JPH0741864Y2 - 水冷式アフタークーラの結露水流出防止構造 - Google Patents

水冷式アフタークーラの結露水流出防止構造

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JPH0741864Y2
JPH0741864Y2 JP1989091846U JP9184689U JPH0741864Y2 JP H0741864 Y2 JPH0741864 Y2 JP H0741864Y2 JP 1989091846 U JP1989091846 U JP 1989091846U JP 9184689 U JP9184689 U JP 9184689U JP H0741864 Y2 JPH0741864 Y2 JP H0741864Y2
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JP
Japan
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housing
water
core
lower tank
intake
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徹 鈴木
恒春 立川
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UD Trucks Corp
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B29/00Engines characterised by provision for charging or scavenging not provided for in groups F02B25/00, F02B27/00 or F02B33/00 - F02B39/00; Details thereof
    • F02B29/04Cooling of air intake supply
    • F02B29/045Constructional details of the heat exchangers, e.g. pipes, plates, ribs, insulation, materials, or manufacturing and assembly
    • F02B29/0468Water separation or drainage means
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、水冷式アフタークーラの結露水流出防止構造
に関する。
〔従来の技術〕
一般に、水冷式のアフタークーラには、実開昭57−8143
8号公報に開示されるようにエンジンの冷却水で吸気を
冷却するものと、舶用エンジンで広く用いられているよ
うに海水を利用して吸気を冷却するものが存在する。
第7図は海水を利用して吸気を冷却する舶用アフターク
ーラ1の従来構造を示し、アフタークーラ1はアッパタ
ンク3に取り付けられたハウジング5内にコア7とロア
タンク9が収納されており、ハウジング5の一側面に設
けた吸気導入口11からハウジング5内に導入された吸気
Aが、コア7を通過して吸気排出口13からエンジンに供
給されるようになっている。そして、アッパタンク3に
装着した海水導入管15から導入された海水Wが、コア7
内を流下し乍らコア7を通過する吸気Aと熱交換を行っ
て海水排出口17から排出されるようになっている。尚、
図中、符号19はハウジング5の底部に設けられたドレン
コックである。
又、第8図に示すようにコア7の両側部にサイドプレー
ト21を装着したアフタークーラ23も広く使用されてい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
而して、上記アフタークーラ1,23によって吸気Aが海水
Wで冷却されるが、夏場等湿度の高い時に吸気Aが冷却
されると、吸気A中の水分がコア7の表面に結露して第
7図の如くコア7とロアタンク9の境部やハウジング5
の底部に結露水A1として溜まり、又、第8図の如くサイ
ドパネル21を装着したアフタークーラ23にあっては、コ
ア7とロアタンク9との境に結露水A1が溜まることとな
る。そして、長時間アイドリングを続けた後に急激にエ
ンジンの回転数を上げると、多量の結露水A1がハウジン
グ5の壁面やサイドパネル21に沿って吸気Aと共にエン
ジンに吸い込まれて、燃焼悪化や出力の低下,エンジン
回転速度の低下を来す虞があった。
本考案は斯かる実情に鑑み案出されたもので、アフター
クーラに結露した結露水のエンジンへの吸い込みを防止
した水冷式アフタークーラの結露水流出防止構造を提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
斯かる目的を達成するため、本考案は、エンジン冷却水
又は海水をアッパタンクからコアを介してロアタンクに
導いてロアタンクに設けた排出口から排出し、吸気入口
と吸気出口を設けたハウジングで前記コアとロアタンク
を収納してハウジング内を通過する吸気を冷却すると共
に、結露する結露水をハウジングの底部に溜める水冷式
アウタークーラの結露水流出防止構造に於て、上記ハウ
ジングの吸気出口の下側側面に、上部がコアとロアタン
クの境部より上方に位置する断面コ字状に突出した突出
部を設けたものである。
[作用] 本考案によれば、ハウジング内に溜まった結露水が吸気
に吸い上げられる作用を受けても、ハウジングの吸気出
口の下側側面に設けられた断面コ字状に突出した突出部
によってエンジン側への流出が遮られる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
尚、第7図に示す従来例と同一のものには同一符号を付
してそれらの構造説明は省略する。
第1図及び第2図は本考案の第一実施例を示し、図に於
て、符号25はアフタークーラ27のコア7とロアタンク9
を覆うハウジングで、その側面には吸気入口29と吸気出
口31が夫々対向して設けられている。
そして、上記ハウジング25の吸気出口31の下側側面に
は、第1図及び第2図に示すように断面コ字状に突出し
た突出部25aが形成されており、コア7とロアタンク9
の境部やハウジング25の底部に溜まった結露水A1が吸気
Aによってハウジング25の壁面に沿って吸い上げられた
際に、その一部の結露水A1が当該突出部25aにより下方
へ案内されてエンジン側へ流出することが防止されるよ
うになっている。尚、上記突出部25aは、その上部がコ
ア7とロアタンク9の境部よりも上方に位置するように
形成されている。
本実施例はこのように構成されているから、例えば、夏
場等湿度の高い時に吸気Aがコア7を通過し乍ら海水W
で冷却されると、従来と同様、吸気A中の水分がコア7
の表面に結露してコア7とロアタンク9の境部やハウジ
ング25の底部に結露水A1として溜まり、長時間アイドリ
ングを続けた後に急激にエンジンの回転数を上げると、
多量の結露水A1がハウジング25の壁面に沿って吸気Aに
吸い上げられるが、その一部の結露水A1が上記突出部25
aに衝突し乍ら下へ案内されてエンジン側へ流出するこ
とが防止されることとなる。
従って、本実施例によれば、第7図の如き従来例に比し
エンジン側へ流出する結露水A1の量が軽減して燃焼悪化
や出力の低下を軽減でき、又、エンジン回転速度の低下
が軽減できることとなった。
尚、上記突出部25aに代えて、これを第3図の如くハウ
ジング25の三方の側面に断面コ字状に突出した突出部25
bを設けてもよいし、又、第4図に示すようにロアタン
ク9を挟んで対向する部位を第3図に比し短くした断面
コ字状の突出部25cとしてもよい。
而して、これらの構造によっても、上記第一実施例と同
様、所期の目的を達成することが可能である。
更に、上記実施例は、海水で吸気を冷却する舶用アフタ
ークーラで本考案を説明したが、本考案はエンジン冷却
水で吸気を冷却する自動車用アフタークーラにも適用で
きるものである。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案は、エンジン冷却水又は海水
をアッパタンクからコアを介してロアタンクに導いてロ
アタンクに設けた排出口から排出し、吸気入口と吸気出
口を設けたハウジングで前記コアとロアタンクを収納し
てハウジング内を通過する吸気を冷却すると共に、結露
する結露水をハウジングの底部に溜める水冷式アウター
クーラの結露水流出防止構造に於て、上記ハウジングの
吸気出口の下側側面に、上部がコアとロアタンクの境部
より上方に位置する断面コ字状に突出した突出部を設け
たものであるから、ハウジング内に溜まった結露水が吸
気に吸い上げられるようになっても、吸気出口に設けた
断面コ字状に突出した突出部によってエンジン側への結
露水の流出が防止される。
従って、本考案によれば、従来例に比しエンジン側へ流
出する結露水の量が軽減して燃焼悪化や出力の低下を軽
減でき、又、エンジン回転速度の低下が軽減できること
となった。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の第一実施例に係る結露水流出防止構造
を備えたアフタークーラの要部断面図、第2図は第1図
のII−II線断面図、第3図及び第4図は突出部の変形例
を示すハウジングの断面図、第5図及び第6図は従来の
アフタークーラの要部断面図である。 3……アフパータンク 25……ハウジング 7……コア 9……ロアタンク 25a,25b,25c……突出部 27……アウタークーラ 29……吸気入口 31……吸気出口 A……吸気 A1……結露水 W……海水。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジン冷却水又は海水をアッパタンクか
    らコアを介してロアタンクに導いてロアタンクに設けた
    排出口から排出し、吸気入口と吸気出口を設けたハウジ
    ングで前記コアとロアタンクを収納してハウジング内を
    通過する吸気を冷却すると共に、結露する結露水をハウ
    ジングの底部に溜める水冷式アウタークーラの結露水流
    出防止構造に於て、上記ハウジングの吸気出口の下側側
    面に、上部がコアとロアタンクの境部より上方に位置す
    る断面コ字状に突出した突出部を設けたことを特徴とす
    る水冷式アウタークーラの結露水流出防止構造。
JP1989091846U 1989-08-03 1989-08-03 水冷式アフタークーラの結露水流出防止構造 Expired - Lifetime JPH0741864Y2 (ja)

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JPS56122729U (ja) * 1980-02-18 1981-09-18

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