JPH0741641B2 - 射出成形機 - Google Patents

射出成形機

Info

Publication number
JPH0741641B2
JPH0741641B2 JP3027573A JP2757391A JPH0741641B2 JP H0741641 B2 JPH0741641 B2 JP H0741641B2 JP 3027573 A JP3027573 A JP 3027573A JP 2757391 A JP2757391 A JP 2757391A JP H0741641 B2 JPH0741641 B2 JP H0741641B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
base
rail
core
exchange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3027573A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05104583A (ja
Inventor
正志 寺山
智光 藤田
Original Assignee
株式会社新潟鉄工所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社新潟鉄工所 filed Critical 株式会社新潟鉄工所
Priority to JP3027573A priority Critical patent/JPH0741641B2/ja
Publication of JPH05104583A publication Critical patent/JPH05104583A/ja
Publication of JPH0741641B2 publication Critical patent/JPH0741641B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1756Handling of moulds or mould parts, e.g. mould exchanging means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金型の中子の交換を行
う機能が簡単な構造で実現された射出成形機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、射出成形機において金型の中子の
自動交換を行う交換機は、成形品を金型から上方に取り
出す取出機との干渉の問題がないという利点から、中子
を把持するハンドを一つの水平面内で移動させる横挿入
方式のものが使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、交換機が横挿
入方式であると、ハンドの移動水平面に向き合う一列の
中子しかハンドに把持することができないため、中子
面数が多くなった場合に、中子の複数の列を上下に多段
に配置してハンドの移動水平面に昇降自在にしなければ
ならず、中子を載置して予備的に加熱する予備加熱装置
を3次元的に構成する必要が生じ、構造及び制御が複雑
になるという問題があった。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
であって、上挿入方式の中子の交換機を採用しながらこ
の交換機と成形品の取出機との干渉を避けることがで
き、金型の中子の交換を行う機能が簡単な構造で実現さ
れた安価な射出成形機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、金型(2)が取り付けられる固定盤
(1)と中子(3)が収納される前後に移動自在とされ
たストッカー本体(54)との上方に左右方向にほぼ水
平に設けられたレール(4)と、該レール(4)に沿っ
て固定盤(1)の金型(2)と上記ストッカー本体(5
4)側のレール(4)の端部との間を移動自在に設けら
れた交換機ベース(11)と、上記レール(4)に沿っ
て固定盤(1)の金型(2)とレール(4)の他端部と
の間を移動自在に設けられた取出機ベース(41)と、
歯車(28)を上記レール(4)に設けられたラック
(29)に噛み合わせて上記交換機ベース(11)に設
けられ上記歯車(28)を回転させて交換機ベース(1
1)をレール(4)に沿って移動させるモータ(27)
と、上記レール(4)と取出機ベース(41)との間に
設けられ取出機ベース(41)をレール(4)に沿って
移動させる移動用シリンダ(43)と、上記交換機ベー
ス(11)に設けられガイドユニット(14)を上下動
させる第1段シリンダ(12)と、上記ガイドユニット
(14)に設けられ交換機ベース(11)が固定盤
(1)の金型(2)位置又はストッカー本体(54)位
置に着いた状態でそれらの中子(3)を把持し、また把
持していた中子(3)を離すチャッキングハンド(2
0)を上下動させる第2段シリンダ(15)と、上記取
出機ベース(41)に設けられ取出機ベース(41)が
金型(2)位置に着いた状態で該金型(2)の成形品を
成形品用ハンド(42a)によって取り出すロボット
(42)とを具備した構成とした。
【0006】
【作用】交換機ベース、あるいは取出機ベースのいずれ
か一方を、金型に対する中子の出し入れ又は金型からの
成形品の取出しを行うために金型の上方に移動させる場
合には、他方を横方向に移動させて相互の干渉を避け
る。交換機ベースの移動はモータ駆動によって行い、取
出機ベースの移動は移動用シリンダで行う。第1段シリ
ンダと第2段シリンダの伸縮作動の選択によってチャッ
キングハンドを、ストッカー本体の中子を把持する高
さ、金型の中子を把持する高さ、横移動の高さにして中
子の交換と成形品の取出しを行う。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例である射出成形機
を、図1〜図1により説明する。図1において符号1
で示すものは、射出成形機の金型が取り付けられる固
定盤である。この固定盤1に取り付けられた金型2は、
ユニット金型であり中子3を交換することによって複数
種の成形品に対応できるもので、中子3は金型の上部に
おいて出し入れするものである。
【0008】なお、図示していないが、この固定盤1の
前後(図1において、向こう側とこちら側)にはこの金
型を閉じて内部に材料を圧入するための型締装置と射出
装置が設けられているが、これらの構成は従来の射出成
形機と同様である。そして、図1において、固定盤1の
右側がこの射出成形機の操作側(操作パネルがある側)
であり、左側が反操作側である。
【0009】固定盤1の上部には、図1,図3に示すよ
うに、横方向(図1で左右方向)水平に伸びる横走行用
のフレーム4(レール)が、パイプブラケット5により
取り付けられている。このフレーム4にはこの上面と側
面の長手方向に沿うようにしてガイド6,7が設けられ
ており、これらを介して交換機10及び取出機40が取
り付けられている。
【0010】交換機10は、前記ガイド6,7にその長
手方向に沿って移動するように支持され前記フレーム4
に取付けられている交換機ベース11と、この交換機
ベース11の上部に前記ガイド6,7に直交する前後方
向(金型の型締方向)に調整ネジ11aにより移動調節
可能にしてボルト等により固定されているブラケットG
、このブラケットGに上下方向に調整ネジ11bによ
り移動調節可能にしてボルト等により固定されているサ
ドルHと、ピストンロッドの先端部支持金具を介し
て前記サドルHに固定され、シリンダ本体を支持金具J
に対して上下動自在とされた平行な一対の第1段シリン
ダ12,12と、これら第1段シリンダ12,12のシ
リンダ本体に連結されるとともに、前記サドルHにその
ガイド13を介して上下動自在に案内支持されたガイド
ユニット14と、このガイドユニット14にシリンダ本
体を固定して上下方向に向けて配設された第2段シリン
ダ15とを有するものである。上記第1段,第2段シリ
ンダ12,15はいずれもエアーで駆動されるエアシリ
ンダである。
【0011】上記第2段シリンダ15は、一対の第1段
シリンダ12,12の間に位置してそのピストンロッド
15aがガイドユニット14から下方に伸びるように配
置され、そのシリンダ本体はガイドユニット14に固定
されているものである。また、この第2段シリンダ15
のピストンロッド15aの先端部は、連結板17(図
4)に連結され、該連結板17はガイドユニット14に
対して相対的に上下動するように取り付けられた一対の
ガイドロッド16,16の下端に連結されている。
【0012】そして、連結板17の下面には、図4に示
すチャッキングハンド20がクランプサポート21を介
して取り付けられている。このチャッキングハンド20
は、下端に一対のクランパ22,23を有し、内部に設
けられたエアシリンダ20aによりこれらを左右に開閉
動作するものであって、各クランパ22,23の内側で
中子3の上部に取り付けられたサポート24の上端を挾
持することで中子3を把持するものである。
【0013】なお、サポート24の上端の両側面にはピ
ン25が突設され、チャッキングハンド20が中子3を
把持する際には、このピン25が前記各クランパ22,
23に設けられた孔22a,23aに嵌合するようにな
っている。また、各クランパ22,23の図4において
向こう側の面にはカムフォロア26(図3に示す)が
転自在に取り付けられ、これがチャッキングハンド20
の下降時にサポート24の図4において向う側面に形成
したカムに案内されて各クランパ22,23が上記サポ
ート24の上端に円滑に係合するように構成されてい
る。
【0014】また、交換機10の交換機ベース11に
は、前記第1段シリンダ12やガイドユニット14より
も反操作側に位置して、ギヤードモータ27が、出力軸
を下方に向けて取り付けられており、その出力軸には平
歯車28が固定されている。そして、この平歯車28
は、前記フレーム4の上面にその長手方向に沿って固定
された平歯ラック29にかみ合う構成とされ、ギヤード
モータ27の作動により交換機10の全体がフレーム4
に沿って横方向(図1において左右方向)に移動するよ
うになっている。
【0015】なお、ギヤードモータ27は後述する制御
装置により、インバータ制御(回転数可変制御)される
ようになっている。
【0016】また、交換機ベース11上には、図1にお
いて前記ガイドユニット14等の向こう側に位置して、
エアシリンダ30(図2)が、やはりピストンロッドを
下向きにして立設されている。そして、このエアシリン
ダ30のピストンロッドの先端が、フレーム4の上面の
4カ所に設けられたストッパブロック31のV字形溝に
係合することにより、交換機10のフレーム4上におけ
る位置決めがされるようになっている。(なお、ストッパ
ブロック31の一つは、金型2の上方に配置され図1〜
図3には現れていない。)
【0017】また、交換機10のチャッキングハンド2
は、金型2の中子挿入位置の真上と予備加熱装置50
の対応する凹部A,B,C,D,E,Fの真上通過す
るように設定されている。
【0018】そして、前記エアシリンダ30とストップ
ブロック31との係合によって、チャッキングハンド2
0は、前記中子挿入位置、あるいは予備加熱装置50
各凹部A,B,C,D,E,Fの真上で位置決めされる
よう、前記ストップブロック31の配置位置が設定され
ている。
【0019】さらに、交換機10の第1段シリンダ1
2,第2段シリンダ15のストロークは、以下のように
設定されている。すなわち、図6に示すように各シリン
ダ12,15が縮んだ時には、チャッキングハンド20
が金型2内の中子3を把持する高さ(中段位置)にな
り、図5に示すように第1段シリンダ12が縮み第2段
シリンダ15が伸びた時には、チャッキングハンド20
が予備加熱装置50内の中子を把持する高さ(下段位
置)になり、図7に示すように第2段シリンダ15が縮
み第1段シリンダ12が伸びた時には、チャッキングハ
ンド20が金型2等と干渉しない高さ(上段位置)にな
るようにされている。
【0020】つぎに、取出機40は、交換機10よりも
操作側に位置して、交換機ベース11と同様にやはりガ
イド6,7を介してフレーム4にその長手方向に移動可
能に取り付けられた取出機ベース41と、この取出機ベ
ース41上に据え付けられたロボット42とを備えるも
のである。そして、この取出機40は、フレーム4の背
面(図1における向こう側)にシリンダ本体が取り付け
られて、そのピストンロッドが取出機ベース41に固定
されたエアシリンダ43(図2)により、移動されるよ
うになっている。
【0021】ここで、ロボット42としては、例えば、
多自由度を有し成形品を把持する成形品用ハンド42a
がアームの先端に設けられたスイング型のものを使用す
ることができる。
【0022】予備加熱装置50は、6種類のユニット金
型2の中子3a〜3fを貯蔵できるもので、固定盤1の
反操作側に配設されている。
【0023】この予備加熱装置50は、図8,図9に示
すように、フレーム51aの上端に固定した架台51
と、この架台51上に一対のガイド52,52を介し
て、前記フレーム4に直交する前後方向に水平に移動自
在に取り付けられたストッカーベース53と、このスト
ッカーベース53上に取り付けられたストッカー本体5
4と、架台51上に取り付けられてストッカーベース5
3を移動させるエアシリンダ55とを備えるものであ
る。
【0024】上記ストッカー本体54は、上面に中子3
a〜3fをそれぞれ収納する六つの凹部A〜Fがフレー
ム4に平行な方向に2列、各列に3個ずつ適宜間隔をあ
て形成されたもので、ストッカーベース53とともに
前後(フレーム4に直交する方向)に移動して二つの位
置に静止するものである。すなわち、一つの位置は凹部
A〜Cが前記交換機10のチャッキングハンド20の軌
道の真下となる位置であり、他方の位置は凹部D〜Fが
チャッキングハンド20の軌道の真下となる位置であ
る。
【0025】また、ストッカーベース53及びストッカ
ー本体54には、温度調節媒体(水又は油)を流すこと
ができる孔が形成されており、温度調節器と接続するこ
とにより、収納している中子の予備温度調が行えるよ
うになっている。
【0026】なお、図1において符号60,61,6
2,63は、エアシリンダ30の各ストッパブロック3
1への接近を検出するリミットスイッチであり、符号7
0,71,72,73は、エアシリンダ30が各ストッ
パブロック31に対応する位置にあることを検出して信
号を出力するリミットスイッチである。
【0027】また、前記交換機10の第1段,第2段シ
リンダ12,15,交換機10の位置決め用のエアシリ
ンダ30、チャッキングハンドを駆動するエアシリンダ
20a、取出機40を移動させるエアシリンダ43、予
備加熱装置50を移動させるエアシリンダ55は、図1
0に示すように、それぞれ電磁弁100,110,12
0,130,140,150を介してエア源に接続され
ており、これら電磁弁及び前記ギヤードモータ27が図
示していない制御装置により制御されることにより、こ
の射出成形機の交換機10,取出機40,予備加熱装置
50が自動的に動作するようになっている。
【0028】また、図示していないが、各シリンダに対
しては、その動作限を検出するリミットスイッチ等のセ
ンサが設けられ、この出力が前記制御装置に入力される
ことにより、制御装置は各シリンダの動作が適に行わ
れたかどうか確認しながら前記制御を行う構成とされて
いる。
【0029】以下、この動作の一例(前記凹部Cに対応
する中子3cを用いた成形が完了した時点から、中子を
前記凹部Dに対応する中子3dに交換する動作)を説明
する。
【0030】まず、図1〜図3に示すように、金型内の
中子3(3c)がチャッキングハンド20により把持さ
れる。すなわち、電磁弁110が消磁されて第2段シリ
ンダ15が縮んでいる状態において、電磁弁100が励
磁されることにより第1段シリンダ12が縮められチャ
ッキングハンド20が図6に示す高さにされ、電磁弁1
20が消磁されることによりチャッキングハンド20の
シリンダ20aが縮められてチャッキングハンド20が
閉じる。
【0031】つぎに、チャッキングハンド20が閉じら
れていること(電磁弁120が消磁されていること)が
確認された後、電磁弁100が消磁されることにより第
1段シリンダ12が伸ばされてチャッキングハンド20
が図7に示す高さまで上昇させられ、中子3cが金型内
より引き抜かれる。そして、第1段シリンダ12が完全
に伸された後、電磁弁130が消磁されエアシリンダ3
0が縮められてそのピストンロッドの先端とストッパブ
ロック31との係合が解除される。
【0032】つぎに、ストッパブロック31の係合の解
除が完了した後、ギヤードモータ27が駆動されて交換
機10が高速で反操作側に走行する。
【0033】そして、リミットスイッチ61の出力信号
を受けた時点で交換機10の移動速度(ギヤードモータ
27の回転速度)が減速され、つぎに、リミットスイッ
チ71の出力信号を受けた時点で交換機10が停止させ
られる。この状態で、電磁弁130が励磁させられてエ
アシリンダ30が図2において左から3番目のストッパ
ブロック31に係合させられ、交換機10が位置決めさ
れる。
【0034】つぎに、電磁弁100が励磁されて第1段
シリンダ12が縮まり、チッキングハンド20が図6
に示す中段位置まで下降し、この下降が確認された後、
電磁弁110も励磁されて第2段シリンダ15が伸ばさ
れることにより、さらにチッキングハンド20が図5
に示す下段位置(予備加熱装置50に収納された中子を
把持する高さ)まで下降する。そして、この位置に達し
た状態(把持している中子3cが対応する凹部Cに収納
された状態)で、電磁弁120が励磁されてチッキン
グハンド20が開き、把持している中子3cが解放させ
られる。
【0035】つぎに、電磁弁110が消磁されてチ
キングハンド20が中段位置となり、さらに電磁弁10
0が消磁されて上段位置となる。
【0036】つぎに、チッキングハンド20が上段位
置にあることが確認されて、電磁弁150が励磁されて
エアシリンダ55によりストッカー本体54が図2で示
す位置から前進させられ、凹部D,E,Fがチッキン
グハンド20の軌道の真下となる位置となる。
【0037】つぎに、電磁弁130が消磁されて交換機
10の位置決めが解除され、ギヤードモータ27により
該交換機10がさらに反操作側に移動する。
【0038】そして、リミットスイッチ63の出力信号
を受けた時点で減速させられ、つぎに、リミットスイッ
チ73の出力信号を受けた時点で交換機10が停止させ
られる。この状態で、電磁弁130が励磁されてシリン
ダ30が図2において最も左側のストッパブロック31
に係合させられ、交換機10が位置決めされる。
【0039】つぎに、電磁弁100が励磁されチャッキ
ングハンド20が中段位置まで下降させられた後、電磁
弁110も励磁されてさらに下段位置まで下降させられ
る。そして、この状態(チッキングハンド20が凹部
Dにある中子3dを把持できる状態)で電磁弁120が
消磁されてチャッキングハンド20が閉じ、凹部Dの中
子3dが把持される。その後、中段位置,上段位置の順
にチャッキングハンド20が上昇させられて、この中子
3dが引き抜かれる。
【0040】つぎに、チャッキングハンド20が上段位
置に上昇したことが確認され、位置決めが解除された
後、交換機10が操作側へ移動させられる。
【0041】そして、リミットスイッチ60の出力信号
を受けた時点で減速させられ、つぎに、リミットスイッ
チ70の出力信号を受けた時点で交換機10が停止され
る。この状態で、電磁弁130が励磁されてシリンダ3
0が図2において最も右側のストッパブロック31(図
2には示されていない。)に係合させられ、交換機10
が位置決めされる。
【0042】つぎに、チャッキングハンド20が下段位
置まで下降させられる。そして、この位置に達した状態
(中子3dが金型2内に収納された状態)で、電磁弁1
20が励磁されてチャッキングハンド20が開かれ、把
持している中子3dが解放される。
【0043】つぎに、チャッキングハンド20が上段位
置に上昇され位置決めが解除された後、交換機10が反
操作側に移動させられ、図1において最も左側の位置
(原点)に位置決めさせられて待機させられる。
【0044】そして、電磁弁140が励磁されてシリン
ダ43が縮められることにより、取出機40が図1に示
す位置(待機位置)から金型の真上の位置まで移動させ
られる。
【0045】以上の工程により金型2内の中子の交換が
完了し、中子3dによる成形運転が可能となり、成形後
の成形品の取り出しも可能となる。なお、ここで、取出
機40を使用しない場合は、取出機40を待機位置に維
持したままで成形運転を行うこともできることはいうま
でもない。
【0046】以上説明したように、本実施例の射出成形
機によると、交換機10あるいは取出機40のいずれか
一方を、金型に対する中子の出し入れ又は成形品の取出
しを行うために金型2の上方に移動させる場合には、他
横方向に移動させて相互の干渉を避けることができ
る。
【0047】上記実施例の場合、予備加熱装置50を2
次元的に簡単な構造にすることができるので、制御も容
易になり安価なものにできるという効果がある。
【0048】特に、交換機10あるいは取出機40の横
方向の移動は同一レール上で行う構成としているため
成要素(フレーム4,ガイド6,7等)が一式で済
み、極めて簡素なものとなっている。
【0049】また、本実施例の場合、ギヤードモータ2
7の速度を2段階に変更して、位置決め位置の近接部以
外は高速で交換機10を移動させることができるので、
中子の交換が極めて短時間でできるという効果がある。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の射出成形
は前記の構成とされているので、交換機ベース、ある
いは取出機ベースのいずれか一方を、金型に対する中子
の出し入れ又は金型からの成形品の取出しを行うために
金型の上方に移動させる場合には、他方を横方向に移動
させて相互の干渉を簡単に避けることができる。また、
交換機ベースと取出機ベースを横移動させるレールは1
本でよく、しかも中子の収容凹部を一つの平面内で前後
に多列に配設して予備加熱装置を二次元的に簡単な構成
とすることができるので、射出成形機を構成が簡単で安
価なものにすることができる。また、第1段シリンダと
第2段シリンダの伸縮作動の選択によってチャッキング
ハンドを最低3段に上下させ、ストッカー本体の中子を
把持する高さ、金型の中子を把持する高さ、横移動の高
さに簡単につけることができる。この場合、各シリンダ
をストロークの途中で止めないで済むので、チャッキン
グハンドを所定の高さに精度良く停止させることがで
き、また交換機ベースの移動はモータ駆動のため、早送
り−減速−停止の制御が容易で、交換機ベースを迅速に
移動させて所定の位置に正確に停止させることができ
る。したがって、位置ずれに起因する支障を排除して中
子の交換作業を円滑かつ的確に行うことができる。しか
もストロークの途中で停止させることが難しいシリンダ
駆動方式と違って、交換機ベースの停止位置の数を多く
して交換中子数の増加に対処することが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】射出成形機における金型交換装置周辺の構成を
示す図である。
【図2】図1のII矢視図である。
【図3】図1のIII矢視図である。
【図4】チャッキングハンドの周辺構成を示す図であ
る。
【図5】チャッキングハンドの位置と第1段シリンダ及
び第2段シリンダとの関係を示す図である。
【図6】チャッキングハンドの位置と第1段シリンダ及
び第2段シリンダとの関係を示す図である。
【図7】チャッキングハンドの位置と第1段シリンダ及
び第2段シリンダとの関係を示す図である。
【図8】備加熱装置の上面図である。
【図9】備加熱装置の側面図である。
【図10】各シリンダを含む空気回路図である。
【符号の説明】
型 3 中子 4 フレーム(レール) 11 交換機ベース 12 第1段シリンダ 14 ガイドユニット 15 第2段シリンダ 20 チャッキングハンド 27 モータ 29 ラック 41 取出機ベース 42 ロボット 42a 成形品用ハンド 43 移動用シリンダ 54 ストッカー本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29C 45/33 7158−4F 45/40 7639−4F

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型(2)が取り付けられる固定盤
    (1)と中子(3)が収納される前後に移動自在とされ
    たストッカー本体(54)との上方に左右方向にほぼ水
    平に設けられたレール(4)と、該レール(4)に沿っ
    て固定盤(1)の金型(2)と上記ストッカー本体(5
    4)側のレール(4)の端部との間を移動自在に設けら
    れた交換機ベース(11)と、上記レール(4)に沿っ
    て固定盤(1)の金型(2)とレール(4)の他端部と
    の間を移動自在に設けられた取出機ベース(41)と、
    歯車(28)を上記レール(4)に設けられたラック
    (29)に噛み合わせて上記交換機ベース(11)に設
    けられ上記歯車(28)を回転させて交換機ベース(1
    1)をレール(4)に沿って移動させるモータ(27)
    と、上記レール(4)と取出機ベース(41)との間に
    設けられ取出機ベース(41)をレール(4)に沿って
    移動させる移動用シリンダ(43)と、上記交換機ベー
    ス(11)に設けられガイドユニット(14)を上下動
    させる第1段シリンダ(12)と、上記ガイドユニット
    (14)に設けられ交換機ベース(11)が固定盤
    (1)の金型(2)位置又はストッカー本体(54)位
    置に着いた状態でそれらの中子(3)を把持し、また把
    持していた中子(3)を離すチャッキングハンド(2
    0)を上下動させる第2段シリンダ(15)と、上記取
    出機ベース(41)に設けられ取出機ベース(41)が
    金型(2)位置に着いた状態で該金型(2)の成形品を
    成形品用ハンド(42a)によって取り出すロボット
    (42)とを具備したことを特徴とする射出成形機。
JP3027573A 1991-02-21 1991-02-21 射出成形機 Expired - Lifetime JPH0741641B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3027573A JPH0741641B2 (ja) 1991-02-21 1991-02-21 射出成形機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3027573A JPH0741641B2 (ja) 1991-02-21 1991-02-21 射出成形機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05104583A JPH05104583A (ja) 1993-04-27
JPH0741641B2 true JPH0741641B2 (ja) 1995-05-10

Family

ID=12224747

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3027573A Expired - Lifetime JPH0741641B2 (ja) 1991-02-21 1991-02-21 射出成形機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0741641B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06853A (ja) * 1992-06-18 1994-01-11 Fanuc Ltd 射出成形装置
WO2000056483A1 (en) * 1999-03-22 2000-09-28 Borli Engineering S.P.A. Hydraulic press allowing the door and top charging of the die
AT511644A1 (de) * 2011-07-11 2013-01-15 Ifw Manfred Otte Gmbh Formwerkzeug mit verstellbarem formkern
CN108436056B (zh) * 2018-03-22 2020-06-23 重庆市搏润模具有限公司 一种可实现长距离抽芯的压铸模
US11702526B2 (en) 2020-03-09 2023-07-18 Nike, Inc. Footwear component manufacturing methods

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59150739A (ja) * 1983-02-18 1984-08-29 Toshiba Mach Co Ltd 射出成形機の金具插入装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05104583A (ja) 1993-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4421469A (en) Injection molding machine assembly having means for selectively changing at least tool unit or a plasticizing and ejection unit
US5951936A (en) Compact and torque free side entry trolley robot
JPH09216029A (ja) トランスファプレス
KR900001900B1 (ko) 사출 성형기용 금형 자동 교환기
US5354153A (en) Machine tool part loading and unloading method and device particularly for machining printed circuit boards
JPH0741641B2 (ja) 射出成形機
JP2003039150A (ja) 低圧ダイキャスト装置及びその作動方法と金型
CN110902303B (zh) 一种成对工件的对称位置自动上料设备
KR20090056832A (ko) 사출성형기 및 사출성형기의 성형품의 취출 방법
GB2257939A (en) Automatic mold exchanging method for molding machine
US4673022A (en) Arrangement for the changing of implements in foundry machines
JP4954726B2 (ja) 射出成形機
EP0307438B1 (en) Improvement in parts transfer system, with the part lifting mechanism or third axis, derived from the motion of the grippers closing axis
CN215746224U (zh) 一种五轴锻压机械手
CN214521549U (zh) 提拉机构及多工位成型机
JP4699634B2 (ja) トランスファフィーダのワーク保持手段の交換方法およびその交換装置
JPS62290512A (ja) 成形品取出し装置
JPH0524067A (ja) 射出成形機
JPS6261768A (ja) ダイカスト機の噴射成形物取り出し装置
JP2730293B2 (ja) トランスファプレスのトランスファ送り装置
CN215511779U (zh) 全自动玻璃加工系统
JPH11333852A (ja) 金型試験仕上げ装置
JPH03104610A (ja) 樹脂金型の開閉装置
JP2569145Y2 (ja) トランスファー装置
CN219027920U (zh) 用于长模台生产线的预制构件模具自动拆装机

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19951107