JPH0742274Y2 - コンバインの操作レバー支点構造 - Google Patents
コンバインの操作レバー支点構造Info
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- JPH0742274Y2 JPH0742274Y2 JP1988111429U JP11142988U JPH0742274Y2 JP H0742274 Y2 JPH0742274 Y2 JP H0742274Y2 JP 1988111429 U JP1988111429 U JP 1988111429U JP 11142988 U JP11142988 U JP 11142988U JP H0742274 Y2 JPH0742274 Y2 JP H0742274Y2
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- mowing
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Description
【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、コンバインの操作レバー支点構造に関するも
のである。
のである。
(ロ)従来の技術 従来、コンバインは、一本の操作レバーにより刈取装置
の昇降操作と左右走行部の操向操作を行なうことができ
るようにしている。
の昇降操作と左右走行部の操向操作を行なうことができ
るようにしている。
すなわち、操作コラムの側壁間に刈取装置昇降操作支軸
を回動自在に軸架し、同支軸に設けたボス部にサイドク
ラッチ操作支軸を上記刈取装置昇降操作支軸と直交状態
に枢支し、同サイドクラッチ操作支軸に操作レバーの下
端を取付けて、同操作レバーの前後左右方向への回動操
作により各支軸を回動可能としている。
を回動自在に軸架し、同支軸に設けたボス部にサイドク
ラッチ操作支軸を上記刈取装置昇降操作支軸と直交状態
に枢支し、同サイドクラッチ操作支軸に操作レバーの下
端を取付けて、同操作レバーの前後左右方向への回動操
作により各支軸を回動可能としている。
そして、刈取装置昇降操作支軸は、刈取装置に刈取装置
昇降機構を介して連動連結し、またサイドクラッチ操作
支軸は左右走行部の各クラッチ装置にクラッチ作動機構
を介して連動連結している。
昇降機構を介して連動連結し、またサイドクラッチ操作
支軸は左右走行部の各クラッチ装置にクラッチ作動機構
を介して連動連結している。
さらに、サイドクラッチ操作支軸の一端に、操作レバー
を操向操作中立位置に復元させる中立位置復元バネと、
同支軸の回動作動に連動してオン・オフ作動して、同支
軸に連動連結したクラッチ作動機構を作動させるスイッ
チを内蔵したスイッチボックスとを取付けている。
を操向操作中立位置に復元させる中立位置復元バネと、
同支軸の回動作動に連動してオン・オフ作動して、同支
軸に連動連結したクラッチ作動機構を作動させるスイッ
チを内蔵したスイッチボックスとを取付けている。
(ハ)考案が解決しようとする課題 ところが、上記中立位置復元バネとスイッチボックス
は、両方共サイドクラッチ操作支軸の一端に近接させて
取付けているために、それぞれを個々に調節したりメン
テナンス等を行なうのが困難であった。
は、両方共サイドクラッチ操作支軸の一端に近接させて
取付けているために、それぞれを個々に調節したりメン
テナンス等を行なうのが困難であった。
(ニ)課題を解決するための手段 そこで、本考案では、操作コラムの側壁間に、刈取装置
昇降操作支軸を回動自在に軸架し、同支軸に設けたボス
部、サイドクラッチ・ブレーキ操作支軸を、上記支軸と
直交状態に枢支し、同支軸に、操作レバーの下端を取付
けて、同レバーにより上記各支軸を回動させて、各支軸
に連動連結した刈取装置と左右サイドクラッチ装置及び
サイドブレーキ装置の各作動操作を可能としてなるコン
バインの操作レバー支点構造において、上記サイドクラ
ッチ・ブレーキ操作支軸の一端に、操作レバーを操作中
立位置に復元させる中立位置復元バネを取付けると共
に、同支軸の他端に、同支軸の回動作動に連動してオン
・オフ作動して、同支軸に連動連結した左右サイドクラ
ッチ装置及び左右サイドブレーキ装置を作動させるスイ
ッチを内蔵したスイッチボックスを取付け、前記刈取装
置昇降操作支軸に刈取装置昇降作動用の油圧ポンプを制
御する油圧バルブを刈取装置昇降機構を介して連動連結
し、同刈取装置昇降機構に刈取装置の昇降作動をロック
するための昇降ロック装置を連動連結したことを特徴と
するコンバインの操作レバー支点構造を提供せんとする
ものである。
昇降操作支軸を回動自在に軸架し、同支軸に設けたボス
部、サイドクラッチ・ブレーキ操作支軸を、上記支軸と
直交状態に枢支し、同支軸に、操作レバーの下端を取付
けて、同レバーにより上記各支軸を回動させて、各支軸
に連動連結した刈取装置と左右サイドクラッチ装置及び
サイドブレーキ装置の各作動操作を可能としてなるコン
バインの操作レバー支点構造において、上記サイドクラ
ッチ・ブレーキ操作支軸の一端に、操作レバーを操作中
立位置に復元させる中立位置復元バネを取付けると共
に、同支軸の他端に、同支軸の回動作動に連動してオン
・オフ作動して、同支軸に連動連結した左右サイドクラ
ッチ装置及び左右サイドブレーキ装置を作動させるスイ
ッチを内蔵したスイッチボックスを取付け、前記刈取装
置昇降操作支軸に刈取装置昇降作動用の油圧ポンプを制
御する油圧バルブを刈取装置昇降機構を介して連動連結
し、同刈取装置昇降機構に刈取装置の昇降作動をロック
するための昇降ロック装置を連動連結したことを特徴と
するコンバインの操作レバー支点構造を提供せんとする
ものである。
(ホ)作用・効果 本考案では、上記のように、サイドクラッチ操作支軸の
一端に中立位置復元バネを取付け、他端にスイッチボッ
クスを取付けているために、同バネとスイッチボックス
とを離れた位置に配置することができ、それぞれの調節
作業やメンテナンス等を楽に行なうことができる。
一端に中立位置復元バネを取付け、他端にスイッチボッ
クスを取付けているために、同バネとスイッチボックス
とを離れた位置に配置することができ、それぞれの調節
作業やメンテナンス等を楽に行なうことができる。
しかも、刈取装置昇降操作支軸に刈取装置昇降作動用の
油圧ポンプを制御する油圧バルブを刈取装置昇降機構を
介して連動連結し、同刈取装置昇降機構に刈取装置の昇
降作動をロックするための昇降ロック装置を連動連結し
ているために、同昇降ロック装置により刈取装置を下降
位置又は上昇位置に保持することができる。
油圧ポンプを制御する油圧バルブを刈取装置昇降機構を
介して連動連結し、同刈取装置昇降機構に刈取装置の昇
降作動をロックするための昇降ロック装置を連動連結し
ているために、同昇降ロック装置により刈取装置を下降
位置又は上昇位置に保持することができる。
従って、刈取作業時には刈取装置を下降位置に保持して
刈取り高さを一定に確保することにより、刈取作業能率
を向上させることができると共に、非刈取作業時には、
刈取装置を上昇位置に確保して、地上の障害物等に刈取
装置が干渉しないようにすることにより、刈取装置の損
傷等を防止することができる。
刈取り高さを一定に確保することにより、刈取作業能率
を向上させることができると共に、非刈取作業時には、
刈取装置を上昇位置に確保して、地上の障害物等に刈取
装置が干渉しないようにすることにより、刈取装置の損
傷等を防止することができる。
(ヘ)実施例 本考案の実施例を図面にもとづき詳説すれば、第1図及
び第2図に示す(A)はコンバインであり、本機(1)
の左側前方に刈取装置(2)を上下昇降自在に取付けて
いる。
び第2図に示す(A)はコンバインであり、本機(1)
の左側前方に刈取装置(2)を上下昇降自在に取付けて
いる。
そして、本機(1)は、クローラ式の左右走行部(3)
(3)上の左側前部に、刈取装置(2)により刈取られ
ると共に搬送機構(4)を介して搬送されてくる穀桿を
脱穀さらには選別する脱穀・選別部(5)を設け、同脱
穀・選別部(5)の後方に排藁を処理する排藁処理部
(6)を設けており、右側前部には搬送機構(4)に隣
接させて運転部(7)を設け、同運転部(7)の後方に
選別された籾を貯留するための籾貯留部(8)を脱穀・
選別部(5)に隣接させて設けている。(38)は刈取装
置(2)を昇降させるための刈取装置昇降シリンダであ
る。
(3)上の左側前部に、刈取装置(2)により刈取られ
ると共に搬送機構(4)を介して搬送されてくる穀桿を
脱穀さらには選別する脱穀・選別部(5)を設け、同脱
穀・選別部(5)の後方に排藁を処理する排藁処理部
(6)を設けており、右側前部には搬送機構(4)に隣
接させて運転部(7)を設け、同運転部(7)の後方に
選別された籾を貯留するための籾貯留部(8)を脱穀・
選別部(5)に隣接させて設けている。(38)は刈取装
置(2)を昇降させるための刈取装置昇降シリンダであ
る。
また、運転部(7)は、第1図〜第3図に示すように、
床面(9)の前部にフロント操作コラム(10)を立設
し、同コラム(10)の上面右側より一本の操作レバー
(11)を突設させ、同操作レバー(11)により、連動機
構(21)を介して、刈取装置(2)の上下昇降操作と、
左右走行部(3)(3)のクラッチ断続作動操作及びブ
レーキ制動操作とを行なうことができるようにしてい
る。
床面(9)の前部にフロント操作コラム(10)を立設
し、同コラム(10)の上面右側より一本の操作レバー
(11)を突設させ、同操作レバー(11)により、連動機
構(21)を介して、刈取装置(2)の上下昇降操作と、
左右走行部(3)(3)のクラッチ断続作動操作及びブ
レーキ制動操作とを行なうことができるようにしてい
る。
また、第1図〜第3図に示す(14)(14′)は、アシス
トバーであり、通常固定ボルト(図示せず)により固定
している。そして、同固定ボルトによる固定を解除すれ
ば、左右操向操作レバーとして機能させることができる
ようにしている。すなわち、上記操作レバー(11)によ
る左右走行部(3)(3)のクラッチ断続作動操作及び
ブレーキ制動操作に代えて、アシストバー(14)(1
4′)によりこれらの操作を行なえるようにしており、
この際、操作レバー(11)では刈取装置(2)の上下昇
降操作のみを行なう。
トバーであり、通常固定ボルト(図示せず)により固定
している。そして、同固定ボルトによる固定を解除すれ
ば、左右操向操作レバーとして機能させることができる
ようにしている。すなわち、上記操作レバー(11)によ
る左右走行部(3)(3)のクラッチ断続作動操作及び
ブレーキ制動操作に代えて、アシストバー(14)(1
4′)によりこれらの操作を行なえるようにしており、
この際、操作レバー(11)では刈取装置(2)の上下昇
降操作のみを行なう。
また、運転部(7)の床面(9)の左側部には、第1
図、第2図、第4図及び第5図に示すように、サイド操
作コラム(15)を立設しており、同コラム(15)の上面
より、アクセルレバー(17)と、主変速レバー(18)
と、脱穀クラッチレバー(19)と、副変速レバー(20)
とを突出させて、各レバー操作が行なえるようにしてい
る。
図、第2図、第4図及び第5図に示すように、サイド操
作コラム(15)を立設しており、同コラム(15)の上面
より、アクセルレバー(17)と、主変速レバー(18)
と、脱穀クラッチレバー(19)と、副変速レバー(20)
とを突出させて、各レバー操作が行なえるようにしてい
る。
次に、前記した連動機構(21)について、第3図〜第9
図にもとづき説明する。
図にもとづき説明する。
すなわち、連動機構(21)は、サイド操作コラム(15)
の左側壁(15b)とフロント操作コラム(10)の右側壁
(10a)との間に、フロント操作コラム(10)の左側壁
(10b)を貫通させて刈取装置昇降操作支軸(22)を軸
架し、同支軸(22)の右側部にボス部(23)を嵌合させ
ると共に、同ボス部(23)を固定ボルト(26)により固
定し、同ボス部(23)の下部にサイドクラッチ・ブレー
キ操作支軸(24)の後端部(24a)を上記刈取装置昇降
操作支軸(22)と直交状態で回動自在に枢支し、同サイ
ドクラッチ・ブレーキ操作支軸(24)の中途部にレバー
ステー(25)の下端を固設し、同ステー(25)を、直上
方へ立上げた立上り部(25a)と、同立上り部(25a)の
上端より後方へ水平に伸延させた水平伸延部(25b)と
から形成し、同水平伸延部(25b)の上面に操作レバー
(11)の下端を固設している。
の左側壁(15b)とフロント操作コラム(10)の右側壁
(10a)との間に、フロント操作コラム(10)の左側壁
(10b)を貫通させて刈取装置昇降操作支軸(22)を軸
架し、同支軸(22)の右側部にボス部(23)を嵌合させ
ると共に、同ボス部(23)を固定ボルト(26)により固
定し、同ボス部(23)の下部にサイドクラッチ・ブレー
キ操作支軸(24)の後端部(24a)を上記刈取装置昇降
操作支軸(22)と直交状態で回動自在に枢支し、同サイ
ドクラッチ・ブレーキ操作支軸(24)の中途部にレバー
ステー(25)の下端を固設し、同ステー(25)を、直上
方へ立上げた立上り部(25a)と、同立上り部(25a)の
上端より後方へ水平に伸延させた水平伸延部(25b)と
から形成し、同水平伸延部(25b)の上面に操作レバー
(11)の下端を固設している。
このように、操作レバー(11)は、刈取装置昇降操作支
軸(22)を中心に前後方向に回動操作可能であり、かか
る前後回動操作により刈取装置昇降機構(27)を介して
刈取装置(2)の上下昇降操作が行なえるようにしてい
る。しかも、同操作レバー(11)は、サイドクラッチ・
ブレーキ操作支軸(24)を中心に左右方向にも回動操作
可能であり、かかる左右回動操作によりクラッチ・ブレ
ーキ作動機構(27′)を介して左右走行部(3)(3)
のクラッチ断続作動操作及びブレーキ制動操作が行なえ
るようにしている。
軸(22)を中心に前後方向に回動操作可能であり、かか
る前後回動操作により刈取装置昇降機構(27)を介して
刈取装置(2)の上下昇降操作が行なえるようにしてい
る。しかも、同操作レバー(11)は、サイドクラッチ・
ブレーキ操作支軸(24)を中心に左右方向にも回動操作
可能であり、かかる左右回動操作によりクラッチ・ブレ
ーキ作動機構(27′)を介して左右走行部(3)(3)
のクラッチ断続作動操作及びブレーキ制動操作が行なえ
るようにしている。
そして、上記刈取装置昇降機構(27)は、第3図及び第
5図に示すように、刈取装置昇降操作支軸(22)の左側
端部に作動アーム(28)の下端をボス(22′)を介して
取付け、同アーム(28)の上端を後上方へ伸延させて、
同アーム(28)の上端に連動ロッド(29)の前端を第1
連動ピン(30)により連動連結し、同連動ロッド(29)
の後端を後方へ伸延させて、同連動ロッド(29)の後端
に、刈取装置昇降作動用の油圧ポンプ(31)を制御する
油圧バルブ(32)のスプール(32a)に下端を連動連結
したスプール作動用回動アーム(33)の上端を、第2連
結ピン(34)により連動連結している。(35)はスプー
ル作動用回動アーム(33)の中途部を前後回動自在に枢
支するステーであり、(36)は枢支ピンである。(37)
はスプール(32a)より突出させ、スプール作動用回動
アーム(33)の下端部に設けた連結孔(33a)中に挿通
させた連結用突起である。また、油圧ポンプ(31)には
前記刈取装置昇降シリンダ(38)を油圧パイプを介して
連通連結している。
5図に示すように、刈取装置昇降操作支軸(22)の左側
端部に作動アーム(28)の下端をボス(22′)を介して
取付け、同アーム(28)の上端を後上方へ伸延させて、
同アーム(28)の上端に連動ロッド(29)の前端を第1
連動ピン(30)により連動連結し、同連動ロッド(29)
の後端を後方へ伸延させて、同連動ロッド(29)の後端
に、刈取装置昇降作動用の油圧ポンプ(31)を制御する
油圧バルブ(32)のスプール(32a)に下端を連動連結
したスプール作動用回動アーム(33)の上端を、第2連
結ピン(34)により連動連結している。(35)はスプー
ル作動用回動アーム(33)の中途部を前後回動自在に枢
支するステーであり、(36)は枢支ピンである。(37)
はスプール(32a)より突出させ、スプール作動用回動
アーム(33)の下端部に設けた連結孔(33a)中に挿通
させた連結用突起である。また、油圧ポンプ(31)には
前記刈取装置昇降シリンダ(38)を油圧パイプを介して
連通連結している。
従って、操作レバー(11)を前後操作すれば、かかる刈
取装置昇降機構(27)により、油圧バルブ(32)を介し
て刈取装置昇降作動用の油圧ポンプ(31)が作動し、同
油圧ポンプ(31)により刈取装置昇降シリンダ(38)が
伸縮作動して、刈取装置(2)を上下に昇降させること
ができる。
取装置昇降機構(27)により、油圧バルブ(32)を介し
て刈取装置昇降作動用の油圧ポンプ(31)が作動し、同
油圧ポンプ(31)により刈取装置昇降シリンダ(38)が
伸縮作動して、刈取装置(2)を上下に昇降させること
ができる。
また、サイド操作コラム(15)内には、刈取装置(2)
の昇降作動をロックするための昇降ロック装置(39)を
設けている。
の昇降作動をロックするための昇降ロック装置(39)を
設けている。
すなわち、昇降ロック装置(39)は、第3図及び第5図
に示すように、前記刈取装置昇降機構(27)のスプール
作動用回動アーム(33)の上端部に、刈取装置昇降ロッ
ク用ロッド(40)の下端部(40a)を取付け、同ロッド
(40)の上端部(40b)をサイド操作コラム(15)の天
井壁(15a)の裏面近傍位置まで伸延させ、同ロッド(4
0)の上端部(40b)に、同天井壁(15a)の裏面に取付
けたロック体(41)を係合させて、同ロッド(40)を固
定することにより、同装置昇降機構(27)の作動ロック
を行なうことができるようにしている。
に示すように、前記刈取装置昇降機構(27)のスプール
作動用回動アーム(33)の上端部に、刈取装置昇降ロッ
ク用ロッド(40)の下端部(40a)を取付け、同ロッド
(40)の上端部(40b)をサイド操作コラム(15)の天
井壁(15a)の裏面近傍位置まで伸延させ、同ロッド(4
0)の上端部(40b)に、同天井壁(15a)の裏面に取付
けたロック体(41)を係合させて、同ロッド(40)を固
定することにより、同装置昇降機構(27)の作動ロック
を行なうことができるようにしている。
また、ロック体(41)は、第5図及び第6図に示すよう
に、天井壁(15a)の裏面に垂設した支軸(42)の下端
に、前端部(41a)を平面視で左右回動自在に取付け、
後端部(41b)に回動操作ピン(43)を上方へ向けて突
設し、同回動操作ピン(43)の上端部(43a)を天井壁
(15a)に設けた円弧状のガイド孔(15′a)中に挿通
して外部へ突出させ、同上端部(43a)に操作用つまみ
(44)を締付調節自在に螺着して、同つまみ(44)を天
井壁(15a)の表面に圧接すべく締付調節することによ
り、ロック体(41)の回動固定を行なうことも、又同つ
まみ(44)を緩めることにより、ロック体(41)を左右
回動操作可能とすることもできるようにしている。
に、天井壁(15a)の裏面に垂設した支軸(42)の下端
に、前端部(41a)を平面視で左右回動自在に取付け、
後端部(41b)に回動操作ピン(43)を上方へ向けて突
設し、同回動操作ピン(43)の上端部(43a)を天井壁
(15a)に設けた円弧状のガイド孔(15′a)中に挿通
して外部へ突出させ、同上端部(43a)に操作用つまみ
(44)を締付調節自在に螺着して、同つまみ(44)を天
井壁(15a)の表面に圧接すべく締付調節することによ
り、ロック体(41)の回動固定を行なうことも、又同つ
まみ(44)を緩めることにより、ロック体(41)を左右
回動操作可能とすることもできるようにしている。
そして、ロック体(41)の左側部には、刈取装置(2)
を下降させた状態でロックするための下降ロック用係合
凹部(41c)と、刈取装置(2)を上昇させた状態でロ
ックするための上昇ロック用係合凹部(41d)とを設
け、いずれかの係合凹部(41c)(41d)に刈取装置昇降
ロック用ロッド(40)の上端部(40b)を係合させて、
同ロッド(40)の作動ロックを行なうことができるよう
にしている。
を下降させた状態でロックするための下降ロック用係合
凹部(41c)と、刈取装置(2)を上昇させた状態でロ
ックするための上昇ロック用係合凹部(41d)とを設
け、いずれかの係合凹部(41c)(41d)に刈取装置昇降
ロック用ロッド(40)の上端部(40b)を係合させて、
同ロッド(40)の作動ロックを行なうことができるよう
にしている。
また、サイド操作コラム(15)の左側上隅部にはストッ
パー体(45)を設けており、同ストッパー体(45)によ
り刈取装置昇降ロック用ロッド(40)の上端部(40b)
が、ロック体(41)の係合作動時に、左側方へ撓むのを
防止し、同ロック体(41)による係合が確実に行なえる
ようにしている。
パー体(45)を設けており、同ストッパー体(45)によ
り刈取装置昇降ロック用ロッド(40)の上端部(40b)
が、ロック体(41)の係合作動時に、左側方へ撓むのを
防止し、同ロック体(41)による係合が確実に行なえる
ようにしている。
このような昇降ロック装置(39)によれば、ロック体
(41)を操作用つまみ(44)をつまんで左右回動操作
し、同ロック体(41)の上昇又は下降ロック用係合凹部
(41c)(41d)に刈取装置昇降ロック用ロッド(40)の
上端部(40b)を係合させることにより、同ロッド(4
0)の作動をロックし、刈取装置(2)を下降位置又は
上昇位置に保持することができる。
(41)を操作用つまみ(44)をつまんで左右回動操作
し、同ロック体(41)の上昇又は下降ロック用係合凹部
(41c)(41d)に刈取装置昇降ロック用ロッド(40)の
上端部(40b)を係合させることにより、同ロッド(4
0)の作動をロックし、刈取装置(2)を下降位置又は
上昇位置に保持することができる。
また、前記したクラッチ・ブレーキ作動機構(27′)
は、第7図に示すように、刈取装置昇降操作支軸(22)
に設けたボス部(23)にスイッチボックス(46)を取付
け、同ボックス(46)に油圧機構(70)を接続してい
る。
は、第7図に示すように、刈取装置昇降操作支軸(22)
に設けたボス部(23)にスイッチボックス(46)を取付
け、同ボックス(46)に油圧機構(70)を接続してい
る。
そして、スイッチボックス(46)内には、サイドクラッ
チ・ブレーキ操作支軸(24)に、バッテリー(B)に接
続した接触端子(46e)の基端を取付け、同支軸(24)
の一定角度回動作動に連動して同接触端子(46e)の先
端部が接触して通電する左右クラッチ作動用接触端子
(46a)(46b)と、上記支軸(24)の一定角度の最大振
れ角度近傍での回動作動に連動して接触端子(46e)の
先端部が接触して通電する左右ブレーキ作動用接触端子
(46c)(46d)を設けている。
チ・ブレーキ操作支軸(24)に、バッテリー(B)に接
続した接触端子(46e)の基端を取付け、同支軸(24)
の一定角度回動作動に連動して同接触端子(46e)の先
端部が接触して通電する左右クラッチ作動用接触端子
(46a)(46b)と、上記支軸(24)の一定角度の最大振
れ角度近傍での回動作動に連動して接触端子(46e)の
先端部が接触して通電する左右ブレーキ作動用接触端子
(46c)(46d)を設けている。
そして、左右クラッチ作動用接触端子(46a)(46b)
は、油圧機構(70)の左右クラッチ作動用シリンダ(4
7)(47′)を制御するクラッチ作動用電磁バルブ(4
8)に接続し、また左右ブレーキ作動用接触端子(46c)
(46d)は、油圧機構(70)の左右ブレーキ作動用シリ
ンダ(49)(49′)を制御するブレーキ作動用電磁バル
ブ(50)に接続している。
は、油圧機構(70)の左右クラッチ作動用シリンダ(4
7)(47′)を制御するクラッチ作動用電磁バルブ(4
8)に接続し、また左右ブレーキ作動用接触端子(46c)
(46d)は、油圧機構(70)の左右ブレーキ作動用シリ
ンダ(49)(49′)を制御するブレーキ作動用電磁バル
ブ(50)に接続している。
しかも、操作レバー(11)を左右いずれか一方向に回動
操作して、サイドクラッチ・ブレーキ操作支軸(24)を
回動させると、同支軸(24)に取付けた接触端子(46
e)により、同操作レバー(11)の回動操作側のクラッ
チ作動用接触端子(46a)又は(46b)が通電し、クラッ
チ作動用電磁バルブ(48)を介してクラッチ作動用シリ
ンダ(47)又は(47′)を作動させて、後述する左右サ
イドクラッチ装置の一方を切断作動させることができ、
さらに同操作レバー(11)を上記一定角度の最大振れ角
度の近傍まで大きく回動操作して、上記支軸(24)を回
動させると、上記接触端子(46e)により、同操作レバ
ー(11)の回動操作側のブレーキ作動用接触端子(46
c)又は(46d)も通電し、ブレーキ作動用電磁バルブ
(50)を介してブレーキ作動用シリンダ(49)又は(4
9′)を作動させて、後述する左右サイドブレーキ装置
の一方をブレーキ制動させることができるようにしてい
る。
操作して、サイドクラッチ・ブレーキ操作支軸(24)を
回動させると、同支軸(24)に取付けた接触端子(46
e)により、同操作レバー(11)の回動操作側のクラッ
チ作動用接触端子(46a)又は(46b)が通電し、クラッ
チ作動用電磁バルブ(48)を介してクラッチ作動用シリ
ンダ(47)又は(47′)を作動させて、後述する左右サ
イドクラッチ装置の一方を切断作動させることができ、
さらに同操作レバー(11)を上記一定角度の最大振れ角
度の近傍まで大きく回動操作して、上記支軸(24)を回
動させると、上記接触端子(46e)により、同操作レバ
ー(11)の回動操作側のブレーキ作動用接触端子(46
c)又は(46d)も通電し、ブレーキ作動用電磁バルブ
(50)を介してブレーキ作動用シリンダ(49)又は(4
9′)を作動させて、後述する左右サイドブレーキ装置
の一方をブレーキ制動させることができるようにしてい
る。
また、油圧機構(70)には、左右ブレーキ作動用シリン
ダ(49)(49′)のブレーキ圧を調節するための可変リ
リーフ弁(51)を設けており、(P)は油圧ポンプ、
(T)は油圧タンクを示している。
ダ(49)(49′)のブレーキ圧を調節するための可変リ
リーフ弁(51)を設けており、(P)は油圧ポンプ、
(T)は油圧タンクを示している。
また、上記左右クラッチ作動用シリンダ(47)(47′)
と左右ブレーキ作動用シリンダ(49)(49′)は、第8
図及び第9図に示すように、左右走行部(3)(3)の
駆動輪(3a)(3a)間に架設したミッションケース(5
2)の前壁上部に支持ケース(53)を介して取付けてお
り、各シリンダ(47)(47′)(49)(49′)の下端に
は、それぞれ長さ調節自在の連動連結体(60)(60′)
(61)(61′)の上端を連結ボルト(62)(62′)によ
り連結し、同連動連結体(60)(60′)(61)(61′)
の下端部を、ミッションケース(52)に内蔵した左右サ
イドクラッチ装置及び左右サイドブレーキ装置を作動さ
せるために同ケース(52)の前壁下部に設けた左右クラ
ッチ・ブレーキ作動アーム(63)(63′)の先端に連動
連結している。
と左右ブレーキ作動用シリンダ(49)(49′)は、第8
図及び第9図に示すように、左右走行部(3)(3)の
駆動輪(3a)(3a)間に架設したミッションケース(5
2)の前壁上部に支持ケース(53)を介して取付けてお
り、各シリンダ(47)(47′)(49)(49′)の下端に
は、それぞれ長さ調節自在の連動連結体(60)(60′)
(61)(61′)の上端を連結ボルト(62)(62′)によ
り連結し、同連動連結体(60)(60′)(61)(61′)
の下端部を、ミッションケース(52)に内蔵した左右サ
イドクラッチ装置及び左右サイドブレーキ装置を作動さ
せるために同ケース(52)の前壁下部に設けた左右クラ
ッチ・ブレーキ作動アーム(63)(63′)の先端に連動
連結している。
しかも、左クラッチ・ブレーキ作動アーム(63)の基端
は、左サイドクラッチ装置及び左サイドブレーキ装置に
連動連結した左作動軸(64)に取付け、同アーム(63)
の先端より前方へ左連動連結ピン(65)を突設して、同
ピン(65)を、左クラッチ作動用シリンダ(47)と左ブ
レーキ作動用シリンダ(49)に連動連結した連動連結体
(60)(61)の下端部に設けた縦長孔(66)(67)中に
上下摺動自在に挿通して連結している。
は、左サイドクラッチ装置及び左サイドブレーキ装置に
連動連結した左作動軸(64)に取付け、同アーム(63)
の先端より前方へ左連動連結ピン(65)を突設して、同
ピン(65)を、左クラッチ作動用シリンダ(47)と左ブ
レーキ作動用シリンダ(49)に連動連結した連動連結体
(60)(61)の下端部に設けた縦長孔(66)(67)中に
上下摺動自在に挿通して連結している。
また、同様に右クラッチ・ブレーキ作動アーム(63′)
の基端は、右サイドクラッチ装置及び右サイドブレーキ
装置に連動連結した右作動軸(64′)に取付け、同アー
ム(63′)の先端より前方へ右連動連結ピン(65′)を
突設して、同ピン(65′)を、右クラッチ作動用シリン
ダ(47′)と右ブレーキ作動用シリンダ(49′)に連動
連結した連動連結体(60′)(61′)の下端部に設けた
縦長孔(66′)(67′)中に上下摺動自在に挿通して連
結している。
の基端は、右サイドクラッチ装置及び右サイドブレーキ
装置に連動連結した右作動軸(64′)に取付け、同アー
ム(63′)の先端より前方へ右連動連結ピン(65′)を
突設して、同ピン(65′)を、右クラッチ作動用シリン
ダ(47′)と右ブレーキ作動用シリンダ(49′)に連動
連結した連動連結体(60′)(61′)の下端部に設けた
縦長孔(66′)(67′)中に上下摺動自在に挿通して連
結している。
そして、左右ブレーキ作動用シリンダ(49)(49′)の
ストローク、すなわち伸縮長さは、左右クラッチ作動用
シリンダ(47)(47′)の伸縮長さよりも少し長くして
おり、左右クラッチ作動用シリンダ(47)(47′)の伸
縮作動に連動して左右クラッチ・ブレーキ作動アーム
(63)(63′)を上下回動作動させることにより、左右
クラッチ装置を断続作動させ、また、左右ブレーキ作動
用シリンダ(49)(49′)の伸縮作動に連動して左右ク
ラッチ・ブレーキ作動アーム(63)(63′)をさらに大
きく上方若しくは下方へ回動作動させることにより、左
右ブレーキ装置をブレーキ制動させることができるよう
にしている。
ストローク、すなわち伸縮長さは、左右クラッチ作動用
シリンダ(47)(47′)の伸縮長さよりも少し長くして
おり、左右クラッチ作動用シリンダ(47)(47′)の伸
縮作動に連動して左右クラッチ・ブレーキ作動アーム
(63)(63′)を上下回動作動させることにより、左右
クラッチ装置を断続作動させ、また、左右ブレーキ作動
用シリンダ(49)(49′)の伸縮作動に連動して左右ク
ラッチ・ブレーキ作動アーム(63)(63′)をさらに大
きく上方若しくは下方へ回動作動させることにより、左
右ブレーキ装置をブレーキ制動させることができるよう
にしている。
この際、左右クラッチ作動用シリンダ(47)(47′)の
伸縮作動と、左右ブレーキ作動用シリンダ(49)(4
9′)の伸縮作動は、縦長孔(66)(66′)(67)(6
7′)により相互干渉が起きないようにしている。
伸縮作動と、左右ブレーキ作動用シリンダ(49)(4
9′)の伸縮作動は、縦長孔(66)(66′)(67)(6
7′)により相互干渉が起きないようにしている。
また、第3図、第8図、及び第9図中、(68)(68′)
は、左右操向操作レバー(14)(14′)と左右クラッチ
・ブレーキ作動アーム(63)(63′)とをそれぞれ連動
連結する連動連結ワイヤである。
は、左右操向操作レバー(14)(14′)と左右クラッチ
・ブレーキ作動アーム(63)(63′)とをそれぞれ連動
連結する連動連結ワイヤである。
また、上記支持ケース(53)の上部には、前記可変リリ
ーフ弁(51)を設け、同リリーフ弁(51)にリリーフ弁
調節アーム(51a)の基端を回動支軸(51′a)により
上下回動自在に取付けており、同リリーフ弁調節アーム
(51a)の先端と、前記サイドクラッチ・ブレーキ操作
支軸(24)の中途部に設けたレバーステー(25)の立上
り部(25a)より左右側方へ突設したブレーキ圧可変ア
ーム(54)(54′)の先端との間には、連動ワイヤ(5
5)(55′)を介設して、上記支軸(24)を中心とする
操作レバー(11)の左右回動操作による同連動ワイヤ
(55)(55′)の引き具合に比例して、可変リリーフ弁
(51)を介して左右ブレーキ作動用シリンダ(49)(4
9′)内の油圧を増大させ、ブレーキ圧を増大させるこ
とができるようにしている。
ーフ弁(51)を設け、同リリーフ弁(51)にリリーフ弁
調節アーム(51a)の基端を回動支軸(51′a)により
上下回動自在に取付けており、同リリーフ弁調節アーム
(51a)の先端と、前記サイドクラッチ・ブレーキ操作
支軸(24)の中途部に設けたレバーステー(25)の立上
り部(25a)より左右側方へ突設したブレーキ圧可変ア
ーム(54)(54′)の先端との間には、連動ワイヤ(5
5)(55′)を介設して、上記支軸(24)を中心とする
操作レバー(11)の左右回動操作による同連動ワイヤ
(55)(55′)の引き具合に比例して、可変リリーフ弁
(51)を介して左右ブレーキ作動用シリンダ(49)(4
9′)内の油圧を増大させ、ブレーキ圧を増大させるこ
とができるようにしている。
また、連動ワイヤ(55)(55′)の基端には長孔(55
a)(55′a)を設けており、同長孔(55a)(55′a)
中に各ブレーキ圧可変アーム(54)(54′)の先端に設
けた連結ピン(54a)(54′a)を摺動自在に挿通し
て、操作レバー(11)の左右回動操作時に、いずれか一
方の連動ワイヤ(55)(55′)のみが引張されるように
している。また、(51b)は、リリーフ弁調節アーム(5
1a)に突設し、連動ワイヤ(55)(55′)の先端を連動
する連結ピンである。
a)(55′a)を設けており、同長孔(55a)(55′a)
中に各ブレーキ圧可変アーム(54)(54′)の先端に設
けた連結ピン(54a)(54′a)を摺動自在に挿通し
て、操作レバー(11)の左右回動操作時に、いずれか一
方の連動ワイヤ(55)(55′)のみが引張されるように
している。また、(51b)は、リリーフ弁調節アーム(5
1a)に突設し、連動ワイヤ(55)(55′)の先端を連動
する連結ピンである。
また、サイドクラッチ・ブレーキ操作支軸(24)の前端
部には、位置決め用バネ(56)を巻回し、同バネ(56)
の一端(56a)をレバーステー(25)より下方へ延設し
たバネ連結部(25c)に連結すると共に、同バネ(56)
の他端(56b)を刈取装置昇降操作支軸(22)に基端を
取付けた連結ブラケット(57)の先端に連結して、同バ
ネ(56)の弾性復元力により、操作レバー(11)を垂直
に起立する中立位置に保持すべくサイドクラッチ・ブレ
ーキ操作支軸(24)を回動付勢している。
部には、位置決め用バネ(56)を巻回し、同バネ(56)
の一端(56a)をレバーステー(25)より下方へ延設し
たバネ連結部(25c)に連結すると共に、同バネ(56)
の他端(56b)を刈取装置昇降操作支軸(22)に基端を
取付けた連結ブラケット(57)の先端に連結して、同バ
ネ(56)の弾性復元力により、操作レバー(11)を垂直
に起立する中立位置に保持すべくサイドクラッチ・ブレ
ーキ操作支軸(24)を回動付勢している。
また、レバーステー(25)の水平伸延部(25b)に仮止
め装置(58)を設けており、同仮止め装置(58)は、水
平伸延部(25b)の中央部に上下貫通状態に仮止め筒体
(58a)を取付け、同筒体(58a)内に仮止めボール(58
b)を上下摺動自在に収容し、同ボール(58b)と同筒体
(58a)の上端部に設けたスプリング受け体(58c)との
間にスプリング(58d)を介在させて、同スプリング(5
8d)により同ボール(58b)を仮止め筒体(58a)の下端
開口部より外部へ一部突出状態に付勢している。
め装置(58)を設けており、同仮止め装置(58)は、水
平伸延部(25b)の中央部に上下貫通状態に仮止め筒体
(58a)を取付け、同筒体(58a)内に仮止めボール(58
b)を上下摺動自在に収容し、同ボール(58b)と同筒体
(58a)の上端部に設けたスプリング受け体(58c)との
間にスプリング(58d)を介在させて、同スプリング(5
8d)により同ボール(58b)を仮止め筒体(58a)の下端
開口部より外部へ一部突出状態に付勢している。
そして、ボス部(23)の上面(23a)は、上方へ凸状の
円弧面に形成して、操作レバー(11)の左右回動操作時
に、同上面(23a)上を上記仮止めボール(58b)が転動
すべく構成し、同上面(23a)の中央部には同ボール(5
8b)が嵌合係止する仮止め凹部(23b)を設け、操作レ
バー(11)を中立位置に仮止め保持可能としている。
円弧面に形成して、操作レバー(11)の左右回動操作時
に、同上面(23a)上を上記仮止めボール(58b)が転動
すべく構成し、同上面(23a)の中央部には同ボール(5
8b)が嵌合係止する仮止め凹部(23b)を設け、操作レ
バー(11)を中立位置に仮止め保持可能としている。
本考案の実施例は上記のように構成されているものであ
り、本実施例によれば、以下のような作用効果が生起さ
れる。
り、本実施例によれば、以下のような作用効果が生起さ
れる。
すなわち、本実施例では、上記のように、サイドクラッ
チ操作支軸(24)の一端に中立位置復元バネ(56)を取
付け、他端にスイッチボックス(46)を取付けているた
めに、同バネ(56)とスイッチボックス(46)とを離れ
た位置に配置することができ、それぞれの調節作業やメ
ンテナンス等を楽に行なうことができる。
チ操作支軸(24)の一端に中立位置復元バネ(56)を取
付け、他端にスイッチボックス(46)を取付けているた
めに、同バネ(56)とスイッチボックス(46)とを離れ
た位置に配置することができ、それぞれの調節作業やメ
ンテナンス等を楽に行なうことができる。
しかも、刈取装置昇降操作支軸(22)に刈取装置昇降作
動用の油圧ポンプ(31)を御する油圧バルブ(32)を刈
取装置昇降機構(27)を介して連動連結し、同刈取装置
昇降機構(27)に刈取装置(2)の昇降作動をロックす
るための昇降ロック装置(32)を連動連結しているため
に、同昇降ロック装置(32)により刈取装置(2)を下
降位置又は上昇位置に保持することができる。
動用の油圧ポンプ(31)を御する油圧バルブ(32)を刈
取装置昇降機構(27)を介して連動連結し、同刈取装置
昇降機構(27)に刈取装置(2)の昇降作動をロックす
るための昇降ロック装置(32)を連動連結しているため
に、同昇降ロック装置(32)により刈取装置(2)を下
降位置又は上昇位置に保持することができる。
従って、刈取作業時には刈取装置(2)を下降位置に保
持して刈取り高さを一定に確保することにより、刈取作
業能率を向上させることができると共に、非刈取作業時
には、刈取装置(2)を上昇位置に確保して、地上の障
害物等に刈取装置(2)が干渉しないようにすることに
より、刈取装置(2)の損傷等を防止することができ
る。
持して刈取り高さを一定に確保することにより、刈取作
業能率を向上させることができると共に、非刈取作業時
には、刈取装置(2)を上昇位置に確保して、地上の障
害物等に刈取装置(2)が干渉しないようにすることに
より、刈取装置(2)の損傷等を防止することができ
る。
第1図は、本考案による刈取装置の昇降ロック装置を有
するコンバインの側面図。 第2図は、同コンバインの平面図。 第3図は、同要部の一部切欠平面図。 第4図は、同要部の側面断面図。 第5図は、同要部の一部切欠側面図。 第6図は、サイド操作コラムの平面図。 第7図は、クラッチ・ブレーキ作動機構の説明図。 第8図は、クラッチ・ブレーキ作動用シリンダの側面
図。 第9図は、同平面図。 (A):コンバイン (1):本機 (2):刈取装置 (11):操作レバー
するコンバインの側面図。 第2図は、同コンバインの平面図。 第3図は、同要部の一部切欠平面図。 第4図は、同要部の側面断面図。 第5図は、同要部の一部切欠側面図。 第6図は、サイド操作コラムの平面図。 第7図は、クラッチ・ブレーキ作動機構の説明図。 第8図は、クラッチ・ブレーキ作動用シリンダの側面
図。 第9図は、同平面図。 (A):コンバイン (1):本機 (2):刈取装置 (11):操作レバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 加須屋 智 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−186615(JP,U) 実開 昭64−41231(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】操作コラムの側壁(10a)(15a)間に、刈
取装置昇降操作支軸(22)を回動自在に軸架し、同支軸
(22)に設けたボス部(23)、サイドクラッチ・ブレー
キ操作支軸(24)を、上記支軸(22)と直交状態に枢支
し、同支軸(24)に、操作レバー(11)の下端を取付け
て、同レバー(11)により上記各支軸(22)(24)を回
動させて、各支軸(22)(24)に連動連結した刈取装置
(2)と左右サイドクラッチ装置及びサイドブレーキ装
置の各作動操作を可能としてなるコンバインの操作レバ
ー支点構造において、 上記サイドクラッチ・ブレーキ操作支軸(24)の一端
に、操作レバー(11)を操作中立位置に復元させる中立
位置復元バネ(56)を取付けると共に、同支軸(24)の
他端に、同支軸(24)の回動作動に連動してオン・オフ
作動して、同支軸(24)に連動連結した左右サイドクラ
ッチ装置及び左右サイドブレーキ装置を作動させるスイ
ッチを内蔵したスイッチボックス(46)を取付け、 前記刈取装置昇降操作支軸(22)に刈取装置昇降作動用
の油圧ポンプ(31)を制御する油圧バルブ(32)を刈取
装置昇降機構(27)を介して連動連結し、同刈取装置昇
降機構(27)に刈取装置(2)の昇降作動をロックする
ための昇降ロック装置(39)を連動連結したことを特徴
とするコンバインの操作レバー支点構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988111429U JPH0742274Y2 (ja) | 1988-08-25 | 1988-08-25 | コンバインの操作レバー支点構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988111429U JPH0742274Y2 (ja) | 1988-08-25 | 1988-08-25 | コンバインの操作レバー支点構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0231429U JPH0231429U (ja) | 1990-02-27 |
JPH0742274Y2 true JPH0742274Y2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=31349469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988111429U Expired - Lifetime JPH0742274Y2 (ja) | 1988-08-25 | 1988-08-25 | コンバインの操作レバー支点構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0742274Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62186615U (ja) * | 1986-05-14 | 1987-11-27 | ||
JPH0613654Y2 (ja) * | 1987-09-04 | 1994-04-13 | 三菱農機株式会社 | 作業車輌におけるレバー装置 |
-
1988
- 1988-08-25 JP JP1988111429U patent/JPH0742274Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0231429U (ja) | 1990-02-27 |
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