JPH0742662Y2 - 合成樹脂成形のスプルーやランナーの破砕装置 - Google Patents
合成樹脂成形のスプルーやランナーの破砕装置Info
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- JPH0742662Y2 JPH0742662Y2 JP3045092U JP3045092U JPH0742662Y2 JP H0742662 Y2 JPH0742662 Y2 JP H0742662Y2 JP 3045092 U JP3045092 U JP 3045092U JP 3045092 U JP3045092 U JP 3045092U JP H0742662 Y2 JPH0742662 Y2 JP H0742662Y2
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- Japan
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- winding
- crushing
- comb
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/62—Plastics recycling; Rubber recycling
Landscapes
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、合成樹脂の成形時に発
生する廃物としてのスプルーやランナーを所望するサイ
ズのペレット状に剪断破砕して再使用できるようにした
合成樹脂成形のスプルーやランナーの破砕装置に関す
る。
生する廃物としてのスプルーやランナーを所望するサイ
ズのペレット状に剪断破砕して再使用できるようにした
合成樹脂成形のスプルーやランナーの破砕装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種装置としては、(1) 図6お
よび図7に示す2軸式構成のものと、(2) 実公昭61−
3461号公報に開示された1軸式構成(図8ないし図
10参照)のものとが知られている。
よび図7に示す2軸式構成のものと、(2) 実公昭61−
3461号公報に開示された1軸式構成(図8ないし図
10参照)のものとが知られている。
【0003】前者の2軸式構成のものでは、機枠A内の
上側に設けられた荒破砕用の回転刃Bと固定刃Cとによ
り、機枠Aの上部に供給された樹脂成形物Dを荒破砕
し、回転刃Bで荒破砕された樹脂片Eを、機枠Aの下側
に設けられた細破砕用の回転刃Fと固定刃Gとによりペ
レット状に細破砕することが行なわれていた。また、後
者の1軸式構成のものでは、機枠aに供給された樹脂成
形物を駆動軸に固定された荒破砕用の回転刃bとこれに
係合する固定刃cとにより荒破砕し、荒破砕された樹脂
片を回転刃bと共軸に設けられた細破砕用の回転刃dと
これに係合する固定刃cとにより細破砕して、回転刃d
の下側から取り出すことが行なわれていた。
上側に設けられた荒破砕用の回転刃Bと固定刃Cとによ
り、機枠Aの上部に供給された樹脂成形物Dを荒破砕
し、回転刃Bで荒破砕された樹脂片Eを、機枠Aの下側
に設けられた細破砕用の回転刃Fと固定刃Gとによりペ
レット状に細破砕することが行なわれていた。また、後
者の1軸式構成のものでは、機枠aに供給された樹脂成
形物を駆動軸に固定された荒破砕用の回転刃bとこれに
係合する固定刃cとにより荒破砕し、荒破砕された樹脂
片を回転刃bと共軸に設けられた細破砕用の回転刃dと
これに係合する固定刃cとにより細破砕して、回転刃d
の下側から取り出すことが行なわれていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記第
1の装置を用いる場合には、樹脂成形物Dの荒破砕は、
細破砕用の回転刃Fに掛かる大きさに破砕しなければな
らないため、荒破砕用の回転刃Bは、切刃の大きさが制
限されるだけでなく、回転刃Bに掛かる樹脂成形物Dの
大きさも制限される。このため、被破砕物の大きさ如何
によっては、回転刃Bの上側の空間部Hに被破砕物の溜
まりが生じる。さりとて、この溜まりをなくしようとす
ると、樹脂成形物Dの荒破砕に多段式の破砕手段を用い
なければならなくなるため、回転刃Bと固定刃Cとから
なる荒破砕用のセット数が多くなり、部品点数が著しく
増加してコストが割高になると共に、多段式の破砕手段
を回転する駆動機構も複雑になる。
1の装置を用いる場合には、樹脂成形物Dの荒破砕は、
細破砕用の回転刃Fに掛かる大きさに破砕しなければな
らないため、荒破砕用の回転刃Bは、切刃の大きさが制
限されるだけでなく、回転刃Bに掛かる樹脂成形物Dの
大きさも制限される。このため、被破砕物の大きさ如何
によっては、回転刃Bの上側の空間部Hに被破砕物の溜
まりが生じる。さりとて、この溜まりをなくしようとす
ると、樹脂成形物Dの荒破砕に多段式の破砕手段を用い
なければならなくなるため、回転刃Bと固定刃Cとから
なる荒破砕用のセット数が多くなり、部品点数が著しく
増加してコストが割高になると共に、多段式の破砕手段
を回転する駆動機構も複雑になる。
【0005】また、前記第2の装置を用いる場合には、
荒破砕用の回転刃bと細破砕用の回転刃dとが1つの駆
動軸に同軸に固定されているため、運転時に荒破砕用の
回転刃bによって巻き込むことができる被破砕物の巻き
込み空間部hは、図9に示すように狭くなる。その上、
荒破砕用の回転刃bと櫛形の板状固定刃cとの係合部に
おける予備破砕部eの長さが短くなると共に、受け器f
や機枠aなどに沿った円周方向の停滞範囲gの長さが長
くなるため、破砕時における破砕効率が悪かった。
荒破砕用の回転刃bと細破砕用の回転刃dとが1つの駆
動軸に同軸に固定されているため、運転時に荒破砕用の
回転刃bによって巻き込むことができる被破砕物の巻き
込み空間部hは、図9に示すように狭くなる。その上、
荒破砕用の回転刃bと櫛形の板状固定刃cとの係合部に
おける予備破砕部eの長さが短くなると共に、受け器f
や機枠aなどに沿った円周方向の停滞範囲gの長さが長
くなるため、破砕時における破砕効率が悪かった。
【0006】本考案はこれらの事情に鑑みてなされたも
ので、部品点数が少なく、簡単な構成によって被破砕物
の溜まりが生じないようにすると共に、予備破砕物の受
箱への落下を防止して予備破砕範囲を長くし、予備破砕
物の停滞範囲を短くして破砕効率を良くすることができ
るようにした合成樹脂成形のスプルーやランナーの破砕
装置の提供を目的としたものである。
ので、部品点数が少なく、簡単な構成によって被破砕物
の溜まりが生じないようにすると共に、予備破砕物の受
箱への落下を防止して予備破砕範囲を長くし、予備破砕
物の停滞範囲を短くして破砕効率を良くすることができ
るようにした合成樹脂成形のスプルーやランナーの破砕
装置の提供を目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、前記目的を達
成すべくなされたもので、ケーシングは、上端開口部が
ホッパーの下側に接続される上ケーシングと、下端開口
部がその下側の受箱の上端開口部に接続される下ケーシ
ングとにより形成され、巻込み軸は上ケーシングに水平
に保持されると共に、上ケーシング内の軸部に、円周に
沿って複数個の切刃が形成された巻込み刃とスペースカ
ラーとが交互に固定して設けられ、下ケーシングに保持
される破砕軸は、巻込み軸と同方向に回転すると共に、
巻込み軸のスペースカラーと巻込み刃とに対応する各位
置に櫛形状の回転刃とスペースカラーとが設けられ、巻
込み軸と破砕軸は、巻込み刃の切刃が、破砕軸のスペー
スカラーの位置で、この破砕軸のスペースカラーとの間
に隙間を持ち回転刃と噛み合うように設けられ、上ケー
シングの下側に形成された傾斜面の一方に、下向きに通
過する櫛形状の各回転刃と噛合うように係合する櫛形状
の固定刃が設けられ、上ケーシングの下側に形成された
傾斜面の他方に、櫛形状の回転刃と噛合うように係合す
る櫛形のガイドプレートが設けられ、上ケーシングの下
側開口部に、巻込み刃の回転外周部に沿い、かつ、巻込
み刃と破砕軸のスペースカラーとの間の隙間を通る帯状
のスペースプレートが設けられたことを特徴として、合
成樹脂成形のスプルーやランナーの破砕装置を考案した
ものである。
成すべくなされたもので、ケーシングは、上端開口部が
ホッパーの下側に接続される上ケーシングと、下端開口
部がその下側の受箱の上端開口部に接続される下ケーシ
ングとにより形成され、巻込み軸は上ケーシングに水平
に保持されると共に、上ケーシング内の軸部に、円周に
沿って複数個の切刃が形成された巻込み刃とスペースカ
ラーとが交互に固定して設けられ、下ケーシングに保持
される破砕軸は、巻込み軸と同方向に回転すると共に、
巻込み軸のスペースカラーと巻込み刃とに対応する各位
置に櫛形状の回転刃とスペースカラーとが設けられ、巻
込み軸と破砕軸は、巻込み刃の切刃が、破砕軸のスペー
スカラーの位置で、この破砕軸のスペースカラーとの間
に隙間を持ち回転刃と噛み合うように設けられ、上ケー
シングの下側に形成された傾斜面の一方に、下向きに通
過する櫛形状の各回転刃と噛合うように係合する櫛形状
の固定刃が設けられ、上ケーシングの下側に形成された
傾斜面の他方に、櫛形状の回転刃と噛合うように係合す
る櫛形のガイドプレートが設けられ、上ケーシングの下
側開口部に、巻込み刃の回転外周部に沿い、かつ、巻込
み刃と破砕軸のスペースカラーとの間の隙間を通る帯状
のスペースプレートが設けられたことを特徴として、合
成樹脂成形のスプルーやランナーの破砕装置を考案した
ものである。
【0008】
【作用】運転時に、破砕軸と巻込み軸とが同方向に回転
されると、ホッパーの開口部から巻込み軸の上側に供給
された被破砕物は、長尺の場合にも巻込み軸の各巻込み
刃によって広範囲に巻込まれ、各巻込み刃と、破砕軸の
各回転刃、および上ケーシングに設けられた各固定刃の
端面稜部との噛合いにより予備破砕される。予備破砕さ
れた破砕片は、巻込み刃と破砕軸のスペースカラーとの
間に設けられた各スペースプレートにより受箱への落下
を防止された状態で、短い停滞範囲を通ってガイドプレ
ート側の上ケーシング内に戻される。
されると、ホッパーの開口部から巻込み軸の上側に供給
された被破砕物は、長尺の場合にも巻込み軸の各巻込み
刃によって広範囲に巻込まれ、各巻込み刃と、破砕軸の
各回転刃、および上ケーシングに設けられた各固定刃の
端面稜部との噛合いにより予備破砕される。予備破砕さ
れた破砕片は、巻込み刃と破砕軸のスペースカラーとの
間に設けられた各スペースプレートにより受箱への落下
を防止された状態で、短い停滞範囲を通ってガイドプレ
ート側の上ケーシング内に戻される。
【0009】また、上ケーシング内にあるガイドプレー
ト側の被破砕物は、各回転刃と各スペースカラーとのそ
れぞれの隙間部分を各回転刃の切刃により送られ、各巻
込み刃との噛合いにより予備破砕が繰り返し行なわれ
る。予備破砕された被破砕物は、櫛形状の各回転刃とこ
れに噛合うように係合する櫛形状の各固定刃とにより、
所望するサイズのペレット状に剪断破砕され、下ケーシ
ングの開口下部に接続された受箱内に落下される。
ト側の被破砕物は、各回転刃と各スペースカラーとのそ
れぞれの隙間部分を各回転刃の切刃により送られ、各巻
込み刃との噛合いにより予備破砕が繰り返し行なわれ
る。予備破砕された被破砕物は、櫛形状の各回転刃とこ
れに噛合うように係合する櫛形状の各固定刃とにより、
所望するサイズのペレット状に剪断破砕され、下ケーシ
ングの開口下部に接続された受箱内に落下される。
【0010】
【実施例】以下、本考案に係る実施例を図面に基づいて
説明する。図1ないし図4は本考案の一実施例を示した
もので、破砕装置は、ケーシング1と、巻込み軸2の長
さ方向に交互に固定される複数個ずつの巻込み刃3およ
びスペースカラー4と、破砕軸5の長さ方向に交互に固
定される複数個ずつの回転刃6およびスペースカラー7
と、固定刃8と、ガイドプレート9、およびスペースプ
レート10とから主として構成されている。
説明する。図1ないし図4は本考案の一実施例を示した
もので、破砕装置は、ケーシング1と、巻込み軸2の長
さ方向に交互に固定される複数個ずつの巻込み刃3およ
びスペースカラー4と、破砕軸5の長さ方向に交互に固
定される複数個ずつの回転刃6およびスペースカラー7
と、固定刃8と、ガイドプレート9、およびスペースプ
レート10とから主として構成されている。
【0011】ケーシング1は、上端開口部がホッパー1
1の下側に接続される上ケーシング1aと、下端開口部
がその下側の受箱12の上端開口部に接続される下ケー
シング1bとにより形成されている。上ケーシング1a
は、一方の側をヒンジピン13により下ケーシング1b
に対し開閉可能に結合されている。上ケーシング1aの
他方の側には、クランプレバー14の上端側がレバーピ
ン13aにより枢着されている。下ケーシング1b側の
クランプレバー14には、下ケーシング1bを上ケーシ
ング1a側に押圧したり、押圧解除するトグルカム15
がレバーピン13bにより取り付けられている。それ
故、クランプレバー14を起こす方向に持ち上げ、トグ
ルカム15による上ケーシング1aと下ケーシング1b
との結合状態を解除すると、上ケーシング1aはヒンジ
ピン13のまわりに開閉可能となる。
1の下側に接続される上ケーシング1aと、下端開口部
がその下側の受箱12の上端開口部に接続される下ケー
シング1bとにより形成されている。上ケーシング1a
は、一方の側をヒンジピン13により下ケーシング1b
に対し開閉可能に結合されている。上ケーシング1aの
他方の側には、クランプレバー14の上端側がレバーピ
ン13aにより枢着されている。下ケーシング1b側の
クランプレバー14には、下ケーシング1bを上ケーシ
ング1a側に押圧したり、押圧解除するトグルカム15
がレバーピン13bにより取り付けられている。それ
故、クランプレバー14を起こす方向に持ち上げ、トグ
ルカム15による上ケーシング1aと下ケーシング1b
との結合状態を解除すると、上ケーシング1aはヒンジ
ピン13のまわりに開閉可能となる。
【0012】上ケーシング1aの上部二側面には、加工
上の必要により分割されたサイドプレート16,16が
ボルト止めされている。また、上ケーシング1aの上側
のホッパー11内には、傾斜底面の終端側に上端部を枢
支されたゲート17が取り付けられている。下ケーシン
グ1bと受箱12は、受箱止め18により一体に結合さ
れており、下ケーシング1bの下面四隅には、受箱12
より下側の下端部にキャスター20を備えた脚19が固
定されている。
上の必要により分割されたサイドプレート16,16が
ボルト止めされている。また、上ケーシング1aの上側
のホッパー11内には、傾斜底面の終端側に上端部を枢
支されたゲート17が取り付けられている。下ケーシン
グ1bと受箱12は、受箱止め18により一体に結合さ
れており、下ケーシング1bの下面四隅には、受箱12
より下側の下端部にキャスター20を備えた脚19が固
定されている。
【0013】巻込み軸2の両端部は、シールフランジ2
2,22で保護された軸受21,21により、上ケーシ
ング1aの両側端面に回転可能に水平方向に支持されて
いる。シールフランジ22,22の間の巻込み軸2に
は、円周に沿った複数個所、例えば、2個所に切刃3
a,3aが形成された3個の巻込み刃3と、巻込み軸2
に嵌合される4個のスペースカラー4とが交互に固定し
て設けられている。上ケーシング1aから外側に突出す
る巻込み軸2の片側には、被動ギヤ23が取り付けられ
ている。
2,22で保護された軸受21,21により、上ケーシ
ング1aの両側端面に回転可能に水平方向に支持されて
いる。シールフランジ22,22の間の巻込み軸2に
は、円周に沿った複数個所、例えば、2個所に切刃3
a,3aが形成された3個の巻込み刃3と、巻込み軸2
に嵌合される4個のスペースカラー4とが交互に固定し
て設けられている。上ケーシング1aから外側に突出す
る巻込み軸2の片側には、被動ギヤ23が取り付けられ
ている。
【0014】破砕軸5は、巻込み軸2と平行をなすよう
に、その両端部をシールフランジ25,25で保護され
た軸受24,24により、下ケーシング1bの両側端面
に回転可能に支持されている。下ケーシング1b内の破
砕軸5には、巻込み軸2に固定された各スペースカラー
4と各巻込み刃3とに対応するそれぞれの位置に、4個
の櫛形状の回転刃6と、破砕軸5に嵌合される3個のス
ペースカラー7とが固定されている。下ケーシング1b
から外側に突出する破砕軸5の片側には、巻込み軸2の
被動ギヤ23と対応する位置に駆動ギヤ26が取り付け
られている。
に、その両端部をシールフランジ25,25で保護され
た軸受24,24により、下ケーシング1bの両側端面
に回転可能に支持されている。下ケーシング1b内の破
砕軸5には、巻込み軸2に固定された各スペースカラー
4と各巻込み刃3とに対応するそれぞれの位置に、4個
の櫛形状の回転刃6と、破砕軸5に嵌合される3個のス
ペースカラー7とが固定されている。下ケーシング1b
から外側に突出する破砕軸5の片側には、巻込み軸2の
被動ギヤ23と対応する位置に駆動ギヤ26が取り付け
られている。
【0015】破砕軸5の駆動ギヤ26側先端は、下ケー
シング1bの下端から外方に延びる水平部1Bに取り付
けられたギヤドモータ27と、チェーンカップリング2
8を介して連結されている。巻込み軸2の被動ギヤ23
と破砕軸5の駆動ギヤ26は、いずれも下ケーシング1
bに保持されたアイドルギヤ29と噛合っており、巻込
み軸2は破砕軸5と同方向に回転される。ギヤードモー
タ27、チェーンカップリング28、ギヤ伝動系列、お
よび一方の軸受21,24の部分は、運転時の安全性を
高め、見場を良くするため、モータカバー30とギヤカ
バー31とにより覆われている。
シング1bの下端から外方に延びる水平部1Bに取り付
けられたギヤドモータ27と、チェーンカップリング2
8を介して連結されている。巻込み軸2の被動ギヤ23
と破砕軸5の駆動ギヤ26は、いずれも下ケーシング1
bに保持されたアイドルギヤ29と噛合っており、巻込
み軸2は破砕軸5と同方向に回転される。ギヤードモー
タ27、チェーンカップリング28、ギヤ伝動系列、お
よび一方の軸受21,24の部分は、運転時の安全性を
高め、見場を良くするため、モータカバー30とギヤカ
バー31とにより覆われている。
【0016】上ケーシング1aの下側内面には、櫛形状
の回転刃6に向かう下向きの傾斜面1A,1Aが形成さ
れている。櫛形状の回転刃6は、その上部が上ケーシン
グ1a内に臨出するよう下ケーシング1bに保持されて
いるが、運転時に回転刃6の刃先部分が接近してくる側
の一方の傾斜面1Aには、櫛形状の各回転刃6と噛合う
ように係合する4個の櫛形状の固定刃8がねじ止めされ
ている。また、上記と反対側の傾斜面1Aには、櫛形状
の各回転刃6と噛合うように係合する櫛形状のガイドプ
レート9がねじ止めされている。これに対し、上ケーシ
ング1aの下側開口部には、各巻込み刃3の切刃と対応
する各位置に、巻込み刃3の回転を妨げないように湾曲
された複数個のスペースプレート10が、一端を隣接す
る固定刃8,8の間の傾斜面1Aにねじ止めされると共
に、他端をガイドプレート9の上面にねじ止めされてい
る。スペースプレート10は、図2、図11に示すよう
に、帯状に形成され、しかも、上ケーシングの下側開口
部において、巻込み刃3の回転外周部に沿い、かつ、巻
込み刃3と破砕軸のスペースカラー7との間の隙間を通
るように配置されて固定されている。
の回転刃6に向かう下向きの傾斜面1A,1Aが形成さ
れている。櫛形状の回転刃6は、その上部が上ケーシン
グ1a内に臨出するよう下ケーシング1bに保持されて
いるが、運転時に回転刃6の刃先部分が接近してくる側
の一方の傾斜面1Aには、櫛形状の各回転刃6と噛合う
ように係合する4個の櫛形状の固定刃8がねじ止めされ
ている。また、上記と反対側の傾斜面1Aには、櫛形状
の各回転刃6と噛合うように係合する櫛形状のガイドプ
レート9がねじ止めされている。これに対し、上ケーシ
ング1aの下側開口部には、各巻込み刃3の切刃と対応
する各位置に、巻込み刃3の回転を妨げないように湾曲
された複数個のスペースプレート10が、一端を隣接す
る固定刃8,8の間の傾斜面1Aにねじ止めされると共
に、他端をガイドプレート9の上面にねじ止めされてい
る。スペースプレート10は、図2、図11に示すよう
に、帯状に形成され、しかも、上ケーシングの下側開口
部において、巻込み刃3の回転外周部に沿い、かつ、巻
込み刃3と破砕軸のスペースカラー7との間の隙間を通
るように配置されて固定されている。
【0017】離設状態に組み付けられた各回転刃6は、
それらの各切刃位置を一定間隔ずつ変位させて取り付け
られており、各回転刃6に作用する破砕時の負荷を均一
化すると共に、作用する負荷の軽減をはかっている。切
刃位置についてのこのような変位は、各巻込み刃3に対
しても同様に行なわれる。
それらの各切刃位置を一定間隔ずつ変位させて取り付け
られており、各回転刃6に作用する破砕時の負荷を均一
化すると共に、作用する負荷の軽減をはかっている。切
刃位置についてのこのような変位は、各巻込み刃3に対
しても同様に行なわれる。
【0018】次に、この実施例の装置の動作について説
明する。ギヤドモータ27を起動すると、アイドルギヤ
29で連結された破砕軸5と巻込み軸2は、矢印で示す
ように同方向に回転される。ホッパー11の開口部から
投入された合成樹脂成形のスプルーやランナーなどの被
破砕物は、自重によってホッパー11の傾斜底面を滑
り、ゲート17を押し上げて上ケーシング1aの上部開
口部に供給される。
明する。ギヤドモータ27を起動すると、アイドルギヤ
29で連結された破砕軸5と巻込み軸2は、矢印で示す
ように同方向に回転される。ホッパー11の開口部から
投入された合成樹脂成形のスプルーやランナーなどの被
破砕物は、自重によってホッパー11の傾斜底面を滑
り、ゲート17を押し上げて上ケーシング1aの上部開
口部に供給される。
【0019】上ケーシング1aに供給された被破砕物
は、破砕軸5によって回転される櫛形状の複数個の回転
刃6と、これと噛合うように係合する櫛形状の複数個の
固定刃8との剪断作用により、所望するサイズのペレッ
ト状に細破砕される。この場合、比較的大きくて回転刃
6との掛かりが悪い被破砕物は、各巻込み刃3と各回転
刃6の端面円周稜部、および各固定刃8の端面稜部との
噛合いにより予備破砕がなされる。このため、予備破砕
専用の固定刃を省略して構成を簡単にし、部品点数を少
なくしてコストを割安にすることができる。
は、破砕軸5によって回転される櫛形状の複数個の回転
刃6と、これと噛合うように係合する櫛形状の複数個の
固定刃8との剪断作用により、所望するサイズのペレッ
ト状に細破砕される。この場合、比較的大きくて回転刃
6との掛かりが悪い被破砕物は、各巻込み刃3と各回転
刃6の端面円周稜部、および各固定刃8の端面稜部との
噛合いにより予備破砕がなされる。このため、予備破砕
専用の固定刃を省略して構成を簡単にし、部品点数を少
なくしてコストを割安にすることができる。
【0020】予備破砕された破砕片は、各巻込み刃3の
下側に設けられたスペースプレート10により下ケーシ
ング1b側への落下を防止された状態で、スペースプレ
ート10に沿ってガイドプレート9側に戻される。ガイ
ドプレート9側に戻された予備破砕片は、各巻込み刃3
の両側の回転刃6,6側に移動され、比較的小さな被破
砕物の場合と同様に、回転する櫛形状の各回転刃6とこ
れと噛合うように係合する櫛形状の複数個の固定刃8と
の剪断作用により、所望するサイズのペレット状に細破
砕される。
下側に設けられたスペースプレート10により下ケーシ
ング1b側への落下を防止された状態で、スペースプレ
ート10に沿ってガイドプレート9側に戻される。ガイ
ドプレート9側に戻された予備破砕片は、各巻込み刃3
の両側の回転刃6,6側に移動され、比較的小さな被破
砕物の場合と同様に、回転する櫛形状の各回転刃6とこ
れと噛合うように係合する櫛形状の複数個の固定刃8と
の剪断作用により、所望するサイズのペレット状に細破
砕される。
【0021】回転刃6と固定刃8とにより破砕された細
破砕片は、各回転刃6の隣接する切刃間の凹部に収納さ
れて各固定刃8の部分を通過し、下ケーシング1b側に
運ばれ、その下側に設けられた受箱12内に落下され
る。
破砕片は、各回転刃6の隣接する切刃間の凹部に収納さ
れて各固定刃8の部分を通過し、下ケーシング1b側に
運ばれ、その下側に設けられた受箱12内に落下され
る。
【0022】この実施例の構成の場合、上ケーシング1
a内に設けられた巻込み刃3は、上ケーシング1aに供
給された被破砕物が長尺の場合にも広範囲に巻込んで破
砕するため、上ケーシング1a内の上部空間における被
破砕物の停滞をなくすことができる。また、上ケーシン
グ1aの傾斜面1A,1Aに取り付けられるスペースプ
レート10の長さを短くすることができるため、予備破
砕片の停滞範囲を少なくして細破砕を速やかに行なうこ
とができる。その上、ガイドプレート9側にある被破砕
物は、各回転刃6と各スペースカラー4との隙間部分を
各回転刃6の切刃によって送られ、各巻込み刃3との間
の食込み状態の噛合いによっても予備破砕が行なわれる
ため、予備破砕の効率を改善することにより破砕効率を
良くすることができる。
a内に設けられた巻込み刃3は、上ケーシング1aに供
給された被破砕物が長尺の場合にも広範囲に巻込んで破
砕するため、上ケーシング1a内の上部空間における被
破砕物の停滞をなくすことができる。また、上ケーシン
グ1aの傾斜面1A,1Aに取り付けられるスペースプ
レート10の長さを短くすることができるため、予備破
砕片の停滞範囲を少なくして細破砕を速やかに行なうこ
とができる。その上、ガイドプレート9側にある被破砕
物は、各回転刃6と各スペースカラー4との隙間部分を
各回転刃6の切刃によって送られ、各巻込み刃3との間
の食込み状態の噛合いによっても予備破砕が行なわれる
ため、予備破砕の効率を改善することにより破砕効率を
良くすることができる。
【0023】図5は本考案の他の実施例を示したもの
で、前記実施例におけるスペースカラー7とスペースプ
レート10(図2参照)の代りに、破砕軸5に櫛形状の
小径の回転刃6Aを複数個固定し、上ケーシング1aの
傾斜面1A,1Aに、小径の回転刃6Aと噛合うように
係合する櫛形状の固定刃8Aとガイドプレート9Aとを
それぞれ複数個ずつ取り付けた場合である。この構成の
場合、各巻込み刃3により予備破砕された破砕片は、上
ケーシング1aへ戻すことなく細破砕を行なうことがで
きる。
で、前記実施例におけるスペースカラー7とスペースプ
レート10(図2参照)の代りに、破砕軸5に櫛形状の
小径の回転刃6Aを複数個固定し、上ケーシング1aの
傾斜面1A,1Aに、小径の回転刃6Aと噛合うように
係合する櫛形状の固定刃8Aとガイドプレート9Aとを
それぞれ複数個ずつ取り付けた場合である。この構成の
場合、各巻込み刃3により予備破砕された破砕片は、上
ケーシング1aへ戻すことなく細破砕を行なうことがで
きる。
【0024】
【考案の効果】本考案は上述の通り構成されているの
で、次に記載する作用効果を奏する。(1) 請求項1に記
載の合成樹脂成形のスプルーやランナーの破砕装置にお
いては、上ケーシング内に間隔をあけて複数個の巻込み
刃が設けられているので、巻込み刃の引っ掛け作用と攪
拌機能とにより、上ケーシングの上部空間における被破
砕物の停滞をなくし、被破砕物が比較的大きいか長尺の
場合にも、広範囲に巻込んで被破砕物の破砕を容易に行
なうことができる。
で、次に記載する作用効果を奏する。(1) 請求項1に記
載の合成樹脂成形のスプルーやランナーの破砕装置にお
いては、上ケーシング内に間隔をあけて複数個の巻込み
刃が設けられているので、巻込み刃の引っ掛け作用と攪
拌機能とにより、上ケーシングの上部空間における被破
砕物の停滞をなくし、被破砕物が比較的大きいか長尺の
場合にも、広範囲に巻込んで被破砕物の破砕を容易に行
なうことができる。
【0025】また、上ケーシング内の巻込み軸に交互に
設けられた巻込み刃とスペースカラーとに対応する下ケ
ーシング内の破砕軸に、スペースカラーと櫛形状の回転
刃とを設け、上ケーシングの下側傾斜面の一方に、下向
きに通過する櫛形状の各回転刃と噛合うように係合する
櫛形状の固定刃が設けられているため、予備破砕専用の
固定刃を不要にして構成を簡単にし、部品点数を少なく
してコストを割安にすることができる。しかも、破砕時
においては、回転刃と固定刃の剪断作用により粉の発生
を少なくし、粒の揃った所望するサイズのペレット状に
細破砕することができる。
設けられた巻込み刃とスペースカラーとに対応する下ケ
ーシング内の破砕軸に、スペースカラーと櫛形状の回転
刃とを設け、上ケーシングの下側傾斜面の一方に、下向
きに通過する櫛形状の各回転刃と噛合うように係合する
櫛形状の固定刃が設けられているため、予備破砕専用の
固定刃を不要にして構成を簡単にし、部品点数を少なく
してコストを割安にすることができる。しかも、破砕時
においては、回転刃と固定刃の剪断作用により粉の発生
を少なくし、粒の揃った所望するサイズのペレット状に
細破砕することができる。
【0026】その上、巻込み刃と回転刃は同方向に回転
され、巻込み刃の下側にはスペースプレートが設けられ
ているため、巻込み刃と回転刃の噛合い部は食込み状態
となり、被破砕物の予備破砕は効率良く行なわれる。し
かも、巻込み刃によってガイドプレート側に移動される
予備破砕物は、スペースプレートによって下ケーシング
側への落下を防止されると共に、短い停滞範囲を通過す
るため、細破砕時の効率を良くすることができる。
され、巻込み刃の下側にはスペースプレートが設けられ
ているため、巻込み刃と回転刃の噛合い部は食込み状態
となり、被破砕物の予備破砕は効率良く行なわれる。し
かも、巻込み刃によってガイドプレート側に移動される
予備破砕物は、スペースプレートによって下ケーシング
側への落下を防止されると共に、短い停滞範囲を通過す
るため、細破砕時の効率を良くすることができる。
【0027】(2) 請求項2に記載の合成樹脂成形のスプ
ルーやランナーの破砕装置においては、複数個ずつ取り
付けられる回転刃と巻込み刃は、それらの切刃位置がそ
れぞれ一定間隔ずつ変位されているため、各回転刃と各
巻込み刃に作用する破砕時の負荷を均一化して負荷を軽
減し、省エネルギーを図ることができる。
ルーやランナーの破砕装置においては、複数個ずつ取り
付けられる回転刃と巻込み刃は、それらの切刃位置がそ
れぞれ一定間隔ずつ変位されているため、各回転刃と各
巻込み刃に作用する破砕時の負荷を均一化して負荷を軽
減し、省エネルギーを図ることができる。
【0028】(3) 請求項3に記載の合成樹脂成形のスプ
ルーやランナーの破砕装置においては、巻込み軸に交互
に固定される巻込み刃とスペースカラーとに対応する破
砕軸の各位置に、櫛形状の小径の回転刃とそれより大き
な櫛形状の回転刃とがそれぞれ噛合うように係合して設
けられ、上ケーシングの下側傾斜面の一方に大小の回転
刃と係合する櫛形状の固定刃が設けられると共に、下側
傾斜面の他方に大小の回転刃と係合する櫛形状のガイド
プレートが設けられているため、各巻込み刃によって予
備破砕された破砕片をガイドプレート側に戻すことな
く、効率良く所望するサイズに破砕することができる。
ルーやランナーの破砕装置においては、巻込み軸に交互
に固定される巻込み刃とスペースカラーとに対応する破
砕軸の各位置に、櫛形状の小径の回転刃とそれより大き
な櫛形状の回転刃とがそれぞれ噛合うように係合して設
けられ、上ケーシングの下側傾斜面の一方に大小の回転
刃と係合する櫛形状の固定刃が設けられると共に、下側
傾斜面の他方に大小の回転刃と係合する櫛形状のガイド
プレートが設けられているため、各巻込み刃によって予
備破砕された破砕片をガイドプレート側に戻すことな
く、効率良く所望するサイズに破砕することができる。
【図1】本考案の一実施例を示す縦断側面図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】図1のIII −III 断面図である。
【図4】図1のIV−IV断面図である。
【図5】本考案の第2実施例を示す縦断正面図である。
【図6】第1従来例の縦断側面図である。
【図7】図6のVII −VII 断面図である。
【図8】第2従来例の平面図である。
【図9】図8のIX−IX断面図である。
【図10】図8のX−X断面図である。
【図11】スペースプレート、巻込み刃および回転刃の
位置関係を示す斜視図である。
位置関係を示す斜視図である。
1 ケーシング 1a 上ケーシング 1b 下ケーシング 1A 傾斜面 2 巻込み軸 3 巻込み刃 3a 巻込み刃の切刃 4,7 スペースカラー 5 破砕軸 6 回転刃 6A 小径の回転刃 8,8A 固定刃 9,9A ガイドプレート 10 スペースプレート 11 ホッパー 12 受箱
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29K 105:26
Claims (3)
- 【請求項1】 ケーシングは、上端開口部がホッパーの
下側に接続される上ケーシングと、下端開口部がその下
側の受箱の上端開口部に接続される下ケーシングとによ
り形成され、 巻込み軸は上ケーシングに水平に保持されると共に、上
ケーシング内の軸部に、円周に沿って複数個の切刃が形
成された巻込み刃とスペースカラーとが交互に固定して
設けられ、 下ケーシングに保持される破砕軸は、巻込み軸と同方向
に回転すると共に、巻込み軸のスペースカラーと巻込み
刃とに対応する各位置に櫛形状の回転刃とスペースカラ
ーとが設けられ、巻込み軸と破砕軸は、巻込み刃の切刃が、破砕軸のスペ
ースカラーの位置で、この破砕軸のスペースカラーとの
間に隙間を持ち回転刃と噛み合うように設けられ、 上ケーシングの下側に形成された傾斜面の一方に、下向
きに通過する櫛形状の各回転刃と噛合うように係合する
櫛形状の固定刃が設けられ、 上ケーシングの下側に形成された傾斜面の他方に、櫛形
状の回転刃と噛合うように係合する櫛形状のガイドプレ
ートが設けられ、 上ケーシングの下側開口部に、巻込み刃の回転外周部に
沿い、かつ、巻込み刃と破砕軸のスペースカラーとの間
の隙間を通る帯状のスペースプレートが設けられたこと
を特徴とする合成樹脂成形のスプルーやランナーの破砕
装置。 - 【請求項2】 破砕軸の複数個の回転刃と、巻込み軸の
複数個の巻込み刃は、それらの切刃の位置がそれぞれ一
定間隔ずつずらして取り付けられる請求項1に記載の合
成樹脂成形のスプルーやランナーの破砕装置。 - 【請求項3】 ケーシングは、上端開口部がホッパーの
下側に接続される上ケーシングと、下端開口部がその下
側の受箱の上端開口部に接続される下ケーシングとによ
り形成され、 巻込み軸は上ケーシングに水平に保持されると共に、上
ケーシング内の軸部に、円周に沿って複数個の切刃が形
成された巻込み刃とスペースカラーとが交互に固定して
設けられ、 下ケーシングに保持される破砕軸は、巻込み軸と同方向
に回転すると共に、巻込み軸のスペースカラーと巻込み
刃とに対応する各位置に櫛形状の回転刃とこれより小径
の櫛形状の回転刃とが設けられ、 上ケーシングの下側に形成された傾斜面の一方に、下向
きに通過する大小の各回転刃と噛合うように係合する櫛
形状の固定刃が設けられ、 上ケーシングの下側に形成された傾斜面の他方に、大小
の各回転刃と噛合うように係合する櫛形状のガイドプレ
ートが設けられたことを特徴とする合成樹脂成形のスプ
ルーやランナーの破砕装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3045092U JPH0742662Y2 (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 合成樹脂成形のスプルーやランナーの破砕装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3045092U JPH0742662Y2 (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 合成樹脂成形のスプルーやランナーの破砕装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0616016U JPH0616016U (ja) | 1994-03-01 |
JPH0742662Y2 true JPH0742662Y2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=12304256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3045092U Expired - Lifetime JPH0742662Y2 (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 合成樹脂成形のスプルーやランナーの破砕装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0742662Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3936268B2 (ja) * | 2002-09-19 | 2007-06-27 | 株式会社松井製作所 | 細断機 |
JP4658516B2 (ja) * | 2004-05-19 | 2011-03-23 | 株式会社松井製作所 | 細断機 |
CN101722092A (zh) * | 2009-12-03 | 2010-06-09 | 黄国宏 | 一种塑料破碎机的破碎机构 |
-
1992
- 1992-04-08 JP JP3045092U patent/JPH0742662Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0616016U (ja) | 1994-03-01 |
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