JPH0741426Y2 - リニアモータ式カーテン開閉装置 - Google Patents
リニアモータ式カーテン開閉装置Info
- Publication number
- JPH0741426Y2 JPH0741426Y2 JP8051190U JP8051190U JPH0741426Y2 JP H0741426 Y2 JPH0741426 Y2 JP H0741426Y2 JP 8051190 U JP8051190 U JP 8051190U JP 8051190 U JP8051190 U JP 8051190U JP H0741426 Y2 JPH0741426 Y2 JP H0741426Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- curtain
- mover
- engaging
- energizing coil
- runner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
- Linear Motors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、カーテンの開閉用のリニアモータ式カーテン
開閉装置に関する。
開閉装置に関する。
「従来の技術およびその問題点」 従来、カーテン開閉装置として用いられるコイル可動型
リニアモータにおいて、可動子で先頭のカーテンランナ
(以下単に先頭ランナという)を係合する方法は、第4
図に示すごとく可動子41の先端部分を下方に向けて凹形
状に形成するものである。先頭ランナ9は可動子41の凹
部42により保持される(本出願人出願の実願昭62-19810
6号(実開平1-103385号))。しかしながら、2枚のカ
ーテンを同時に開閉する両開きタイプのカーテンを閉め
る場合、カーテンを吊り下げたカーテンランナを右側よ
り牽引する可動子は第4図に示す先頭右用可動子41で良
いが、左側よりカーテンランナを牽引する先頭左用可動
子は可動子41と対称形に形成されなければならない。従
って先頭右用,先頭左用および連結用の3種類の可動子
が必要となる。
リニアモータにおいて、可動子で先頭のカーテンランナ
(以下単に先頭ランナという)を係合する方法は、第4
図に示すごとく可動子41の先端部分を下方に向けて凹形
状に形成するものである。先頭ランナ9は可動子41の凹
部42により保持される(本出願人出願の実願昭62-19810
6号(実開平1-103385号))。しかしながら、2枚のカ
ーテンを同時に開閉する両開きタイプのカーテンを閉め
る場合、カーテンを吊り下げたカーテンランナを右側よ
り牽引する可動子は第4図に示す先頭右用可動子41で良
いが、左側よりカーテンランナを牽引する先頭左用可動
子は可動子41と対称形に形成されなければならない。従
って先頭右用,先頭左用および連結用の3種類の可動子
が必要となる。
また、可動子で先頭ランナを係合する他の方法として第
5図に示すごとく連結用可動子52と先頭部53とを係合さ
れてなる可動子51を用いるものである。先頭部53の後方
は連結用可動子52の先端部52Aと蟻溝結合するべく連結
用可動子52の後部52Bと同形状に形成される。先頭部53
の先端部分は下方に向けて凹部53を形成し、この凹部54
でもってカーテンランナ9を保持する(本出願人出願の
実願昭63-34240号(実開平1-141568号))。この方法に
おいても両開きカーテンの開閉には連結用可動子,右用
先頭部および左用先頭部を必要とする。
5図に示すごとく連結用可動子52と先頭部53とを係合さ
れてなる可動子51を用いるものである。先頭部53の後方
は連結用可動子52の先端部52Aと蟻溝結合するべく連結
用可動子52の後部52Bと同形状に形成される。先頭部53
の先端部分は下方に向けて凹部53を形成し、この凹部54
でもってカーテンランナ9を保持する(本出願人出願の
実願昭63-34240号(実開平1-141568号))。この方法に
おいても両開きカーテンの開閉には連結用可動子,右用
先頭部および左用先頭部を必要とする。
よって両開きカーテンの開閉において上記2つの方法で
はいずれも可動子若しくは先頭部の種類数が多くなると
いう問題点があった。
はいずれも可動子若しくは先頭部の種類数が多くなると
いう問題点があった。
「考案が解決しようとする課題」 本考案は上記の問題点を解決するためなされたものであ
り、その目的とするところは、両開きカーテンにおいて
可動子の種類数および先頭部の種類数の削減を図ること
ができるリニアモータ式カーテン開閉装置を提供するこ
とにある。
り、その目的とするところは、両開きカーテンにおいて
可動子の種類数および先頭部の種類数の削減を図ること
ができるリニアモータ式カーテン開閉装置を提供するこ
とにある。
「課題を解決するための手段」 前記目的を達成するための具体的手段は、第1図
(a),(b),第2図(a),(b)および第3図
(a),(b)に示すように、多数のカーテンランナ
(10)を移動自在に遊嵌してなるカーテンレール(4)
と、該カーテンレール(4)内に配設された永久磁石
(5)を含む固定子(7)と、該永久磁石(4)に沿っ
て可動子(2)を移動するリニアモータとを備え、かつ
前記可動子(2)を先頭部(1)と通電コイル部(3)
とに分割形成し、前記通電コイル部(3)の前後には蟻
溝結合可能な係合凸部(3A)と係合凹部(3B)を形成す
ると共に、前記先頭部(1はその前後において前記通電
コイル部(3)と接離自在に嵌着するべく、係合凹部
(1A,1B)および係合凸部のいずれかを形成し、前記可
動子(2)の移動によって先頭のカーテンランナ(9)
を牽引してカーテン(8)を両開き開閉することを特徴
とするリニアモータ式カーテン開閉装置が提供される。
(a),(b),第2図(a),(b)および第3図
(a),(b)に示すように、多数のカーテンランナ
(10)を移動自在に遊嵌してなるカーテンレール(4)
と、該カーテンレール(4)内に配設された永久磁石
(5)を含む固定子(7)と、該永久磁石(4)に沿っ
て可動子(2)を移動するリニアモータとを備え、かつ
前記可動子(2)を先頭部(1)と通電コイル部(3)
とに分割形成し、前記通電コイル部(3)の前後には蟻
溝結合可能な係合凸部(3A)と係合凹部(3B)を形成す
ると共に、前記先頭部(1はその前後において前記通電
コイル部(3)と接離自在に嵌着するべく、係合凹部
(1A,1B)および係合凸部のいずれかを形成し、前記可
動子(2)の移動によって先頭のカーテンランナ(9)
を牽引してカーテン(8)を両開き開閉することを特徴
とするリニアモータ式カーテン開閉装置が提供される。
「作用」 上記のように構成されたリニアモータ式カーテン開閉装
置では、可動子(2)を先頭部(1)と通電コイル部
(3)とに分割形成し、先頭部(1)はその前後におい
て係合凹部(1A,1B)および係合凸部のいずれかを形成
することにより、通電コイル部(3)の係合凸部(3A)
若しくは係合凹部(3B)は、先頭部(1)の前後のどち
らにも蟻溝結合可能となる。そして先頭部(1)は先頭
ランナ(9)を保持し、可動子(2)の移動によって先
頭ランナ(9)を牽引することによりカーテン(8)を
両開き開閉することができる。
置では、可動子(2)を先頭部(1)と通電コイル部
(3)とに分割形成し、先頭部(1)はその前後におい
て係合凹部(1A,1B)および係合凸部のいずれかを形成
することにより、通電コイル部(3)の係合凸部(3A)
若しくは係合凹部(3B)は、先頭部(1)の前後のどち
らにも蟻溝結合可能となる。そして先頭部(1)は先頭
ランナ(9)を保持し、可動子(2)の移動によって先
頭ランナ(9)を牽引することによりカーテン(8)を
両開き開閉することができる。
「実施例」 本考案の実施例について図面を参照し説明する。
第1図(a)はリニアモータ式カーテン開閉装置のラン
ナコネクタ1の正面図を示し、第1図(b)は右側面図
である。ランナコネクタ1は進行方向の前後に係合凹部
1A,1Bを形成し、ランナコネクタ1の下端には保持部1C
が形成される。第1図(b)に示すように、ランナコネ
クタ1上部の断面は、略コ字形状をなす。保持部1Cの厚
みは係合凹部1A,1Bより若干小さく形成される。ランナ
コネクタ1は先頭部をなす。
ナコネクタ1の正面図を示し、第1図(b)は右側面図
である。ランナコネクタ1は進行方向の前後に係合凹部
1A,1Bを形成し、ランナコネクタ1の下端には保持部1C
が形成される。第1図(b)に示すように、ランナコネ
クタ1上部の断面は、略コ字形状をなす。保持部1Cの厚
みは係合凹部1A,1Bより若干小さく形成される。ランナ
コネクタ1は先頭部をなす。
第2図(a)は本実施例における可動子2を示す斜視図
であり、第2図(a)はランナコネクタ1の右側に通電
コイル部3を嵌着する場合であり、第2図(b)はラン
ナコネクタ1の左側に通電コイル部3を嵌着する場合で
ある。通電コイル部3は進行方向の前後において係合凸
部3Aと係合凹部3Bを形成する。通電コイル部3は第5図
に示した連結用可動子52と同形状である。ランナコネク
タ1の係合凹部1A,1Bは通電コイル部3の係合凸部3Aよ
り若干大きく形成される。
であり、第2図(a)はランナコネクタ1の右側に通電
コイル部3を嵌着する場合であり、第2図(b)はラン
ナコネクタ1の左側に通電コイル部3を嵌着する場合で
ある。通電コイル部3は進行方向の前後において係合凸
部3Aと係合凹部3Bを形成する。通電コイル部3は第5図
に示した連結用可動子52と同形状である。ランナコネク
タ1の係合凹部1A,1Bは通電コイル部3の係合凸部3Aよ
り若干大きく形成される。
第3図(a)は本実施例におけるカーテンレール4の構
成を示す。カーテンレール4は内部に永久磁石5と給電
パターン6とを包含する固定子7を配設する。給電パタ
ーン6は通電コイル部3に電流を供給する。
成を示す。カーテンレール4は内部に永久磁石5と給電
パターン6とを包含する固定子7を配設する。給電パタ
ーン6は通電コイル部3に電流を供給する。
「作動」 上記の構成に基づき作動について図面を参照し説明す
る。第3図(b)は本実施例におけるカーテンレール4
の縦断面図である。両開きカーテン8の開閉方法は、供
給パターン6を介して通電コイル部3に電流が流れる
と、第3図(a)中の永久磁石5の磁束と通電コイル部
3の電流とのベクトル積によるフレミングの左手の法則
に従った推力が発生する。これにより通電コイル部3が
カーテンレール4内を滑動する。ランナコネクタ1は通
電コイル部3と蟻溝結合されているため通電コイル部と
一体となって滑動する。そして、ランナコネクタ1の保
持部1Cは先頭ランナ9を遊嵌し、カーテンランナ10に吊
り下げられたカーテン8が牽引され、可動子2の働きに
合わせてカーテン8が開閉する。
る。第3図(b)は本実施例におけるカーテンレール4
の縦断面図である。両開きカーテン8の開閉方法は、供
給パターン6を介して通電コイル部3に電流が流れる
と、第3図(a)中の永久磁石5の磁束と通電コイル部
3の電流とのベクトル積によるフレミングの左手の法則
に従った推力が発生する。これにより通電コイル部3が
カーテンレール4内を滑動する。ランナコネクタ1は通
電コイル部3と蟻溝結合されているため通電コイル部と
一体となって滑動する。そして、ランナコネクタ1の保
持部1Cは先頭ランナ9を遊嵌し、カーテンランナ10に吊
り下げられたカーテン8が牽引され、可動子2の働きに
合わせてカーテン8が開閉する。
以上説明した実施例ではランナコネクタ1の前後に係合
凹部1A,1Bを形成するものであるが、この係合凹部1A,1B
は通電コイル部3の係合凸部3Aと同形状をなす係合凸部
とすることもできる。その場合ランナコネクタ1は通電
コイル部3の係合凹部3Bと蟻溝結合される。
凹部1A,1Bを形成するものであるが、この係合凹部1A,1B
は通電コイル部3の係合凸部3Aと同形状をなす係合凸部
とすることもできる。その場合ランナコネクタ1は通電
コイル部3の係合凹部3Bと蟻溝結合される。
「考案の効果」 本考案は、上記の構成を有し先頭部の前後において通電
コイル部と接離自在に嵌着するべく、係合凹部および係
合凸部のいずれかを形成し、可動子の移動によって先頭
ランナを牽引してカーテンを両開き開閉するものである
から、可動子として通電コイル部が1種類となり、先頭
部が1種類となるため、可動子の種類数および先頭部の
種類数の削減が実現するという優れた効果がある。
コイル部と接離自在に嵌着するべく、係合凹部および係
合凸部のいずれかを形成し、可動子の移動によって先頭
ランナを牽引してカーテンを両開き開閉するものである
から、可動子として通電コイル部が1種類となり、先頭
部が1種類となるため、可動子の種類数および先頭部の
種類数の削減が実現するという優れた効果がある。
第1図(a)は本考案の実施例におけるランナコネクタ
の正面図、第1図(b)は右側面図、第2図(a)はラ
ンナコネクタの右側に通電コイル部を嵌着するときの可
動子の斜視図、第2図(b)はランナコネクタの左側に
通電コイル部を嵌着するときの可動子の斜視図、第3図
(a)はカーテンレールの横断面図、第3図(b)はカ
ーテンレールの縦断面図、第4図は一部を変形させて先
頭ランナを保持する従来の可動子の斜視図、第5図は連
結用可動子と先頭部を有する従来の可動子の斜視図であ
る。 1……ランナコネクタ(先頭部)、1A,1B……係合凹
部、2……可動子、3……通電コイル部、3A……係合凸
部、3B……係合凹部、4……カーテンレール、5……永
久磁石、7……固定子、8……カーテン、9……先頭の
カーテンランナ、10……カーテンランナ。
の正面図、第1図(b)は右側面図、第2図(a)はラ
ンナコネクタの右側に通電コイル部を嵌着するときの可
動子の斜視図、第2図(b)はランナコネクタの左側に
通電コイル部を嵌着するときの可動子の斜視図、第3図
(a)はカーテンレールの横断面図、第3図(b)はカ
ーテンレールの縦断面図、第4図は一部を変形させて先
頭ランナを保持する従来の可動子の斜視図、第5図は連
結用可動子と先頭部を有する従来の可動子の斜視図であ
る。 1……ランナコネクタ(先頭部)、1A,1B……係合凹
部、2……可動子、3……通電コイル部、3A……係合凸
部、3B……係合凹部、4……カーテンレール、5……永
久磁石、7……固定子、8……カーテン、9……先頭の
カーテンランナ、10……カーテンランナ。
Claims (1)
- 【請求項1】多数のカーテンランナを移動自在に遊嵌し
てなるカーテンレールと、該カーテンレール内に配設さ
れた永久磁石を含む固定子と、該永久磁石に沿って可動
子を移動するリニアモータとを備え、かつ前記可動子を
先頭部と通電コイル部とに分割形成し、前記通電コイル
部の前後には蟻溝結合可能な係合凸部と係合凹部を形成
すると共に、前記先頭部はその前後において前記通電コ
イル部と接離自在に嵌着するべく、係合凹部および係合
凸部のいずれかを形成し、前記可動子の移動によって先
頭のカーテンランナを牽引してカーテンを両開き開閉す
ることを特徴とするリニアモータ式カーテン開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8051190U JPH0741426Y2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | リニアモータ式カーテン開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8051190U JPH0741426Y2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | リニアモータ式カーテン開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0438773U JPH0438773U (ja) | 1992-04-02 |
JPH0741426Y2 true JPH0741426Y2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=31625640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8051190U Expired - Lifetime JPH0741426Y2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | リニアモータ式カーテン開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0741426Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-07-27 JP JP8051190U patent/JPH0741426Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0438773U (ja) | 1992-04-02 |
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