JPH0248667Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0248667Y2
JPH0248667Y2 JP1985004581U JP458185U JPH0248667Y2 JP H0248667 Y2 JPH0248667 Y2 JP H0248667Y2 JP 1985004581 U JP1985004581 U JP 1985004581U JP 458185 U JP458185 U JP 458185U JP H0248667 Y2 JPH0248667 Y2 JP H0248667Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control panel
soundproof
air
soundproof case
outside air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985004581U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61120020U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985004581U priority Critical patent/JPH0248667Y2/ja
Publication of JPS61120020U publication Critical patent/JPS61120020U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0248667Y2 publication Critical patent/JPH0248667Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、防音型エンジン作業機の制御盤の冷
却装置の技術分野に属する。
〈従来技術〉 一般に、防音型エンジン作業機では、防音ケー
ス内の上部にエンジンや作業機からの熱気が溜り
やすく、この熱気で制御盤の電気部品が加熱され
て破損する虞れがある。
そこで従来これを防止するために、実開昭57−
104800号公報に示す構造のものが知られている。
これは、第6図に示すように、防音ケース2の
制御盤14近くの前壁2a及び側壁2bにそれぞ
れ外気導入口24,35を開口させ、ラジエータ
フアン(吸引フアン)26の起動により各外気導
入口24,35から冷却風を防音ケース2内に吸
引する時に側壁上部に設けた外気導入口24から
吸入される冷却風で防音ケース2内の上方に溜る
熱気を換気して冷却し、制御盤14の電気部品1
0が加熱されるのを防止するようになつている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上記のように構成した制御盤冷却装置では、側
壁2bの上部に設けた冷却風の外気導入口24か
ら流入する冷却風が制御盤14に吹き当りながら
防音ケース2内に吸入されるので、この防音型エ
ンジン作業機1を雨天時に使用したときに、外気
導入口24から冷却風とともに侵入した雨水が制
御盤14の電気部品10に付着し、電気部品の絶
縁破壊を起すおそれがあつた。
本考案は上記問題に鑑み提案されたもので、防
音ケース内の上部を充分に換気冷却して制御盤の
電気部品の過熱を防止できながらも、電気部品へ
の雨水付着による絶縁破壊を防止することを目的
とする。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は上記目的を達成するために、例えば第
1図乃至第3図に示すように、防音ケース2内の
制御盤14付近の熱気をラジエータフアン(吸引
フアン)26側へ案内する導気路29を制御盤1
4と吸引フアン26との間に設けるとともに防音
ケース2内の横側上部に沿つて走らせ、制御盤1
4配設位置よりも換気冷却風の風下側部分であつ
て導気路29の途中部に外気導入口24を開口さ
せるようにしたものである。
〈作用〉 上記のように構成した制御盤冷却装置は、ラジ
エータフアン26の起動で、冷却風を外気導入口
24から導気路29を介して防音ケース2内に吸
入する時に、これに伴なつて制御盤14近くの防
音ケース2上部に溜ろうとする熱気がエゼクタ作
用により導気路29内に吸引され、導気路29か
ら吸入された外気とともにラジエータフアン26
側に案内され、ラジエータ6を通風冷却した後、
排風室27から排風口28を通じて外部に放出さ
れる。
また、導気路29に設けた外気導入口24から
吸入される冷却風はラジエータフアン26でラジ
エータ側に吸引されるので、制御盤よりも換気冷
却風の風下側に開口した外気導入口24から外気
とともに侵入した雨水は、制御盤14の電気部品
10に付着することがなく、ラジエータ6を通過
して排風室27及び排風口28から外部に放出さ
れる。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
第1図は外気導入口部分の縦断正面図、第2図
は防音型エンジン発電機の縦断側面図、第3図は
防音型エンジン発電機の横断平面図をそれぞれ示
す。
図において、符号1はエンジン発電機(作業
機)全体を示し、このエンジン発電機1は防音ケ
ース2内の防音室3に発電機4と、これを駆動す
るエンジン5及びラジエータ6を前から順に配置
してある。
エンジン5の上方にはマフラ7とエアクリーナ
8とを左右に配置して固定してあり、発電機4の
上方には燃料タンク9を取付けてある。
防音ケース2の前壁2aには計器類10を設け
た計器板11と端子類12を設けた端子板13と
を上下に配置した制御盤14を取付けてある。
この制御盤14の端子類12は第4図に示すよ
うに上方を庇15で、前方を開閉可能なカバー1
6で覆つてあり、庇15の端部は上方に折上げて
樋17を形成し、計器板11を伝つて流れおちる
雨水が端子板13の端子類12にかからないよう
に左右方向へ流すようにしてある。
また、制御盤14は第5図に示すように開閉可
能に取付けてあり、制御盤14を内部の点検等で
大きく開くときに手押用ハンドル18が邪魔にな
ることから、この手押用ハンドル18は揺動可能
にしてある。
即ち、手押用ハンドル18は防音ケース2の横
側面2bに2本のボルト20,20で固定してあ
り、手押用ハンドル18を下方に揺動する場合、
左側のボルト20を緩め右側のボルト20を回動
中心として揺動させると、ゆるめた左側のボルト
20は円弧状の切欠き21を通るので手押用ハン
ドル18は下方に揺動させることができる。
また、制御盤14の内部の保守点検が終ると、
制御盤14を閉じたのち、手押用ハンドル18を
上方に揺動してから左側のボルト20を確りと螺
締すると、手押用ハンドル18はその両端部を防
音ケース2に固定される。
このように手押用ハンドル18を揺動可能にす
れば、制御盤14の内部の保守点検時にその都度
邪魔になる手押用ハンドル18を着脱するように
したものに較べて、簡単な操作で済み、保守点検
の作業時間を大巾に短縮することができる。
エンジン5の下方のオイルパン22に対面する
部分の防音ケース2の底壁2cと、防音ケース2
の左右の側壁2b,2bの上寄り部及び制御盤1
4の下方のケース前壁2aにそれぞれ外気導入口
23,24,25を開口させてあり、吸引フアン
(ラジエータフアン)26が駆動されると、吸引
フアン26より発電機4側の防音室3内が負圧に
なり、上記各外気導入口23,24,25から外
気が吸入され、防音室3内を流れ、ラジエータ6
を通風冷却した後、排風室27から防音ケース2
の上壁2dの後寄部に明けられた排風口28を介
して外部に放出されるようになつている。
そして、防音ケース2の上方で制御盤14の近
くに形成される外気導入口24は、制御盤14と
吸引フアン26の間に、防音ケース2内の横側上
部に沿つて走らせて設けた導気路29の途中部に
設けてある。
この導気路29は、第1図に示すように、クラ
ンク状に形成された導気路形成板30を防音ケー
ス2の上方隅部に前後に走らせ、防音ケース2の
上壁2dと側壁2bの上部との間に取付けて形成
されたもので、導気路29の前端部29aは、制
御盤14の上方に開口させてある。
また、導気路29の途中に設けられる外気導入
口24は、多段のルーバー31で形成してある。
上記のように構成した制御盤冷却装置の作用を
次に説明する。
吸引フアン26の起動で、防音ケース2の燃料
タンク9側の防音室3内が負圧になることから、
この負圧で防音ケース2の側壁2b、前壁2a及
び底壁2cにそれぞれ設けられた各外気導入口2
4,25,23から外気を防音室3内に吸入し、
ラジエータ6を通風冷却する。
そして、導気路29の途中部に設けた外気導入
口24から吸入された外気が導気路29を流れる
時に、エゼクタ作用により、制御盤14の上方に
溜ろうとする熱気を吸引して外気とともにラジエ
ータ6に送られ、排風室27を通り、排風口28
から外部に放出される。
尚、上記実施例ではエンジン5に付設される作
業機が発電機4であるがこれをコンプレツサやポ
ンプ等に変更することもできる。
〈考案の効果〉 本考案は上記のように構成され作用するので次
の効果を奏する。
即ち、制御盤の近くに開口する外気導入口から
吸引された冷却風のエゼクタ作用で、制御盤の近
傍に溜ろうとする熱気を吸引して換気し、制御盤
の電気部品の過熱を防止しながらも、外気導入口
から吸入された冷却風が電気部品に吹き当ること
なく、吸引フアンに吸引されるので、冷却風とと
もに雨水が吸入されても電気部品に付着すること
がない。これにより、雨水の付着による電気部品
の絶縁破壊を完全に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の実施例を示し、第
1図は外気導入口部分の縦断正面図、第2図は防
音型エンジン発電機の縦断側面図、第3図は防音
型エンジン発電機の横断平面図、第4図は制御盤
部分の拡大縦断側面図、第5図は防音型エンジン
作業機の外観側面図であり、第6図は従来例を示
す第2図相当図である。 1……防音型エンジン作業機(発電機)、2…
…防音ケース、10……電気部品、14……制御
盤、24……外気導入口、26……吸引フアン、
29……導気路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 防音型エンジン作業機1の防音ケース2内を吸
    引フアン26により換気冷却可能に構成し、防音
    ケース2内の換気冷却風の風上側の上寄部分に制
    御盤14を設け、制御盤14に電気部品10を取
    付けてなる防音型エンジン作業機の制御盤冷却装
    置において、 防音ケース2内の制御盤14付近の熱気を吸引
    フアン26側へ案内する導気路29を、制御盤1
    4と吸引フアン26との間に設けるとともに防音
    ケース2内の横側上部に沿つて走らせ、 制御盤14配設位置よりも換気冷却風の風下側
    部分であつて導気路29の途中部に外気導入口2
    4を開口した事を特徴とする防音型エンジン作業
    機の制御盤冷却装置。
JP1985004581U 1985-01-16 1985-01-16 Expired JPH0248667Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985004581U JPH0248667Y2 (ja) 1985-01-16 1985-01-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985004581U JPH0248667Y2 (ja) 1985-01-16 1985-01-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61120020U JPS61120020U (ja) 1986-07-29
JPH0248667Y2 true JPH0248667Y2 (ja) 1990-12-20

Family

ID=30480294

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985004581U Expired JPH0248667Y2 (ja) 1985-01-16 1985-01-16

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0248667Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5657918U (ja) * 1979-10-09 1981-05-19
JPS5665132U (ja) * 1979-10-20 1981-06-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61120020U (ja) 1986-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0248667Y2 (ja)
JP3461039B2 (ja) 防音型エンジン作業機
JPS603653Y2 (ja) 管通風形回転電機
JPH0225110Y2 (ja)
JPS5815223Y2 (ja) 防音形エンジン作業機のエンジンのオイルパン冷却装置
CN1281895C (zh) 空调机
JPH048256Y2 (ja)
JPS6340731Y2 (ja)
JPS5937631Y2 (ja) 空調換気装置
JP3084431U (ja) エンジン駆動作業機
JPH0334569Y2 (ja)
KR910007836Y1 (ko) 기관차 운전실의 에어콘 흡, 배기 장치
JPS6138043Y2 (ja)
JP2522646Y2 (ja) 車両用空気調和装置
JPH033874Y2 (ja)
JPH0625777Y2 (ja) 空気調和機
JPS6221874Y2 (ja)
JP2593026Y2 (ja) 運転室空調用外気導入装置
CN1281894C (zh) 空调机
KR0139392Y1 (ko) 공기조화기용 실내기의 덕트
KR0139391Y1 (ko) 공기조화기용 실내기의 덕트 결합장치
JPS6036819Y2 (ja) 給・排気型換気装置
JPS589725Y2 (ja) 換気装置
JP2500855Y2 (ja) 空調換気扇
JPS6317952Y2 (ja)