JPH069728U - トランスファー装置 - Google Patents

トランスファー装置

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JPH069728U
JPH069728U JP4933592U JP4933592U JPH069728U JP H069728 U JPH069728 U JP H069728U JP 4933592 U JP4933592 U JP 4933592U JP 4933592 U JP4933592 U JP 4933592U JP H069728 U JPH069728 U JP H069728U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金型交換時のクランプ位置を自動的に設定す
る。 【構成】 この考案のトランスファー装置は、フィード
バー駆動手段が一対のフィードバーを互いに接近させて
フィンガーによってワークをクランプする。そして、新
たに金型を装着したような場合には、最初にクランプ位
置制御手段がフィードバー駆動手段を駆動させてフィー
ドバーを接近方向に駆動し、ワーク検出手段にフィンガ
ーがワークと接触する位置を検出させ、その接触位置を
ワーククランプ位置として記憶手段に記憶させる。こう
して、実加工に先立ってワーククランプ位置をあらかじ
め自動的に検出してフィードバー駆動手段に設定し、以
後、記憶手段に記憶されたワーククランプ位置までフィ
ードバーを移動させてワークをクランプし、加工を行な
うようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、トランスファー装置に関する。さらに詳しくは、独立した複数の ワークに順次に一連の加工を施すべく、直線状に等間隔に配置した複数のプレス あるいは複数の金型を直線状に等間隔に装着したプレスにおけるトランスファー 装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
トランスファー装置は、ワークの送り方向へ延伸した一対のフィードバーを備 えると共に、この一対のフィードバーにワークをクランプするための複数のフィ ンガーを相対向して設けている。そして一対のフィードバーは、互いに接近離反 自在、かつフィードバーの長手方向に往復移動自在とし、さらに3次元トランス ファー装置の場合には上下動自在とし、フィードバー駆動手段によってそれらの 2次元的、あるいは3次元的な動きができるようにしている。
【0003】 したがって、下金型上に載置されているワークに対してフィードバーにクラン プ・アンクランプの作動を行なわせる場合には、一対のフィードバーを互いに接 近離反させてフィンガーによってワークをクランプさせたり、アンクランプさせ たりし、アドバンス・リターンの作動を行なわせる場合には、一対のフィードバ ーを長手方向に適宜に往復移動させ、さらにリフト・ダウンの作動を行なわせる 場合には、一対のフィードバーを適宜に上下動させている。
【0004】 ところで、このようなトランスファー装置においては、ワークを相対向するフ ィンガーでクランプする位置をあらかじめ設定し、フィードバーを接近方向に駆 動する駆動手段としてのサーボモータを制御してそのクランプ位置で停止させて ワークをクランプするのが一般的であるが、従来は、クランプするために一対の フィードバーを接近方向に移動させる移動量を作業者がNCのキーボードから手 入力して金型別にあらかじめデータの設定を行なうようにしていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、このような従来のクランプ位置の設定方法では、クランプ位置を金 型ごとに設定する必要があるためにその作業量が多くなり、金型選択ミスやデー タ入力ミスによって誤った位置に設定することが起こりやすく、場合によっては フィンガーがワークに強く当たりすぎて曲げてしまうことがある問題点があった 。
【0006】 また金型交換ごとにクランプ位置のデータを変更する必要があり、段取り時間 が長くかかる問題点もあった。
【0007】 この考案はこのような従来の問題点に鑑みなされたもので、新たに金型を装着 する際や交換する際に、自動的にフィンガーのクランプ位置を検出して記憶し、 作業者が手入力したりデータ変更したりする必要をなくしてデータ入力ミスや金 型選択ミスに起因するフィンガーの損傷を避けることができ、段取り時間を短く することもできるトランスファー装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案は、平行に対向した一対のフィードバーにワークをクランプするため の複数のフィンガーが相対向して設けられ、前記フィードバーを長手方向へ往復 移動させ、かつ接近離反させるフィードバー駆動手段を備えて成るトランスファ ー装置において、前記フィンガーのワーク接触部にワークとの接触を検出するワ ーク検出手段と、前記フィードバーの接近時に前記ワーク検出手段によって検出 したフィンガーとワークとの接触位置をワーククランプ位置として記憶する記憶 手段と、金型装着時に前記フィードバー駆動手段を駆動させてフィードバーを接 近方向に駆動し、前記ワーク検出手段にフィンガーがワークと接触する位置を検 出させ、その接触位置をワーククランプ位置として前記記憶手段に記憶させるク ランプ位置制御手段とを備えたものである。
【0009】
【作用】
この考案のトランスファー装置では、フィードバー駆動手段が一対のフィード バーを互いに接近させてフィンガーによってワークをクランプする。次に、フィ ードバーを送り方向へ移動させてワークを所定の加工位置に位置させ、その後、 一対のフィードバーを互いに離反させてワークをアンクランプし、最後にフィー ドバーを送り方向と反対方向へ移動させる。
【0010】 このようなトランスファー装置において、新たに金型を装着したような場合に 、最初にクランプ位置制御手段がフィードバー駆動手段を駆動させてフィードバ ーを接近方向に駆動し、ワーク検出手段にフィンガーがワークと接触する位置を 検出させ、その接触位置をワーククランプ位置として記憶手段に記憶させる。
【0011】 こうして、実加工に先立ってワーククランプ位置をあらかじめ自動的に検出し てフィードバー駆動手段に設定し、以後、記憶手段に記憶されたワーククランプ 位置までフィードバーを移動させてワークをクランプし、加工を行なうようにす る。
【0012】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図に基づいて詳説する。
【0013】 図3を参照して、トランスファー装置1は駆動側作動装置3と従動側作動装置 5を備えており、駆動側作動装置3と従動側作動装置5との間に装着自在な下型 (図示せず)を備えたプレス(図示せず)の一部を構成するボルスタ7が設けら れており、このボルスタ7の下型の上にワークWが支持されるようになっている 。
【0014】 駆動側作動装置3は、ワークWの送り方向(図3では左右方向)へ延伸して平 行、かつ対向して設けられた一対のフィードバー9の一端部側を支持し、従動側 作動装置5は、一対のフィードバー9の他端部側を支持している。この一対のフ ィードバー9には、ワークWをクランプするための複数のフィンガー11が相対 向して設けられている。
【0015】 駆動側作動装置3の詳細を図4、図5、図6に基づいて説明すると、ケーシン グ13には、フィードバー9の長手方向と直交する方向(図4においては紙面に 向かって表裏方向、図5では左右方向、図6では上下方向)へ延伸した一対のガ イドバー15が平行、かつ対向するように設けられている。この一対のガイドバ ー15には、フィードバー9の長手方向と直交する方向へ往復移動自在に一対の 支持ハウジング17が設けられている。
【0016】 支持ハウジング17の上部と下部とに設けられたブッシュ19a,19bそれ ぞれには、ラック部21aを備えたラック杆21が上下動自在に設けられている 。このブッシュ19aとラック杆21とにはキー溝23が形成されていて、この キー溝23に回り止めキー25を係合することにより、ラック杆21が回転する ことなく上下動するようにされている。
【0017】 ラック杆21の上部には、例えばリニアボールベアリングケースのようなフィ ードバーガイド27が設けられており、このフィードバーガイド27に案内され るための走行部29がフィードバー9の適宜位置に設けられている。
【0018】 このようにして、一対の支持ハウジング17がガイドバー15に沿って互いに 接近離反することにより、クランプ・アンクランプの作動として一対のフィード バー9が互いに接近離反動作し、またフィードバーガイド27に沿って走行部2 9が往復移動することにより、アドバンス・リターンの作動として一対のフィー ドバー9がその長手方向に往復移動し、さらに、ラック杆21がブッシュ19a ,19bに沿って上下動することにより、リフト・ダウンの作動として一対のフ ィードバー9が上下動することができる。
【0019】 一対のフィードバー9を互いに接近離反駆動するために、駆動側作動装置3に はクランプ・アンクランプ作動機構31が設けられている。すなわち、ケーシン グ13におけるフレーム33に回転装置35が設けられていて、この回転装置3 5における回転自在な回転部材37の対称的な偏心位置には、一端部を支持ハウ ジング17に回転自在に連結された円弧状のリンク39a,39bの他端部が回 転自在に連結されている。この回転部材37を適宜に回転させるために、回転部 材37にピニオン(図示せず)が設けられており、このピニオン37には、往復 移動自在な往復作動杆(図示せず)に設けられたラック(図示せず)が噛合され ている。
【0020】 この構成によって、往復作動杆を往復作動させて回転部材37を往復移動させ ることにより、クランプ・アンクランプの作動として一対の支持ハウジング17 を介して一対のフィードバー9が互いに接近離反移動される。
【0021】 一対のフィードバー9を往復移動させるために、駆動側作動装置3には、例え ば実開昭61−122027号公報に示されているような公知のカム機構(図示 せず)が設けられている。
【0022】 さらに一対のフィードバー9を上下動させるために、駆動側作動装置3にはリ フト・ダウン作動機構41が設けられている。すなわち、ケーシング13には、 ガイドバー15と同じ方向へ延伸した回転自在なスプライン軸43が一対の支持 ハウジング17を貫通して設けられている。このスプライン軸43の適宜位置に は、ブッシュ45が係合されており、さらにこのブッシュ45が支持ハウジング 17に回転可能に支持されている(図8参照)。そして、このブッシュ45には 、ラック杆21におけるラック部21aと噛合するためにピニオン47が一体的 に設けられている。
【0023】 さらに、スプライン軸43を回転させるために、スプライン軸43の後部の適 宜位置にブッシュ49が係合させており、このブッシュ49に左右方向へ揺動自 在な揺動アーム51が一体的に設けられている。
【0024】 さらにこの揺動アーム51を左右方向へ揺動させるために、揺動アーム51の アーム部51aに連結リンク53の一端が回転自在に連結されており、この連結 リンク53の他端がケーシング13内に左右方向に移動自在に設けられたロッド 55の一端に回転自在に連結されている。
【0025】 この構成によって、ロッド55を左右方向に移動させることにより、揺動アー ム49が左右方向へ揺動し、これによってスプライン軸43が適宜に回転させら れ、このスプライン軸43が回転することにより、ピニオン47が回転し、ラッ ク杆21が上下動される。したがって、スプライン軸43を適宜に回転させるこ とによって、一対のフィードバー9がリフト・ダウンの作動として上下動される ことになる。
【0026】 上記のロッド55を左右方向へ移動させるために、ケーシング13の適宜位置 に左右方向へ揺動自在なカムレバー57が設けられており、このカムレバー57 の端部がロッド55の中央部付近に回転自在に連結されている。より詳細には、 カムレバー57の端部付近には長穴59が形成されていて、この長穴59に往復 移動自在なスライダ61が設けられている。そしてこのスライダ61には、ロッ ド55におけるピン63がブッシュ65を介して回転自在に設けられている。
【0027】 こうして、カムレバー57を左右方向へ揺動させることにより、ロッド55、 揺動アーム51が左右方向へ揺動されることになる。
【0028】 上記のカムレバー57を左右方向へ揺動させるために、ケーシング13内には リフト・ダウンカム機構67が設けられている。すなわち、リフト・ダウンカム 機構67における伝動軸69がケーシング13に回転自在に設けられており、こ の伝動軸69がラム(図示せず)を上下動させるためのクランク軸(図示せず) に連動連結されている。また伝動軸69の適宜位置にはリフト・ダウン用カム板 71が一体的に設けられており、カムレバー57の適宜位置には回転自在なカム フォロア73がリフト・ダウン用カム板71のカム面と接触するように設けられ ている。
【0029】 この構成によって、ラムのクランク軸と同期して伝動軸69を適宜に回転させ ることによりリフト・ダウン用カム板71が回転し、カムレバー57が左右方向 へ揺動されることになる。
【0030】 なお、カムフォロア73をリフト・ダウン用カム板71のカム面に常に接触し た状態に保つために、駆動側作動装置3にカム面接触装置75が設けられている 。すなわち、スプライン軸43の後端部にはブッシュ77を介して左右方向へ揺 動自在な連動レバー79が一体的に設けられている。そしてこの連動レバー79 の一端79aに、ケーシング13に装着された複動式エアシリンダ81から上下 方向(図7において下方向)へ突出自在なピストンロッド83の先端部が連結部 材85を介して回転自在に連結されている(図7参照)。
【0031】 この構成により、エアシリンダ81を適宜に操作して常に一定圧でピストンロ ッド83を下方へ引き下げることにより、カムレバー57に一定の力が右方向へ 働き、常時カムフォロア73とリフト・ダウン用カム板71のカム面とが接触状 態を保つようになる。
【0032】 なお、駆動側作動装置3と従動側作動装置5におけるフィードバー9のリフト ・ダウンの作動を同期して行なわせるために、連動レバー79の他端77bに連 結ロッド87の一端が連結されており、この連結ロッド87の他端が従動側作動 装置5の連動レバー(図示せず)の一端に連結されている(図7参照)。
【0033】 一対のフィードバー9を押し上げるために駆動側作動装置3には、一対の押し 上げ装置89が設けられており、この押し上げ装置89を適宜に操作してラック 杆21を押し上げ、これにより一対のフィードバー9を所定の力で押し上げるよ うにしている。
【0034】 このような機構を備えたトランスファー装置において、ワークWを一対のフィ ードバー9の相対向するフィンガー11によってクランプするために、新たに金 型を装着したときに、ワークWのクランプ位置を設定する。このクランプ位置の 設定機構は、次のようになっている。
【0035】 図1に示すように、プレススライド101の下部に上金型103が取り付けら れ、これらに対向する下方のボルスタ105の上部に下金型107が取り付けら れている。そして、これらの上下の金型103,107間にフィードバー9によ ってワークWを搬入してプレス加工するのであるが、一対のフィードバー9それ ぞれの互い相対向する位置に取り付けられているフィンガー11各々の内部に接 触緩衝用のスプリング109が設けられ、一方のフィンガー11には、ワークW がこのスプリング109に接触した時にオン・オフ動作するリミットスイッチ1 11が設けられている。そして、このリミットスイッチ111の検出信号がクラ ンプ位置制御回路113に入力されるようになっている。
【0036】 フィードバー位置制御のための回路構成について説明すると、フィードバー9 をクランプ・アンクランプ方向に低速で往復移動させるフィードバー駆動回路1 15と、このフィードバー駆動回路115にクランプ位置自動設定のためにクラ ンプ・アンクランプ位置の間で低速駆動指令を与え、リミットスイッチ111の ワーク検出信号を受けてフィードバー9のクランプ位置を検出し、そのときのフ ィードバー位置を新たに装着された金型103,107に対するクランプ位置と して記憶する記憶回路117が備えられている。
【0037】 次に、上記回路によるクランプ位置自動設定動作について説明する。
【0038】 図2のフローチャートに示すように、クランプ位置制御回路113はフィード バー駆動回路115に対してフィードバー9をまずアンクランプ方向に移動させ る指令を出し、フィードバー駆動回路115はフィードバー9をアンクランプ方 向に移動させる(ステップS1)。
【0039】 フィードバー9がアンクランンプ端まで移動されたならば、原点0調整を行な う(ステップS2,S3)。
【0040】 続いて、クランプ位置制御回路113はフィードバー駆動回路115に対して フィードバー9をクランプ方向に移動させる指令を出し、フィードバー駆動回路 115はフィードバー9を低速でクランプ方向に移動させる(ステップS4)。
【0041】 これによってフィードバー9がワークWに近づき、フィンガー11のスプリン グ109がワークWと接触し、リミットスイッチ111が動作すれば(ステップ S5)、この信号を受けてクランプ位置制御回路113はフィードバー駆動回路 115にフィードバーのクランプ方向への移動を停止させる指令を出し(ステッ プS6)、この際のフィードバー9の位置を記憶回路117に記憶させる(ステ ップS7)。なお、この記憶回路117への記憶は、フィードバー9を駆動させ るサーボモータの回転位置として登録する。
【0042】 このようにして、クランプ位置制御回路113によってワーククランプ位置を 検出し、自動登録することにより、以後、実際の加工に当たっては、クランプ位 置制御回路113がフィードバー駆動回路115に対してクランプ指令を出力す る際に記憶回路117に記憶されているクランプ位置までフィードバー9をクラ ンプ方向へ移動させる指令として与え、フィードバー駆動回路115は、クラン プ位置制御回路113から与えられるクランプ位置までフィードバー9を移動さ せることにより、ワークWをクランプするようになる。
【0043】 こうして、プレス加工機に新たに金型が装着された場合には、自動的にワーク クランプ位置を検出して登録することができ、従来のように作業者が手入力によ りクランプ位置を設定する作業が必要でなくなり、自動的に正しいクランプ位置 を設定することができるようになる。
【0044】 なお、ワーククランプ位置を検出する検出手段としては、上記の機械的なリミ ットスイッチに代えて、光電スイッチ、近接スイッチ、タッチスイッチなどを用 いることもできる。
【0045】 また検出手段を一対のフィードバーそれぞれに設けられているフィンガー各々 に取り付けるようにしてもよく、その場合には、ワーク検出時のフィードバー各 々の位置を登録するようにすることにより、一対のフィードバーが対称的に動か ない場合でもクランプ位置を自動的に正しく設定することができるようになる。
【0046】
【考案の効果】
以上のようにこの考案によれば、新たに金型を装着したような場合に、実加工 に先立って最初に、クランプ位置制御手段がフィードバー駆動手段を駆動させて フィードバーを接近方向に駆動し、ワーク検出手段にフィンガーがワークと接触 する位置を検出させ、その接触位置をワーククランプ位置として記憶手段に記憶 させるようにしているため、実加工に先立ってワーククランプ位置をあらかじめ 自動的に検出してフィードバー駆動手段に設定し、以後、記憶手段に記憶された ワーククランプ位置までフィードバーを移動させてワークをクランプし、加工を 行なうようにすることができ、従来のように金型交換時に作業者が新たにクラン プ位置を手入力によりデータ設定する必要がなくなり、手入力の場合に発生しや すい誤入力によるデータミスを防ぐことができ、作業者の負担を軽減することが できると共に、金型交換時の段取り時間を短くすることができ、さらには、デー タミスによってワークにフィンガーが強く当たって損傷するような事故の発生も 未然に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の回路ブロック図。
【図2】上記実施例の動作を示すフローチャート。
【図3】一般的なトランスファー装置の機械構成図。
【図4】図6におけるIV−IV線断面図。
【図5】図6におけるV−V線断面図。
【図6】一般的なトランスファー装置の駆動側作動装置
の平面図。
【図7】図6におけるVII 矢視部分の図。
【図8】図4におけるVIII−VIII線に沿った図。
【符号の説明】
9 フィードバー 11 フィンガー 109 スプリング 111 リミットスイッチ 113 クランプ位置制御回路 115 フィードバー駆動回路 117 記憶回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行に対向した一対のフィードバーにワ
    ークをクランプするための複数のフィンガーが相対向し
    て設けられ、前記フィードバーを長手方向へ往復移動さ
    せ、かつ接近離反させるフィードバー駆動手段を備えて
    成るトランスファー装置において、 前記フィンガーのワーク接触部にワークとの接触を検出
    するワーク検出手段と、 前記フィードバーの接近時に前記ワーク検出手段によっ
    て検出したフィンガーとワークとの接触位置をワークク
    ランプ位置として記憶する記憶手段と、 金型装着時に前記フィードバー駆動手段を駆動させてフ
    ィードバーを接近方向に駆動し、前記ワーク検出手段に
    フィンガーがワークと接触する位置を検出させ、その接
    触位置をワーククランプ位置として前記記憶手段に記憶
    させるクランプ位置制御手段とを備えて成るトランスフ
    ァー装置。
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