JPH074180U - 車両用ステップ - Google Patents

車両用ステップ

Info

Publication number
JPH074180U
JPH074180U JP3298393U JP3298393U JPH074180U JP H074180 U JPH074180 U JP H074180U JP 3298393 U JP3298393 U JP 3298393U JP 3298393 U JP3298393 U JP 3298393U JP H074180 U JPH074180 U JP H074180U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stay
link
case
vehicle
step stay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3298393U
Other languages
English (en)
Inventor
広治 島崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Araco Corp
Original Assignee
Araco Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Araco Corp filed Critical Araco Corp
Priority to JP3298393U priority Critical patent/JPH074180U/ja
Publication of JPH074180U publication Critical patent/JPH074180U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステップステーの昇降操作によりステッププ
レートの高さ調整が可能で、しかもこのステップステー
の昇降操作だけで所定の調整位置でのセルフロックを可
能とする。 【構成】 ドア開口部の下方に配置された車両用ステッ
プであって、ステッププレートを備えたステップステー
30が車両のボデー側に固定されたステーケース20に
対して昇降動作可能に組付けられている。このステップ
ステー30に対して回動自在に支持された第一リンク4
0とステーケース20に対して回動自在に支持された第
二リンク50とがステップステー30の昇降動作に連動
して回動するように互いに連結され、この第二リンク5
0とステーケース20との間に、ステップステー30が
上昇位置あるいは下降位置に達したときのそれぞれにお
ける第二リンク50の回動に基づいてステップステー3
0をそのときの位置に保持するロック機構60が構成さ
れている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、オフロード車のように車高の大きい車両において、その乗降性をよ くするためにドア開口部の下方に配置される車両用ステップに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両用ステップは、そのステップステーが車両におけるボデーの一部 であるロッカーパネルなどにボルトで固定されている。またこのステップステー の先端部はロッカーパネルの下方に延び、そこにステッププレートが固定されて いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記車両用ステップは車高の大きい車両の乗降性がよくなる反面、オフロード 走行時において前記ロッカーパネルの下方に位置しているステッププレートが路 面に当たり、ステッププレートやステップステーを破損させる場合がある。 そこで前記ステップステーを車両のボデー側に対して昇降させれるように組付 け、ステッププレートの高さを変えれるように構成することも可能である。しか しこの場合には前記ステップステーを昇降させる度に、このステップステーをそ の位置でロックし、あるいはこのロックを解除する操作が必要となり、かつこの 操作系の構造も複雑となる。
【0004】 本考案の技術的課題は、ステップステーの昇降操作によりステッププレートの 高さ調整が可能で、しかもこのステップステーの昇降操作だけで所定の調整位置 でのセルフロックを可能とすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本考案の車両用ステップはつぎのように構成され ている。 すなわちステッププレートを備えたステップステーが車両のボデー側に固定さ れたステーケースに対して昇降動作可能に組付けられ、このステップステーに対 して回動自在に支持された第一リンクとステーケースに対して回動自在に支持さ れた第二リンクとがステップステーの前記昇降動作に連動して回動するように互 いに連結され、この第二リンクと前記ステーケースとの間に、ステップステーが 上昇位置あるいは下降位置に達したときのそれぞれにおける第二リンクの回動に 基づいてステップステーをそのときの位置に保持するロック機構が構成されてい る。
【0006】
【作用】
この構成によれば、前記ステーケースに対してステップステーを昇降操作する と、これに連動して前記第一リンク及び第二リンクが共に回動する。そしてステ ップステーが所定の上昇位置あるいは下降位置に達したときの前記第二リンクの 回動により、前記ロック機構がステップステーをそのときの位置に保持するよう に作動する。つまりステップステーは、これを昇降操作するだけで所定の昇降位 置でセルフロックされる。
【0007】
【実施例】
つぎに本考案の実施例を図面にしたがって説明する。 図3にオフロード車の一部が斜視図で示されている。この図面において車両1 0の乗降箇所であるドア12の開口部下方にはステップSが設けられている。こ のステップSを利用することにより、車両10の車高が大きくても乗降が容易と なる。 図4に前記ステップSが斜視図で示されている。この図面で明らかなようにス テップSは、三本のステップステー30、これらのステップステー30に支持さ れた状態で固定されたステッププレート36、各ステップステー30の基部が個 々に挿入されたそれぞれのステーケース20を主体として構成されている。これ らの各ステーケース20とステップステー30との関連構造については共に同一 であるので、これらのうちの一つの構成だけについて説明する。
【0008】 図5に図3の V−V 線拡大断面図が示され、図6に図5のVI−VI線断面図が示 されている。まず図5で明らかなように前記ドア12の下部には、周知のように ロッカーパネル14とその内側に接合されたフロアサイドインナーパネル16と が位置している。このフロアサイドインナーパネル16には、前記ステーケース 20の左右のフランジ部22が、複数のボルト・ナット26により固定されてい る。前記ステーケース20はその下面が開放されていて、この開放部からステー ケース20の内部に前記ステップステー30の基部が挿入されている。このステ ップステー30には、ステーケース20の内部において二個のローラ32がケー ジ34により位置決めされた状態で組付けられている。これらのローラ32がス テーケース20の内壁面に接触して転がることで、ステップステー30がステー ケース20に対して円滑に昇降動作するようになっている。 また前記ステッププレート36は、ステップステー30に対して図5で示すよ うにボルト・ナット38により固定されている。
【0009】 図1に前記ステーケース20と前記ステップステー30との関係が斜視図で示 され、図2にその正面図が示されている。これらの図面からも明らかなように、 前記ステップステー30には第一リンク40のほぼ中間部が支持ピン42により 回動自在に取付けられている。一方、前記ステーケース20にはL字状に形成さ れた第二リンク50が支持ピン52により回動自在に取付けられている。そして 第一リンク40の上端部と、第二リンク50においてその支持ピン52から下方 へ延びた端部とは連結ピン46により互いに連結されている。しかも第二リンク 50においてその支持ピン52から右方へ延びた端部には、つぎに説明するロッ ク機構60のロックピン62が固定されている。 なお第二リンク50の一部には第三リンク54が支持ピン56により相対回動 自在に結合されている。この第三リンク54の両端部は図4で示すように他のス テーケース20に向かって延長されており、それぞれの第二リンク(図示外)に 対して相対回動自在に結合されている。これにより各ステーケース20における 第二リンクのそれぞれの回動量と回動タイミングとが揃えられることとなる。
【0010】 つぎに前記ステップステー30をステーケース20に対して上昇させた位置、 あるいは下降させた位置でそれぞれ保持するためのロック機構60について説明 する。まず前記ステーケース20には、前記第二リンク50の回動支点である前 記支持ピン52の両側において受け座64,65が固定されている。これらの両 受け座64,65には、第二リンク50の端部に固定された前記ロックピン62 を受止め可能な凹部64a,65aがそれぞれ形成されている。
【0011】 また前記第一リンク40の下端部に固定されているピン44と前記第三リンク 54とに対してスプリング66が掛けられている。このスプリング66により第 一リンク40は、その支持ピン42を回動支点として図2の反時計回り方向への 回動力をを受けている。この第一リンク40の回動力に基づいて前記第二リンク 50は、ステップステー30が図1,2及び図5の実線で示す下降位置にある限 り、前記支持ピン52を回動支点した時計回り方向への回動力を受けており、前 記ロックピン62を右側の受け座64の凹部64aに係合させた状態に保持して いる。
【0012】 つづいて前記ステップステー30の昇降動作に伴う作用について説明する。 まず前記ステップステー30が図1,2及び図5の実線で示す下降位置にある とき、前述したようにロックピン62は右側の受け座64の凹部64aに係合し ている。このためステップステー30はステーケース20に対し、前記第一リン ク40及び第二リンク50を通じてこの下降位置に保持されている。
【0013】 そこで車両のオフロード走行などに際しては、前記ステップステー30を作業 者の手により図5の実線位置から仮想線位置へ持ち上げて前記ステッププレート 36の位置を高くする。このときのステーケース20に対するステップステー3 0の上昇により前記第一リンク40がスプリング66の力に抗して時計回り方向 へ回動し、これに連動して前記第二リンク50が反時計回り方向へ回動する。 このときの様子が図7に示されており、ステップステー30を下降位置から約 半ストローク上昇させたときに前記の両リンク40,50は図7(A)の状態か ら図7(B)の状態に回動し、前記ロックピン62は右側の受け座64から離れ て略真上に位置している。
【0014】 図7(B)の状態からステップステー30をフルストローク上昇させると、こ れに伴う両リンク40,50の回動により前記ロックピン62は図7(C)で示 すように左側の受け座65の凹部65aに係合する。この図7(B)から図7( C)までの間では、前記スプリング66の力が第一リンク40を通じて第二リン ク50をそれまでとは逆の反時計回り方向へ回動させる力として作用する。した がって前記ロックピン62は左側の受け座64の凹部64aに係合した状態に保 持され、ステップステー30はステーケース20に対して上昇位置に保持される 。
【0015】
【考案の効果】
このように本考案は、ステップステーをステッププレートと共に昇降操作する だけでこのステーを所定の昇降位置でセルフロックできるので、ステッププレー トの高さを調整する操作が簡単となり、かつ構造も簡素化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ステーケースとステップステーとの関係を表し
た斜視図である。
【図2】同じくステーケースとステップステーとの関係
を表した正面図である。
【図3】オフロード車の一部を表した斜視図である。
【図4】ステップの斜視図である。
【図5】図3の V−V 線拡大断面図である。
【図6】図5のVI−VI線断面図である。
【図7】ステップステーの上昇に各部材の作動を表した
説明図である。
【符号の説明】
20 ステーケース 30 ステップステー 36 ステッププレート 40 第一リンク 50 第二リンク 60 ロック機構

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステッププレートを備えたステップステ
    ーが車両のボデー側に固定されたステーケースに対して
    昇降動作可能に組付けられ、このステップステーに対し
    て回動自在に支持された第一リンクとステーケースに対
    して回動自在に支持された第二リンクとがステップステ
    ーの前記昇降動作に連動して回動するように互いに連結
    され、この第二リンクと前記ステーケースとの間に、ス
    テップステーが上昇位置あるいは下降位置に達したとき
    のそれぞれにおける第二リンクの回動に基づいてステッ
    プステーをそのときの位置に保持するロック機構が構成
    されていることを特徴とした車両用ステップ。
JP3298393U 1993-06-18 1993-06-18 車両用ステップ Pending JPH074180U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3298393U JPH074180U (ja) 1993-06-18 1993-06-18 車両用ステップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3298393U JPH074180U (ja) 1993-06-18 1993-06-18 車両用ステップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH074180U true JPH074180U (ja) 1995-01-20

Family

ID=12374118

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3298393U Pending JPH074180U (ja) 1993-06-18 1993-06-18 車両用ステップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH074180U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013107630A (ja) * 2011-11-18 2013-06-06 Magna Internatl Inc 自動ステップボード用ロッカーモール取付システム
WO2013111466A1 (ja) * 2012-01-26 2013-08-01 トヨタ車体株式会社 車両のステップ構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013107630A (ja) * 2011-11-18 2013-06-06 Magna Internatl Inc 自動ステップボード用ロッカーモール取付システム
WO2013111466A1 (ja) * 2012-01-26 2013-08-01 トヨタ車体株式会社 車両のステップ構造
JP2013151253A (ja) * 2012-01-26 2013-08-08 Toyota Auto Body Co Ltd 車両のステップ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4188064A (en) Vehicle seat hinge mechanism
JPH074180U (ja) 車両用ステップ
JPH0546978Y2 (ja)
JPH0411181A (ja) 自動車用フードヒンジ構造
JP4024505B2 (ja) 後方反転式折り畳みシートの跳ね上げロック構造
JP3047747B2 (ja) 車両用昇降装置
JPH042581Y2 (ja)
JPS607238Y2 (ja) 主としてバン型車両の座席の脚部構造
JPH0633538U (ja) リクライニングシート
JP3127743B2 (ja) 自動車用シート昇降装置
CN219007654U (zh) 座椅组件及车辆
JPH0440987Y2 (ja)
JPS6338145Y2 (ja)
JPS6326452Y2 (ja)
JPH0624273Y2 (ja) 車両用のシート
JP3015861B2 (ja) シート前後チルト装置
JPS5847904Y2 (ja) 連結椅子の移動装置
JPH11348622A (ja) 自動車のシート
JPS6317708Y2 (ja)
JPH0220095Y2 (ja)
JPH0236756Y2 (ja)
JPH0449017Y2 (ja)
JPH0751397Y2 (ja) テールゲートリフタのゲート板傾斜制御装置
JPH0577538B2 (ja)
JPH09221297A (ja) 自動車用リフト装置