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | 軸継手 |
CA002128982A CA2128982A1 (en) | 1993-07-28 | 1994-07-27 | Shaft coupling |
EP97100267A EP0771960A3 (en) | 1993-07-28 | 1994-07-28 | Shaft coupling |
DE69411463T DE69411463T2 (de) | 1993-07-28 | 1994-07-28 | Wellenkupplung |
EP94111802A EP0636805B1 (en) | 1993-07-28 | 1994-07-28 | Shaft coupling |
US08/847,285 US5700197A (en) | 1993-07-28 | 1997-04-24 | Flexible shaft coupling having a plurality of driving side leaf spring members, a plurality of driven side leaf spring members and one relay member |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5205726A JP2648083B2 (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | 軸継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0742755A true JPH0742755A (ja) | 1995-02-10 |
JP2648083B2 JP2648083B2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=16511665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5205726A Expired - Fee Related JP2648083B2 (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | 軸継手 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2648083B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20170000263U (ko) * | 2016-06-13 | 2017-01-18 | (주)중앙카프링 | 디스크팩을 포함하는 동력전달장치 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5112602U (ja) * | 1974-07-16 | 1976-01-29 | ||
JPS5250144U (ja) * | 1975-10-08 | 1977-04-09 | ||
JPS5294537U (ja) * | 1977-01-11 | 1977-07-15 | ||
JPH0480931U (ja) * | 1990-11-26 | 1992-07-14 |
-
1993
- 1993-07-28 JP JP5205726A patent/JP2648083B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5112602U (ja) * | 1974-07-16 | 1976-01-29 | ||
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JPS5294537U (ja) * | 1977-01-11 | 1977-07-15 | ||
JPH0480931U (ja) * | 1990-11-26 | 1992-07-14 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20170000263U (ko) * | 2016-06-13 | 2017-01-18 | (주)중앙카프링 | 디스크팩을 포함하는 동력전달장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2648083B2 (ja) | 1997-08-27 |
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