JPS6346121Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6346121Y2
JPS6346121Y2 JP4962685U JP4962685U JPS6346121Y2 JP S6346121 Y2 JPS6346121 Y2 JP S6346121Y2 JP 4962685 U JP4962685 U JP 4962685U JP 4962685 U JP4962685 U JP 4962685U JP S6346121 Y2 JPS6346121 Y2 JP S6346121Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
rotors
attached
crushing chamber
scraper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4962685U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61167954U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP4962685U priority Critical patent/JPS6346121Y2/ja
Publication of JPS61167954U publication Critical patent/JPS61167954U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6346121Y2 publication Critical patent/JPS6346121Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、スリツタ形破砕機に係り、都市ゴ
ミ、産業廃棄物等を破砕するのに利用されるもの
である。
(従来の技術) 上部に投入口、下部に排出口を有するケーシン
グの破砕室内に、外周に爪部を有するロータが互
いに側面同士が噛合されかつ内回りに回転自在と
して軸架され、ロータのそれぞれの谷部にスクレ
ーパを臨出させたスリツタ形破砕機は実公昭59−
24369号公報等で開示されている。
(考案が解決しようとする問題点) ロータはその側面同士の摺接で材料をスリツト
するものであるから、側面摺接の正確性が必要で
あるにも拘わらず、その位置決め案内手段を従来
は具備していなかつた。
また、ロータ間に材料が詰つたりしたときは、
ロータの噛合を解放する方が有利となるけれど
も、このさい、ロータ間の材料を受ける必要があ
るにも拘らず、これを受ける手段が従来では設け
られていなかつた。
そこで、本考案はロータを移動自在として噛合
と噛合解放ができるようにし、そのさい、特に、
噛合を行なうときの案内機能を具有させて噛合の
正確性を約束し、更に、ロータを離間させても材
料を受け止めるようにしたことを目的とするもの
である。
(問題点を解決するための手段) 本考案が前述の目的を達成するために講じた技
術的手段の特徴とするところは上部に投入口2、
下部に排出口3を有するケーシング1の破砕室4
内に、外周に爪部7,7を有するロータ6,6が
互いに側面同士が噛合されかつ内回りに回転自在
として軸架され、ロータ6,6におけるそれぞれ
の谷部に臨出するスクレーパ15,15を有する
スリツタ形破砕機において、一方のロータ6に対
して他方のロータ6がそのロータ軸両端の角メタ
ル20を介して水平面上において遠近移動自在と
されており、前記角メタル20を互いに連結する
部材23にスクレーパ15が取付けられており、
更に、それぞれのロータ6,6の両軸端にはロー
タ6,6の側面噛合より先行して摺接する軸方向
位置決め案内部材18,18が取付けられてお
り、排出口3に装着される排出シユート17はロ
ータ6,6の噛合状態からの一方のロータ6が後
退されて非噛合状態の位置において破砕室4に連
通されている点にある。
(作用) ロータ6,6間に材料が詰まつたときは、ロー
タ6を矢示21方向に移動してロータ6,6の噛
合が解除され、この移動は角メタル20によつて
なされる。
角メタル20は連結部材23でつながれ、この
部材23にスクレーパ15を有するので、ロータ
6とともにスクレーパ15は移動される。
この噛合解除によつて詰つた材料は落下され、
排出シユート17によつて受け止められる。
材料を排出したのち、再び噛合するにはロータ
6を反矢示方向に移動させ、ロータ側面同士を噛
合させるが、これに先立つて案内部材18,18
が摺接され、軸方向の位置決めがなされる。
(実施例) 図面を参照して本考案の実施例を詳述する。
1はケーシングであり、上部に投入口2、下部
に排出口3を有する破砕室4を内部に備え、架台
5上に取付けられている。
6は対のロータであり、外周に爪部7を有し、
側面同士が互いに噛合され、第1図の矢示B方
向、つまり、内回りに回転自在である。ロータ6
は同じ構成であるから、一方のみについて説明す
る。
8が主軸で、これに回転刃9とカラー10が交
互に套嵌されて、キー11によつて取着されてお
り、主軸8の両軸端は角メタル12によつてケー
シング1に軸架されている。本例では主軸8はそ
れぞれ軸端に駆動源13,14を有して独立して
駆動可能としている。
ロータ6をそれぞれ駆動源13,14で独立し
て駆動したのは次の理由による。
すなわち、ロータ6間に材料が詰り、オーバー
ロードになると、一方の駆動源13を逆転させ、
時間退れで他方を正転(B方向)させる。
次いで、逆転していたものを正転させ、次は双
方とも逆転させるとともに正転させてこれを2〜
3回繰返すことによつてオーバーロードの要因で
ある材料を排出するのである。
但し、ロータ6の駆動源はひとつとして、主軸
8の端部に取付けたギヤ同士を咬合させた形式で
あつてもよい。
15はスクレーパであり、ロータ6の谷部つま
り、回転刃9間のそれぞれに臨出された櫛形状で
あり、カラー10の外周面に摺接しているととも
に、回転刃9の側面において半径方向に交差する
部分15Aを有している。
従つて、投入口2のホツパ16を介して投下さ
れた材料はロータ6の爪部7によつて掻込まれて
ロータ側面の噛合部に送られ、スリツタ作用で破
砕され、排出口3の排出シユート17を介して図
外コンベア又はコンテナ等に収容される。
18は案内部材であり、主軸8の両端に套嵌さ
れ、キー11によつて止着されており、この案内
部材18は円盤形状であつて、その外周面にテー
パー部18Aを有する。
案内部材18の軸方向内端面は第2図で示す如
くロータ軸方向の投入口2の間口19の両端と軸
心方向に関して一致している。これにより、投入
材料が案内部材18の外側方側に侵入しにくいよ
うにされている。尚、案内部材18の軸方向内端
面を間口19の両端よりも外側方に位置させても
よい。
20は角メタルであり、ロータ6における主軸
8の両端をケーシング1の壁にそれぞれ平行状と
して回転自在に軸架している。
一方の角メタル20はケーシング1に固定され
ているが、他方の角メタル20は第1図、第3図
で示す如く矢印21のように水平面上における上
下案内部22によつて左右方向移動自在である。
すなわち、ここにおいて、一方のロータ6に対
して他方のロータ6が水平面上において左右方向
に延びた上下案内部22に嵌合の角メタル20を
介して遠近移動自在とされている。
23は連結部材であり、可動側の角メタル20
を互いに連結しており、この連結部材23にスク
レーパ15が第1図に示す窓24を介して挿入さ
れてボルトによつて取付けられている。
従つて、ロータ6間に材料等が詰つたときに
は、オーバーロードとなることから、角メタル2
0を矢示21の方向に遠近移動させ、これととも
にスクレーパ15をも遠近させるものであり、ロ
ータ6間のスキマを大にして材料を排出し、再び
ロータ6における回転刃10の両側面同士を摺接
状に噛合させるのである。
この場合、第3図で示す如く噛合案内部材18
が主軸8の両端に取付けてあり、案内部材18の
外周にテーパー部18Aを有することから、主軸
8を回転させながらロータ6の軸方向の位置決め
をテーパー部18Aによつて回転刃10の噛合に
先立つて行なうようにされ、ここに回転刃10の
噛合が確実になされるようにされている。
すなわち、案内部材18の円盤外径は回転刃1
0の円盤外径よりも大きくされてここに、回転刃
10が互いに噛合する前に、案内部材18のテー
パー部18Aが噛合するようにされている。
25は角メタルの移動駆動手段であり、架台5
上に取付けられた正逆モータ26と、このモータ
26によつて駆動されるロータ軸方向と平行のネ
ジ軸27と、ネジ軸27の両端に受け台28を介
して取付けられた対のスクリユネジジヤツキ29
とこのジヤツキ29の出力側に設けられて連結部
材23の両端に連結されたネジ軸30とからな
り、ひとつのモータ26の正逆転駆動を介してネ
ジ送り機能によつて一対の角メタル20を同時に
矢示21のように遠近移動させるものである。
なお、この駆動手段はその他の構成であつても
よい。例えば伸縮シリンダ等である。
排出口3の軸方向間口31は第2図で示す如く
投入口2の間口19より大きくされており、更
に、角メタル20の対向面側には第3図で示す如
くシヤツタ32が取付けられている。
すなわちシヤツタ32は、案内部材18の外側
にあつて、角メタル20の端面にそれぞれ蝶番3
3で取付けられ、しかも、蝶番34で互いにつな
ぐことによつて第3図の矢示35で示す如く開閉
するようにされている。
従つて、前述したように、オーバーロードによ
つて角メタル20を矢示21の如く移動させる
と、これに追従してシヤツタ32が矢示35の如
く開閉され、詰つた材料等を広い間口31として
投下させうるとともに、メタル20におけるシー
ル部、軸受部等へ侵入するのがシヤツタ32で防
止されている。
排出シユート17は第1図で示す如く対のロー
タ6の噛合状態から後退されて非噛合状態の位置
においても破砕室4と連通しており、更に、連結
部材23には布、ゴム等の軟体(可撓性)性を有
するタレ幕36がロータ軸方向全体にわたつて設
けられてその下端が排出シユート17に接触され
ている。
従つて、ロータ6を離反させて詰つた材料を排
出する場合にも、機外への漏出は防止されてい
る。
(考案の効果) 本考案によれば、ロータ6はその一方が他方に
対して遠近移動自在であることから、ロータ6間
に材料が詰つたとき、オーバーロードを回避させ
ることができる。
このさい、角メタル20を介してロータ6が移
動されることから、正確な移動が確保できる。
また、角メタル20は互いに連結部材23でつ
ながれているので、これによつて正確な移動が確
保されるし、連結部材23にスクレーパ15を取
付けているのでロータ6の噛合解除とともにスク
レーパ15も移動させることができ、構造が簡単
である。
更に、ロータ6の両軸端には案内部材18が設
けられており、この案内部材18はロータ6の噛
合される前から軸方向の位置決め案内をするもの
であることから、ロータ6の側面同士の噛合は正
確にできる。
また、排出シユート17はロータ後退において
も、破砕室4と連通していることから材料の漏出
が防止できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は立面側
断面図、第2図は同正断面図、第3図は案内部材
の部分拡大平面図、第4図は破砕機の側面外観
図、第5図は同平面外観図、第6図は正面外観図
である。 1……ケーシング、2……投入口、3……排出
口、4……破砕室、6……ロータ、7……爪部、
15……スクレーパ、17……排出シユート、1
8……案内部材、20……角メタル、23……連
結部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上部に投入口2、下部に排出口3を有するケー
    シング1の破砕室4内に、外周に爪部7,7を有
    するロータ6,6が互いに側面同士が噛合されか
    つ内回りに回転自在として軸架され、ロータ6,
    6におけるそれぞれの谷部に臨出するスクレーパ
    15,15を有するスリツタ形破砕機において、 一方のロータ6に対して他方のロータ6がその
    ロータ軸両端の角メタル20を介して水平面上に
    おいて遠近移動自在とされており、前記角メタル
    20を互いに連結する部材23にスクレーパ15
    が取付けられており、更に、それぞれのロータ
    6,6の両軸端にはロータ6,6の側面噛合より
    先行して摺接する軸方向位置決め案内部材18,
    18が取付けられており、排出口3に装着される
    排出シユート17はロータ6,6の噛合状態から
    一方のロータ6が後退されて非噛合状態の位置に
    おいて破砕室4に連通されていることを特徴とす
    るスリツタ形破砕機。
JP4962685U 1985-04-02 1985-04-02 Expired JPS6346121Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4962685U JPS6346121Y2 (ja) 1985-04-02 1985-04-02

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4962685U JPS6346121Y2 (ja) 1985-04-02 1985-04-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61167954U JPS61167954U (ja) 1986-10-18
JPS6346121Y2 true JPS6346121Y2 (ja) 1988-12-01

Family

ID=30567004

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4962685U Expired JPS6346121Y2 (ja) 1985-04-02 1985-04-02

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6346121Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61167954U (ja) 1986-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0523608A (ja) 2軸破砕機
JPS6346121Y2 (ja)
CN210935264U (zh) 一种用于土壤重金属检测的样品粉碎装置
CN216459093U (zh) 一种中药材磨粉机
CN210815537U (zh) 一种化工生产用高效粉碎装置
CN114177987A (zh) 一种塑料制品用粉碎装置
CN115231335A (zh) 一种连续式稀土废料定量下料装置
JPH0742662Y2 (ja) 合成樹脂成形のスプルーやランナーの破砕装置
CN211134255U (zh) 一种土木工程建筑废料处理装置
JPH07155630A (ja) 二軸破砕機
CN210332979U (zh) 一种破碎机进料口防尘组件
JPS6129488Y2 (ja)
CN216051666U (zh) 一种农产品农药残留检测装置
CN220900603U (zh) 一种高效半湿物料粉碎装置
CN215087464U (zh) 一种铝合金用无机盐破碎筛分装置
CN211051628U (zh) 一种卧式干法球磨机采用密闭出料
CN220451438U (zh) 混凝土泵送设备
CN213767309U (zh) 一种花生榨油机
CN216368191U (zh) 一种公路施工用废料处理装置
CN219210092U (zh) 一种用于废弃混凝土的预处理设备
CN116213062B (zh) 一种撕碎机筛分检测装置
JPS6341069Y2 (ja)
CN217910794U (zh) 一种姬菇原料粉碎器
CN212920467U (zh) 一种3d打印用垃圾快速切碎装置
CN213254657U (zh) 一种枸杞加工用具有分级筛分机构的磨粉机