JP2569145Y2 - トランスファー装置 - Google Patents

トランスファー装置

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JP2569145Y2
JP2569145Y2 JP4933592U JP4933592U JP2569145Y2 JP 2569145 Y2 JP2569145 Y2 JP 2569145Y2 JP 4933592 U JP4933592 U JP 4933592U JP 4933592 U JP4933592 U JP 4933592U JP 2569145 Y2 JP2569145 Y2 JP 2569145Y2
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  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、トランスファー装置
に関する。さらに詳しくは、独立した複数のワークに順
次に一連の加工を施すべく、直線状に等間隔に配置した
複数のプレスあるいは複数の金型を直線状に等間隔に装
着したプレスにおけるトランスファー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】トランスファー装置は、ワークの送り方
向へ延伸した一対のフィードバーを備えると共に、この
一対のフィードバーにワークをクランプするための複数
のフィンガーを相対向して設けている。そして一対のフ
ィードバーは、互いに接近離反自在、かつフィードバー
の長手方向に往復移動自在とし、さらに3次元トランス
ファー装置の場合には上下動自在とし、フィードバー駆
動手段によってそれらの2次元的、あるいは3次元的な
動きができるようにしている。
【0003】したがって、下金型上に載置されているワ
ークに対してフィードバーにクランプ・アンクランプの
作動を行なわせる場合には、一対のフィードバーを互い
に接近離反させてフィンガーによってワークをクランプ
させたり、アンクランプさせたりし、アドバンス・リタ
ーンの作動を行なわせる場合には、一対のフィードバー
を長手方向に適宜に往復移動させ、さらにリフト・ダウ
ンの作動を行なわせる場合には、一対のフィードバーを
適宜に上下動させている。
【0004】ところで、このようなトランスファー装置
においては、ワークを相対向するフィンガーでクランプ
する位置をあらかじめ設定し、フィードバーを接近方向
に駆動する駆動手段としてのサーボモータを制御してそ
のクランプ位置で停止させてワークをクランプするのが
一般的であるが、従来は、クランプするために一対のフ
ィードバーを接近方向に移動させる移動量を作業者がN
Cのキーボードから手入力して金型別にあらかじめデー
タの設定を行なうようにしていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のクランプ位置の設定方法では、クランプ位置を金
型ごとに設定する必要があるためにその作業量が多くな
り、金型選択ミスやデータ入力ミスによって誤った位置
に設定することが起こりやすく、場合によってはフィン
ガーがワークに強く当たりすぎて曲げてしまうことがあ
る問題点があった。
【0006】また金型交換ごとにクランプ位置のデータ
を変更する必要があり、段取り時間が長くかかる問題点
もあった。
【0007】この考案はこのような従来の問題点に鑑み
なされたもので、新たに金型を装着する際や交換する際
に、自動的にフィンガーのクランプ位置を検出して記憶
し、作業者が手入力したりデータ変更したりする必要を
なくしてデータ入力ミスや金型選択ミスに起因するフィ
ンガーの損傷を避けることができ、段取り時間を短くす
ることもできるトランスファー装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この考案は、平行に対向
した一対のフィードバーにワークをクランプするための
複数のフィンガーが相対向して設けられ、前記フィード
バーを長手方向へ往復移動させ、かつ接近離反させるフ
ィードバー駆動手段を備えて成るトランスファー装置に
おいて、前記フィンガーのワーク接触部にワークとの接
触を検出するワーク検出手段と、前記フィードバーの接
近時に前記ワーク検出手段によって検出したフィンガー
とワークとの接触位置をワーククランプ位置として記憶
する記憶手段と、金型装着時に前記フィードバー駆動手
段を駆動させてフィードバーを接近方向に駆動し、前記
ワーク検出手段にフィンガーがワークと接触する位置を
検出させ、その接触位置をワーククランプ位置として前
記記憶手段に記憶させるクランプ位置制御手段とを備え
たものである。
【0009】
【作用】この考案のトランスファー装置では、フィード
バー駆動手段が一対のフィードバーを互いに接近させて
フィンガーによってワークをクランプする。次に、フィ
ードバーを送り方向へ移動させてワークを所定の加工位
置に位置させ、その後、一対のフィードバーを互いに離
反させてワークをアンクランプし、最後にフィードバー
を送り方向と反対方向へ移動させる。
【0010】このようなトランスファー装置において、
新たに金型を装着したような場合に、最初にクランプ位
置制御手段がフィードバー駆動手段を駆動させてフィー
ドバーを接近方向に駆動し、ワーク検出手段にフィンガ
ーがワークと接触する位置を検出させ、その接触位置を
ワーククランプ位置として記憶手段に記憶させる。
【0011】こうして、実加工に先立ってワーククラン
プ位置をあらかじめ自動的に検出してフィードバー駆動
手段に設定し、以後、記憶手段に記憶されたワーククラ
ンプ位置までフィードバーを移動させてワークをクラン
プし、加工を行なうようにする。
【0012】
【実施例】以下、この考案の実施例を図に基づいて詳説
する。
【0013】図3を参照して、トランスファー装置1は
駆動側作動装置3と従動側作動装置5を備えており、駆
動側作動装置3と従動側作動装置5との間に装着自在な
下型(図示せず)を備えたプレス(図示せず)の一部を
構成するボルスタ7が設けられており、このボルスタ7
の下型の上にワークWが支持されるようになっている。
【0014】駆動側作動装置3は、ワークWの送り方向
(図3では左右方向)へ延伸して平行、かつ対向して設
けられた一対のフィードバー9の一端部側を支持し、従
動側作動装置5は、一対のフィードバー9の他端部側を
支持している。この一対のフィードバー9には、ワーク
Wをクランプするための複数のフィンガー11が相対向
して設けられている。
【0015】駆動側作動装置3の詳細を図4、図5、図
6に基づいて説明すると、ケーシング13には、フィー
ドバー9の長手方向と直交する方向(図4においては紙
面に向かって表裏方向、図5では左右方向、図6では上
下方向)へ延伸した一対のガイドバー15が平行、かつ
対向するように設けられている。この一対のガイドバー
15には、フィードバー9の長手方向と直交する方向へ
往復移動自在に一対の支持ハウジング17が設けられて
いる。
【0016】支持ハウジング17の上部と下部とに設け
られたブッシュ19a,19bそれぞれには、ラック部
21aを備えたラック杆21が上下動自在に設けられて
いる。このブッシュ19aとラック杆21とにはキー溝
23が形成されていて、このキー溝23に回り止めキー
25を係合することにより、ラック杆21が回転するこ
となく上下動するようにされている。
【0017】ラック杆21の上部には、例えばリニアボ
ールベアリングケースのようなフィードバーガイド27
が設けられており、このフィードバーガイド27に案内
されるための走行部29がフィードバー9の適宜位置に
設けられている。
【0018】このようにして、一対の支持ハウジング1
7がガイドバー15に沿って互いに接近離反することに
より、クランプ・アンクランプの作動として一対のフィ
ードバー9が互いに接近離反動作し、またフィードバー
ガイド27に沿って走行部29が往復移動することによ
り、アドバンス・リターンの作動として一対のフィード
バー9がその長手方向に往復移動し、さらに、ラック杆
21がブッシュ19a,19bに沿って上下動すること
により、リフト・ダウンの作動として一対のフィードバ
ー9が上下動することができる。
【0019】一対のフィードバー9を互いに接近離反駆
動するために、駆動側作動装置3にはクランプ・アンク
ランプ作動機構31が設けられている。すなわち、ケー
シング13におけるフレーム33に回転装置35が設け
られていて、この回転装置35における回転自在な回転
部材37の対称的な偏心位置には、一端部を支持ハウジ
ング17に回転自在に連結された円弧状のリンク39
a,39bの他端部が回転自在に連結されている。この
回転部材37を適宜に回転させるために、回転部材37
にピニオン(図示せず)が設けられており、このピニオ
ン37には、往復移動自在な往復作動杆(図示せず)に
設けられたラック(図示せず)が噛合されている。
【0020】この構成によって、往復作動杆を往復作動
させて回転部材37を往復移動させることにより、クラ
ンプ・アンクランプの作動として一対の支持ハウジング
17を介して一対のフィードバー9が互いに接近離反移
動される。
【0021】一対のフィードバー9を往復移動させるた
めに、駆動側作動装置3には、例えば実開昭61−12
2027号公報に示されているような公知のカム機構
(図示せず)が設けられている。
【0022】さらに一対のフィードバー9を上下動させ
るために、駆動側作動装置3にはリフト・ダウン作動機
構41が設けられている。すなわち、ケーシング13に
は、ガイドバー15と同じ方向へ延伸した回転自在なス
プライン軸43が一対の支持ハウジング17を貫通して
設けられている。このスプライン軸43の適宜位置に
は、ブッシュ45が係合されており、さらにこのブッシ
ュ45が支持ハウジング17に回転可能に支持されてい
る(図8参照)。そして、このブッシュ45には、ラッ
ク杆21におけるラック部21aと噛合するためにピニ
オン47が一体的に設けられている。
【0023】さらに、スプライン軸43を回転させるた
めに、スプライン軸43の後部の適宜位置にブッシュ4
9が係合させており、このブッシュ49に左右方向へ揺
動自在な揺動アーム51が一体的に設けられている。
【0024】さらにこの揺動アーム51を左右方向へ揺
動させるために、揺動アーム51のアーム部51aに連
結リンク53の一端が回転自在に連結されており、この
連結リンク53の他端がケーシング13内に左右方向に
移動自在に設けられたロッド55の一端に回転自在に連
結されている。
【0025】この構成によって、ロッド55を左右方向
に移動させることにより、揺動アーム49が左右方向へ
揺動し、これによってスプライン軸43が適宜に回転さ
せられ、このスプライン軸43が回転することにより、
ピニオン47が回転し、ラック杆21が上下動される。
したがって、スプライン軸43を適宜に回転させること
によって、一対のフィードバー9がリフト・ダウンの作
動として上下動されることになる。
【0026】上記のロッド55を左右方向へ移動させる
ために、ケーシング13の適宜位置に左右方向へ揺動自
在なカムレバー57が設けられており、このカムレバー
57の端部がロッド55の中央部付近に回転自在に連結
されている。より詳細には、カムレバー57の端部付近
には長穴59が形成されていて、この長穴59に往復移
動自在なスライダ61が設けられている。そしてこのス
ライダ61には、ロッド55におけるピン63がブッシ
ュ65を介して回転自在に設けられている。
【0027】こうして、カムレバー57を左右方向へ揺
動させることにより、ロッド55、揺動アーム51が左
右方向へ揺動されることになる。
【0028】上記のカムレバー57を左右方向へ揺動さ
せるために、ケーシング13内にはリフト・ダウンカム
機構67が設けられている。すなわち、リフト・ダウン
カム機構67における伝動軸69がケーシング13に回
転自在に設けられており、この伝動軸69がラム(図示
せず)を上下動させるためのクランク軸(図示せず)に
連動連結されている。また伝動軸69の適宜位置にはリ
フト・ダウン用カム板71が一体的に設けられており、
カムレバー57の適宜位置には回転自在なカムフォロア
73がリフト・ダウン用カム板71のカム面と接触する
ように設けられている。
【0029】この構成によって、ラムのクランク軸と同
期して伝動軸69を適宜に回転させることによりリフト
・ダウン用カム板71が回転し、カムレバー57が左右
方向へ揺動されることになる。
【0030】なお、カムフォロア73をリフト・ダウン
用カム板71のカム面に常に接触した状態に保つため
に、駆動側作動装置3にカム面接触装置75が設けられ
ている。すなわち、スプライン軸43の後端部にはブッ
シュ77を介して左右方向へ揺動自在な連動レバー79
が一体的に設けられている。そしてこの連動レバー79
の一端79aに、ケーシング13に装着された複動式エ
アシリンダ81から上下方向(図7において下方向)へ
突出自在なピストンロッド83の先端部が連結部材85
を介して回転自在に連結されている(図7参照)。
【0031】この構成により、エアシリンダ81を適宜
に操作して常に一定圧でピストンロッド83を下方へ引
き下げることにより、カムレバー57に一定の力が右方
向へ働き、常時カムフォロア73とリフト・ダウン用カ
ム板71のカム面とが接触状態を保つようになる。
【0032】なお、駆動側作動装置3と従動側作動装置
5におけるフィードバー9のリフト・ダウンの作動を同
期して行なわせるために、連動レバー79の他端77b
に連結ロッド87の一端が連結されており、この連結ロ
ッド87の他端が従動側作動装置5の連動レバー(図示
せず)の一端に連結されている(図7参照)。
【0033】一対のフィードバー9を押し上げるために
駆動側作動装置3には、一対の押し上げ装置89が設け
られており、この押し上げ装置89を適宜に操作してラ
ック杆21を押し上げ、これにより一対のフィードバー
9を所定の力で押し上げるようにしている。
【0034】このような機構を備えたトランスファー装
置において、ワークWを一対のフィードバー9の相対向
するフィンガー11によってクランプするために、新た
に金型を装着したときに、ワークWのクランプ位置を設
定する。このクランプ位置の設定機構は、次のようにな
っている。
【0035】図1に示すように、プレススライド101
の下部に上金型103が取り付けられ、これらに対向す
る下方のボルスタ105の上部に下金型107が取り付
けられている。そして、これらの上下の金型103,1
07間にフィードバー9によってワークWを搬入してプ
レス加工するのであるが、一対のフィードバー9それぞ
れの互い相対向する位置に取り付けられているフィンガ
ー11各々の内部に接触緩衝用のスプリング109が設
けられ、一方のフィンガー11には、ワークWがこのス
プリング109に接触した時にオン・オフ動作するリミ
ットスイッチ111が設けられている。そして、このリ
ミットスイッチ111の検出信号がクランプ位置制御回
路113に入力されるようになっている。
【0036】フィードバー位置制御のための回路構成に
ついて説明すると、フィードバー9をクランプ・アンク
ランプ方向に低速で往復移動させるフィードバー駆動回
路115と、このフィードバー駆動回路115にクラン
プ位置自動設定のためにクランプ・アンクランプ位置の
間で低速駆動指令を与え、リミットスイッチ111のワ
ーク検出信号を受けてフィードバー9のクランプ位置を
検出し、そのときのフィードバー位置を新たに装着され
た金型103,107に対するクランプ位置として記憶
する記憶回路117が備えられている。
【0037】次に、上記回路によるクランプ位置自動設
定動作について説明する。
【0038】図2のフローチャートに示すように、クラ
ンプ位置制御回路113はフィードバー駆動回路115
に対してフィードバー9をまずアンクランプ方向に移動
させる指令を出し、フィードバー駆動回路115はフィ
ードバー9をアンクランプ方向に移動させる(ステップ
S1)。
【0039】フィードバー9がアンクランンプ端まで移
動されたならば、原点0調整を行なう(ステップS2,
S3)。
【0040】続いて、クランプ位置制御回路113はフ
ィードバー駆動回路115に対してフィードバー9をク
ランプ方向に移動させる指令を出し、フィードバー駆動
回路115はフィードバー9を低速でクランプ方向に移
動させる(ステップS4)。
【0041】これによってフィードバー9がワークWに
近づき、フィンガー11のスプリング109がワークW
と接触し、リミットスイッチ111が動作すれば(ステ
ップS5)、この信号を受けてクランプ位置制御回路1
13はフィードバー駆動回路115にフィードバーのク
ランプ方向への移動を停止させる指令を出し(ステップ
S6)、この際のフィードバー9の位置を記憶回路11
7に記憶させる(ステップS7)。なお、この記憶回路
117への記憶は、フィードバー9を駆動させるサーボ
モータの回転位置として登録する。
【0042】このようにして、クランプ位置制御回路1
13によってワーククランプ位置を検出し、自動登録す
ることにより、以後、実際の加工に当たっては、クラン
プ位置制御回路113がフィードバー駆動回路115に
対してクランプ指令を出力する際に記憶回路117に記
憶されているクランプ位置までフィードバー9をクラン
プ方向へ移動させる指令として与え、フィードバー駆動
回路115は、クランプ位置制御回路113から与えら
れるクランプ位置までフィードバー9を移動させること
により、ワークWをクランプするようになる。
【0043】こうして、プレス加工機に新たに金型が装
着された場合には、自動的にワーククランプ位置を検出
して登録することができ、従来のように作業者が手入力
によりクランプ位置を設定する作業が必要でなくなり、
自動的に正しいクランプ位置を設定することができるよ
うになる。
【0044】なお、ワーククランプ位置を検出する検出
手段としては、上記の機械的なリミットスイッチに代え
て、光電スイッチ、近接スイッチ、タッチスイッチなど
を用いることもできる。
【0045】また検出手段を一対のフィードバーそれぞ
れに設けられているフィンガー各々に取り付けるように
してもよく、その場合には、ワーク検出時のフィードバ
ー各々の位置を登録するようにすることにより、一対の
フィードバーが対称的に動かない場合でもクランプ位置
を自動的に正しく設定することができるようになる。
【0046】
【考案の効果】以上のようにこの考案によれば、新たに
金型を装着したような場合に、実加工に先立って最初
に、クランプ位置制御手段がフィードバー駆動手段を駆
動させてフィードバーを接近方向に駆動し、ワーク検出
手段にフィンガーがワークと接触する位置を検出させ、
その接触位置をワーククランプ位置として記憶手段に記
憶させるようにしているため、実加工に先立ってワーク
クランプ位置をあらかじめ自動的に検出してフィードバ
ー駆動手段に設定し、以後、記憶手段に記憶されたワー
ククランプ位置までフィードバーを移動させてワークを
クランプし、加工を行なうようにすることができ、従来
のように金型交換時に作業者が新たにクランプ位置を手
入力によりデータ設定する必要がなくなり、手入力の場
合に発生しやすい誤入力によるデータミスを防ぐことが
でき、作業者の負担を軽減することができると共に、金
型交換時の段取り時間を短くすることができ、さらに
は、データミスによってワークにフィンガーが強く当た
って損傷するような事故の発生も未然に防ぐことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の回路ブロック図。
【図2】上記実施例の動作を示すフローチャート。
【図3】一般的なトランスファー装置の機械構成図。
【図4】図6におけるIV−IV線断面図。
【図5】図6におけるV−V線断面図。
【図6】一般的なトランスファー装置の駆動側作動装置
の平面図。
【図7】図6におけるVII 矢視部分の図。
【図8】図4におけるVIII−VIII線に沿った図。
【符号の説明】
9 フィードバー 11 フィンガー 109 スプリング 111 リミットスイッチ 113 クランプ位置制御回路 115 フィードバー駆動回路 117 記憶回路

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行に対向した一対のフィードバーにワ
    ークをクランプするための複数のフィンガーが相対向し
    て設けられ、前記フィードバーを長手方向へ往復移動さ
    せ、かつ接近離反させるフィードバー駆動手段を備えて
    成るトランスファー装置において、 前記フィンガーのワーク接触部にワークとの接触を検出
    するワーク検出手段と、 前記フィードバーの接近時に前記ワーク検出手段によっ
    て検出したフィンガーとワークとの接触位置をワークク
    ランプ位置として記憶する記憶手段と、 金型装着時に前記フィードバー駆動手段を駆動させてフ
    ィードバーを接近方向に駆動し、前記ワーク検出手段に
    フィンガーがワークと接触する位置を検出させ、その接
    触位置をワーククランプ位置として前記記憶手段に記憶
    させるクランプ位置制御手段とを備えて成るトランスフ
    ァー装置。
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