JPS629950Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS629950Y2 JPS629950Y2 JP12239682U JP12239682U JPS629950Y2 JP S629950 Y2 JPS629950 Y2 JP S629950Y2 JP 12239682 U JP12239682 U JP 12239682U JP 12239682 U JP12239682 U JP 12239682U JP S629950 Y2 JPS629950 Y2 JP S629950Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crushing
- shaft
- crushing shaft
- crushed
- press wing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 8
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims 1
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000010782 bulky waste Substances 0.000 description 1
- 238000002203 pretreatment Methods 0.000 description 1
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は各種の大形の薄鉄板構造物または粗
大廃棄物を比較的大きく破砕する粗破砕装置に関
するものである。
大廃棄物を比較的大きく破砕する粗破砕装置に関
するものである。
従来よりこのような粗破砕装置は公知であり、
複数の破砕軸にそれぞれ多数の破砕刃を設けて破
砕する装置も公知であるが被破砕物が薄鉄板のよ
うな屈曲し易いものであるため被破砕物が十分に
破砕されずに屈曲した板状のまま通り抜ける場合
があるなどの問題があつた。
複数の破砕軸にそれぞれ多数の破砕刃を設けて破
砕する装置も公知であるが被破砕物が薄鉄板のよ
うな屈曲し易いものであるため被破砕物が十分に
破砕されずに屈曲した板状のまま通り抜ける場合
があるなどの問題があつた。
この考案は上記のような従来の粗破砕装置の問
題を解決して被破砕物を適度の大きさに破砕して
排出する粗破砕装置を提供することを目的とする
ものである。
題を解決して被破砕物を適度の大きさに破砕して
排出する粗破砕装置を提供することを目的とする
ものである。
すなわち、この考案は上部後寄りに投入口、下
部前寄りに排出口を有する箱型フレーム内の中程
上部寄りと、その下方前寄りに横方向の上部破砕
軸と下部破砕軸とを設け、この各破砕軸に多数の
破砕刃を、相手破砕軸の破砕刃間に入るように複
数列設け、下部破砕軸の後方のフレーム内にはプ
レスウイングの下端を軸によつて揺動自在に取付
け、このプレスウイングを前記投入口の後方へ向
けて傾斜させるとともにこのプレスウイングを回
動させる油圧シリンダなどの駆動機を設け、前記
下部破砕軸をプレスウイング上の被破砕物をかき
上げる方向に高速回転させ、前記上部破砕軸を下
部破砕軸よりも遅い速度で反対方向に回転させる
歯車などの駆動機構を設けた粗破砕装置であり、
投入口から投入された被破砕物をプレスウイング
と破砕軸によつて挾みながら回転速度の異なる破
砕軸に設けた多数の破砕刃で破砕することによつ
て強力な剪断破砕が行われるようにしたものであ
る。
部前寄りに排出口を有する箱型フレーム内の中程
上部寄りと、その下方前寄りに横方向の上部破砕
軸と下部破砕軸とを設け、この各破砕軸に多数の
破砕刃を、相手破砕軸の破砕刃間に入るように複
数列設け、下部破砕軸の後方のフレーム内にはプ
レスウイングの下端を軸によつて揺動自在に取付
け、このプレスウイングを前記投入口の後方へ向
けて傾斜させるとともにこのプレスウイングを回
動させる油圧シリンダなどの駆動機を設け、前記
下部破砕軸をプレスウイング上の被破砕物をかき
上げる方向に高速回転させ、前記上部破砕軸を下
部破砕軸よりも遅い速度で反対方向に回転させる
歯車などの駆動機構を設けた粗破砕装置であり、
投入口から投入された被破砕物をプレスウイング
と破砕軸によつて挾みながら回転速度の異なる破
砕軸に設けた多数の破砕刃で破砕することによつ
て強力な剪断破砕が行われるようにしたものであ
る。
以下にこの考案の破砕装置の詳細を添付図面に
示す一実施例に基づいて説明する。
示す一実施例に基づいて説明する。
図において、1は箱状のフレームで2はその上
部後寄りの投入口、3は下部前寄りの排出口であ
り、投入口2の後部にはシユート4を設けてあ
る。
部後寄りの投入口、3は下部前寄りの排出口であ
り、投入口2の後部にはシユート4を設けてあ
る。
5はフレーム1内の中程上部寄りの上部破砕
軸、6はその下部前寄りの下部破砕軸で、何れも
大径中空で、両端がフレーム1の両側の軸受によ
つて回動自在に支承されている。
軸、6はその下部前寄りの下部破砕軸で、何れも
大径中空で、両端がフレーム1の両側の軸受によ
つて回動自在に支承されている。
上記の各破砕軸5,6の外周には複数の鍔7,
8が適当な間隔で取付けられ、この各鍔7,8の
外周に複数の破砕刃9,10が一体に設けてあ
る。これらの破砕刃9,10は第3図に示すよう
に破砕刃9の間に破砕刃10が入るように配置す
る。
8が適当な間隔で取付けられ、この各鍔7,8の
外周に複数の破砕刃9,10が一体に設けてあ
る。これらの破砕刃9,10は第3図に示すよう
に破砕刃9の間に破砕刃10が入るように配置す
る。
また、各鍔7,8の両側には複数の突起11,
12を固定し、さらに鍔7,8間の軸5,6の外
周には軸方向の複数の突条13,14を設けてあ
る。
12を固定し、さらに鍔7,8間の軸5,6の外
周には軸方向の複数の突条13,14を設けてあ
る。
第2図、第3図の15は油圧モータのような動
力源で、その軸に設けたギヤ16が下部破砕軸6
端のギヤ17に噛合し、上下の破砕軸5,6の他
端は大小のギヤ18,19で連動させて、上部破
砕軸5は低速で第1図矢印方向に回転し、下部破
砕軸6は高速で第1図の矢印方向に回転させる駆
動機構を構成する。
力源で、その軸に設けたギヤ16が下部破砕軸6
端のギヤ17に噛合し、上下の破砕軸5,6の他
端は大小のギヤ18,19で連動させて、上部破
砕軸5は低速で第1図矢印方向に回転し、下部破
砕軸6は高速で第1図の矢印方向に回転させる駆
動機構を構成する。
上下の破砕軸5,6の後方にはプレスウイング
20を配置する。このウイング20は第1図のよ
うにその下端を軸21によつてフレーム1の両側
壁に揺動自在に取付け、このウイング20の上端
は前記シユート4の前端に対向させ、同ウイング
20の後端下部には軸21を中心とする円弧状の
カバー22を設けて、ウイング20の後端が上方
に回つても被破砕物がウイング20やシユート4
の裏側へ落ち込まないようにする。
20を配置する。このウイング20は第1図のよ
うにその下端を軸21によつてフレーム1の両側
壁に揺動自在に取付け、このウイング20の上端
は前記シユート4の前端に対向させ、同ウイング
20の後端下部には軸21を中心とする円弧状の
カバー22を設けて、ウイング20の後端が上方
に回つても被破砕物がウイング20やシユート4
の裏側へ落ち込まないようにする。
また、ウイング20の下部前側には下部破砕軸
6の各鍔8間に入る複数の突起23を設け、さら
にウイング20の上面には破砕軸5,6に対して
ほぼ直角となる複数列の固定破砕刃24を第2図
のように配置固定し、前記投入口2の前部下側に
も各破砕刃9間に入る突起28を設ける。
6の各鍔8間に入る複数の突起23を設け、さら
にウイング20の上面には破砕軸5,6に対して
ほぼ直角となる複数列の固定破砕刃24を第2図
のように配置固定し、前記投入口2の前部下側に
も各破砕刃9間に入る突起28を設ける。
第1図の25は油圧シリンダで軸26によりフ
レーム1に揺動自在に取付け、そのピストン杆2
7をプレスウイング20に連結する。
レーム1に揺動自在に取付け、そのピストン杆2
7をプレスウイング20に連結する。
この考案の粗破砕装置は上記の構成であり、以
下にその作用を説明する。
下にその作用を説明する。
動力源15により各破砕軸5,6を第1図の矢
印方向に回転させつつ投入口2から被破砕物を投
入すると、この被破砕物はプレスウイング20上
面を下降しつつ破砕刃9,10に引かけられて破
砕軸5,6の速度差によつて剪断破砕される。こ
のとき、被破砕物が押し固められた鉄屑のように
比較的破砕し難いものの場合は油圧シリンダ25
を働かせてプレスウイング20を破砕軸5,6の
方へ回して圧壊させながら破砕し、かつ、各突起
11,12と突条13,14により破砕効果が高
められる。
印方向に回転させつつ投入口2から被破砕物を投
入すると、この被破砕物はプレスウイング20上
面を下降しつつ破砕刃9,10に引かけられて破
砕軸5,6の速度差によつて剪断破砕される。こ
のとき、被破砕物が押し固められた鉄屑のように
比較的破砕し難いものの場合は油圧シリンダ25
を働かせてプレスウイング20を破砕軸5,6の
方へ回して圧壊させながら破砕し、かつ、各突起
11,12と突条13,14により破砕効果が高
められる。
各破砕軸5,6は第1図のように回つているた
め、被破砕物は破砕刃9,10間にかみ込まれて
その速度差により剪断破砕されるが、上部破砕軸
5に巻きついて上つてくる被破砕物に対しては上
部の突起28が、これを破砕軸5から取除いて破
砕効率を高める。また、プレスウイング20の下
端に設けた突起23は被破砕物がプレスウイング
20と破砕刃10間を素通りすることを防止し、
ここで止められた被破砕物を破砕刃10によりす
くい上げ易いようにしている。さらにプレスウイ
ング20上には固定破砕刃24を設けてあり、こ
の刃24は回転する破砕刃9の回転方向とほぼ直
角となつているからこの破砕刃9,24の間でも
強力な剪断破砕が行える。
め、被破砕物は破砕刃9,10間にかみ込まれて
その速度差により剪断破砕されるが、上部破砕軸
5に巻きついて上つてくる被破砕物に対しては上
部の突起28が、これを破砕軸5から取除いて破
砕効率を高める。また、プレスウイング20の下
端に設けた突起23は被破砕物がプレスウイング
20と破砕刃10間を素通りすることを防止し、
ここで止められた被破砕物を破砕刃10によりす
くい上げ易いようにしている。さらにプレスウイ
ング20上には固定破砕刃24を設けてあり、こ
の刃24は回転する破砕刃9の回転方向とほぼ直
角となつているからこの破砕刃9,24の間でも
強力な剪断破砕が行える。
なお駆動源15などに過負荷検知器を設け、異
物のかみ込みなどにより一定以上の負荷が加わつ
たとき、駆動源15により各破砕軸5,6を自動
的に逆転させるようにする。
物のかみ込みなどにより一定以上の負荷が加わつ
たとき、駆動源15により各破砕軸5,6を自動
的に逆転させるようにする。
この考案の破砕装置は上記のように大型薄鉄板
を用いた構造物の粗破砕用に適するものである
が、各種の破砕機に供給する被破砕物の前処理用
として使用することにより粗破砕した被破砕物を
破砕機に連続供給して破砕効率を高めることがで
きるものである。
を用いた構造物の粗破砕用に適するものである
が、各種の破砕機に供給する被破砕物の前処理用
として使用することにより粗破砕した被破砕物を
破砕機に連続供給して破砕効率を高めることがで
きるものである。
第1図はこの考案の破砕装置の一実施例を示す
縦断側面図、第2図は同上の平面図、第3図は一
部縦断正面図である。 1……フレーム、2……投入口、3……排出
口、5……上部破砕軸、6……下部破砕軸、9,
10……破砕刃、11,12,23,28……突
起、13,14……突条、20……プレスウイン
グ、21……軸。
縦断側面図、第2図は同上の平面図、第3図は一
部縦断正面図である。 1……フレーム、2……投入口、3……排出
口、5……上部破砕軸、6……下部破砕軸、9,
10……破砕刃、11,12,23,28……突
起、13,14……突条、20……プレスウイン
グ、21……軸。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 上部後寄りに投入口、下部前寄りに排出口を
有する箱型フレーム内の中程上部寄りとその下
方前寄りに横方向の上部破砕軸と下部破砕軸と
を設け、この各破砕軸に多数の破砕刃を、相手
破砕軸の破砕刃の間に入るように複数列に設
け、下部破砕軸の後方のフレーム内には上面に
固定破砕刃を有し、先端下部に上向きの突起を
有するプレスウイングの下端を軸により揺動自
在に取付け、このプレスウイングを前記投入口
の後方へ向けて傾斜させるとともにこのプレス
ウイングを回動させる駆動機を設け、前記下部
破砕軸をプレスウイング上の被破砕物をかき上
げる方向に高速回転させ、前記上部破砕軸を下
部破砕軸よりも遅い速度で反対方向に回転させ
る駆動機構を設けた粗破砕装置。 2 各破砕軸に設けた破砕刃の間に複数の突起を
設けた、実用新案登録請求の範囲第1項記載の
粗破砕装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12239682U JPS5927839U (ja) | 1982-08-10 | 1982-08-10 | 粗破砕装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12239682U JPS5927839U (ja) | 1982-08-10 | 1982-08-10 | 粗破砕装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5927839U JPS5927839U (ja) | 1984-02-21 |
JPS629950Y2 true JPS629950Y2 (ja) | 1987-03-09 |
Family
ID=30279785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12239682U Granted JPS5927839U (ja) | 1982-08-10 | 1982-08-10 | 粗破砕装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5927839U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6195395U (ja) * | 1984-11-28 | 1986-06-19 | ||
JPS62216647A (ja) * | 1986-03-19 | 1987-09-24 | 川崎重工業株式会社 | プレス固塊物の破砕方法 |
-
1982
- 1982-08-10 JP JP12239682U patent/JPS5927839U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5927839U (ja) | 1984-02-21 |
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