JP4024505B2 - 後方反転式折り畳みシートの跳ね上げロック構造 - Google Patents

後方反転式折り畳みシートの跳ね上げロック構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、シートクッション上への倒伏によりシートバックを折り畳み、シートクッション後部のヒンジを介した、跳ね上げからのシート全体の後方反転回動によって、シート設置位置からのその退去を可能とした後方反転式折り畳みシートに設けられた、シート設置位置にこの折り畳みシートを保持するためのその跳ね上げロック構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
シートクッション上への倒伏によりシートバックを折り畳み、シートクッション後部のヒンジを介した、跳ね上げからのシート全体の後方反転回動によって、シート設置位置、つまり着座姿勢での設置位置からのその退去を可能とする、いわゆる後方反転式の折り畳みシートが、たとえばワンボックス車等のリヤシートとして搭載されている。
【0003】
この種の、後方反転式折り畳みシートにおいては、シートバックが、その倒伏を可能に、リクライニング装置等のようなロック付きヒンジ機構を介してシートクッションに連結、支持されるとともに、このシートクッションが、その着座面を上面とする通常の設置位置と、着座面を下面とする反転回動位置との間を回動可能に、その後部のヒンジを介して床体に回動可能に連結、支持される。
【0004】
なお、後方反転式折り畳みシートとしては、たとえば特開平10−119613号公報に開示の構成等が例示できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、自動車等に装着される後方反転式折り畳みシートにおいては、着座姿勢を形成する設置位置での折り畳みシートの安全性確保の点から、少なくともその設置位置での強固なロックが要求され、前出の特開平10−119613号公報では、シート設置位置に折り畳みシートを保持する跳ね上げロック機構が、シートクッションの前部左右端に設けられるとともに、この跳ね上げロック機構をロック解除するためのロック解除手段となるロック解除ノブが、シートクッションの後端部に露出配置されている。
【0006】
このような構成によれば、跳ね上げロック機構のロックに伴う折り畳みシートの保持により、その設置位置(着座姿勢)での安全性が十分に確保できる。
【0007】
ここで、この公知の構成においては、ロック解除ノブがシートクッションの後端部に設けられていることから、跳ね上げロック機構に対するロック解除操作が、シート後方からの操作に限定されやすい。しかしながら、この後方反転式折り畳みシートにおいては、シートクッション後部に配されたヒンジを介するその全体の跳ね上げ、および後方反転回動が必要となるため、それに要求される操作点は、シートクッションの前部側となる。
【0008】
このように、公知の構成においては、ロック解除ノブの配置された位置と、シート跳ね上げ操作点とが、相反する位置にあるため、その操作が個別化される。つまり、折り畳みシートの跳ね上げ操作時においては、ロック解除ノブによるロック解除、および折り畳みシートの跳ね上げ操作の2段階の断続的な動作が要求されるため、これが、折り畳みシートの円滑な跳ね上げ操作、ひいては円滑な後方反転回動操作の妨げとなる虞れが否定できない。
【0009】
また、公知の構成においては、ロック解除ノブがシートクッション後端部に位置するため、シート前方からのロック解除操作が容易でない。つまり、その操作性の低下が、この点においても伴われやすい。
【0010】
この発明は、シート跳ね上げ時の操作性確保と、設置位置での安全性確保との両立を可能とした後方反転式折り畳みシートの跳ね上げロック構造の提供を目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、この発明によれば、床体側のストライカに係合可能なラッチを有するロック機構が、シート設置位置に跳ね上げシートを保持する跳ね上げロック機構としてシートクッションに配設されるとともに、平面略コ字形状の門型レバーが、跳ね上げロック機構のラッチの回動をその回動に連動させる跳ね上げロック機構のためのロック解除手段として、シートクッションフレームに対するその各端部の枢着のもとで、シートクッション前端にその把手部を露出して配設されている。
【0012】
そして、門型レバーを、リターンばねの偏倚力のもとで、その把手部下降位置に偏倚、保持し、この把手部下降位置からの、リターンばねの偏倚力に抗した引き上げ操作方向を、門型レバーでのロック解除操作方向として折り畳みシートの跳ね上げ方向に一致させるとともに、門型レバーの回動範囲を一対のストッパで規定し、引き上げ操作方向での回動範囲を規定するストッパへの門型レバーの係合のもとでロック解除位置以降への門型レバーの回動を阻止している。
また、ラッチに係合することでこのラッチをロック位置に保持可能とする跳ね上げロック機構の制御部材が、回動可能な回動アームの一端に連動可能に連結され、この回動アームの他端を門型アームの係合端に係合させることによって、門型アームの引き上げ操作によるラッチのロック解除動作を確保可能としている。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながらこの発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0014】
図1、図2に示すように、この発明に係る後方反転式折り畳みシートの跳ね上げロック構造10においては、この折り畳みシート(後方反転式折り畳みシート)12をその着座姿勢での設置位置に保持する跳ね上げロック機構14、およびこの跳ね上げロック機構のためのロック解除手段16が、後方反転回動可能なシートクッション18の前部に配設されている。
【0015】
図2に示すように、この跳ね上げロック機構14を有する折り畳みシート12においては、シートバック20が、実線で示す起立位置からの前倒し、つまり一点鎖線で示すような、シートクッション18上へ倒伏を可能に、リクライニング装置等のようなロック付きヒンジ機構22を介してシートクッションに連結、支持されている。そして、実線で示す、着座面18aを上面とする着座姿勢での通常の設置位置と、この着座面を下面とする、二点鎖線で示すその後方(図中右方)の反転回動位置との間を回動可能に、シートクッション18は、その後部のヒンジ24を介して、床体26に回動自在に連結、支持されている。
【0016】
なお、このような通常の設置位置から退去可能な折り畳みシート12の基本構成自体は、特開平10−119613号公報等に開示された、いわゆる床下格納シートと同様であり、また、ここでいうロック付きヒンジ機構22、あるいはヒンジ24等の構成自体はこの発明の趣旨でないため、これらに対する詳細な説明は、ここでは省略する。また、これらの図示の形状は、これらを示す一例にすぎないため、いずれも、その図示の形状に限定されるものではない。
【0017】
この発明の実施の形態においては、この折り畳みシート12を、たとえば、図3に示すようなセパレートシートの並置によりなるリヤシートの、前方側から見た右方のシートに採用した例として、以下説明する。
【0018】
図1(B)に示すように、この発明においては、シート設置位置に折り畳みシート12を保持する跳ね上げロック機構14として、床体26に固定、立設された略門形状のストライカ28に係合可能なラッチ30を備えた形態のものが利用されている。
【0019】
この跳ね上げロック機構14の概略をここで説明する。この跳ね上げロック機構14は、たとえば、ケース形状のユニットベース32においてユニット化されており、図1(B)を見るとよくわかるように、ラッチ30は、このユニットベース内に回動可能に設けられている。また、この跳ね上げロック機構14は、ラッチ30のほかに、このラッチをロック位置に保持するための制御部材、たとえばロックプレート34を備えており、係合によるラッチの回動規制、およびその規制解除をこのロックプレートが行うことにより、この跳ね上げロック機構によるストライカ28のロック、ロック解除が可能となっている。
【0020】
なお、この跳ね上げロック機構14としては、リヤシートのロック機構等として従来から用いられている一般的な構成のものが利用でき、かつその構成はこの発明の趣旨でないため、ここでの詳細な説明は省略する。
【0021】
図1(B)に加えて図4を見るとわかるように、この跳ね上げロック機構14は、ブラケット38に対するボルト止め等のもとで、シートクッションフレーム40の前端部40a等に固定されている。そして、この発明においては、跳ね上げロック機構のラッチ30の回動をその回動に連動させる、跳ね上げロック機構14のためのロック解除手段16となる平面略コ字形状の門型レバーが、シートクッションフレーム前端部40aに対するその端部16aの枢着のもとで配設されている。
【0022】
この門型レバー(ロック解除手段)16は、シートクッションフレーム前端部40aに離間配置された固定のブラケット42,43への、枢支ピン46を介したその端部16aの枢着により、回動自在に配設され、たとえば、対応部材、ここではブラケット42,43、および門型レバーの各端部に対する端末48a,48bの係止を伴ってこの枢支ピンに巻装されたねじりばねからなるリターンばね48の偏倚力のもとで、その把手部16bの下降方向、つまりは図1(A)の反時計方向に偏倚されている。
【0023】
なお、図1(A)に示すように、この門型レバー16は、その把手部16bをシートクッション18の前方に露出させて配設される。また、図3に示すように、リヤの、正面側から見た右方のシートであれば、シートクッション18のその右側に門型レバーを配することが好ましい。
【0024】
図1、および図4に示すように、この門型レバー16は、たとえば、ブラケット43に設けられた折曲片43aに枢支ピン50を介して枢支された回動アーム52を介して、跳ね上げロック機構14に連動可能に連結されている。
【0025】
この回動アーム52は、たとえば、枢支ピン50に巻装されたねじりばねからなるリターンばね54の偏倚力のもとで、図1(B)の時計方向に偏倚されており、ブラケットの折曲片43aに設けられた係止片56への係止のもとで、その初期位置に保持されている。
【0026】
なお、リターンばね54の端末54a,54bは、対応方向への偏倚力を回動アーム52に付与可能に、たとえば、ブラケットの折曲片43aと回動アームの一端52aとにそれぞれ係止されている。
【0027】
この発明の実施の形態において例示した跳ね上げロック機構14の構成においては、図1(B)に示すように、ロックプレート(制御部材)34が、回動アーム52の一端52aに、たとえば、ワイヤー等からなる連結手段58を介して連動可能に連結されている。そして、この回動アーム52の他端52bを、門型レバー端部16aの係合端16cの下方に、たとえば所定量の遊びとなる隙間を介して配置することによって、把手部下降位置からの門型レバーの引き上げ操作に連動した跳ね上げロック機構14のロック解除が確保可能となっている。
【0028】
なお、この門型レバー16は、跳ね上げロック機構14のロック状態となる、図1に示す把手部16bの下降位置と、跳ね上げロック機構のロック解除状態となる、図5に示す把手部上昇位置との間で回動可能であり、この回動範囲は、たとえば、ブラケット42の部分的な折曲により形成された、門型レバー端部16aに係合可能な第1、第2のストッパ60,61により規定されている。
【0029】
図1に示す跳ね上げロック機構14のロック状態において、門型レバーの把手部16bをリターンばね48の偏倚力に抗して引き上げると、この門型レバー端部の係合端16cは、所定量の遊びを経て、回動アームの端部52bに係合される。そして、この係合後に、門型レバー16を更に上方に回動させれば、図5に示すように、この門型レバーの回動に伴った、リターンばね54の偏倚力に抗する回動アーム52の回動により、跳ね上げロック機構14はロック解除される。
【0030】
このロック解除状態において、シートクッション18、ひいては折り畳みシート12の全体を、シートクッション後部のヒンジ24を介して跳ね上げることにより、この折り畳みシートの後方反転回動は得られる。
【0031】
ここで、この発明においては、門型レバー16が、シートクッション18の前方にその把手部16bを露出して配設され、そのロック解除操作方向が、把手部の引き上げ方向として規定されているため、この門型レバーのロック解除操作方向は、折り畳みシートの跳ね上げ方向に一致することになる。つまり、跳ね上げロック機構14のロック解除後、門型レバーの把手部16bを更に引き上げれば、折り畳みシート12は、シートクッション後部のヒンジ24を介して上方に跳ね上げられることになる。
【0032】
このように、この発明の後方反転式折り畳みシートの跳ね上げロック構造10によれば、ロック解除手段となる門型レバー16が、折り畳みシート12を跳ね上げる際の把手として利用できるため、その跳ね上げ操作、および後方反転回動操作は容易となる。
【0033】
そして、跳ね上げロック機構14に対するロック解除操作から継続して、この折り畳みシート12の跳ね上げ操作を行えば足りるため、折り畳みシートを跳ね上げる際の操作性は確実に向上される。
【0034】
なお、跳ね上げロック機構14のロックにより、折り畳みシート12は、従来と同様に、その着座姿勢、つまりは通常の設置位置に確実に保持されるため、着座姿勢での安全性の確保に加えた操作性の確保が、この発明によれば容易に可能となる。
【0035】
また、門型レバー16をシートクッション18の前部に設けているため、折り畳みシート12の前方のみでの操作により、この折り畳みシートの跳ね上げ、後方反転回動が得られる。つまり、折り畳みシート12の退去の都度、作業者が折り畳みシートの後方に移動する必要がないため、この点においても、その操作性が向上される。
【0036】
更に、この発明においては、第1、第2のストッパ60,61によって門型レバー16の回動範囲を規定しており、跳ね上げロック機構14のロック解除を行った後における上方への回動、つまりロック解除位置以降への門型レバーの回動は、第2ストッパ61に対する端部16aの係合のもとで強固に阻止されるため、門型レバーの把手部16bを把持した状態における折り畳みシート12の跳ね上げ操作が、跳ね上げロック機構等に悪影響を与えることなく行える。
【0037】
つまり、この発明によれば、跳ね上げロック機構14に対する安全性も十分に高く確保可能となる。
【0038】
更に、上下方向に回動可能に配した門型レバー16を、跳ね上げロック機構14に連動可能に設ければ足りるため、その構成の複雑化等を招くこともない。
【0039】
ここで、上述したこの発明の実施の形態においては、折り畳みシート12をセパレートシートとして例示している。しかし、これに限定されず、たとえばベンチシートとしてなる折り畳みシートにも、この発明が応用できることはいうまでもない。
【0040】
また、この実施の形態においては、折り畳みシート12をその後方の床体上に単純に退去可能とする構成として具体化しているが、これに限定されず、たとえば、床体に形成された格納凹部内にその後方反転回動のもとで格納される、いわゆる床下格納シートに、この発明を応用してもよい。
【0041】
上述した実施の形態は、この発明を説明するためのものであり、この発明を何等限定するものでなく、この発明の技術範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこの発明に包含されることはいうまでもない。
【0042】
【発明の効果】
上記のように、この発明に係る後方反転式折り畳みシートの跳ね上げロック構造によれば、ロック解除手段となる門型レバーが、折り畳みシートを跳ね上げる際の把手として利用できるため、その跳ね上げ操作、および後方反転回動操作は容易となる。
【0043】
そして、跳ね上げロック機構に対するロック解除操作から継続して、この折り畳みシートの跳ね上げ操作を行えば足りるため、折り畳みシートを跳ね上げる際の操作性は確実に向上される。
【0044】
また、門型レバーをシートクッションの前部に設けているため、折り畳みシートの前方のみでの操作により、この折り畳みシートの跳ね上げ、後方反転回動が得られる。つまり、折り畳みシートの退去の都度、作業者が折り畳みシートの後方に移動する必要がないため、この点においても、その操作性が向上される。
【0045】
更に、この発明においては、門型レバーの回動範囲を一対のストッパで規定し、引き上げ操作方向での回動範囲を規定するストッパへの門型レバーの部分的な係合のもとでロック解除位置以降への門型レバーの回動を阻止しているため、門型レバーの把手部を把持した状態における折り畳みシートの跳ね上げ操作が、跳ね上げロック機構等に悪影響を与えることなく行える。そのため、跳ね上げロック機構に対する安全性も十分に高く確保可能となる。
【0046】
更に、上下方向に回動可能に配した門型レバーを、跳ね上げロック機構に連動可能に設ければ足りるため、その構成の複雑化等を招くこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロック状態における、この発明に係る後方反転式折り畳みシートの跳ね上げロック構造の概略の側面図、および概略の背面図である。
【図2】設置位置、および退去位置における、後方反転式折り畳みシートの概略の各側面図である。
【図3】リヤシートの概略斜視図である。
【図4】後方反転式折り畳みシートの跳ね上げロック構造の概略の斜視図である。
【図5】ロック解除状態における、後方反転式折り畳みシートの跳ね上げロック構造の概略の側面図、および概略の背面図である。
【符号の説明】
10 後方反転式折り畳みシートの跳ね上げロック構造
12 折り畳みシート
14 跳ね上げロック機構
16 門型レバー(ロック解除手段)
52 回動アーム
60,61 第1、第2のストッパ

Claims (1)

  1. シートクッション上への倒伏によりシートバックを折り畳み、シートクッション後部のヒンジを介した、跳ね上げからのシート全体の後方反転回動によって、シート設置位置からのその退去を可能とした後方反転式折り畳みシートにおいて、
    床体側のストライカに係合可能なラッチを有するロック機構が、シート設置位置に折り畳みシートを保持する跳ね上げロック機構としてシートクッションに配設されるとともに、平面略コ字形状の門型レバーが、跳ね上げロック機構のラッチの回動をその回動に連動させる跳ね上げロック機構のためのロック解除手段として、シートクッションフレームに対するその各端部の枢着のもとで、シートクッション前端にその把手部を露出して配設され、
    門型レバーを、リターンばねの偏倚力のもとで、その把手部下降位置に偏倚、保持し、この把手部下降位置からの、リターンばねの偏倚力に抗した引き上げ操作方向を、門型レバーでのロック解除操作方向として折り畳みシートの跳ね上げ方向に一致させるとともに、門型レバーの回動範囲を一対のストッパで規定し、引き上げ操作方向での回動範囲を規定するストッパへの門型レバーの係合のもとでロック解除位置以降への門型レバーの回動を阻止し、
    ラッチに係合することでこのラッチをロック位置に保持可能とする跳ね上げロック機構の制御部材が、回動可能な回動アームの一端に連動可能に連結され、この回動アームの他端を門型アームの係合端に係合させることによって、門型アームの引き上げ操作によるラッチのロック解除動作を確保可能としたことを特徴とする後方反転式折り畳みシートの跳ね上げロック構造。
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