JP2893621B2 - スタッカクレ−ンの停止位置検出装置 - Google Patents

スタッカクレ−ンの停止位置検出装置

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JP2893621B2 JP28367491A JP28367491A JP2893621B2 JP 2893621 B2 JP2893621 B2 JP 2893621B2 JP 28367491 A JP28367491 A JP 28367491A JP 28367491 A JP28367491 A JP 28367491A JP 2893621 B2 JP2893621 B2 JP 2893621B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動倉庫等に設けられ
るスタッカクレーンの停止位置検出装置に関する。特
に、クレーンの停止位置へクレーンが接近したこと、お
よび到達したことを1つのセンサーにより検出すること
ができるスタッカクレーンの停止位置検出装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動倉庫等に設けられるスタッカ
クレーンの停止位置の検出は、クレーンの機体に取り付
けられた停止位置検出用のセンサーによって行なわれる
ようになっており、所定の停止位置、例えば、地上側の
ドックを検出するようになっていた。
【0003】図9はこのようなスタッカクレーンの停止
位置検出に関する要部を示す平面模式図である。
【0004】同図において、1は走行レールR上を走行
するクレーンである。2はクレーン1に立設されたマス
トである。3,4はマスト2の側面2aに設けられた停
止位置検出用のセンサーであり、ともに地上側に設けら
れたドック50を検出するようになっている。5は制御
部であり、クレーンの速度を減速させる減速制御,クレ
ーンを停止させる停止制御を行なうようになっている。
制御部5は図中矢印A方向にクレーンが走行している場
合に、センサー3が所定のドック50を検出すると、ク
レーンの減速制御を行なう。その後、センサー4が所定
のドック50を検出すると、クレーンの停止制御を行な
うようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のスタッ
カクレーンの停止位置の検出には、次のような問題があ
った。
【0006】クレーンの停止位置検出には、クレーン減
速用とクレーン停止用との2つのセンサーが必要であっ
た。このため、センサーの取り付けや、センサーの調整
作業等に時間がかかり煩雑でしかもコスト高になるとい
う問題があった。
【0007】本発明の目的は、以上のような問題点を解
決し、クレーンの停止位置検出を1つのセンサーで行な
うことができ、センサー取り付け等の労力の削減、およ
びコストダウンを図ることができるスタッカクレーンの
停止位置検出装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、走行レールに沿って走行し、棚と
の間で荷の出し入れを行なうスタッカクレーンの停止位
置検出装置であって、クレーンに設けられ、クレーンの
停止位置へクレーンが接近したこと、および到達したこ
とをそれぞれ検出する停止位置検出用のセンサーと、こ
のセンサーからの信号によりクレーンの走行を制御する
制御部とを備え、前記センサーは、投光部と受光部とを
有し、受光部の受光光量が一定レベル以上になるとON
する出力と、受光部の受光光量が一定のレベル内にある
ときにのみOFFする出力との2つの出力系統を備えて
おり、停止位置へクレーンが接近したことを検出したと
きに、クレーンを減速させるための信号を前記制御部に
送出し、停止位置へクレーンが到達したことを検出した
ときにクレーンを停止させるための信号を前記制御部に
送出する構成とした。又、請求項の発明は、走行レー
ルに沿って走行し、棚との間で荷の出し入れを行なうス
タッカクレーンの停止位置検出装置であって、クレーン
に設けられ、クレーンの停止位置へクレーンが接近した
こと、および到達したことをそれぞれ検出する停止位置
検出用のセンサーと、このセンサーからの信号によりク
レーンの走行を制御する制御部とを備え、前記センサー
が、投光部と受光部とを有し、受光部の受光光量が一定
レベル以上になるとONする出力と、受光部の受光光量
が一定のレベル内にあるときにのみOFFする出力との
2つの出力系統を備え、前記棚の柱を検出することによ
り停止位置へクレーンが接近したこと、および到達した
ことを検出するようになっており、停止位置へクレーン
が接近したことを検出したときに、クレーンを減速させ
るための信号を前記制御部に送出し、停止位置へクレー
ンが到達したことを検出したときにクレーンを停止させ
るための信号を前記制御部に送出する構成とした。
【0009】
【作用効果】本発明は上記の構成としたので、次のよう
な作用効果を奏する。
【0010】すなわち、請求項1の発明によれば、クレ
ーンが走行してきて所定の停止位置に接近すると、セン
サーは、クレーンが停止位置に接近したことを検出し、
クレーンを減速させるための信号を制御部に送出する。
制御部は、センサーからの信号により、クレーンの走行
速度を減速制御する。その後、クレーンが停止位置に到
達すると、センサーは、クレーンが停止位置に到達した
ことを検出し、クレーンを停止させるための信号を制御
部へ送出する。制御部は、センサーからの信号により、
クレーンを停止させるための制御を行なう。これによ
り、クレーンは所定の停止位置に停止することとなる。
したがって、停止位置へクレーンが接近したこと、およ
びクレーンが到達したことを1つのセンサーによって行
なうことができ、センサー取付け等の労力の削減、及び
コストダウンを図ることができる。しかも、センサー
は、投光部と受光部とを有し、受光部の受光光量が一定
レベル以上になるとONする出力と、受光部の受光光量
が一定のレベル内にあるときにのみOFFする出力との
2つの出力系統を備えているので、両出力の組み合わせ
により、停止位置への接近および到達を検出することが
でき、より正確な減速制御および停止制御を行なうこと
ができる。
【0011】又、請求項の発明によれば、クレーンが
走行してきて所定の停止位置に接近すると、センサー
は、クレーンが停止位置に接近したことを検出し、クレ
ーンを減速させるための信号を制御部に送出する。制御
部は、センサーからの信号により、クレーンの走行速度
を減速制御する。その後、クレーンが停止位置に到達す
ると、センサーは、クレーンが停止位置に到達したこと
を検出し、クレーンを停止させるための信号を制御部へ
送出する。制御部は、センサーからの信号により、クレ
ーンを停止させるための制御を行なう。これにより、ク
レーンは所定の停止位置に停止することとなる。したが
って、停止位置へクレーンが接近したこと、およびクレ
ーンが到達したことを1つのセンサーによって行なうこ
とができ、センサー取付け等の労力の削減、及びコスト
ダウンを図ることができる。しかも、センサーは、投光
部と受光部とを有し、受光部の受光光量が一定レベル以
上になるとONする出力と、受光部の受光光量が一定の
レベル内にあるときにのみOFFする出力との2つの出
力系統を備えているので、両出力の組み合わせにより、
停止位置への接近および到達を検出することができ、よ
り正確な減速制御および停止制御を行なうことができ
る。さらに、センサーが、棚の柱を検出することにより
停止位置へクレーンが接近したこと、および到達したこ
とを検出するようになっているので、停止位置に特定の
被検出部材を設ける必要がない。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0013】図1は本発明に係るスタッカクレーンの停
止位置検出装置の一実施例を示す要部の平面模式図、図
2はセンサーの正面図、図3は同じく平面図、図4は同
じく右側面図である。
【0014】図1において、10はクレーン1のマスト
2の側面2aに取り付けられた停止位置検出用のセンサ
ーであり、本実施例では直接反射型のフォトセンサーを
用いている。センサー10には、図2に示すように、投
光部11,受光部12が設けられており、これら投光部
11,受光部12は図1に示すように、L字型の取付具
10aにより、被検出部材としてのラック棚の柱51へ
向けて配置されている。これにより、クレーン1がラッ
ク棚の柱51のところまで走行してくると、センサー1
0の投光部11より発せられた光は、ラック棚50の柱
51側面によって反射し、センサー10の受光部12に
受光されることとなる。
【0015】センサー10は、受光部12における受光
光量が一定レベル以上になるとONする出力と、受光光
量が一定のレベル内にあるときにのみOFFする自己診
断出力との2つの出力系統を備えている。このような出
力系統を備えたセンサー10の出力動作は、図6に示す
ようになっている。すなわち、センサー10の動作レベ
ルを仮に1とすると、センサー10の出力は動作レベル
が1以上になったときにONの状態となる。また、セン
サー10の自己診断出力は、受光光量が動作レベルの1
から1.5のレベル内にあるときのみOFFの状態とな
るように設定されている。
【0016】14は制御部であり、センサー10の出
力,自己診断出力に基づいてクレーン1の減速,停止を
制御するようになっている。制御部14の制御は、セン
サー10の出力,自己診断出力により図7に示す表のよ
うになっている。すなわち、センサー10の出力がOF
Fの状態で自己診断出力がONの状態のとき、制御部1
4はクレーン1が低速で走行するように制御を行なう。
次に、センサー10の出力がONの状態で、自己診断出
力がOFFの状態のとき、制御部14はクレーン1が微
速で走行するように制御を行なう。また、センサー10
の出力、および自己診断出力がともにONの状態のと
き、制御部14はクレーン1が停止するように制御を行
なうようになっている。
【0017】次に上述した構成を有するスタッカクレー
ンの停止位置検出装置の作用を、図8をも参照して説明
する
【0018】クレーン1のセンサー10が停止位置にあ
る柱51から離れた位置にあるときには、センサー10
の出力はOFFの状態であり、また、自己診断出力はO
Nの状態である。これにより、制御部14は、クレーン
1が低速で走行するように制御を行なう。
【0019】次に、クレーン1の走行により、センサー
10が移動して所定の停止位置である柱51に接近する
と、センサー10の投光部11より投光された光が受光
部12に受光され、受光光量が動作レベルまで増大す
る。これにより、センサー10の出力がONの状態とな
り、また、自己診断出力がOFFの状態となる。これに
よって、クレーン1が停止位置に接近したことが検出さ
れ、制御部14はクレーン1が微速で走行するように制
御を行なう。
【0020】その後、クレーン1の走行により、センサ
ー10が移動して、所定の停止位置である柱51にクレ
ーン1が到達すると、センサー10の受光部12に受光
される光が、動作レベルの1.5倍以上に増大する。こ
れにより、センサー10の出力、および自己判断出力が
ともにONの状態となる。これによって、クレーン1が
停止位置に到達したことが検出され、制御部14はクレ
ーン1が停止するように制御を行なう。
【0021】これにより、クレーンは所定の停止位置で
ある柱51に停止することとなる。
【0022】このように、本発明のスタッカクレーンの
停止位置検出装置によれば、停止位置へクレーン1が接
近したこと、およびクレーン1が到達したことを1つの
センサー10によって行なうことができ、センサー取り
付け等の労力の削減、およびコストダウンを図ることが
できるという効果がある。しかも、センサー10は、投
光部11と受光部12とを有し、受光部12の受光光量
が一定レベル以上になるとONする出力と、受光部12
の受光光量が一定のレベル内にあるときにのみOFFす
る自己診断出力との2つの出力系統を備えているので、
両出力の組み合わせにより、停上位置への接近および到
達を検出することができ、より正確な減速制御および停
止制御を行なうことができる。 さらに、センサー10
は、ラック棚50の柱51を検出するので、停止位置に
特定の被検出部材を設ける必要がない。
【0023】以上本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、適
宜変形実施可能である。
【0024】例えば、センサー10の取り付け部位に対
向するラック棚の柱51に、図5に示すような反射板1
3を取り付けて反射効率を高めるようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係るスタッカクレーンの停止位
置検出装置の一実施例を示す要部の平面模式図。
【図2】センサーの正面図。
【図3】同じく平面図。
【図4】同じく右側面図。
【図5】反射板の正面図。
【図6】センサーの出力動作図。
【図7】制御部の制御表。
【図8】作用説明図。
【図9】従来のスタッカクレーンの停止位置検出に関す
る要部を示す平面模式図。
【符号の説明】
1 クレーン 10 センサー 14 制御部 R 走行レール

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行レールに沿って走行し、棚との間で
    荷の出し入れを行なうスタッカクレーンの停止位置検出
    装置であって、クレーンに設けられ、クレーンの停止位
    置へクレーンが接近したこと、および到達したことをそ
    れぞれ検出する停止位置検出用のセンサーと、このセン
    サーからの信号によりクレーンの走行を制御する制御部
    とを備え、前記センサーは、投光部と受光部とを有し、
    受光部の受光光量が一定レベル以上になるとONする出
    力と、受光部の受光光量が一定のレベル内にあるときに
    のみOFFする出力との2つの出力系統を備えており、
    停止位置へクレーンが接近したことを検出したときに、
    クレーンを減速させるための信号を前記制御部に送出
    し、停止位置へクレーンが到達したことを検出したとき
    にクレーンを停止させるための信号を前記制御部に送出
    することを特徴とするスタッカクレーンの停止位置検出
    装置。
  2. 【請求項2】 走行レールに沿って走行し、棚との間で
    荷の出し入れを行なうスタッカクレーンの停止位置検出
    装置であって、クレーンに設けられ、クレーンの停止位
    置へクレーンが接近したこと、および到達したことをそ
    れぞれ検出する停止位置検出用のセンサーと、このセン
    サーからの信号によりクレーンの走行を制御する制御部
    とを備え、前記センサーは、投光部と受光部とを有し、
    受光部の受光光量が一定レベル以上になるとONする出
    力と、受光部の受光光量が一定のレベル内にあるときに
    のみOFFする出力との2つの出力系統を備え、前記棚
    の柱を検出することにより停止位置へクレーンが接近し
    たこと、および到達したことを検出するようになってお
    り、停止位置へクレーンが接近したことを検出したとき
    に、クレーンを減速させるための信号を前記制御部に送
    出し、停止位置へクレーンが到達したことを検出したと
    きにクレーンを停止させるための信号を前記制御部に送
    出することを特徴とするスタッカクレーンの停止位置検
    出装置。
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