JPH0741750Y2 - クレーン走行安全装置 - Google Patents

クレーン走行安全装置

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JPH0741750Y2
JPH0741750Y2 JP1988053315U JP5331588U JPH0741750Y2 JP H0741750 Y2 JPH0741750 Y2 JP H0741750Y2 JP 1988053315 U JP1988053315 U JP 1988053315U JP 5331588 U JP5331588 U JP 5331588U JP H0741750 Y2 JPH0741750 Y2 JP H0741750Y2
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JP
Japan
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crane
cranes
traveling
sensing
sensing means
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JP1988053315U
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JPH01156191U (ja
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啓也 永原
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、工作機等の重量物を吊下げて移送するクレー
ンの走行安全装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、天井から梁を介して支持された走行レールにワー
ク(特に重量物)を保持する保持部を備えたクレーンが
走行可能に設けられたものは知られている(例えば、実
開昭61−154279号公報参照)。
そして、このようなクレーンは、一般的に、水平面内で
互いに平行に設けられた2本のレール間に、複数のクレ
ーンを走行可能に設け、かつ各クレーンに光電管のよう
な感知手段を設けて、隣合うクレーン同志が所定間隔以
内に接近しない(感知手段が作動すると両クレーンは停
止する)ようにしていることは知られている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記のように各クレーンに感知手段を設
けて常時感知する場合、隣合うクレーン同志が常に所定
間隔以内に接近できないため、クレーンの可動領域が限
られ、安全性においては保障されても、各クレーンの可
動領域が制限され作業性が悪いといった問題があった。
本考案は、上記従来の問題を解決するため、単一の走行
レール上を複数のクレーンが走行する場合に、その隣合
うクレーンの衝突を防止して安全性を維持しながら、各
クレーンの可動範囲を広くすることができるクレーン走
行安全装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本考案の解決手段は、走行
レールに、ワークを保持する保持部を有する複数のクレ
ーンが各々同一方向に走行可能に設けられ、該各クレー
ンが上記走行レールを走行して所定の作業を行う際にク
レーンの走行を安全に行うためのクレーン走行安全装置
を対象とする。そして、上記各クレーンに設けられ、作
動時に隣合うクレーンの間隔が所定間隔以内にあること
を感知する感知手段を備えるとともに、上記走行レール
に走行レールの長さ方向を上記感知手段の感知範囲と同
等の間隔でもって複数に等分した位置に各々配設された
複数のストライカと、上記各クレーンに設けられ該各ス
トライカを検出する検出スイッチとからなり、各クレー
ンが走行レールのストライカ配設位置に位置したことを
検出するクレーン検出手段を備える。さらに、上記クレ
ーンの検出スイッチが検出信号を出力したときに対応す
るクレーンの感知手段を作動させ、該感知手段が感知信
号を出力したときには、上記隣合う両クレーンを停止さ
せるか、若しくは隣合う両クレーンの間隔が所定間隔外
になるように少なくとも一方のクレーンを駆動制御する
制御手段を備えたものとする。
(作用) これにより、本考案では、複数のクレーンが各々走行レ
ール上を同一方向に走行する過程において、走行レール
にクレーンの感知手段を感知範囲と同等の間隔でもって
等間隔位置に設けられたストライカを、クレーンの検出
スイッチが検出すると、その検出信号が出力され、制御
手段に入力される。制御手段は検出スイッチの検出信号
を受けると、該検出信号を出力したクレーンの感知手段
を作動状態にする。そして、この感知手段が隣合うクレ
ーンの間隔が所定間隔以内であることを感知した場合に
は、隣合う両クレーンを停止させるか、若しくは少なく
とも一方のクレーンを両クレーン間の間隔が遠ざかる方
向に駆動させる。
この場合、上記のようにクレーンに設けられた感知手段
は、対応するクレーンの検出スイッチから検出信号が出
力された場合のみ、作動するようにしたので、両クレー
ン間の間隔が狭くなっても(感知手段が感知する範囲内
となっても)、常に両クレーンを停止させる必要がなく
なるとともに、頻繁に感知手段が感知するといった状態
を避けることができ、クレーンの可動領域を広くし、か
つクレーンによる作業性を向上させることができる。
また、上記ストライカ間隔と感知手段の感知範囲とを同
等としたので、2つのストライカの中間に2つのクレー
ンが入るようなことがなく隣合うクレーンの衝突を確実
に防止できる。さらに、走行レールに等間隔に設けられ
たストライカを各クレーンに設けられた検出スイッチで
検出するため、ストライカ側、つまり走行レール側の配
線が不要となり、構造が簡略化できる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本実施例に係るクレーン走行装置の全体を示
す平面図である。
直線状に並行して設けられた2本の走行レール1a,1b間
に、第1クレーン2および第2クレーン3が、上記走行
レール1a,1b上を走行可能に設けられている。
上記第1および第2クレーン2,3は第2図に示すよう
に、モータ4の駆動をローラ5,5に伝達することによ
り、走行レール1a,1b上を走行する。
また、第2図に示すように、第1および第2クレーン2,
3は、ホイスト6が走行可能なレール部2a,3aを有してお
り、該ホイスト6は走行ローラ6aにより、上記走行レー
ル1a,1bの長手方向に対して直交する方向に移動する。
ホイスト6には、保持部としてのフック7を取付けたロ
ープ(図示せず)を伸ばしたり、巻き戻したりするため
のモータ8が設置され、図示しないワークの搬送条件に
応じて、ロープの長さを調整する。
次に、クレーン2,3が走行するための走行安全装置を第
1図ないしは第3図に従って説明する。
まず、第1図に示すように、一方の走行レール1aの上端
部には、上記走行レール1aの長さ方向を等間隔(後述の
感知手段としての光電管12の感知範囲と同等の間隔)に
分けた位置にストライカ9,9…が設置されている。この
各ストライカ9は、第2図および第3図に示すようにブ
ラケット10を介して上記走行レール1aに支持されてい
る。
また、クレーン2,3には、各々上記ストライカ9に接触
して、クレーン2,3の検出信号を出力する検出スイッチ
としてのリミットスイッチ11,11′(第4図参照)が設
けられている。
さらに、クレーン2,3には、そのクレーン2,3同志が所定
間隔以内になると感知する感知手段としての光電管12が
各々設けられ、隣接するクレーンの反射板13に反射する
光量により感知するようになっている(ただし、第2図
に示すクレーンに設けた光電管12は、このクレーンに対
して紙面直交方向の向う側に隣接して位置するクレーン
の反射板と1対のものであり、また反射板13は、このク
レーンに対して、紙面直交方向の手前側に隣接して位置
するクレーンの光電管と1対のものである)。
次に、本実施例におけるクレーンの走行安全装置の作動
について、第4図に示す制御ブロック図に基づいて説明
する。
第1のクレーン2及び第2のクレーン3は、各々走行レ
ール1a,1b上を走行する過程で、上記走行レール1aに設
けられたストライカ9に、各々のクレーン2,3のリミッ
トスイッチ11,11′が接触すると、検出信号が出力さ
れ、制御手段としての制御盤14に入力される。
そして、上記検出信号が出力されたクレーン2,3のモー
タ(駆動部)4,4′には停止信号が制御手段14から入力
され、その信号と同時に、感知手段としての光電管12を
作動状態にする信号を発する。そして、一方のクレーン
2が検出される位置で停止し、かつ光電管12が所定の光
量を感知した場合、他方の可動しているクレーン3の走
行用のモータ4を停止させるとともに、一方の停止して
いるクレーン2を、両クレーン間の間隔が遠ざかる方向
にモータ4を駆動させる。
また、一方のクレーン2が検出される位置で停止し、か
つ光電管12が所定の光量を感知しない場合は、他方の可
動しているクレーン3は継続して走行するとともに、一
方の停止しているクレーン2も、所定時間経過後、さら
に継続して前進する。
したがって、上記のようにクレーン2,3に設けられた光
電管12を、クレーン23のリミットスイッチ11,11′から
検出信号が出力された場合のみ、作動させるようにした
ので、両クレーン間の間隔が狭くなっても(光電管12が
所定の光量を感知する範囲内となっても)、両クレーン
を常に停止させる必要がなくなるとともに、頻繁に光電
管12が感知するといった状態を避けることができ、クレ
ーンの可動領域を広くし、かつクレーンによる作業性を
向上させることができる。
尚、リミットスイッチ11,11′を近接スイッチに置きか
えてもよい。
また、本実施例では、走行レール1a,1b上を2つのクレ
ーン2,3だけが走行するようにしたが、3つ以上のクレ
ーンを設けてもよい。
(考案の効果) 以上から明らかなように、本考案によれば、単一の走行
レール上を複数のクレーンが走行する場合に、クレーン
の検出スイッチが走行レールにクレーンの感知手段の感
知範囲と同等の間隔でもって等間隔位置に設けたストラ
イカを検出した信号を出力したときのみに対応するクレ
ーンの感知手段を作動させ、該感知手段が感知した場合
にクレーンの停止又はクレーンの所定間隔外への移動を
行うようにしたので、各クレーンの可動範囲を広くでき
るとともに、隣合うクレーンの衝突も防止して安全性も
維持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本実施例におけるクレーンの配置状態を示す
全体平面図であり、第2図は、その断面図であり、第3
図は、第2図の部分拡大図であり、第4図は、本実施例
における走行安全装置を示すブロック図である。 1a,1b……走行レール、2,3……クレーン、4,4′……モ
ータ、6……ホイスト、7……フック、9……ストライ
カ、11,11′……リミットスイッチ、12……光電管、13
……反射板、14……制御手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行レールに、ワークを保持する保持部を
    有する複数のクレーンが各々同一方向に走行可能に設け
    られ、該各クレーンが上記走行レールを走行して所定の
    作業を行う際にクレーンの走行を安全に行うためのクレ
    ーン走行安全装置であって、 上記各クレーンに設けられ、作動時に隣合うクレーンの
    間隔が所定間隔以内にあることを感知する感知手段と、 上記走行レールに走行レールの長さ方向を上記感知手段
    の感知範囲と同等の間隔でもって複数に等分した位置に
    各々配設された複数のストライカと、上記各クレーンに
    設けられ該各ストライカを検出する検出スイッチとから
    なり、各クレーンが走行レールのストライカ配設位置に
    位置したことを検出するクレーン検出手段と、 上記クレーンの検出スイッチが検出信号を出力したとき
    に対応するクレーンの感知手段を作動させ、該感知手段
    が感知信号を出力したときには、上記隣合う両クレーン
    を停止させるか、若しくは隣合う両クレーンの間隔が所
    定間隔外になるように少なくとも一方のクレーンを駆動
    制御する制御手段と を備えたことを特徴とするクレーン走行安全装置。
JP1988053315U 1988-04-20 1988-04-20 クレーン走行安全装置 Expired - Lifetime JPH0741750Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988053315U JPH0741750Y2 (ja) 1988-04-20 1988-04-20 クレーン走行安全装置

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JP1988053315U JPH0741750Y2 (ja) 1988-04-20 1988-04-20 クレーン走行安全装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01156191U JPH01156191U (ja) 1989-10-26
JPH0741750Y2 true JPH0741750Y2 (ja) 1995-09-27

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ID=31279299

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JP1988053315U Expired - Lifetime JPH0741750Y2 (ja) 1988-04-20 1988-04-20 クレーン走行安全装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5345981B2 (ja) * 1973-12-10 1978-12-11
JPS62185604A (ja) * 1986-02-10 1987-08-14 Daifuku Co Ltd 2台の移動装置間の干渉防止装置

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JPH01156191U (ja) 1989-10-26

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